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ボビーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  純喫茶磯辺 《ネタバレ》 
この作品は、はっきり言って吉田監督の前作「机のなかみ」ほど“何か”がある作品ではありません。「机のなかみ」には痛みがあります。青春の痛みです。誰もが少なからず経験する痛みを鑑賞中はしっかり共感し、共有し、主人公の少女に自分をダブらせ観る事ができます。でも、今作はそれが難しいです。 一貫してあるのは、ギャグというか、「机のなかみ」でもありましたが、吉田監督がやりたいことをやっているというのはわかります。例えば、主演の仲里依紗さんに不細工なイビキをかかせたり、宮迫さんに輪ゴムをぶつけたり、麻生さんが片足素足だったり、コスプレであったり、まぁ、とにかく女の人を好き勝手に扱いたいのだと思います。ある種の理想を描いているのでしょう。ですが、この作品ではそれがあまり上手くいっていないと思います。「机のなかみ」ではラストに向かうに連れて怒涛の理想像が爆発しています。可愛い女子高生が(大量の鼻血&オケツ丸出し→可愛らしく抱きしめたくなるような号泣→豪快に、爽快にホームラン!)という流れです。理想(あるいは妄想?)がちゃんと連なって感情を乗っけています。でも、この作品ではそういった連結した感情のシーンがありませんでした。麻生さんはその存在だけで魅力的だけど、問題は娘を演じた仲里依紗さんです。彼女の人物像だけが妙にキチッとしすぎていて、あまり奥行きがないというか、とにかく面白くないのです。イビキや自分の足の臭いを気にして引っ繰り返ったり、危うく盗撮されかけたりするのはいいんですが、もっと感情で連なっていて、尚且つ面白くて魅了的であって欲しかったのです。ナレーションとか微妙な回想とか使うのではなく、「机のなかみ」のように強引でもいいので引っ張っていて欲しかったです。結局、面白みも魅力もないので、彼女が父と仲良くなるってだけの話で終わっているので、「机のなかみ」の少女ほど面白くも魅力的にも感じれなかったのだと思います。期待してしまっただけに残念です。次作の女性に期待致します。
[映画館(邦画)] 6点(2008-08-13 18:10:33)(良:1票)
2.  自殺サークル
年間の自殺者数は約32000人。一日約、87人の方が自らの命を絶っている。人知れず、約15分に一人のペースで今この瞬間も日本のどこかで、見知らぬ誰かが自分を殺している。作中で無垢な子どもが言っていたが、「自殺クラブ」なんて存在していないのに、毎日それだけの人たちが死んでいく。「ここがプラットホーム」という言葉の通り、日本中のいたるところがプラットホームのように、次々と身を投げ出して命を絶っていく。同時に54人の高校生がプラットホームから身を投げれば、あれだけ話題にもなるが、一人一人が別々の場所で身を投げても話題に上がることがない。また、自殺は法律で罰することができない。結局、誰にも止めることは出来ない。するのもやめるのも、自分の判断でしかない。だから、あなたはあなたの関係者ですか?や、勝手にしろという台詞が重く胸に圧し掛かってくる。ぼくはこの問題を覆う、多くの物事に無関心だった。園子温監督の想いがヒシヒシと鑑賞後に伝わってきました。やはり、映画は鑑賞後にしかないのだと改めて学ばせていただいたように思います。
[DVD(邦画)] 8点(2008-06-24 19:20:15)(良:4票)
3.  ジャンパー 《ネタバレ》 
このジャンパーって人種は、当然ながら空想の代物でしかないのだが、この映画の主人公があまりにも情けない人間だからリアルに感じてしまって、実際にこの世界のどこかにいるんじゃないかって思ってしまった自分がいる。現実世界に非現実的な人物をすえた時に生じるヒビや穴や溝が丁寧に辻褄あわせで補正されているので、ジャンパーが実際にこの地球のどこかにいるように感じてしまう。開始30分間では人物紹介と瞬間移動の魅力を前面に押し出して描かれている。テレビ画面に映る洪水の被害に苦しんでいる人たちを見て傘を手にした主人公を観て「お、助けに行くのか?」と思わせておいて遊びに行く様。そして鮮やかに銀行から大量のお金を盗んでいくあの爽快さ。実際あの力を持ったら奇麗事並べたって人間なんて結局欲で動いている生き物なのだから、その姿はむしろ微笑ましくて人間らしい。その姿を見ていると羨ましくて憧れてしまう。そう感じた時点で僕は感情移入していたのだろう。非道ではあるが、それこそ人間の裏、あるいは表の顔に見えた。あんなのが実際表社会に出ているはずが無いので、そういった意味でも僕らが知らないだけで実際は今この瞬間も瞬間移動は行われているんじゃないかと思えてくる。社会背景の描写も問題なく観れたのは大きいが、何よりこの作品がただのヒーローもんでないことが良かった。多くの人間を救おうとせず、一人の人間を救うことで一杯一杯になる姿に人間を観た気がした。
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-02 01:46:33)(良:4票)
4.  神童
同じ事を考え、悩んでいる人と人との間に言葉は必要ない。この映画はまさにそれの塊だった。“音楽”を共有している、うたとワオの間には台詞がとても少なかった。そこには様々な意図が含まれていた。ぼくが最も強く感じたのは、この作品が説明することを避けていることだった。うたとワオを見て、感じ取り、考えて欲しいという想いが伝わってきた。古き良き日本映画にあった、「言葉で伝えられないことを言葉以外で伝える」を前面に押し出していた。情報と表現で構成された脚本には無駄がなく、見終わった後、考えたら考えた分だけ目には見えない奥行きの深さに驚かされる。この映画は多くのきっかけを与えてくれる。ドラマもしっかり描かれており、人間を観たと心底感じた。
[映画館(邦画)] 8点(2007-04-22 22:41:01)
5.  シムソンズ
劇中で登場人物の一人が「長くやっていると忘れてしまう」と言っていたが、確かにその通りだと思う。いつからか、なんのために上手くなりたいのか忘れ、ただただ毎日辛い練習を繰り返すばかりで、苦痛ばかりが増えていく。でも、彼女たちはそうはならず、常に初心というか自分たちが楽しむ為にやっているのを忘れる事無く、笑顔でやっていた。それは、やはりスポーツをやり続ける意味なんだと思う。楽しいから、明日もがんばれるのだ。それを忘れていなければ、辛い練習を毎日続けていると、出来なかった事ができるようになって、より楽しくなって「もっともっと」って上を目指せるようになる。楽しさは、向上心と情熱と喜びを与えてくれる。この映画にはその多くが詰め込まれていた。仲間と力をあわせてやることは、たった一つの良いプレーでさえ、物凄く大きな喜びに変わり、それを彼女たちは、常に噛み締めていたように見えた。ミスをカバーし合い、仲間を信頼し、全力を尽くす。これぞスポコン。ひた向きに努力している様子と、その努力が実を結ぶ様子が、見ているだけで嬉しくなる。スポーツの素晴らしさを実感すると共に、仲間の大切さを痛感させられた。
[DVD(邦画)] 9点(2006-10-04 02:26:06)
6.  ショコラ(2000)
物語の雰囲気は非常に穏やかで、例えば、村長がどんなに主人公を敵対していたとしても、それさえも柔らかく穏やかに思えてくる。かといって物語はチョコレートのようには甘すぎない。例えれば、甘みの中に大人の苦味がある、そんな感じ。主人公の女性がチョコレートを作ったり、不思議なアンティークを眺めたりしている時は、御伽噺の中に登場する魔女のようなオーラを放っていた。お客の好みをクルクル回る不思議な物体で当てるのもすごくそれっぽかった。甘い匂いに引き寄せられるのは子どもばかりではない。恋から随分とかけ離れてしまった大人達が、若かりし頃の情熱を呼び覚まされるように引き寄せられた。正直かなりアダルトな作品だった。“愛”というより“LOVE”を感じましたね。何が違うのか?つまり、洋風な感じです。 蛇足ではありますが、エンドロールが始まって初めてラッセ・ハルストレム監督の作品だったと知りました。
[DVD(字幕)] 8点(2006-03-22 22:44:34)
7.  死ぬまでにしたい10のこと
自分の死を受け止めること、これがどれほど辛いことなのか僕には想像もつかない。与え足りない子供達への愛情、これからも愛し合う筈だった夫との愛情。何もかもが絶望的でしかないのにそれを一人で抱え込み、それでも必死に残される家族の幸せだけを願うアンの強さと優しさ。だけどそれはとても痛々しく、また切ない。だからアンを強く抱きしめて上げたくなる。母親として、妻として、そして女として強く美しく、儚く散ったアンの人生。アンの温もりに拍手を贈りたい。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-19 09:41:44)
8.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
基本的にアメリカ人は老若男女とわず、全てのアメリカ人がダンスの出来る人種だと思っていました。それはまるで外国の人々が日本人は未だにちょん髷生やしている人種だ!と決め付けるのと同じくらいの頑固な知ったかぶりだった事をつい最近知りました。だからこのリメイク盤Shall we Dance?での、まったく踊れないアメリカ人やダンスを習うアメリカ人と言うのは、僕にとってはとても新鮮で楽しめる内容でした。オリジナルでの、ダンスとはかけ離れた存在の日本人が社交ダンスをするというのは根本的に違和感バリバリで、でもその違和感を通り越した所にある社交ダンスを上手く踊る日本人というのが新鮮に感じました。だから僕にとってこのオリジナルとリメイク盤には違う種類の新鮮味を感じたけれど、その先にある楽しさだとか喜びは、どちらが多いか?なんて比べ様が無いほど両方から沢山の幸せを感じました。
[映画館(字幕)] 7点(2005-06-13 22:48:48)
9.  69 sixty nine
面白いとか、つまらないとか抜きにして、若いってホント素晴らしい!こういう事がやれる間が花で、その後は社会に縛られ、法律や立場によって何もできなくなる。そうなってしまった人間にとって、この映画は鎖で縛られた体を自由にする、爽快感みたいなものだと、僕は熱く感じた。こういう映画は素晴らしい。若いってとにかく素晴らしい!恋や友情や夢や希望を一番熱く想っている彼等の姿は、とにかく爽快で素晴らしい!うち、こういう映画好いとるもん。でも、7点。そのわけは、指紋のない彼がウ○コを校長のデスクの上にしてからのカラミが少な過ぎる!警察に捕まれウ○コくん!面白い事しろよ!って最後まで祈っていて、結局願いが叶わなかったから、マイナス3点!理不尽と言われようが知らない。それがオチってもんだろ!
7点(2005-01-16 22:34:43)
10.  深呼吸の必要
この映画は穏やかさと静けさがある、日本らしさ溢れる素晴らしい作品だった。まず、言葉が交わされる量が少ないだけに、たまに発せられる言葉に重みと深さがあった。例えば、おばぁとおじぃがいう「なんくるないさー」という言葉は、本当に心に染みた。思わず涙が出そうになるほどだった。それに言葉(セリフ)が少ないので、映画全体がとても静かだった。その為、時より流れる音楽が心地よく耳に届いた。その音楽と、さとうきびを刈る姿がとてもマッチしていて、さとうきびを刈る、という何げないシーンでさえ驚く程輝いて見えた。ストーリーもわりと平凡だけれど、個人的にはこういう作品はとても素晴らしいと思う。こういう作品設定だからこそ登場人物一人一人がとても身近に感じる事ができ、彼等の心境に共感し親近感もわいた。なので、あっという間に感情移入する事が出来た。だれに、ではなく自分がその場の雰囲気全てに感情移入した。終始、おじぃとおばぁの穏やかさと優しさが胸に染みた。その為、みなさんの言うように“癒し”の力の素がそこにあり、観賞後は清々しい爽快感と深呼吸をしたような気持ちの良さを味わえた。僕は、こういう映画は本当に素晴らしいと思う。だから、こういった素晴らしい雰囲気の日本映画が沢山出てくる事を強く願っています。
9点(2005-01-03 00:07:53)
11.  シービスケット
ストーリーがすごく素敵。実話という事で、非常にリアルでわかりやすく、簡単にのめり込む事が出来ました。レッドとシービスケットの絆の深さに感動する気持ちと、動物とあれほどまでに心を通わせる事が出来る事に、羨ましさと驚きを憶えました。さらにストーリーだけでなく、映像も非常に良かったです。ダイナミックな自然の風景や初めて見る馬の美しさや気高さなど、様々なものがとてもが新鮮で綺麗でした。他にも、馬に乗った状態からの視点は、今まで一度も見た事のない映像で、新鮮と言うか驚きでした。まるで、その場にいて、レースに参加しているような臨場感を味わいました。この映画は、そんな様々な素晴らしい要素の詰まった作品であり、スパイダーマンで一躍スターの仲間入りしたトビー・マグワイアの熱演が光る素晴らしい作品です。頑張れ、ハルウララ!
8点(2004-12-29 20:47:00)(良:1票)
12.  シーズンチケット
スカッとするラストの爽快感と満足感。ラストに至るまでは、観ているのが残酷に思えるほど深刻なストーリーだった。その中には悩みや苦しみや憎しみがあり、基本的に彼等の行動は自由気侭でワガママな行動ばかりだった。万引から車を盗むなど、あまりにも犯罪を犯し過ぎで、そして終いには銀行強盗までする始末。正直救い様が無い。だが、よくよく考えて見れば、彼等にとって唯一の楽しみはフットボールであり、その敬愛するフットボールをスタジアムの中で、いや、生で観戦したいが為に犯した罪ばかりである。僕等にとっては、ほんの些細な望み。だが彼等二人にとってその望みは、生涯の夢と言えるほど高い目標だった。だからと言って犯罪を犯しても良いとは言えないけれど、僕は許してあげたい。実を言えば、冒頭の芝を盗むシーンで既に僕は彼等を許していた。そんな訳で、僕は彼等のラストの喜びが手に取るように理解する事が出来た。だから一緒になって画面の外側で喜んでいた。あぁ、気持ちの良い映画だ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-12-16 20:36:35)(良:1票)
13.  下妻物語
桃子はロリータ。自分だけの世界を作り、自分だけのルールを作り、自由で甘く、可愛く生きている。そして彼女は真っ直ぐ。誰にも彼女を止める事が出来ない程、とにかく自分に正直に生きてる。そしてイチゴもまた、縛られた生活が嫌になり、そんな生活から抜け出す為に原チャリに跨り特攻服。それは、自分の強さと誇りを剥き出しにして風の中を颯爽と駈け抜けて行く。それは強がってるとかそんなんじゃなくて、それがイチゴのありのままの姿だった。そんな、外見だけでなく性格もまるで違う二人。で、そんな二人を取り囲むように存在する、世にも奇妙な下妻ワールド。彼女達二人にとって下妻と表参道だけが彼女達の世界。雨の日もカラカラに晴れた熱い日も、彼女達は下妻で生きる。口喧嘩をして、ヘッドバット食らって、ドロップキック浴びせて、励ましたり励まされたり、泣いたり笑ったりして・・・そんな何の変哲も無い、平凡だけど幸せな毎日が“友情”を築いて行くのだと改めて知る事ができた。そしてそんな二人の友情の築き方は、言いたい事を正直に言い合って、気に食わなかったら殴る、蹴る、逃げる。そんな不器用だけどカッコイイ姿が二人の間にはあった。そして、その姿はまるで、汗に塗れる男と男の汗臭い友情の姿だった。なので、女性の友情も馬鹿に出来ないな、って感じました。さらにラストでは、二人の美しくも熱い友情の姿を目にし、思わず感動してしまいました。この作品は、楽しさを絶やさない映像とストーリー、洗礼された演出やCGなど様々なものが僕にとって新鮮味で溢れてる作品でした。問答無様で9点です。
9点(2004-11-25 14:23:14)(良:1票)
14.  死に花
原作とは結構違いがあった。まず、あれだけの犯罪を犯している最中だと言うのに、それに対しての緊張感とスリルがあまり感じられなかった。それはお爺さん達が放つ、年齢からの心の余裕がそうさせるのかもしれない。でも、あれだけの事をやっているのだから、もう少しハラハラドキドキさせて欲しかった。その点、原作では警察からの視点がストーリー上に入っていた為、手に汗握る緊張感とスリルがあった。次に、もう少しキャラを濃くして欲しかった。お爺さん四人と歳よりホームレス、それに女の子とお婆さん。一見、キャラがハッキリしているようだけど、思ったよりそうでもない。主人公である菊さんは原作ではもっとしっかり者で、みんなからの信頼が厚く、完璧なリーダーだった。だけどこの映画の菊さんは、ちょっと情けなくて、頼りになるとは言い難い存在だった。穴池はエロジジイ。穴池は個性がそれなりにあった。だが、伊能と庄治は問題外。キャラ薄で個性なし。キャラの被った普通のお爺さんが二人いるよ、って感じでした。危うく菊さんとも被りそうでした。で、鈴子さんは問題なし。間違いなく合格です。そして最後に登場、和子ちゃん。誰だお前?原作にまったく登場してない。それなのにやたらと登場機会が多い。伊能と庄治以上にキャラが濃い。この映画の場合、和子がいないと成り立たないくらい和子の存在がでかい。始めは説明役の様に颯爽と登場し、いとも簡単にお爺さん達に解け込んでしまい、最終的には仲間入りしてました。でも和子がいたぶん、ストーリーがかなりスムーズに進んでいたように思います。・・・でも、なんか原作と同じ所を探すほうが難しいのではないかと思うほど、この映画は原作をかなり無視して作ってありました。で、結局僕が言いたいのは、この映画は原作とはまったくと言って良いほど違うけど、テンポの良い楽しくて面白い映画でした。って事です。では、年寄りってスゲーなって事で8点。
8点(2004-11-18 22:11:12)(良:1票)
15.  シルミド/SILMIDO
最近では、ハリウッドのアクションものに新鮮味を感じなくなってきました今日この頃。お金をかけ、スター俳優を使う。そうすればおのずと観客は入り、それなりに儲かるだろう。でもやっぱり何かものたりない。最近ではCGにも大分目が肥え、どんなに凄い映像にもあまり感動を感じなくなってきました。マンネリというやつでしょうか?たしかに最先端のCGは凄い。でもそれはただ“見せ”ているだけで、“魅せ”てはくれない。魅力的ではない。圧倒的ではあるが、感動的ではない。僕は、感動的に飢えている。そんな僕のお腹を一杯にしてくれたのがこれ『シルミド』。劇中の銃撃戦の中に自己嫌悪があり、銃弾一発一発に悲しみが込められている。そんな映画が最近のハリウッドにあるだろうか?答えは、ない。さらに始めて見る名前も知らない韓国俳優達。しかし、そんなものは関係ない。彼等の演技は、演技とは思えないほど生々しく、魂の込められた素晴らしい演技をする。こんな素晴らしい演技が出来る人間が今のハリウッドにいるだろうか?答えは、いない。何かを見失っている最近のハリウッド。そんな中、「仕方ない、俺達が立ち上がろう」そう言って動き出したのが韓国だった。彼等は、お金ではなく心で映画を作り、彼等はスターではなく、人間が人間を演じた。僕は韓国を応援する。がんばれ韓国。がんばれコリアン。ハリウッドを追い付け、追い越せ、突き放せぇ!
8点(2004-11-03 20:21:22)
16.  シャフト(2000) 《ネタバレ》 
うぅ~ん・・・ラストにあの黒人差別者殺人、白人男を黒人女性が殺してしまったら同道巡りではないのでしょうか?ちゃんと裁判でせっかく見つけ出した証人に証言してもらって、男を刑務所に一生ぶち込んでやって、二度と出られなくさせて死よりも辛い苦痛を味わせる事によって罪を償わせなければいけないと僕は思った。でもそうしてしまったら、この映画のアップテンポな雰囲気と噛み合わなくなってしまうかな・・・?うぅ~ん・・・人道的には務所行きが一番だけど、映画的に考えると殺してしまったほうが良いのかな?うぅ~ん・・・映画を作るのって難しそうだぁ・・・
6点(2004-10-17 22:44:21)
17.  ジョゼと虎と魚たち(2003)
まず雰囲気がすごく良い。静かで繊細で、穏やかで綺麗。終始この雰囲気は保たれ、安心して画面に見入る事が出来る。それは雰囲気から漂う、不思議な匂いが甘くてすっぱいから。最近の日本映画は、日本人の若者の心をガッチリ掴める映画が増えた。とても良い傾向だと思う。できればこのまま上昇気流に乗って、たくさんの素晴らしい作品を世に生み出して欲しい。そんな期待とこの映画の評価を込めて9点。
9点(2004-08-26 22:43:46)
18.  シュレック2
笑えたし、まあまあ面白かったけど、やっぱりこのCGは好きになれない。一生・・・
6点(2004-07-24 15:25:41)
19.  シティ・オブ・ゴッド
あらっ!丁度100人目のレビューですか!これも何かの縁ですね。今後とも宜しく。 ところでこの映画、すごいブラックでシリアスな映画だけどとても引き込まれた。「面白い」と言う言葉は適切ではないかもしれないけど、それ以外の言葉は思いつきません。すごい映画ですよ!  (12/1追加)あらまっ!なんと99人目になっているではないですか!?前に見た時はちゃんと100だったのに・・・誰かの陰謀か?無念だ・・・とりあえずレビューは追加だけにしておきます。それにしても残念だ。ではこの事件を切っ掛けに縁を切らして頂きます。サヨウナラ。
9点(2004-07-22 19:03:33)(笑:2票)
20.  13階段
この映画を観た理由はただ1つ、田中麗奈が観たかった。ただそれ だけ。でも結局、田中麗奈が登場したシーンはたったの2回。 しかもその2回の出番の合計時間はきっと7、8分くらいだと思う。 なんて、なんて短いんだ!なんてチョイ役なんだ!ストーリー上では 重要な人物かもしれないが、もっと出番を増やして欲しかった。その 点はショックでした。ははは・・・
6点(2004-04-23 22:11:17)
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