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1.  スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
“よくぞここまで映像化して下さった”と、感謝するとともに思わず拍手したくなるほど、これぞ私が久しく求めていた超娯楽映画。理屈抜きの大スペクタクル冒険活劇とはこのこと。第二次世界大戦の歴戦の勇士といったイメージで登場する美男パイロット。ロイス・レインを彷彿とさせる美人女性新聞記者。世界征服を企むマッド・サイエンティストとその手下たち。巨大ロボット群団の攻撃。空中に浮かぶ航空母艦。プロペラ戦闘機による空中戦。時代を象徴する飛行船に始まり、クライマックのノアの箱舟風ロケットに至るまで、荒唐無稽なドラマを演出する為のお膳立ては総て揃えられている。それと同時に、本作は「キングコング」から「007」に至る過去の名作活劇映画へのオマージュともなっている。光線銃といった小物から大掛かりなメカに至るまでの、レトロな感覚で統一されたデザインは、まるで昔の少年雑誌のイラストから抜け出てきたようであり、何故か懐かしさのようなものがこみあげてくる。序盤の“Tの字”型の影となって、ビル街を低空飛行するロボット群団を俯瞰で捉えたシーンと、彼らから発せられる光線砲の音などは、年配の人なら思わずニヤリとするに違いない。時代色を出す為にカラートーンを極端に抑え、ドイツ表現主義を模した陰影に富んだ映像にしているが、物語が進むにつれ映像もどこか近未来SFっぽくなり、エンディングが近づくにつれ、いつの間にやら鮮やかな総天然色に変貌しているのには驚かされる。本作は、昔ながらのオーソドックスな古臭さの再現と、現代風のスピード感と軽快なテンポが絶妙にミックスされた、古くて新しいエンターティンメントだと言える。他愛ないと言えばそれまでだが、古き良き時代のいい意味での陽気さというものが全編から溢れている好篇だ。
[映画館(字幕)] 9点(2005-05-05 16:38:15)
2.  スチュアート・リトル2
画面にダイナミズムを吹き込んだことから、その映画的興奮と語り口の旨みは前作をさらに上回る。「S.W.」も「S.L..2」も趣の違う作品であるものの、SFXが凄いという点では共通している。しかし大掛かりでないだけに、誤魔化しがきかない本作のほうが、高等テクニックの冴えというものを感じる。実写との違和感など微塵も感じさせない、実に地味で細かな作業の積み重ねで出来上がった作品。本当に凄いとはこういう事を言うのだろう。
9点(2002-08-18 17:51:03)(良:1票)
3.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
昔々、「帝国の逆襲」が公開された時、“見世物映画としては一つの頂点に達した作品”と評されたことがあった。CGやデジタル合成というテクノロジーの格段の進歩で、あらゆる映像表現が可能となった現在、この作品もまさに一つの頂点に立ったと言えるだろう。様々な宇宙船やクリーチャーたちのデザインの素晴らしさや、その有無を言わさぬ凄まじいスペクタクル映像の完成度の高さには、脱帽せざるを得ない。こういう作品に“空疎な大作”と揶揄した表現をよく耳にするが、ここまで徹底的に見せてくれれば、金と時間とアイデアをたっぷりかけただけの事はあったと思う。
9点(2002-07-20 22:58:30)
4.  スパイダーマン(2002)
超低予算映画でその名を知らしめたS・ライミ監督としては、この超高額予算映画はいかにも不似合いで居心地悪そうに映る。金が掛っていても掛っていないように見せることにも才能のある人かも知れない。だいたいコミックブックからして、そのスケール感など微塵も感じないではないか。そしてそんな予算などとは関係なく、むしろ意外なほどキチンとした人間・青春ドラマになっていることに、一種の驚きと爽快感を覚える。T・マグワイアの特徴のある眼の演技が存分に生かされ、彼の言うに言えない気持ちは十分に伝わるし、そして彼女の唇に残っている微かなキスの感触が暗示的なこのエンディングには、切ないまでの情感が溢れている。たった一度だけTVスポットで見た、遠景の世界貿易センタービルにクモの巣を張った逆光のショットが、諸般の事情でやむなくカットされたのが何とも残念。あと、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」の名セリフを吐いたC・ロバートソンの元気な姿が嬉しかった。
9点(2002-06-30 14:20:30)
5.  スターリングラード(2001)
いったいどうやって撮影されたのだろうかと思えるぐらい、ますます手の込んできた大スケールの戦闘シーンと、息詰まるような狙撃兵同士の個と個の闘いとがバランス良く構成されていて、ラストまで実に目が離せない。ジュード・ロウの本格的な主演は期待以上だし、いつもは激しい気性の役どころが多いエド・ハリスも、今回は最後までその表情を変えることなく不気味さを漂わせ、貫禄十分だ。ただ、ロウとワイズの濃厚なベッドシーンはいかにもJ・J・アノー監督らしさが出ているものの、作品全体のトーンからは少し違和感を覚えてしまう。
9点(2001-05-13 16:10:54)
6.  ZOO(2004)
フルアニメを含む5話のショート・ストーリーからなるオムニバス作品。若手人気作家・乙一の原作が基になっているという事だが、私は知らない。いや、むしろ原作の世界観を知らないからこそ、映画として純粋に楽しめたとも言える。ホラー・心理サスペンス・近未来もの等々、内容はバラエティ豊かにチョイスされていて、しかも実にバランス良く配列されているため、些かも飽きる事はない。様々なジャンルで活躍する若手演出家にそれぞれのパーツを受け持たせて、個性のぶつかり合いの面白さを狙ったとも言えるが、押し並べて水準以上の作品に仕上がっている。全編に共通しているのは「人間の死生観」が色濃く滲み出ているという事なのだが、だからと言ってこの作品に哲学的なテーマを嗅ぎとる人などいないだろう。極めて限られた空間=小宇宙での物語だが、本作はあくまでもエンターティンメントなのである。個人的には、第1話の「カザリとヨーコ」のブラックさと、双子の姉妹を演じ分けた小林涼子の自然な演技、そして第2話「SEVEN ROOMS」の横並びの密閉された部屋が、狭い水路で繋がっているというアイデアを巧みに利用した点などがお気に入り。あっ!と驚くような仕掛けこそ無いが、それなりに演出上の工夫もなされており、ヒネリもスパイスも程よく効かせて、現代社会の抱えている問題をさり気なく提示している。そして本作は小品ながら、人間の心理というものを巧みに描出している点では何より傑出しており、出演者も見事それに応えている。ただタイトルでもある最終話「ZOO」だけは残念ながら誉めようが無いほど独りよがりな作品で、「恐怖」と「悪趣味」とを明らかに混同しているようである。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-02 15:42:12)
7.  スパイダー パニック!
鉱山のある小さな田舎町が巨大化した蜘蛛の集団に襲われるというもので、ストーリーは至って単純明快そのもの。その定石通りの展開とエンディングは“生物パニックもの”のお手本のようでもある。出演者の顔ぶれからして、作りはいかにもB級然とした作品だが、製作者がR・エメリッヒ&D・デブリンだと知り大いに納得。CGの利点を巧みに取り入れたそのVFXの完成度の高さは、ひたすら映像技術というものに拘りつづける彼らの期待を、今回も裏切る事はなかったようだ。様々な種類の蜘蛛たちが何故人間を襲うのか・・・と聞くのも野暮だが、それはもともと我々人間の蜘蛛に対する一種の先入観があるからかも知れない。それにしても“彼ら”の動きの見事さ、特にショッピング・モールの天井をゾロゾロ這いまわるシーンや、ジャンピング・スパイダーたちとの砂漠でのバイク・チェイス・シーンは一見の価値あり。正月映画としては、やたらダラダラ長いばっかりで、結局どこが面白かったのかさっぱり印象に残らない、世界的超ベストセラーの某ファンタジー映画より、よっぽど面白くできている痛快作だ。
8点(2002-12-24 18:15:01)(良:1票)
8.  スパイダー
ある少女誘拐事件でたまたま捜査のパートナーとなった女刑事。人形のように整った美貌の持ち主だが、無表情でどこか影のある存在。その彼女に人生や仕事の悩みなどを打ち明けられたとき、かつて囮捜査が裏目に出て事故死させてしまい、救えなかった同僚とをついついダブラせてしまう主人公。目まぐるしく展開される作劇と、なんとも思わせ振りで巧妙なトリックについつい騙されそうになるが、冷静に考えれば大方の予想はつくというもの。したがって急転直下のクライマックスも決して唐突ではなく、十分に納得できるだけの説得力をもっている。細かい点を挙げればご都合主義的な部分もあるが、M・フリーマンの圧倒的な存在感がそれを補って余りある。
8点(2002-08-25 15:35:13)
9.  スパイ・ゲーム(2001)
任務遂行の為には犠牲もいとわない冷静沈着なスパイのプロが最後に下した決断は、男の友情のドラマとして実に泣かせるが、個々の観客の見方によっては評価の分かれるところだろう。しかし少なくともCIAの仲間をだし抜くプロセスはひたすら面白く、しかも電話一本で解決してしまうというご都合主義も、R・レッドフォードの存在感がすべてを納得させてしまう。皺が増えてもなお若々しいレッドフォードと、精悍なB・ピットのむしろ押さえた演技とは好一対だと思う。画面のトーンはひたすら渋く、アクションが決して前面に出ている訳ではないが、胸のすく痛快作に仕上がっている。
8点(2001-12-30 23:50:44)
10.  スペース・カウボーイ
顔ぶれの豪華さが、まずなによりの魅力ですが、中でも個人的に興味を引いたのは管制官役のウイリアム・ディベイン。彼は20年程前はかなりの売れっ子で、「ローリング・サンダー」という作品では、当時まだ無名の若き日のトミー・リー・ジョーンズを従えて、堂々の主役を演じてました。月日が流れ、スクリーンで彼を見かけなくなったのと対照的に、ジョーンズがハリウッドの大看板となった今、なにやら人間の運命的なものを感じざるを得ません。ところで作品としては、イーストウッドの上司に盾をつくという、いつもの“ダーティ・ハリー調”が今回も健在で、主要キャストの再会やさまざまな訓練などのエピソードが、面白おかしく描かれていく前半と、宇宙に飛び出してからのSFXバリバリの後半のトーンがあまりにも違いすぎるのが、まず気になるところ。そして肝心の“なぜ旧ソビエトの宇宙船がぶっ壊れて、月へ行く羽目になったのか”という点にあまり説得力が感じられない。ただラストの月の表面から宇宙服のヘルメットまでのCGによる効果は素晴らしい。
8点(2000-12-10 23:58:58)
11.  ストーカー(2002)
「ストーカー」とは、あくまでも邦題であって、作品を観るといかにも便宜上(もしくは安易に)付けたタイトルだと解る。確かに或る家族のことに固執する男の姿が描かれていく事には違いないのだが、我々の日常使われている「ストーカー」とは少し意味合いが違う。従って何の予備知識もなく観ると、やはり意外な内容であり展開も予測がつかない。観る前には、作品のイメージから最悪の結末さえ考えていただけに、家族を持てなかった初老の男の哀しみと同時に、ある種の安堵感を覚えずにはいられない。やはりR・ウイリアムズというキャラクターの成せる技なのだろう。それにしても、頭が良く用意周到である反面、店に無断でのサービス過多やプリントのカウントの誤魔化しといった、どう考えても簡単にバレてしまうような事を、平然とやってしまうという主人公の姿に、昨今世間を騒がせている偏執狂的犯罪者たちにやはり共通項を見出してしまう。
7点(2003-05-02 15:49:21)
12.  スコア
M・ブランドとR・デ・ニーロとの共演に、今、ノリにノッてるE・ノートンとくれば、観にいかない訳にはいかない。まさに、三者三様のキャラ通りの役どころで、ストーリーも実にオーソドックスな金庫破りモノとしてほぼ予想通りの展開で進行していき、それなりに良く出来ていて面白い。が、しかし終盤になるに従って細かい設定に無理や疑問を感じるのと、クライマックスの金庫破りはいくらなんでも大胆で強引すぎる。さらにラストのどんでん返しにも、もうひと捻りあっても良かったんじゃないだろうか。何かツメが甘いという印象は拭いきれない。
7点(2001-10-06 16:08:14)
13.  スナイパー(2002)
オープニングからエンディングまで、狙撃手としての主人公がひとつの部屋に張り付いたままというのも珍しい設定だが、この「静」の主人公に、蜂の巣を突っついたような他の登場人物たちの「動」という対比が本作の狙いであり面白いところ。ただ、ここに描かれている状況や彼のモチベーションを理解するのに時間がかかる事と、それを知ってしまえば、もっと他に方法がなかったのかと思うこともしばしばで、状況設定の面白さとは裏腹に、命懸けとは言え、彼の回りくどいやり方には少々矛盾を感じてしまう。そしてそれは監督カリ・スコッグランドの演出プランに責任を負うところ大であって、そのメリハリの無さが作品を凡庸な印象にしてしまっている。
6点(2003-11-08 23:07:30)
14.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする
子供の頃の“ある出来事”がトラウマとなって精神障害を起こした主人公が辿る迷宮の世界。薄汚れたコートの下に何枚ものシャツを重ね着して登場する彼の姿に象徴されるように、全編を通してジメジメとした肌寒さを感じる創りとなっている。このジメジメ感が蜘蛛のイメージと重なるのかも知れないが、所詮、大した意味はなさそうだ。結局、謎解きや演出力を楽しむというよりは、この孤独と狂気といった繊細な役柄を巧みに表現した、R・ファインズの演技力を堪能するべき作品ではないだろうか。決してお奨めしませんが・・・。
6点(2003-06-02 00:12:02)
15.  スーパーノヴァ(2000)
う~ん、なんか凄く期待していたんだけど・・・。ミステリアス・アドベンチャーのいつもながらのお話に終始していて、主人公の男女が予定通り最後まで生き残り(しかも壮絶バトルのあと、赤ちゃんを身篭ってしまうという支離滅裂さ)、彼ら以外はいとも簡単に葬り去られて、見せ場すらない描き方といい、言い出したらキリがないほど出来が悪い。SFXだけではとてもモタない典型的な作品。
4点(2001-03-14 12:03:42)
16.  スクービー・ドゥー
全米で記録的大ヒットをしたほど、アメリカではお馴染みの人気作との事だが、さっぱり知名度の無い我々(少なくとも私個人)にとっては、“何故?”と思わずツッコみたくなるところばっかりで、まったく不可解な作品だと言える。要するに最初から最後まで一体どこがどう面白いのか、さっぱり意味の解らない作品なんですよネ。これほどコメントに困る作品もないのではないだろうか。(笑)
2点(2002-10-04 00:35:42)
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