1. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 映画は好き・嫌いが結構別れるタイプのものだと思いますが、私はこれ、大好きです。 “It is written”(「運命」と字幕が出ます)は、受け取り方がいっぱいありますよね。字幕通り、運命だから、と受け取るもよし、「シナリオ通り!」と、あくまでも映画、夢物語ととるもよし、です。 目を背けたくなるような過酷な運命と、クイズ番組で「運よく」一攫千金を手に入れることの対比が象徴的。汚いんだけど美しく、エネルギッシュな映画です。 [DVD(字幕)] 9点(2012-08-23 18:55:35) |
2. スリーピー・ホロウ
《ネタバレ》 今日スィーニー・トッドを観に行って、「そういえば、スリーピー・ホロウ、点数つけてなかったわ」と思いだしました。首がごろごろ転がっているところなど、よく似ていたからでしょうか。(この映画のコメントになっていませんね。スミマセン)怖いんだか、おかしいんだかよくわからないところが、とってもティム・バートンでした。 [映画館(字幕)] 8点(2008-01-29 21:31:30) |
3. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
好き?嫌い?と聞かれれば、迷い無く「好き!」な映画。じゃぁ、人にお薦めする?と聞かれれば、うーんと悩んで「・・・薦めない。」ティム・バートンとジョニー・デップ、そしてヘレナとくれば、そうでしょう!? [映画館(字幕)] 8点(2008-01-29 19:12:15)(良:1票) |
4. 砂の器
公開当時、私は8歳。母に連れられて(一人で留守番させられないという理由だけだろうけど。)見に行きました。当時の私には映画の内容などわかるはずありませんが、となりの母が、鼻水が滝のように流れても気にとめず、大声で嗚咽していた姿があまりにも強烈、恐怖すら覚えるほどだったことをよく覚えています。30年以上経って、私も年だけはとりました。この映画もあらためて見直しました。当時の母のように恐ろしい形相で泣くほどでもありませんが、加藤嘉氏の「わしゃぁ知らん!」は一生忘れられない名場面。ちょっとだけ泣きました。 [映画館(字幕)] 8点(2007-03-20 16:17:29) |
5. スカーレットレター(2004)
イ・ウンジュがこの映画への出演をきっかけに・・・といったような内容の報道がなされたが、それは絶対にないだろうと思う。そう思いたいと強く思うほど、彼女は女優としてすばらしかった。ハン・ソッキュと並んでも一歩もひけをとらぬほど、壮絶な姿。つけたしのような「妻」と「カヒ」とのエピソードがなければもっとよかったのに!ホーソーン「緋文字」のヘスタと自分を重ね合わせるといったような安っぽい演出もマイナスだったのでは? [DVD(字幕)] 6点(2005-11-03 17:26:34) |