1. 真珠の耳飾りの少女
この映画の面白い点は、何と言っても様々な事物のコントラストである。裕福な娘と貧しい少女。純粋なフェルメールとの恋と純粋とは言い難い肉屋との恋。真っ白い真珠と赤い血。映画としてどうなのかとつっこまれると、確かに評しづらいが、絵画的に見れば非常に美しい作品であることは間違いない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-28 17:27:43) |
2. ションヤンの酒家(みせ)
《ネタバレ》 最後のションヤンの何事もなかったような微笑みが印象的。この映画に取り上げられたエピソードも、結局はションヤンの長い人生のほんのの些細な出来事に過ぎないわけで、これから先だってどんな悲劇が待ち受けているかわからない。それでもこんな風に笑うションヤンを見るとなんだか切ない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-28 17:23:27) |
3. 少女の髪どめ
初恋がどうのこうのと言うよりも、この時代の厳しさや、国特有の貧しさについて深く考えさせられた。余計なものなどいっさいない、どのシーンがかけてもこれほどの作品にはなりえない。そういう映画。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-28 17:19:36) |
4. 地獄門
まぁ、悪くはないんですが、平氏など歴史上の有名な人物を登場させる意味があったかどうかは微妙です。。。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-29 23:58:11) |
5. シンデレラマン
素直によいと思える映画。ラッセル・クロウやっぱりよい。 [映画館(字幕)] 9点(2006-07-26 23:14:51) |
6. ジャック
下品なのがちょっとなぁ…あまり好きにはなれません。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-26 23:13:26) |
7. 17歳のカルテ
見た直後はいたって普通だなと思う。でも時間がたつにつれじわじわと良さを感じてくる。そして一ヶ月たった頃また見たくなる…そんな映画です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-26 23:11:20) |
8. シェルブールの雨傘
ストーリーはとても平凡だけれど、何より物語の全てを音楽で統一しているのが素晴らしいです。ただのラブストーリーだったら、こんなに有名にはならなかったでしょうね。でも、この映画のすごさって、それだけではないと思います。作品中のセリフが、どれを取っても美しいんです。「生きている限りあなたを愛し続けます」なんて、もし他の映画に出てきたら、白々しくて嫌気がさすでしょう。ここまで光っているのは、この「シェルブールの雨傘」という作品そのものがとても素晴らしいからだと思うんです。無駄が無く、不自然さをみじんも感じさせない。だから言葉も音楽も良いんです。最近のフランス映画は、ストーリーやテーマの規模の大きさにとらわれて、話の中身を作ることをおろそかにしがちだと思うし、だから退屈だと言われているのだと思うけれど、一度原点に返って映画というものを見直してみると、この頃のような素晴らしいものができあがるかもしれませんね。 9点(2005-02-21 23:31:50) |
9. ショコラ(2000)
「この森で、天使はバスを降りた」に似ていたけれど、感動してください!!的な場面がなかったのが好印象でした。全体の雰囲気も良かったし。ただ、伯爵がチョコを食べあさるシーンは退いた・・・ 8点(2005-02-03 21:23:20) |
10. シュリ
設定が分かりづらかったので、恋愛の部分ばかりに注目してみてしまいました・・・さすが高校生の自分。 5点(2004-07-05 21:31:39) |
11. シックス・センス
怖かったけれど、素直に感動しました!A.I.よりも好きです、この作品。 8点(2004-07-05 21:24:43) |
12. 七人の侍
戦闘シーンが本当によかった。でも音が聞き取りにくかったのが残念。これほどの作品を作れる監督は、日本じゃ黒澤氏以外にいないでしょう。 7点(2004-07-05 21:22:58) |
13. ジョニー・イングリッシュ
無駄は多いけれど、そこまでひどいものでもないような。ミスタービーンを見た人ならその延長線上で楽しめると思う。 6点(2004-01-24 21:07:09) |
14. 12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
《ネタバレ》 目撃者はいるが、その証言は本当かどうか定かでない。ともするとアリバイが成り立たないと思われるような言動も、実際にはよくあることである。私たちも、このような客観的事実にだけ気をとられ、真実を見失ってしまうことがある。そんな人間の心理を深く追求した作品だと思った。 8点(2004-01-21 21:47:09) |