1. スラムドッグ$ミリオネア
まず素直に力のある作品だった。アイデアがいい。演出がいい。撮影がいい。アカデミー賞総なめもわかる。見た人の心に残る力は確実にある作品だと思う。特に、列車にのった主人公を見つけた時のラティカの笑顔。あまりにも美しくてびっくりしてしまう。あれは二度と撮れないんじゃないかなと思わせる。それと。僕はこの映画のストーリーを、何を思ったか、どこでそんなことになってしまったのかわからないが、実話に基づいたものだと思っていた。恥ずかしい限りだが、「へー、よくできた話があったもんだなー」と思いながら見ていた。よく考えれば気付きそうなもんだろう。何を考えていたのか。でもだいぶ後半まで「こんなことまで証言したんだ、すげーなーモデルの人」とか思っていた。だから、ストーリーがご都合主義じゃないか、みたいなところはまったく、もうまったく感じず(だって実話だから仕方ないじゃないか)世の中には奇跡のような話があるもんだと思って見ていました。これはこれで幸運なことなのかもしれない。関係ない話ですが、さきほどテレビドラマ「クイズショウ」を見まして、この映画とのあまりの落差に愕然としました。 [映画館(字幕)] 8点(2009-05-08 03:18:17)(笑:1票) (良:1票) |
2. スウィングガールズ
川を挟んで『A列車で行こう』を演奏しているシーンはほんといい。 あと、最後の演奏シーンはほんとがんばってる。観客の手拍子が裏打ちになっていくのとか、どんどん盛り上がっていくのとか、自分があそこに座ってるみたいな気持ちになって心地よかった。 あといなせなのはエンドロール。『L-O-V-E』に合わせて出てくるあの映像が実に楽しそうで。女の子たちはモロに青春しててそれが映画になっているわけだけど、製作現場もそれにつられて青春な感じでやってたんだろうなあと思って清清しい気持ちになった。楽しげに作られたものを見るのは楽しいです。 7点(2005-03-24 18:47:57)(良:1票) |
3. スペーストラベラーズ
オープニングのクイーンの歌(「now, I an here」か?)が流れるところがとてもいい。 7点(2003-12-04 23:15:45) |
4. スクール・オブ・ロック
中学生とかに見せたい映画だなと思った。中学生男子に観てほしい。そんな感じの映画です。平均点の映画ですが、平均点の取り方が嫌らしくない映画です。好感がもてる。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 02:46:14) |
5. スパイダーマン3
なんだか詰め込みすぎてる気がするなあと。 ちょっと面白いくらい詰め込んでた。 こんなフロシキ拡げて大丈夫なのかよと思ったら やっぱり回収できてなかったなという印象。 各人の心情が都合よく変わりすぎ。 星条旗をバックにキメポーズも、 なんだかいやだなぁと思った。 基本的にはアクションもすごいし、 映像としても面白いし、 ところどころいいところはあるんだけど…。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-11 17:45:38) |
6. 涼宮ハルヒの消失
ハルヒシリーズは小説、アニメともにまったく触れたことのない状態で見ました。本来的にはターゲットでない人間です。なので純粋に映画としての評価しかできないのですが、結論から言うとかなり普通な感じがしました。よくあるキャラクターでよくあるタイムパラドックスものをやってるなぁという印象でした。この作品に初めて触れるにはこの映画は不適切である気がします。ファンのためのお祭り映画に部外者が入りこんでしまったような印象。自分が中学生くらいだったらもっと好きになれたかもしれないです。 [映画館(邦画)] 5点(2010-03-08 01:21:20) |
7. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
なんでパドメはアナキンにほれたんですか。そこがわからない。ヨーダは強い。以上。 5点(2003-12-04 22:08:06) |
8. スチームボーイ STEAM BOY
うーむ。ストーリーとキャラが立ってないと、アニメってこんなに微妙になるんだなぁ、という感じ。つまんない!と声を荒げるほどでもないけれど、人に勧めるかと言われれば微妙の一言。メカとか絵はよかったんですが、あんまり興味がない自分にはそれも響かず…。ただ、スカーレットの声の小西真奈美は本当うまかったです。声優の人かと思ってました。スカーレット自体は、無理矢理ヒロインを作りました、という感じで微妙なキャラだったと思うけど。エンドロールの時の意味不明の絵が謎だった。後日談にしては不可解。イメージボードなのかな。よくも悪くも、設定から作りこんでいったアニメの見本のような作品。 4点(2004-08-08 01:09:52) |