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1.  JFK/新証言 知られざる陰謀 《ネタバレ》 
1991年に公開された映画「JFK」と違いドラマではなく 事実および推論を淡々と提示しており、やや盛り上がりにかける内容で 娯楽作品ではないので、JFKに興味のない人には退屈な内容かもしれない。  一方でこれだけ明白な矛盾点があるにも関わらずウォーレン報告書の権威 を盾にオズワルドの単独犯行論を主張し続ける人たちとは一体どういう人 たちなのか、果たしてアメリカ人の民度というものは高いのか、アメリカ に正義というものが存在するのかなど考えさせられてしまう。
[映画館(字幕)] 6点(2023-12-03 19:53:48)
2.  7月4日に生まれて 《ネタバレ》 
戦闘シーンや虐殺シーンは押さえて、戦場での悲惨さ よりも負傷した主人公のその後やその周辺の人々の心情描写に多くの 時間を割いて丁寧に描くことで戦争の悲惨さを訴えていたと思います。 映像もきれいでした。  今思えば米国はなんて馬鹿な余計な戦争を行い多くの若者を犬死 させたと思うのですが、当時は冷戦真っただ中で米国はソ連と対峙 すると共に世界の警察として世界を主導することを自負していた 時代。反共とマッチョな意見が礼賛される風潮の中ではまだ10代の 世界の状況に疎い若者が政府の方針に熱狂して戦地に向かうのは当然 の流れだったのでしょう。  似たようなことはウクライナに侵略したかの国でも今でも起きている ことで決して過去の話ではなく、これからもいつでも起こりうること であり人間の愚かさを改めて感じてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-22 09:25:12)
3.  シュシュシュの娘 《ネタバレ》 
映画館で鑑賞してからここに作品が登録 されるまで時間がかかったので、映画の内容や感想を大分忘れてしま いました。  確か公文書改ざんとか自警団とか最近の政治ネタを絡ませて果たして 結末はどうなるのだろうか、と興味をそそらせておいて、終盤にきて いきなり現代劇から忍者&仕置き人の本格時代劇になってヒーローは 悪人たちを成敗して夕日を浴びながら去って行ったとさ、めでたしめ でたし、っておいおいそれはないだろうと興ざめしてしまったのだけ は覚えています。
[映画館(邦画)] 5点(2021-09-19 13:16:30)
4.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
史実のエピソード(大名行列を横切った幼児を処刑した) にヒントを得たお話とはいえ、ここまでご乱行の過ぎる殿様なら、当時でも 家臣が座敷牢に押し込んで隠居を迫るようなこともあったと聞くので、あま りにも非現実的といえるでしょう。  特に半兵衛については、ご乱行の数々を目の当たりにしているのにひたすら 殿への忠義を尽くし、その結果多くの家臣が刺客との切り合いで命を落とす ことになるわけで、忠義というものをはき違えていること甚だしい。彼が殿 を切り殺し、自ら切腹すれば多くの人が死なずに済んだはず。殿が老中にな れば自らの出世も叶うという邪な考えがあるとしか思えません。 殿の狂気もさることながら、半兵衛も正常な精神とは思えない。 あんなに死んでしまったら(双方で60人ぐらい死んでしまった)、死体を片付 けるだけでも大変だし、噂を抑えることも困難。病死として幕府に届けるだけ で済むとはとても思えません。  まあそこいら辺は深く考えずこの悪趣味な娯楽作品をチャンバラ映画として 楽しめばよいのかもしれませんが
[DVD(邦画)] 5点(2021-09-08 09:15:56)
5.  新・刑事コロンボ/初夜に消えた花嫁<TVM> 《ネタバレ》 
確かにこの作品、いつものコロンボを期待して観た 人には大いに期待を裏切られてしまうものですね。コロンボシリーズ というよりは、コロンボのパロディーという感じでしたね。しかし、 有名人による身内の犯罪なんてそんなにしょっちゅうは起きないでしょう し、そろそろいつものお惚けぶりとしつこくネチネチと犯人をいた ぶるコロンボには辟易としてきたところなので、気分転換にこういう 作品もたまにはいいかなという感じでした。  また、現実に起きる事件にホームズだったらどうしただろうか、と いうのはよく空想するもので、普通の誘拐事件をコロンボが担当し たら、こんな風に捜査するのか、とコロンボシリーズとしてではなく 単発の刑事ドラマとして楽しむことはできました。 最後にドンパチと犯人を撃ち殺してしまうのは、さすがにそこまで いつものパターンを外れてしまうのはどうかとは思いましたが。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2021-05-28 14:13:58)
6.  新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボシリーズは若い頃に見た時はそれほど感じら なかったのだけど、改めて見ると相手は傲慢な有名人やセレブではある とはいえネチネチと追い詰めて行くコロンボの手法にはいい加減辟易と させられてしまう。 カミさんや親戚の話を持ち出す、一度帰ってからまた戻ってくる、あち こちのポケットを探し回る、というお惚けぶりもさすがに鼻についてき ます。まあそれがキャラなのでしょうがないとはいえ。  そんな中でこの作品は、いつもの倒叙方式を取らずに展開しているという ことに加え、コロンボ自身が犯人(当初は犯罪ではないが)に翻弄され 続けるというところが新鮮味があって面白かった。コロンボがしつこく 執拗な捜査をすればするほど犯人側の思うつぼとなるわけで、珍しく彼 の方を応援したくなりました。 ただ、時間枠の問題から終盤は皆さんが指摘しているようにあっけなく終 わってしまって、拍子抜け感は残りました。  遺体を隠すならば「パイルD-3の壁」のように一度徹底的に掘り起こされた 庭にするべきだったでしょうね。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2021-03-25 11:04:12)
7.  シャドー・チェイサー 《ネタバレ》 
異国の地に家族と再会する為にやって来た ごく普通の青年が、父親が絡んだ陰謀に突然巻き込まれ父は 殺され、家族は拉致され、命を狙われ、わけの分からぬ要求を つきつけられる、という絶望的な絶対絶命の状況に追い込まれ てしまう、というところまでは一気に引き込まれ、一体この 状況をどうやって脱するのだと興味が湧いたのですが、それか ら先がめちゃくちゃな展開で、なんともはやとしか言いようが ありません。  どってっ腹に銃弾を受けても応急処置で脅威的復活してCIAを 相手に無敵の大活躍をするウィル、さらにそれ以上に不死身の 殺人マシーンのキャラックおばさん、そして口ほどには頼りに ならないモサド、まあ気分が塞いでいる時に観るのならこれも 良いでしょうね
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-28 21:46:50)(良:1票)
8.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
三谷幸喜脚本なのでシリアスな法廷物だとは思っていなかったけど、 つまらなくはなかったものの大分期待を裏切られてしまった感じです。 正直彼ら彼女ら12人がランダムに選ばれた平均的日本人だというのか、たまたま自己主張の強く 個性を前面に出すような日本人離れした変わり者ばかりが集まってしまったというのか。 日本を舞台にした日本映画ならばやはり、目立ちたがらず横並びを好み、場の空気を読み、忖度 するという国民性、お国柄をベースに、その場合にどのような展開になるのかを描いて欲しかった。 これではアメリカ映画の焼き直しでしかないような気がしました。  例えば、最初の飲み物を注文する場面からして、相当親しい仲間同士なら別ですが、見ず知らずの 者同士であれば、誰かがホットを頼めばほとんどが「私も」であろうし、何人かが「アイス」で、 一人ぐらいが「すみません、私コーヒーダメなのでウーロン茶にしてもらえますか」あたりが普通 でしょう。あのシチュエーションでフルーツパフェなんて頼む人は絶対いませんよ、日本人ですから。 だから罰則のない外出自粛要請でも、渋谷や新宿の人出が普段の8割も減るほど自粛に応じるわけです。 不特定相手のセミナーで聴く側もしゃべる側もやったことありますけど、とにかく誰も質問しない、 笑わないで、じっと座ったまま聴くケースがほとんどです(寝る人はいますが)。   また事件の立証をするのはあくまで検察と弁護士であって、陪審員はそれぞれの主張のどちらに賛同 するのかを判断して評決を決めるのではないかと思っていましたが、この内容だと裁判で検察も弁護 士も一体何をやっていたのでしょうか。  「死んじゃえ」と「ジンジャーエール」のオチは秀逸でしたね。  それにしても30年近く前なので、みなさん若いですね。メンバーの中で豊悦が場違いに大物なのですが、 この頃はブレークする前でむしろ他の俳優さんたちより若くて格下だったようです。 全体からエンディングまで雰囲気がなんとなく「桜の園」に似ていますね。  追記: そもそも正確な事件の概要がよくわからないのですが、目撃者のおばさんは当初は被害者と被告の いた歩道の反対側を歩いていたと説明されていたように思うのですが、その後に同じ側の歩道を 歩いて来て二人を追い越して通り過ぎてから事故が起きたようになっています。一方、トラックは “反対車線”を走ってきたと言っていますのでやはり歩いていたのは反対側の歩道だったのか、 など、細かいことが気になってしまいます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-09-08 11:41:59)
9.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
単純なアクション映画かと思って観ていたのですが 終盤は急にヒューマンドラマのようになってきて引き込まれて しまいましたね。特に若き日の宇津井健の嫌味のない好演技が 光っていました。 終盤の部分がなければもっと低い評価にしようと思ったのですが 一応合格点にしました。  それにしても前半の警察の体たらくはどうにかならんのでしょうか。  犯人B(山本圭)の動静を探るだけのはずが、いきなりドアをノック してしまって本人が出てきたらどうするつもりだったんだ  金を受け取りに来た犯人C(織田あきら)を突然大学柔道部員に声 かけて捕まえようとしたけど、凶器をもっていたら大学生はどう なっていたのか  犯人Bを大人数で追いかけて見失いそうになっていきなり発砲。 凶器を持たぬ犯人に警告なしの銃の使用をどう正当化するんだ  高速道路上で金の受け取りにやってきた犯人A(高倉健)を屋上で 見張りにつく前に逃がしてしまったけど、配置につくまで時間を稼 げよ、などなど、いくらなんでもこれほどミスを犯すのだろうか  しかしよく考えると実は警察の捜査って実際もこんなものなのかも しれませんね。だから、三億円犯人も、怪人21面相も、世田谷一家 殺人事件の犯人も捕まえられなかったのかもしれません。 この映画、実は警察の無能ぶりを暴く映画なのか、というのは考え過ぎか  ラスト、武器も持たない犯人Aを警告射撃もせずに撃ち殺してしまい これはれっきとした殺人ではないか思うのだけども、そもそもこの映画 の数年前に起きた瀬戸内海シージャック事件でライフルを持って人質を 取った犯人でさえ、これを狙撃して殺してしまった警察には当時非難が 集まった。その後警察は基本的に犯人射殺には非常に慎重なのだが、 なぜこのような非現実的なラストにしてしまったのか疑問ではある。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-12 21:08:04)
10.  十二人の死にたい子どもたち 《ネタバレ》 
若い俳優さんたち(知っているのは橋本環奈さんだけ ではありましたが (≧≦))によるちょっと大仰な演技とセリフ回しだった し、大半が一つの部屋の中だけで展開されていたので映画というよりも どこか高校の舞台劇を見るような感じではありましたが、みなさんそれ なりに熱演だったと思います。  ミステリーや謎解きを期待すると失望するのかもしれませんが、心理劇として 観るならば結構楽しむことが出来ました。 ただあっさり死ぬのをやめて外の世界に笑顔で戻って行くには、ちょっと説得力 が不足していたようには思えます。アンリさんだけでなく、みんなそれれぞれに 思い悩んだ末に死のうと覚悟を決めて集まったわけですから。  まあ結末が本当に死ぬということになっていたら、ネットで自殺を募る事件が実際 に起きている中では、自殺を助長する、とかなんかで上映できなかったでしょうけど。  この映画の基本プロットは様々なバージョンで使えそう。「12人の死にたい高齢者」 「12人の死にたいサラリーマン」「12人の死にたいお笑い芸人」などなど。スピンオフ 版を期待します。
[地上波(邦画)] 6点(2020-02-01 19:49:08)
11.  JFK 《ネタバレ》 
JFK暗殺事件については、誰の目にも陰謀が明らかで疑惑を持てる十分な証拠もあるのに、真実から目をそむける米国の実態は、何度も繰り返される銃の乱射事件にもかかわらず、銃規制の世論が盛り上がらないことと共通点があるように思えてしまう。これが自由と民主主義の伝道師をきどる米国の実態ということなのだろう。先の大戦で一人勝ちし巨万の富と利権を得た米国は、戦争継続によりそれを維持する事が最大の目的になってしまったように思える。  但し、陰謀論については、あまりにも鮮やか過ぎるところが、どうも腑に落ちないところではある。 もともとアバウトで大まかな国民性の米国人。日頃はバラバラの組織である海軍、陸軍、CIA、FBI、ダラス警察、シークレットサービス、そしてマフィアまでもがこうも見事に力を合わせて、緊密に連携して、練りに練った陰謀を実行できるものなのだろうか。作戦準備から現場の実行グループ、そして事後の証人の抹殺まで関わった人間は相当数にのぼるはずで、情報を全くもらさないことは可能なのだろうか。  そもそも米国の過去に成功したと言われる軍事作戦は、人海戦術と最新兵器に物を言わせたものであり、作戦計画そのものはお粗末なものが多い。ノルマンディ上陸作戦、沖縄戦、硫黄島上陸作戦、ベトナム戦争しかりである。 それがJFK暗殺においてはかくも完璧な作戦を実行する能力があるとはどうもにわかに信じられない。 こんな実行能力があるなら、カストロなどはとうの昔に暗殺されていてもおかしくないのではないか、などとも思ってしまう。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-07-24 20:33:03)
12.  四月は君の嘘 《ネタバレ》 
不謹慎ではありますが、いったいカオちゃんはいつになったら発病するんだ、とか思ってしまいました。テンション高いし、もりもり食べてるし、走ってるし、橋から飛び込むし、で自分よりもずっと元気じゃん。こんな元気な「重篤な死の病」ってあるの、っていう感じではありました(最後のシーンで一体どこを手術したんだ?)。 マンガの方は未読で映画がどこまで原作に忠実なのか分かりませんが、映画を見る限り、目新しいテーマではなく、ヒネリもなく、季節はいつもながらの満開の桜の春、そしてラストも月並みでオチもなく、強いて言えば超ありふれたお話のところが最大の見どころなのでしょうか。 とは言え、男女が出会えばすぐにHに発展するのが当たり前の今のご時世で、セックスともイジメとも無縁の4人の仲良し高校生の清く正しいグループ交際は返って新鮮に感じてしまいました。従って後味は悪くはなかったのですが、多分心には残らないでしょうね。
[地上波(邦画)] 6点(2018-03-30 18:23:24)
13.  シャッフル(2007) 《ネタバレ》 
この映画のテーマは、愛し合って結婚したが平凡な日常生活の中で愛情を失いかけていた夫婦が再び愛を取り戻すまで、なのだとは思いますが、やたら時間が行ったり来たりしてそっちが気になって混乱させられてしまいました。 杉下右京さんではありませんが、細かいところが気になってしょうがない性格のため、仕事そっちのけで分析してしまいました(もう、会社首になったらどうしてくれるんでしょうか)。 その結果、分かったことは・・・ 映画の進行は:①木曜日(ジムの死を知らされる、長女の顔に傷なし)、②月曜日(ジム存命にリンダびっくり、カラスの死骸処理)、③土曜日(葬儀当日、長女の顔に傷、リンダ狂乱して精神病院に強制入院)、④火曜日(ジム存命、娘が顔に大怪我)、⑤金曜日(リンダ葬儀手配し、クレア自宅訪問)、⑥日曜日(ジムに娘たちの最後のひとときを過ごさせ、リンダは懺悔、カラス死ぬ)、⑦水曜日(ジム出張に行き、事故で死亡)。 さらにややこしいのは、リンダの頭の中は上記の順番で記憶が積みあがって行くのに、周囲の人間もそしてリンダの肉体も正常な曜日の順番に動いているということです。例えば、木曜日の夜に写真を抱えてソファで寝てしまうリンダですが、精神的には次に目覚めるのは月曜日の朝なのですが、肉体的(写真を抱えてソファの上で)目覚めるのはちゃんと金曜日になっているところです。ただこれでもなお、長女が顔に傷を負ったことの前後関係があやふやな気がします(一体、映画の一週間は何曜日から始まっているのだろうか) まったくもう観る側泣かせの作品で、1回観ただけでは理解不能で、それ故にここでの評価が低いのではないかと思います。 ただ、夫婦愛の物語としてとらえると、多少なりともほろりとさせられました。突然亡くなってしまった人間に、もっと優しくしておけば良かった、愛していると言っておけばよかったと後悔するのは良くあることですから。
[地上波(吹替)] 6点(2017-06-06 23:34:35)
14.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 
小説が発表された頃から宣伝などで存在は知っていましたが、自虐的、露悪的内容であることが分かっていたので敢えて避けて来ましたが、今回テレビで視聴させてもらいました。政治家、官僚に食い物にされ、幹部の私利私欲に翻弄された国策会社の実情を見せられるのは正直楽しいものではありませんでしたが、作品としてはそれなりの評価は出来ると思いました。それにしても恩地さんは、社内的には正義を通したヒーローなのかもしれませんが、所詮彼自身が親方日の丸の1社員でしかないなあ、というのが率直なところです。カラチやテヘランがまるで流刑地のように描かれていましたが、あれでは、今でも企業の駐在員事務所で必死に働いている人たちが救われませんね私自身海外駐在歴7年半、中近東などにも長期出張しましたし、同僚で現地の紛争などに巻き込まれた人間も多くいます。でも赴任した土地でがんばって働いていたんですよね。
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-02-17 17:56:31)
15.  16ブロック 《ネタバレ》 
まあ後味は悪くないし、弾が飛び交った割にはそんなに人も死ななかったし、テンポも良かったんですけど、ここでの評価が分かれたのは、毎度おなじみの家族から見放されたアル中のよれよれ刑事のキャラや、悪徳警官による警察組織腐敗のテーマにはもううんざりだったり、なーんだ「ガウントレット」の焼き直しじゃん、という失望感から来るものかもしれませんね。残念ながら私は後者でした。  ちなみに、事件の発端となった殺しを目撃され、ジャックに足を撃たれた刑事をみんなで始末してしまえば、あそこまで大ごとにならずに収拾できたので はないかと思います。エディが証言したとしても被疑者死亡で起訴はされず、死人に口なしで芋づる式に悪事がばれることもなくなりますから。 物事には状況に応じた発想の転換が必要なのです。さもないとこういう風に墓穴を掘ってしまいます的な教訓の映画でしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2009-11-23 13:06:49)
16.  呪怨 (2003) 《ネタバレ》 
うーん、この手の映画に怖がらない自分は感性が枯れてしまったのか、ボケが始まったのか、素直に怖がれた若い頃を思うと、ある意味やばい気がします。さて、そういう自分の側の問題点をさて置いて、つっこみを言わせてもらうと。 幽霊邸、黒い影、長い黒髪、老人、ネコ、テレビ、電話、シャワー、天井裏、子供、となんかどこかで見たようなお決まりのホラー道具満載。何かもっと目新しいあっと言わせる道具を期待していました。呪いの連鎖が広がって行くというのをオムニバス風に描いたのかもしれませんが、ストーリーが散漫になってしまったような。映画を誹謗する意図はありませんが↓の人も言っているように、日米で騒がれるのはなぜ?と感じてしまいます。 それにしてもいつもながらの「この世に怨念を残して死んだ者の呪い」というものがどうも納得できません。死んだ方にはお気の毒ながら、関係の無い人間に手当たり次第に恨みをぶつけるのはやはりいただけません。映画の中で呪い殺された、介護士、引っ越してきた若夫婦、その妹、高校生、刑事、元刑事、その娘、女教師の方達は、何の関係もなく、悪いこともしていないのに、生きていたらまだまだ楽しい人生を送れたはずなのに理不尽に殺されてしまったわけです。彼等のこの世に残した怨念たるやもっと凄まじいものがあるはず。彼等の怨念は当然彼等を殺した化け物たちに向けられるわけで、今度は化け物がその呪いに苦しむことにはならないのでしょうか。私だったら、絶対に化け物を許さず、あの世で執念深く付狙います。 
5点(2005-02-17 07:50:58)
17.  深呼吸の必要 《ネタバレ》 
ここでの評価が高かったのでかなり期待して見たのですが…。確かに、青い海、はるかなさとうきび畑、浜辺の夕日、花火など映画全体は心地よいBGMを聞いているようで、 癒されるのですけど。ストーリー性やラストにかけての盛りあがりを期待すると裏切られます。下の方でも書かれているように、2時間の映画枠の中ではそれぞれの人物像や心の葛藤などを見ている側が感情移入できるまで丁寧に描くのは無理だったのでしょう。ラストを良くありがちなそれぞれが心機一転して島を去って行く、というような場面で終わらせなかったのは、考えた上でのことでしょうけど、やや工夫倒れに終わってしまったような。  ところで島にやってくる5人組は美男美女ぞろいで、ちょっとリアリティが無さすぎでは。特に女の子3人はしばらくどれがどれだか区別がつかなかった(私だけかもしれませんが)。 
6点(2004-06-12 17:02:53)
18.  ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 
最初にアメリカで見た時のリアルな恐竜のインパクトはかなりのものだった。車で帰る途中に信号待ちで止まっていた時に、道沿いの林の木が風でゆれただけで、恐竜が現れるような錯覚に囚われてしまってビビッたのを覚えています。大の大人がこれですから、小さな子供が見たらしばらくトラウマになってしまうのではないでしょうか。トイレに座ったおじさんが頭から恐竜に食われるシーンはちょっとやり過ぎの気がします。とにかく歴史に残る一作だと思います。本編に比べて、続編が薄っぺらな内容の駄作になってしまったのが残念。 
7点(2004-05-11 11:16:13)
19.  姉妹(1970) 《ネタバレ》 
いわゆるレズものなんですが、成人映画ではなかったのでナタリー・ドロン見たさと好奇心から見に行きました。当時まだ子供だった私にはちょっと難しいお話ではありました。
6点(2003-11-26 18:10:42)
20.  死刑台のエレベーター(1958) 《ネタバレ》 
良い映画だったのでしょう。もし当時見ていたらそれなりに感動したと思います。マイルスのジャズも良かった。しかしいかんせん半世紀近く前の映画であり、現在の社会のスピードや人々の行動パターンなどとの違いがありすぎたためか、今一つサスペンスが盛り上がりませんでした。殺人を犯したた後エレベーターに閉じ込められた主人公や恋人が目の前で殺人を犯した若い女などは現代的な感覚から言えばもっと感情表現があっても良いと思うのですが。意図的に押さえたのでしょうか。二つの殺人のプロットや思いを寄せる男を求めて街を彷徨するジャンヌ・モローの哀愁に満ちた姿など内容はあるはずなのに心が今一つ動きませんでした。
6点(2003-10-25 11:59:52)
000.00%
110.34%
210.34%
320.68%
4113.75%
5268.87%
619265.53%
74415.02%
893.07%
962.05%
1010.34%

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