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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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1.  スーパーサイズ・ミー
ファーストフードだけで30日間を過ごしたら体はどうなるか?これを監督自ら体を張って被験者になり、その変化を科学的データーによって実証するという貴重で興味深いドキュメンタリ ー作品。感じのいいガールフレンド共々登場してプライベートフィルムのような手作り感がある。勇気があるというか無謀というか、実験は拷問に等しいような過酷な様相を呈していく。 コーラは嫌い、マクドナルドの類も過去に数えるほどしか食べたことがない私なら3日ともたずギブアップしそうだが、かなり好きな人でもここまで徹底するとさすがに苦痛になるだろう。 Drや栄養士のアドバイス、各種データーだけでなく、カメラに向かって赤裸々に語られる言葉は 時にユーモラスでもあるが、私生活での心身の変調は生々しく痛々しい。 この作品が優れているのはそういった実験的なところから、アメリカの食生活の問題点やその裏側までも見えてくることだ。マイケル・ムーア監督は銃社会や政治に、この 監督は食生活に自国への危機感を抱いて警告を発している。一定の具体的な成果を上げたという点においても共通するものがある。最も懸念されるのは子供たちへの将来的な健康への影響だろう。彼らは日々あらゆるジャンクフードやお菓子のコマーシャルの影響を受け、学校でも栄養の大切さより企業利益のほうが優先されている様子にびっくりした。とにかく儲かりゃいい、といった目先の利益だけの企業姿勢は腹立たしくも恐ろしいが、栄養教育もろくにされてない様子も伺える。思うに日本食や菜食など栄養への理解があるのは多分お金と教育のある一部の人たちなんでしょうねぇ。 こういう食生活の危惧というのもアメリカほどではないにしろ、日本でも同様のものはあるから多くの人が見て考えてほしいと思う。 この作品は最初のほうで肥満や各種データーなどに関する膨大な図説や字幕説明があるのだが、切り替わりが早すぎてじっくり読み取りきれないというのが残念ではある。  
8点(2005-01-08 19:51:14)(良:3票)
2.  砂と霧の家
重い悲劇だけれどいろんな問題提起がされているようで興味深く、見ごたえのある作品だった。 一つの家を巡って対立することになる女性とイランからの亡命者一家。 失意の日々で怠慢から家を失うことになった女性も、かつての栄光ある誇り高い大佐もそれぞれ家にこめた思いや切実な事情がある。双方とも悪意はないのだが、どちらにも肩入れできないというところもある。 解決するにはお互いによく話し合って双方が譲り合うしかないと思うのだが、私情で女性側に立つ副保安官が絡んできて事態をこじらせてしまう。 この人物のとった対応がアメリカという国を示唆してるようでもある。本人には悪意というより正義感からなのだろうが、事態をよく理解しようともせず一方的な感情で銃で脅しつけて介入したことで思わぬ悲劇を招くことになる。 非常事態で大佐が息子に言う「臆病だから銃で武装する。臆病者は刺激しないように冷静に振舞おう」といったようなセリフも印象的だった。言葉も文化も異なる者が利害で対立した時何が大切か、どういう対処をすべきなのかといったことを考えさせられる。両者をイスラム社会とアメリカの現在の姿として見るととても興味深い。 J・コネリーやベン・キングスレーなど出演者もとても良かった。   
8点(2004-11-16 21:20:39)(良:1票)
3.  助太刀屋助六
時代劇の仲代達矢はさすがの貫禄で、早々あっさり死んでしまうのが惜しいくらい。岸田今日子のナレーションや小林桂樹の味のある脇役、村田雄浩のキャラも楽しめる。真田真之の軽快な身ごなしもいいのだけれど、どうも真田も京香さんも少々はしゃぎすぎなのがわざとらしく今ひとつ落ち着かない気もする。 まぁ軽~い娯楽作そのものといった感じ。 
5点(2004-10-19 20:34:30)
4.  スウィングガールズ
笑いでも感動でもウケねらいが見えてしまうとかえって笑えない、感動できないというところがある。矢口監督はそういうキワドイところを前作ではうまく見せてくれたと思うが、今回は面白く見せようというサービス精神が過ぎてしまったように感じる。強引なストーリー展開とあまりに漫画ティックなギャグの数々に無理を感じるとこの作品は快く楽しめなくなる、、というわけで、私はあまり乗り切れなかったクチ。 しかしラストの会場と一体になって盛り上がるコンテストの演奏シーンは感動的で素晴らしかった。初心者の彼女たちがあれだけ見事な演奏ができるようになるには大変な努力をしたことだろうがそのあたりの描写が少なくて苦労が見えないのも残念、というわけでちょっと辛めの6点。
6点(2004-09-20 22:52:10)
5.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 
前回劇場で見なかったのを後悔したが、ビルの間をビューンビュンと飛び回る飛翔感の爽快さはやはり大スクリーンの醍醐味です。アクションシーンはダイナミックでスリリング、迫力があって素晴らしい。 こうした軽がるとしたスーパーヒーロー振りの一方、地下鉄のシーンやMJが押しつぶされそうなのを助けるシーンなど、マスクをとったスパイダーマンが渾身の力を振り絞る必死な姿はトビーの好演もあって感動的。 今回のキーワードは「正義のためには自分の夢を諦めなくてはならないこともある」というもので、あれこれ悩むパーカーは叔母さんのこの言葉に迷いが消える。悲しい怪物になってしまったドク・オフに今度はスパイダーマンがこの言葉をかける。 「大いなる力に伴う責任」「正義」とくれば何やら今のアメリカンスピリットが見え隠れ?と思うのはうがちすぎでしょうか。 アクションシーン以外にも人間くさい悩みや夢と現実との葛藤などドラマ部分もうまく できているので娯楽作としては上出来の面白さ。しっかり次回を期待させるようなつなぎ方がなんとも宣伝上手。 
8点(2004-07-14 18:11:33)(良:2票)
6.  スイミング・プール
お話についてはすでにネタばれされてしまってますが、これは全く何も知らずに見ることをお勧めします。 オゾン監督が技巧を尽くして観客を惑わそうという作りですからいろいろ知ってから見ては面白くない部類の作品です。 作りは確かに斬新でいろんな仕掛けが謎めいています。散りばめられた謎や話をどう解釈するかなど、いかようにも考えられるので後々まで謎が尾を引きます。見た後、話は盛り上がるでしょうし好奇心旺盛な人は探求するのが面白いでしょうが、私はちょっとスッキリしないでモヤモヤしたままです。ほんとに観客を悩ませるような凝った作りです。 主演のランプリングとサニエが魅力的ですが、ちょっとエロチックでこのミステリーを独特なムードにしてます。   
6点(2004-07-05 20:21:23)
7.  スパイダーマン(2002)
漫画は知らないけれどスパイダーマンやゴブリンのアクションシーンだけで元の漫画の想像がつくくらい漫画チックに見える。普段弱いのが変身するととたんに強いヒーローになり、それと同等の力のある悪役がいてヒロインがいるという典型的な作りで分かり易いことこの上ない。飛翔感のあるダイナミックなアクションシーンが面白いがスクリーンならもっと迫力があっただろう。公開当時敬遠して見なかったのは失敗だった。トビーははまり役だと思うがそれ以上に悪役のデフォーの存在感が作品を引き立てる。悪役ってとても重役で、「バットマン」の謙さんもこれくらい頑張って欲しい。最後の「大いなる力は大いなる責任を伴う」という言葉はこのままアメリカに贈りたい。   
7点(2004-05-09 17:29:10)(良:2票)
8.  すべては愛のために(2003)
映画だからラブストーリーがメインなんだろうけど、背景が紛争地域のエチオピア、カンボジア、チェチェンだから私の関心はどうしたってそちらに向いてしまう。最初のエチオピアの難民キャンプのロケは現実の姿を撮ったようで、ショッキングでインパクトがある。カンボジアでは国連の援助も現地の政治状況に左右され危険で困難が多い。チェチェンはただただ危険というだけしか描かれていない。だんだんはしょりだす感じがする。話がこれだけ各地にわかれ、しかもこういう問題は根が深くて大きい。しかも恋愛まで描こうとすれば限られた時間の中でどだい無理がある。ここはエチオピアひとつにでも絞れば良かったかもしれない。しかし紛争地域やその難民救援活動で働く国連の現地スタッフの活動に光を当てた、という意義はあると思う。ニュースだけでは伝わらないものを感じることもできた。アンジーがこういう現実を見て国連の活動に打ち込んでいると聞くと応援したくなるが、残念ながら映画としてのできは今ひとつと言う感じがする。
6点(2004-01-10 17:24:58)
9.  スターリングラード(2001)
ジュード・ロウとエド・ハリスのスナイパー同士の戦いは、息詰まるような緊張感があった。エドの存在感ってすごい。ジュード・ロウの爪の中まで汚してるリアルさ、戦場の悲惨さなどよく描いていると思う。私もあの傷でレイチェルが生きてるのは不自然だと残念。
7点(2003-11-01 13:24:08)
10.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
エピソード1よりはいい。ヘイデンくんが良かった。後にダース・ベイダーになる悪っぽい表情をチラリと見せるあたりはうまいです。ヨーダが戦う場面、「気」を玉にしてぶつけるのはまるでドラゴンボール。絶対見てると思うね。CGであれだけの動きを出して見せる技術もすごいと思う。ナタリー綺麗だったし、ヘイデンくんといいカップルだった。
7点(2003-06-20 23:45:50)
11.  スペース・カウボーイ
往年・現役の名優達が同窓会で楽しそうに大がかりな余興を見せてくれた、と言う感じ。ユーモアあり、ちょっぴり涙ありと映画に必要な要素を盛り込んで、あえて難しい宇宙ものを作ったイーストウッドはえらい。
6点(2003-05-25 21:26:10)(良:1票)
12.  スパイ・ゲーム(2001)
大好きなR・レッドフォードとB・ピットの共演というのに、なんか物足りない。話もショボイしロバートはシワが目立って寂しさを感じるし・・
5点(2003-05-25 20:53:29)
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