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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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61.  呪怨 (2003)
このシリーズ最大の不運は、「リング」同様、あまりにも有名になり過ぎた事と、他ならぬ監督本人が、自分の作品のどこに魅力(恐怖の本質)があったのかをまるで理解していなかった事だ。  OV版の恐怖感は、直接的な霊現象よりも、あくまで「人間」の持つ欲望や嫉妬心といった、深い業がそこに絡んでいるから生じたものであり、この劇場版のように、すべてが霊現象ありきではないから傑作足り得たのだ。  とにかく劇場版は恐怖表現が「ワンパターン」で飽きてくる。伽椰子や俊雄が露出しすぎ。幽霊でも何でも見慣れたら、それは非日常から日常に堕してしまうという事に留意するのが、「恐怖」を演出する上での最低限の常識では?  出てくるタイミングにも工夫がなく、全編通して安易な演出のオンパレード。女子高生に至っては失笑するしかない。まるで「伽椰子と愉快な怨霊たち」。ほとんどテーマパークのお化け屋敷のノリ。  もはやストーリー性も無く、各エピソードにもまったく繋がりがない。ストーリー性が無いので、時系列をバラバラにする必然性も感じないし、単に分かりにくくなっているだけ。
[ビデオ(字幕)] 4点(2003-10-21 12:16:58)
62.  THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に 《ネタバレ》 
『エヴァに出てくるセリフや伏線等で無駄なものはひとつも無い』。  この前提で見る事が基本中の基本。  確かに製作者の意図を離れていたり、説明しきれずに破綻している伏線もある。しかし「マルホランド・ドライブ」などの評価もそうだが、「理解出来ない=駄作」と即断してしまい、作品内に配置された謎や伏線を自分から積極的に解釈していこうという意欲が無いと、この作品の意外な奥深さや面白さを発見出来ないのも確か。しかしそれではあまりに勿体無い。  私も最初は「完全に破綻した」と思ったが、色々な本やサイトを参考に解釈した結果、謎に解釈を摺り寄せるようなマネをする事もなく、ほとんど全ての謎はすっきり理解できた(本は北村正裕氏著「エヴァンゲリオン解読」がお奨め)。  一見、破綻しているとしか思えない内容も、きちんとした知識と想像力を持って解釈すれば、設定やストーリーはもちろん、使用されるセリフや専門用語以外にも、各タイトルやキャラ名、シーン毎に使われる音楽に至るまで意味があり、その演出が齎す効果のあらゆる部分に監督の計算が浸透しており、決してデタラメな作品ではない事がよく分かる(使途とは何か、人類補完計画とは何か、ゼーレとゲンドウの目的の違いとは、レイは何者か、何故シンジはアスカの首を絞めるのか等、全て説明可能)。  ただそこまで理解したり、謎解きを楽しむには、この作品に対する愛着だけでなく、宗教や哲学、オカルト、神話、雑学的興味なども含め、相当の知的好奇心が必要とされるので、そこまで付き合えない人がいるのも仕方ないかも知れないが、あらゆる意味において強烈な印象と影響を残す歴史的傑作であった事に疑う余地は無い。OPだけでも一冊本が書けてしまう位の情報量が詰まっている作品なんてアニメに限らず前代未聞だろう。  この映画の公開直後から現在に至るまで、監督の妄想や裏切りと糾弾する人は多いが、それはこの作品を従来の普通の「ロボットアニメ」の感覚で見ているからだろう。例えば、やろうと思えば、ラストもシンジが大活躍して、量産機を倒しまくり、皆の魂を救ってハッピーエンドとする事も出来たはず。しかしシンジを「人類を守るヒーロー」にせず、とことん人間の内面や他者との付き合いに悩むキャラとして描き、「アイデンティティの追求」に徹した事に、この作品の意義があるのだ。
[映画館(邦画)] 10点(2003-10-20 12:41:35)(良:1票)
63.  ジュマンジ
これまた中身の無い、消費型娯楽映画の典型。まあ、頭をからっぽにして見るべきものだとは思うけど、どうにもハジけ方が中途半端で、コメディにもアドベンチャーにもなっていない。当時としてはCGのレベルはかなりのものだとは思うが、やはりこの手の「CG礼賛映画」に共通して感じることは、CGで描かれたものの「重みや存在感が希薄」ということ。実際のセットとの同調にズレがあったり、動きが不自然に滑らかすぎたりするので、中途半端にリアルなだけに齟齬が目立つ。この頃から「見所はCG、ストーリーは二の次」という主客転倒した映画(と、それを絶賛する観客)が増えて来ている。何でもCGに頼るのではなく、もっと効果的な使い方を考えて欲しい。
3点(2003-10-07 22:54:01)
64.  ジュラシック・パーク
maxさんの意見に同意。「恐竜が描かれているから、人間が描かれてなくてもいい」という評価があるのには呆れた。傑作「ゾンビ」では、ゾンビの存在はあくまで人間ドラマを際立たせるための「素材」という位置付けでしかなく、「ゾンビを描くために作ったパニック映画」ではないから傑作なのです。「パニック映画にストーリーなんていらねーよ」という見方も、そりゃひとつの見方ではありますけどね。しかし、パニック映画として見ても、登場人物達のいかにも「状況を悪化させるための」、ひいては「パニック映画として成立させるための」バカでお約束な行動の連続にはイライラさせられることも事実(動いちゃいけないところで動き、単独行動すべきでないところで、単独行動をして襲われる)。もっと深い内容に出来るはずの作品だっただけに、単純なパニック映画に仕上げられたことが残念です。
4点(2003-10-03 04:06:55)
65.  修羅雪姫(2001)
しょぼい。余りにもしょぼい。とにかく脚本と演出のダメっぷりが大きい。ストーリーも世界観もアクションもキャラの設定もすべてにおいてチープ&中途半端。銃弾をもかわす超人的な暗殺集団なのに、その殺陣の迫力のなさ、演出センスの悪さに至っては、監督や演出家にもっと日本の漫画を読んで勉強しろと言いたい(「るろうに剣心」「ベルセルク」「ドラゴンボール」「バキ」etc.etc.)。キャラ描写の「分かってない」部分も多い(あの仲間の青年は、ラストの戦いのシーンでやられそうになる彼女を助けるのが「パターン」だろが!)。ストーリー展開も終わり方もぞんざい極まりない。釈由美子のCOOLな魅力にかろうじて+2点献上。
2点(2003-09-29 00:04:56)
66.  死霊のえじき
ちなみオリジナル版の評価です。さすがロメロ監督。傑作です。超傑作の前作に比べたら多少物足りなく感じる部分もありますが、閉鎖空間での息詰まる人間ドラマは相変わらず秀逸です。特に導入部分における、海岸沿いのビル街の荒涼とした雰囲気はもう最高!空はいつもと変わらず爽やかに晴れ渡っているのに、地には死者の群れが蠢いている…。うっとり…。
9点(2003-09-18 21:29:02)
67.  情婦
時代を考えれば充分に傑作ではあるが、ありとあらゆる不可能犯罪やどんでん返しのパターンが出尽くした感のある現代のミステリー(特に島田荘司以降の新本格系)に毒されてしまった後では、悲しいかな、この位のどんでん返しではあまり驚けなくなってしまった(泣)。もっとも、この映画の魅力は法廷劇そのものよりも、生き生きとした登場人物に集約されている。特に看護婦と弁護士の掛け合いが楽しい。
8点(2003-09-10 01:53:56)
68.  12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
面白い。場面はひと部屋だけなのに、ここまで緊迫感のあるストーリーが作れてしまうことに驚嘆します。被告の罪の立証を通じて、その場に集う12人の人間ドラマを描き出すことがメインテーマなのでしょう。陪審制度や冤罪などを考える上でも意味のある作品。
8点(2003-08-30 08:04:22)
69.  ジュラシック・パークIII
結局このシリーズって恐竜のCGを見て驚くだけの、ただそれだけの映画。見た後に何も残らないのも当然。CGのクオリティを除けば単なるアニマルパニック映画ってだけで、ストーリー性やテーマ、人間ドラマなどは皆無(それが良いって人もいるだろうけど)。  あの夫婦はウソをついてまで人を島に連れてきて、そのせいで何人も死者を出しているのに、それに対する自責の念も無し。あげく彼らだけが助かるハッピーエンド。騒がしいだけのアマンダが喰われれば静かになって良かった(笑)。
[ビデオ(字幕)] 2点(2003-07-05 18:04:05)
70.  ジェイソンX 13日の金曜日 《ネタバレ》 
まあ、この作品にはホラー映画の「男はつらいよ」をめざして欲しい。  ラスト付近での「もう、いいって」というセリフや、大気圏に火だるまになりながら突っ込んでいくシーンや、それを地上で見ていたバカップルが「あ、流れ星」と言ったりと、完全に「分かってやっている」確信犯。  それを理解した上でなら、笑えます。ただ、どうせやるなら、もっとハデに、かつバカにやっても欲しかった。  エスカレートするのを望んで、次回作は「ジェイソンvsターミネーター」でお願いします。不死身度で言えば5:5。攻撃能力では4:6でターミネーター有利かな。でも良い勝負になりそうで期待は膨らむね。
[ビデオ(字幕)] 5点(2003-06-27 20:16:42)(笑:2票)
71.  少林サッカー 《ネタバレ》 
はっきり言って「バカの徹し方」が中途半端。  試合のシーンのアクション演出も迫力不足。  ギャグにしてもそこまで爆笑するような部分は見当たらず。  おまけにストーリーはあって無い様なもの。  あんな超人同士の戦いなんだから、フィールドに地雷が埋められているとか、金網電流デスマッチみたいなフィールドで試合するとか、青龍刀やヌンチャクなどの武器攻撃ありにするとか、もっとめちゃくちゃにやらないと。  不遜な事を言わせてもらうと、この程度のアクション演出やバカ演出で、これだけヒットしてしまうというところに、ある意味でアクション映画における表現レベルの低さが見て取れる。  やはりこういうのを見ると、「北斗の拳」や「男塾」などの漫画の凄さが分かるね(笑)。
[ビデオ(字幕)] 2点(2003-06-23 11:00:40)
72.  呪怨<OV>(2000) 《ネタバレ》 
邦画ホラーの中ではトップレベルの怖さ。しかし、このシリーズ最大の不運は、「リング」同様、あまりにも有名になり過ぎた事と、他ならぬ監督本人が、自分の作品のどこに魅力があったのかをまるで理解していなかった事。  今作の恐怖感は、直接的な霊現象よりも、あくまで「人間」の持つ欲望や嫉妬心といった、深い業がそこに絡んでいるから生じる恐怖であり、その後のシリーズのようにすべてが霊現象ありきではない、人間の生々しさこそが本質なのだ。  自分はこの作品がレンタル屋の邦画コーナーの片隅にひっそりと置かれていて、まったく話題にすらなっていなかった頃に見たので、その独特な恐怖演出のセンスに感心したけど、あまりにも有名になりすぎると、今度は陳腐さが目立つようになってしまった。その後の凋落ぶりを見ると、今作の完成度は偶然の産物だった可能性が高い。  だが、「リング」共々、邦画ホラーブームの火付け役となった今作の恐怖感は本物。 
[ビデオ(字幕)] 9点(2003-06-23 10:47:20)(良:2票)
73.  ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》 
要するにまともなホラー映画ではなく、意図的にB級を狙ったバカ映画。  都市伝説を元にした導入は不気味で期待させるが、あのアメコミ調の悪魔(?)みたいなのが出てきてからは、姉妹とのモンスターコントのような様相を呈していく。当然、ホラーとして真面目に見られるようなものではない。  作中で姉が弟に「ホラー映画でバカな行動して殺されるヤツがいるけど、あんたがそうよ!」みたいな事を言うが、そのセリフも含め、姉弟の明らかに確信犯的なバカっぷりに、怒りを通り越して呆れて、さらに一周して腹が立ってくる。  とにかくあんな安っぽいモンスターをまともに出してしまうところが監督の感性によるものか分からないが、個人的にこういう中途半端にフザけているようなB級ホラーは好きになれない。
[ビデオ(字幕)] 1点(2003-06-17 14:12:20)
74.  ジェヴォーダンの獣 《ネタバレ》 
見事なまでの中途半端さ。個人的にフランス映画に対して偏見を植え付けられた作品のひとつ。  ホラー、ファンタジー、恋愛、友情、アクション、エロス、謎解き、とエンターテイメントの要素をぶち込みすぎて、どれも見事なまでに中途半端な結果になっている。  特に無意味にカッコつけたアクションシーンは重厚な世界観から浮いてしまっていて、作品そのものを安っぽくしている。獣の動きや質感も、いかにもCGという感じで興醒め。そもそも本当に獣ってwww。  序盤で助けた女の存在理由も意味不明のまま。  とにかく何事にも「やるならとことんやる!」、「やらないならすっぱり切る!」という決断が必要。下手に詰め込み過ぎて中途半端になった見本。そういう意味でなら、反面教師としての価値はある。
[ビデオ(字幕)] 3点(2003-06-17 13:50:23)
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