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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1633
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  地獄の血みどろマッスルビルダー<OV> 《ネタバレ》 
自主製作で15年掛けて2009年に完成…とゆーコトで、それでも俳優を使った主要部分の撮影は90年代中盤~2000年代初頭までで終わった⇒そこから延々編集等してた…て事情のよーです。画質が超・荒いコトを脇に置けば、確かに登場人物の感じ(ファッションとか)的にも90年代っぽい質感ではありますし、ホラー的にもそれこそ、まず全体として『死霊のはらわた』に非常に似通ってて、後は『死霊のしたたり』『ブレインデッド』とかこの頃のドイツの(キ○ガイ)連中、とかの質感にもかなり近いモノ・描写の似ているトコロを感じ取れますかね。加えて自主製作ってコトで、個人的には『鉄男』みたいな味わいもまま高度に感じられたかと思います。  重ねて、ホラーとしては90年代スプラッタのごくコッテコテなヤツ…を志向してる作品だと思うのですが、まず最初にあくまでB級としては、全く全然好く出来ている・完成度の高いジャンルホラーだと思いましたよね。モチロン「B級として」ってコトで画質をはじめそこら中の「安っぽさ」には目を瞑るとしても、構成や全体のテンポ・スプラッタの分量+過激さ・(コミカルに振った)オチの付け方、なんかからは、先に述べた完成度や纏まりに加えて監督の「信念・美学」といったモノまでごくしっかりと感じ取れたと言いますかね。やはり何より「こう撮りたくて=こーいうのが好きだから」こう撮っている、とゆーのが実にヴィヴィッドに伝わって来る、そのコト自体が大きくまず一つ、そしてそれに(個人的に結構に)共感できてしまう…とゆーのが二つ目として、それ自体はある意味「(B級)映画鑑賞」とかって次元に無い別の行為の齎す快感ではなかったか、と思ってしまいました。最近だとそれこそ『JUNK HEAD』を観た時に得た感動にも非常に近いな…と。  再度、ホラー好きにならば全力でオススメ出来る作品だと思いますので、お暇なら是非。プラス、私の観た完全版(2012年に監督が微修正を施したバージョン)のレンタルDVDだとオマケで監督のインタビューが収録されてるのですが、この短い10分強の内容がま~た非常に面白かったのですよね。こちらも是非、併せてご覧いただければと思います(正直、ココで1点アップしてます)。
[DVD(邦画)] 7点(2024-03-02 00:31:15)
2.  食人族3 ~食人族VSコマンドー~ 《ネタバレ》 
おおお…鬼の様にツマランな…そもそも監督のマーティン・ミラーて誰じゃ?と思ったら、案の定ブルーノ・マッティ(a.k.aヴィンセント・ドーン)の別名義だし、オマエは年に2本も食人映画撮るんじゃねーよ、と(否、年に2本も最低映画撮るんじゃねーよ、と)。  基本的には食人映画だが、ちとアクション寄りとゆーか、食人族のテリトリーに殴り込むのが重装備の軍人になってたりする+少しだけ『プレデター』を意識したよーな描写(例の皮を剥がれて逆さ吊りの死体)が散見されたりする…のだけど、何だろう、とにかく盛り上がらないのだよね。メリハリの欠如、見せ場となるハズの描写のテキトーさ&パクリから来る新鮮味の無さ…あとやっぱ、食人族が集団で襲い掛かってくる…とは言え、竹槍・弓矢の半裸集団をマシンガン5丁で薙ぎ払う!つーのには、流石にスリルとか爽快感なんてのは感じられないっすよね(率直にゆーて大人げ無い、と)。観終わるまでに三日掛かった映画ってのも、久しぶりだすね。
[DVD(字幕)] 1点(2023-05-03 18:23:50)
3.  ショコラ(2000) 《ネタバレ》 
(理由は実は好く分からなかったのですが)当初からかなりメルヘンな雰囲気が感じられるのですケド、そのワリにはソコまで分かり易く明らかにポジティブ&ハートフルなドラマでもねーかな…と思ったのです(⇒ラスト付近は色々とご都合主義にも近い感じでカタが付きまくってゆきますが)。また、好くある「ふと現れたスーパーな主人公が一切合財解決して回る」というお話に思いっ切り見えるヤツでもあるのですケド、中盤深くまではその辺の感じも率直にだいぶ曖昧だとも思うのですし(特にキャリー=アン・モスとジュディ・デンチの関係性があまり改善した様に見えてゆかないのが私としては大きかったのかな、と思います)、ソレでいてレナ・オリンの元旦那はラス前には一発トンデモなく深刻なコトをやらかしてくれるのですし。個人的にも、ごくまろやかに観てるしかない感じで進行してきて…のあの辺からの暫くのシリアスさは、全体としても少~しバランスが悪かったかな…と思いましたかね。  ただ好意的に捉えれば、見た目は分かり易い様で実際は全然そーでもない、タイトルどおり甘い様で実はほろ苦くもある、とかっていう(種々の側面で)ごく複雑で奥行きのあるドラマだ…と思うコトも出来るかと感じるのです。ソレこそ苦くも甘いチョコレートの様な、と。ロケーションがとても素敵で、美術系の小物も総じて綺麗で、何よりジュリエット・ビノシュは超・魅力的で(外見も内面も)かつ少なくともレナ・オリンに対象を絞るならばごく分かり易くポジティブ+爽やかなお話だったのも含め、いつ観ても全然フツーに楽しめる映画だったかな…とは思いましたですね。観て損とゆーのは全く無かったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-25 19:37:51)
4.  実録!?ドキュメント その時… 上島が動いた 《ネタバレ》 
エンドロールを見る限り、企画~演出まで上島竜兵本人が実際に主導したというコトの様である。であれば、実のトコロ(意外なホドに)非常にシュールな笑いを志向している人だったのかな…?と思ってしまったってのが正直なトコロすね(⇒チョイ印象変わりました)。まあ、私は正直彼の芸に(キャリアの端から端まで)精通してるというワケでは全くないのですケド、普段のTV用の分かり易いリアクション芸やお決まりのギャグからすれば、今作からはモ~松本人志の風すら仄かにも感じ取れた…と言いましょーか。とは言え、構成としては(ごくごく硬派な方の)「スベリ芸」を軸としているが、ソコに(TVなら必ず居る筈の)ツッコミが配されて居ない…とゆーのが今作が此処まで「難解な」作品に為っているというコトの第一の理由なのかとは思うのですケドね。正直、ほぼ笑えずに観終わった…という人も少なくないのではねーかと。  中で一箇所あからさまに一段クオリティが頭抜けていたのは、結局肥後リーダーとの絡み…としか言えねーのですよ。正直、アレはどう見れば好いのでしょーかね?あそこだけツッコミが効いてたと見るか、やっぱ肥後さんが単に凄いと見るか、あるいは長年連れ添った二人の関係性が孕む含蓄諸々が産み出すというモノなのか…コレも(シュールとは違うと思いますが)実にユニークな「笑い」だったかな、と(⇒もしコレが「笑い」だった=「笑い」を第一に指向しているモノだった、としたら…という意味で)。
[DVD(邦画)] 4点(2022-06-19 01:54:19)
5.  死霊のいけにえ(2000) 《ネタバレ》 
定期的に記憶を整理しとかないと都度こんがらがる、とゆーのがあるのでして…   ・『悪魔のはらわた』:ポール・モリセイ(アンディ・ウォーホル)のシュールで変なホラー。 ・『死霊のはらわた』:サム・ライミの出世作。散々シリーズ化・リメイクもされてる良作。  ・『悪魔のしたたり』:ジョエル・M・リードのクソオブクソオブクソ映画。史上最低映画の最有力候補の一つ。 ・『死霊のしたたり』:ユズナ&ゴードンの良作コメディホラー。こちらもシリーズ化。  ・『悪魔のえじき』 :公開時は『発情アニマル』というタイトルだったリベンジスリラーの佳作。最近リメイクされてる。 ・『死霊のえじき』 :ロメロ(旧)三部作の三作目、原題『デイ・オブ・ザ・デッド』のこと。  ・『悪魔のいけにえ』:トビー・フーパーの出世作にして史上最高のホラー映画の一角。死ぬ程シリーズ出続けてる。 ・『死霊のいけにえ』:???   ※調べると他にも『悪魔(死霊)のシスター』とか『悪魔(死霊)のささやき』だとか、こーいうのは結構色々ある。  ※余談だが『悪魔のシスター』はデパルマのそこそこな有名作であり、私はこれを観ようとして『地獄のシスター』という全くの別作品を観てしまったことがある(『死霊のシスター』は割と最近の完全なる別作品であり、『死霊館のシスター』のバッタもんなのは言うまでもない)。  ※これも余談だが、アンドレアス・シュナースの代表?作『ヴァイオレンス・シット』シリーズも邦題は『悪魔のえじき』を基本としている(『悪魔のえじき+~』みたいにサブタイトル付くけど)。まあ、どれもどーでもよい出来ではあるのですが…   戯言・冗談はさておきまして、本題は今作『死霊のいけにえ』である。これまた割と最近、同じタイトルの別作品が出て来てしまっていることもあり、上で挙げた作品の中では格段に印象が薄いのも事実であろう。ただ観てみると、ある意味今作を「無かった」ことにしてこのタイトルを別作品に付けちゃった理由もすぐに分かるとゆーか、そもそも何故に今作にこのタイトルが付いているのかもすぐに分かるとゆーか、今作は一言で言うと『死霊のはらわた』の何十番煎じかのひとつ、でしかない(それもごく最低レベルの、という)。  個人的見解としては、殆ど丸パクリなのだからせめて元ネタの精神(スピリット)、つまり「グロ描写はあくまで派手に、それ故のチープさ・粗さはカメラワーク・見せ方といったトコロのテクニックでカバーする」というコンセプトは継承しておいて欲しい(でなきゃ「意味」が無い)と思うのです。今作はソレが全く出来てないのですよね。監督さんよ、お前さんはいつもどーいう心構えで他のホラーを観てるのか、と。(根本的に)中身の無いホラーを表面的に観て満足する、なんざまるでプロでも何でもないですよ、と。色々と「キビシイなあ~」と思っちゃう一作でしたすね。
[DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2021-07-18 02:13:03)
6.  ジョルジュ・バタイユ ママン 《ネタバレ》 
理性を脱ぎ捨てた先に、神は現れる。全編を覆い尽くすグロテスクな性描写が意味するのは、人智に依っては理解し難き「神」、その如き母の愛を得るべく、息子に課せられた試練だ。あまりに不道徳で不条理なその終着を彼が本能的に拒むのは、至極当然な事である。しかし人間を辞さなければ、彼は母の愛をも得られないのだ。これは中々に気の毒な事ではないか。  本作に於ける「神」、これが務まるのは、如何にも「怪物」イザベル・ユペールくらいなもんであろう(その絶大な、かつ変態的な存在感を以てして)。エロくてゲスい見た目の割には、内容の方がそこそこ在る(流石バタイユ)。
[DVD(字幕)] 7点(2021-04-13 00:48:14)
7.  食人族2 《ネタバレ》 
とにかく強く感じるのが「既視感」。大半がどっかで(主に前作『食人族』で)観たことのある描写・展開で構成されてゆくというか、むしろ何か自分で縛りでもかけているかの様な。これはもしかして大いなるオマージュなのだろうか(それとも最早ネタを考えるのすらメンドくさいということなのか)?  更に痛いのが、そのパクリ描写のいずれもが以前に観たものよりショボいクオリティに為り下がっているという点。一番はかの有名な「串刺し女」だろう。オリジナルの方のそれは確かに流石に有名になるだけの迫力やリアリティを備えていたのだが、今作ではそれがただ血塗れの女が棒に紐で吊るされている、というチャチなシーンに変わってしまっていたり(話の中で出てくるタイミングが同じだから何とか「コレはアレなんだ」と気づけたケドさ、多分単純に撮り方が分かんなかったんとちゃうかね)。問題の動物殺戮シーンも2000年代にもなってま~だ入ってるのだが、申し訳程度にちっこいワニを殺すだけになってるし(別にこれは喜ばしいコトかとも思うケドね)。  要するに、前作のネームバリュー以上の価値というものが皆無な極めて程度の低い続編です。逆にこの進歩の無さは(23年も経ってることを考えれば)奇跡に近い、とも言える(だからなんなんだ、としか言い様は無い)。
[DVD(字幕)] 2点(2021-03-16 23:46:34)
8.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
確かに、ともすればアレなオチだと思います。ただ、一生彼女を背負い続けることが出来るのか、という現実に直面したときに、誰しもが十分に強くなれるという訳ではないのも事実でしょう(少なくとも私自身は、同じ状況でその決断は出来ないと思います)。その意味では私はこのラスト、自分の無力さに涙する主人公にはその面からは大いに共感できましたし、それを許容したジョゼの優しさ・強さにも深く感じ入りました。人間というものの描き方として、私はここはかなり好きですね。そしてこの恋愛は、決してふたりにとって無意味なものであった訳ではないのです。その直後にジョゼの変化・成長を感じさせるシーンを持ってきてそれでジ・エンド、という流れも巧みであり、また適切だったと思います。そこは、アレなオチを演出・演技のテクニックで巧く乗り切った、という感じだといつ観ても思いますね。  色々と変わりダネな映画だと思いますが、この映画で一番変わっているのはやはりヒロインでしょうか。見た目や喋り方、性格も含めて、パッと見はどーにも魅力的には見えないのですが、じーっと観ていると次第に魅力が滲み出てくるというか、そこら辺の表現も奥ゆかしく、また巧みだったと思います。その大部分を担っていた池脇千鶴は、やはり凄い女優だと思いますね。
[DVD(邦画)] 8点(2021-01-03 13:50:06)(良:1票)
9.  地獄の黙示録 特別完全版 《ネタバレ》 
フェリーニが『甘い生活』で描いたのが現代人の精神的頽廃であるならば、今作が(これまたウンザリするほどの長尺と希薄なストーリーの中に)描き出そうとするものは現代人の孕む「狂気」そのものである。それは、戦場という命を遣り取りする修羅の場の中で恐怖と憎悪から導き出される(一種「理」に適った反応としての)過激な行動ではなく、肥大化した欲望が戦争というトリガーによって箍を外されたために具現化した常軌の逸脱だ。この作品の刃は(トリガーに過ぎない)戦争を越えて、現代人そのものに向けられている、と私は考えている。  と、大仰に言いつつも、それでもまだ前半は色々と比較的よく出来てはいるものの、戦争映画と捉えるにはあまりにリアリティが無さすぎるのだし、個人的には(狂気をテーマとした)一種のブラック・コメディとして半笑いで観る、が正しいくらいだと思っている。ただ、そうやって観てゆけるのもカーツ大佐登場までで、これ以降は正直言って何が何だかサッパリ分からない(これは、裏話を聞けば監督すら何を撮ってるのか分かってない、ということだったらしいので、正に然もありなん、という感じではあるのだけど)。率直に後半は(狂ってる感じの空気を醸したがってる)雰囲気映画だと言ってもよいと思う。ちょっと支離滅裂・場当たり的すぎて、完成度の高い作品とは言い難い(天才コッポラの業だけあって、一見は何とかなっている様に見えなくもないものの)。  ※いちおう今回、特別完全版を鑑賞したのでこちらでレビューしておくが、オリジナル版でも完全版でも本質的には大した差は無いと思っている。個人的には、特にフランス人入植地のエピソードは完全な蛇足だと感じているので、ややオリジナル版の方が好みだが。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-11-08 03:41:24)
10.  湿地 《ネタバレ》 
複雑な過去の因縁と、キーとなる遺伝病をうまく絡めたメインのサスペンス部分は率直にそこそこ面白いし、そのお話が、アイスランドの寒々しい情景の中に陰湿に冷酷に描かれる空気感も決して全く悪くはない。だがしかし、そこまで「面白かった!」という程でもないかとも思う。特に、結構重い話なのに尺自体もごくコンパクトで、故に見応え・歯応えというものがやや物足りないかと。せっかく雰囲気を重々しくつくっているのだし、多少テンポを落としてももう少しエピソード膨らましてしっかり2時間にした方が良かった様にも思われる。  雰囲気という意味では、味気ないマズそうな食い物を随所で巧みに使ってたのが印象に残る(意外とよくある手法ではあるが)。特に、グレータルの死体を掘り起こしてみんなが「激臭っ!」てなってる直後に、張り込みの刑事がドーナツ頬張ってる画を持ってくる辺りはウマいなあと思った。  アイスランドならでは、という部分として(これがそうなのかは定かではないが)、ごくごく狭いコミュニティの話なのではないか、と思わせる様な描写が幾つか見られたかと思う。例えば、エヴァがエーレンデュルの娘なのをそこら辺のワルが皆知ってるだとか、オルンの母親も悪党三人組がルーナルの手先だと分かっていたり、とか(母ちゃん、そこまで分かってて何故ホルベルクに抱かれるのじゃ?としか言い様が無いが)。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-08-29 01:02:01)
11.  心霊写真 《ネタバレ》 
かなりJホラーを研究して創られた作品(陰鬱な雰囲気、影の巧みな使用、因果応報で怨念な展開など)。前半は展開が非常にオーソドックス、かつ、ややゆったり過ぎるテンポで少し退屈だが、中盤以降は(主筋はやはりオーソドックスながら)展開運びや演出に非常に良いアイデアがいくつもあり、率直にかなり面白い(ラストとかも素晴らしい)。何より、恐怖描写が日本のものよりやや直接的で力技感はあれど(『呪怨』の進化系みたいな)、不気味さ・悍ましさ・切れ味は抜群で相当怖い。タイ本国で大ヒットしたのも納得な、非常に良質なホラー。  2004年の作品ながら古びた低画質(16mm?)なのだが、これがJホラーぽい雰囲気と非常にマッチして怖さを倍増させている。今後のJホラーも是非ともこの画質で作ってくれ。
[DVD(字幕)] 7点(2020-07-24 00:13:02)
12.  呪怨 黒い少女 《ネタバレ》 
ビデオ作品と見紛う程に全体のチープさは極め付き(恐怖演出には「腹に顔」のCG以外には血糊と例の「ア゛ア゛ア゛」声くらいしか使ってないという手抜き)。シナリオも酷いやりっ放し(加護亜依とチャラ男と勝村正信は結局どうなったの?)。そもそも呪怨シリーズとは何の関係も無いという詐欺(タイトル違ったら絶対観なかったし)。正直こういう映画が一番罪深い。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-03-01 13:49:43)
13.  呪怨 (2003) 《ネタバレ》 
色々とダメダメな駄作。  ①リメイクではなく続きの話で、また(時系列の入替を含む)短エピソードの寄せ集めの構造を取っている。がしかし、明確なストーリーラインがあった前作に比べ、本当に単発のエピソード(しかも全部同じよーな出来事)を繋げただけなのでこの構成にする意味が全く無いし、そもそもストーリーがなんにも無いので前作より明確につまらなくなっている  ②バケモノを思い切り見せるというのがコンセプトなのは分かるのだが、特に俊雄の見せ方が非常に稚拙で、ホラーなんだかコメディなんだか分からないレベルで演出にキレが無い  その他、ホラー演出も(ビデオ版より予算は有りそうなもんなのに)非常にチープかつ二番煎じな残念な出来。あと伊東美咲は近年稀に見る大根(奥菜恵は流石の可愛さだけれども)。
[DVD(邦画)] 3点(2020-03-01 13:46:01)
14.  処刑山 -デッド・スノウ- 《ネタバレ》 
ガチの雪山で撮ってて頑張ってんな~とは思うが、中盤までは暗いシーンが多く、そこの照明の使い方に工夫が無くてただ暗いだけなので、単純によく見えなくて普通にイマイチ。終盤は一転して終始昼間のシーンになり、加えて矢鱈と血みどろな単なるスプラッタ合戦と化す。ここまで俳優の顔が血塗れな映画も珍しいが、白い雪原をバックに紅が映える様子は実に美しい(嘘)。チープだが結構好き。
[DVD(字幕)] 5点(2020-01-29 23:09:39)
15.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
捻りのない展開からこれでもかと言わんばかりの救いの無いラスト。映画として面白いとは言い難い(題材はマジメなのかもしれないが)。子供の教育用とかにはいいかもしんない。
[インターネット(字幕)] 4点(2019-11-21 20:09:42)
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