1. シックス・センス
以前見たときはおちの印象が強くてそれ以外の部分はほとんど忘れてしまっていたが、今回落ちがわかっている状態で再び見てみてそれ以外の部分も結構しっかりできているんだなという印象だった。 [DVD(字幕)] 9点(2007-07-21 20:55:13) |
2. 情婦
いつものようにビリーワイルダーの気のきいたせりふまわしに加えて、終盤のストーリーの展開がとてもよかった。観終わってすぐもう一度見直してみたくなる。 9点(2004-11-18 12:47:32) |
3. ジェネラル・ルージュの凱旋
前作のトリックが原作も映画もドラマもそれではそんな死に方にならないだろうというものだったこともあって、原作はミステリーですらない今作にはあまり大きな期待をしていなかったが、意外によかった。シリアスなシーンの中にも笑えるシーンを持ってくるところもアメリカ映画のようで新鮮だった。 [DVD(邦画)] 8点(2009-09-21 00:10:06) |
4. 11:14
《ネタバレ》 登場人物のものを考えないところはあまり好きではないのだけれど、ストーリーのひねりが利いていてとても楽しめた。最初の話の登場人物が最後にああいう形で出てきたところがまったく予想外でうまくまとまったなと思った。アメリカでもほとんど公開されていないそうだが、この監督の作品をまた見てみたいと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-12 09:41:35) |
5. シッコ
日本だって、出産は自費だし、特に公立病院では医療費を払わないで逃げてしまう人はいるし、病院もどこかからはお金をもらわないと経営として成り立たない。日本ではまだ、それまでの治療費を払っていないからという理由で診療を拒否することはないだろうが、この先どうなるかはわからない。マイケルムーアはアメリカを良くしたいと思ってこの映画を作ったのだろうが、ほかの国の人間にとっては自分の国はどうなってほしいのかと考えるきっかけになると思う。 [DVD(字幕)] 8点(2008-06-01 18:11:07) |
6. シムソンズ
飛行機の中で見たが、こういうちょっとばかばかしいけど青春っていう感じの映画に最近弱くなっているので、結構感動した。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-09-20 22:54:21) |
7. シンデレラマン
ビューティフルマインドの時には違和感のあった、ラッセルの体格もこの映画ではボクシング体型になっていてうまく入り込めた。ポールジアマッティのアカデミー助演男優賞ノミネートも納得できる。ボクサーとマネージャーのやり取りがとてもよかった。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-18 19:01:20) |
8. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
オリジナル版を見ていないので比較のしようもないけれど、なかなか楽しめた。中年になって人生に疲れてきたらまた見てみたい。 8点(2004-12-07 08:04:34)(良:1票) |
9. シュレック2
エンディングに関しては、意外に感じた1作目に通じるところがあったが、全体としては気楽に楽しめた。 8点(2004-11-15 09:20:00) |
10. シラノ・ド・ベルジュラック(1990)
もし僕がフランス語を理解できていたら、もっと点は高くなったのだろうけど、理解できないので、この映画の本当のよさ(詩の部分など)は半分もわからなかった。それでも、シラノのかっこよさ(顔ではなくて)には感動した。 8点(2004-11-01 03:58:37) |
11. 深夜の告白(1944)
コメディでない、ワイルダー作品ははじめてみたのだけれど、なかなかいける。映画の最初で、金も女も手に入らないことはわかるのだけれど、最後まで話に引きつけられた。ヒッチコックの作品といわれたら信じてしまいそうだ。 8点(2004-07-31 11:33:52) |
12. 少佐と少女
見終わって『イヤー面白かった』と思った。振り返ってみると何が特に面白かったというわけではないけれど、台詞回しがビリーワイルダーらしく粋だった。 8点(2004-06-29 11:54:01) |
13. 重力ピエロ
《ネタバレ》 伊坂幸太郎の小説の中で個人的にもっとも好きな作品の映画化だったため少し期待が大きすぎたかもしれない。とはいっても詳細をあまりはっきりは覚えていないのであるが、確か兄である泉水の意図というのが終盤になるまでわからずそこが小説としてはどんでんがえしであったはずだが、この映画ではそちらのほうが先に来てしまっていた。小説の若干回りくどい表現の中に巧みに隠されていた意図であったので、小説のその文体をなくしてしまった映画ではそこまで再現できなかったのが残念である。映画の印象としては小説に比べてすっきりしてしまった感じがあって、小説の回りくどいところが好きだった自分にはやや物足りなく感じられた。 [DVD(邦画)] 7点(2009-11-16 20:36:05) |
14. JUNO/ジュノ
大変なことのはずなんだけど、淡々と描かれていて、周りの人たちも基本的には悪い人はいない感じでさらりと見ることができた。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-17 21:57:45) |
15. しゃべれども しゃべれども
話が大きく盛り上がるところもなく、淡々と進んでいったのがよかった。落語の話も何度かこま切れで出てくるおかげで、長くなりすぎることなく且つ内容がよくわかってよかった。少し落語を聴いてみようという気になった。 [DVD(邦画)] 7点(2007-12-08 22:00:01) |
16. 幸せのレシピ
キャサリン-ゼタ-ジョーンズにしては地味な印象の役柄だったが意外に違和感はない。料理もおいしそうだったし、いいせりふもいくつかあってよかった。母親を失ったことを受け入れられない子役の演技もなかなかよかった。ただエンディングが少し安易過ぎるのが残念だった。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-29 23:23:24) |
17. 12人の優しい日本人
『怒れる男』が11人が有罪というところから始まるのに対して、これは全員無罪から始まるように、色々な点で似て非なるところがあるわけだが、もとねたを知った上でコメディとしてみればなかなかに面白い作品だったと思う。『怒れる男』の見た後のすっきり感もなかったけれど。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-11 11:20:36) |
18. 自転車泥棒
自転車がなくては仕事ができない、警察も頼りにできない、そんな状況はあまり身近に感じられないこともあって、切羽詰った感は僕にはあまりよくわからなかった。いい映画だと思う人が多いというのはわかる気がするけれど、合う人とそうでもない人がいるのだろう。 7点(2004-11-15 00:42:53) |
19. 勝利の朝
キャサリンヘプバーンのいつもながらのあふれるばかりのテンションと早口なせりふに圧倒された。 7点(2004-10-31 00:57:12) |
20. 市民ケーン
よくできた映画だとは思った。確かにRosebudの一単語で彼の人生を語ることはできないわけで、それ自体の意味はそれほど重くないような気がする。はじめて見たときは何なのか良くわからなかったし。まあそれを抜きにしても、それなりに話に引きつけられた。見てよかったとは思ったけどまた見たいとは思わない。 7点(2004-07-31 08:18:33) |