1. スターシップ・トゥルーパーズ
バーホーベン作品初体験でごんす。噂には聞いていましたが、グ、グロい・・・観終わった後は疲れ果てて、休肝日にもかかわらず飲まずにはおれなかった。とりあえずバーホーベンさんがとてつもなく悪趣味でいぢわるな皮肉屋さんというのは分かりました。色んな意味で凄い作品だけど、二回は観たくないなあ・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2006-12-27 14:25:17) |
2. 素晴らしき日
あんまりこういうラブコメを見慣れてないせいか、新鮮な感じがして素直に楽しめました。ジョージ・クルーニーの子供心を持った素敵な大人って言うのはある意味理想形ですね。あんなふうになれたらいいよなあ。あとラスト近くでミシェル・ファイファーが自分の胸を「よせてあげて」してるのには笑ってしまいました。なんだい、アメリカ人も同じかい!子供たちもかわいくて素敵でした。ので、1点おまけ。 8点(2003-02-19 23:00:30) |
3. SLAP HAPPY
この作品、僕にとっては懐かしかったな。というのも僕も学生の頃、深夜のコンビニでバイトしてたもので。印象的なヘンなお客さんもいたなあ。ビートルズが大好きで、店内でビートルズがかかってるといつも嬉しそうに僕を見て「ビートルズイズナンバーワン!」と親指を立てる外国人のおじさん(六本木のクラブかどっかで生バンドの仕事をしてるっていってたっけ)とか、早朝スポーツ新聞を買いに来ては「カァーッ!また巨人ボロ負けだよ、ったくしょうがねえなあ」と(何故かちょっと嬉しそうに)こぼしていたおじさん、あ、何故か僕に突然洋モノ無修正のエッチビデオをくれた謎の中年夫妻もいたっけ(友達のA賀君に持ってかれちゃったけど)…と今思い起こすと懐かしいけれど、でも当時の僕はこの作品の主人公と似たような心境だったと思う。弧独、不安、まだ何者でもなく、何事も成していない自分に対する苛立ち、何か起こるんじゃないか…という微かな期待と、やっぱり何も起こらない…という失望、などなど(あ、あと宗教の人にもよく声を掛けられてたっけ。ま、田舎から出てきたジュンボク少年だったからにゃあ)、台詞や説明は少ないけれど、そういう主人公のヒリヒリした気持ちがばしばし伝わってきました。少しずつ心の奥底に蓄積される苛立ち、怒り、そして爆発…何か、切ないやねえ。でも、優しさに溢れた作品でありました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-08 22:06:17)(良:1票) |
4. スカートの翼ひろげて
あり?そんなに悪い内容でしたっけ?確かに恋愛ドラマの部分は納得いかない部分もありましたが、全体的に爽やかな映画だったように思います。確か戦争中(第一次だったか第二次だったか忘れてしまった!)男たちが徴兵されて労働力が足りなくなった農村に女性が派遣されて、という話でしたが、のどかな農村の風景と音楽がとても合っていたように思います。ただ、登場する三人の女性がみんな知らない女優で、キャラクターを把握するのが大変だったんですけどね。今度もう一回観てみようっと。 7点(2003-10-07 14:27:46) |
5. スリング・ブレイド
「チョコレート」のとこでも書いたんですが、テレビでインタビューを見て以来、なーんだか気になるビリー・ボブ・ソーントン。彼のキャラクターとか演技とかかなり好きなんだけど・・・こういう解決法しかないのかなあ?というか、ジャケットのあらすじに書いてあった彼の「決断」が予想通りだったので、何だかなあっていう感じでした。それとあの唯一の悪人のドイルという人には同情も共感もしないけど、彼の苛立ちはなんか、わかる気がするんですよね。田舎(アメリカ南部?)の閉塞感というか、「俺はこんなところでこのまま終わってしまうのか・・・?」的な焦りとか。「自称天才」のバンドのメンバーの前でブチ切れるところなんて、痛々しいくらいだったけど(ちなみにこのドイル役のドワイト・ヨーカムっていう人、実はグラミーも獲っているカントリーミュージシャンなんだそうな)。だからなにも・・・ねえ?ラスト以外はすごく好きなんで、残念。 7点(2003-04-23 22:05:11) |
6. スモーク(1995)
うーん、しみじみ、淡々とした映画ですねえ。僕にはちょっと淡々としすぎてた感じもしましたが、まだまだ人生経験が足りないのだな、きっと。十年後くらいに観たらきっともっと良くなると思います。最後のモノクロシーンとそれにかぶさるトム・ウェイツの曲が、何だか「人生泣き笑い」という言葉を連想しました。あ、あと愛煙家としては劇中のさまざまなシーンでのタバコの使われ方(役割)が面白かったですねえ。 7点(2003-04-17 18:33:59) |
7. ストレイト・ストーリー
これって実話なんですよね。しみじみしていい映画です。好きなシーンは、「年を取って嫌な事は?」ときかれた主人公が「若い時の事を覚えてることだ」って言うところと(僕はまだまだ若輩者ですがすごくわかります。若いって、恥ずかしいです)途中で知り合った老人と戦争体験を話すところです。事故にあった鹿をちゃっかり食べちゃう(鹿の群れに囲まれながら)ところには笑いました。しかもこれまたちゃっかりその骨を飾りにしてるし(ちなみに動物愛護家へのフォローのためか「この映画では撮影のために動物を殺してません」みたいなことをエンドロールで言ってました)。 7点(2003-02-28 22:50:09)(良:1票) |
8. スリーピー・ホロウ
恐いの(サスペンス・サイコスリラーを含む)は苦手なんですが、「シザーハンズ」にヤラれた身としてはT・バートン・&J・デップコンビの作品を見ないわけにはいくまい(しかも音楽はダニー・エルフマンだし)と思い、意を決して観たのですが、思ったより恐くなくて楽しめました。ティム独特の暗ーい映像の中に、やはり独特のユーモア感覚(J・デップがすげー臆病だったり、自作の大袈裟な道具がまったく役に立たなかったり)が盛り込まれ、良かったです。ある意味アメリカ版横溝正史って感じでしょうか?クリストファー・ウォーケン演じる首無し騎士も「シザーハンズ」のエドワードに通ずるようなフランケン的な哀しみを漂わせていたし、結局一番恐いのは人間ってことでしょうかねぇ。ラスト近くの、風車小屋の中の歯車の中を逃げるところはちょっと「カリオストロの城」っぽかったです(あっちは時計台だけど)。それにしてもヒロインのクリスティーナ・リッチって「恋する人魚たち」でウィノナ・ライダーの妹役をやってた人なんですね。・・・ジョニー・デップ、ある意味姉妹ドンブリ? 7点(2003-02-28 19:13:01) |
9. スネーク・アイズ(1998)
「ゲロッパ!」の偽JB役ウィリー・レイナーが出てるっていうんで観たんだけど、どこに出てたかよく分かんなかったなあ、クレジットにも出てないし・・・それはともかく、この作品の、いかにもな長回し、いかにもな主観ショット、良くも悪くも「教科書的」だなーと思いました。つまんなくはないけれど、ちょっと薄味。まあ、その「軽さ」も良さのひとつかも知れないんだけど。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-15 18:07:09) |
10. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
《ネタバレ》 このシリーズには大して興味も思い入れもなかったのだけれど、アミダラ姫の身代わりとなる侍女の役をキーラ・ナイトレイがやっていると聞き、鑑賞、したのだけれど・・・白塗りメイクで全然分からん(なんせ彼女の母親も分からなかったらしいから)。DVDで観たのでコメンタリーでこの事について何か言ってるかな?と思ったのだけれど、ずーーーーーっとCGがどーしたとか効果音がどーしたとかっていう話ばっかしで役者に関するコメントはほぼ皆無。ま、こーゆー映画だからしょうがないのかもしれないけれど、きっとルーカスは役者より異星人やクリーチャーやメカの方に愛着をもっているんだろうな。 6点(2004-03-30 17:35:18)(笑:1票) |
11. 素敵な歌と舟はゆく
飄々とした作風ですね。人生の不条理や運命の残酷さをサラッと描いているのが不思議な印象でした。ただ観てて、ちょっと置いてきぼりにされちゃったような感じもしたんですが・・・もう一度間を空けて観てみたい作品のひとつ。それとフランス映画好きの方の意見も聞いてみたいです。 6点(2004-02-21 14:44:23) |
12. スター・シスターズ 流れ星にのって
同じ日に同じ病院で生まれ、同じ「ヨハンナ」と名づけられた三人の女の子のファンタジックなお話。ちょっと話が少女マンガっぽいけど、それぞれのヨハンナがなかなか可愛くて良かったです。特に二番目のヨハンナのエピソードが、子供の目に映る「死」を題材にしていて興味深いです。 6点(2003-08-29 18:31:13) |
13. スーパーマリオ/魔界帝国の女神
個人的にはハリウッド版「ドラゴンボール」と併せてもう一回観てみたい。毒舌の友人と観るとなお楽しめる(かも)。 3点(2003-03-03 16:13:49) |