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コメント数 2394
性別 男性
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1.  セブン
【まれお】さんのコメントが全てだと思います。オープニングのタイトルバックは確かそれ専門のアーティストがいましたよ。「D・N・A」や「ミミック」、「ミッション・インポッシブル」なんかもその人の作品です(名前忘れちゃったけど一時期すごく流行しましたっけ。最初はインパクトあったけど後は全部一緒じゃないか?)。ということで8点献上
8点(2001-08-13 17:51:24)
2.  戦争と人間 第一部 運命の序曲
東宝に「日本誕生」、大映に「日蓮と蒙古大襲来」、新東宝にさえ「明治天皇と日露大戦争」という、邦画界の現状からは考えられない程の金を使い、オールスターが一堂に会した超々大作がある。日活を代表する大作が、ロマンポルノ移行期に製作された本三部作という訳ですが、以後、日活は衰退の道を歩み始めました。で、この第一部ですが、軍閥に取り入って満州に於ける利権に食い込もうとする財閥一族とそこに関わる人々を中心に、昭和初頭から満州事変までの日本の表と裏が描かれていきます。物語の壮大なスケールに負けないオープン・セットやエキストラ数、そして入れ替り立ち替り登場するスター達に圧倒されて3時間17分の間、全く退屈する暇がありません。正に堂々たる運命の序曲です、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-24 00:05:11)
3.  ゼイラム2
ゼイラムの設定に「ターミネーター2」と「プレデター」の影響を更に露骨に反映しつつ(てか、完全にパクリ?)、映画全体に仏教美術色を更に濃厚にして帰ってきた美少女カルト映画の続編。ロボット・ゼイラムの武装をチープながらもCGで表現したタイトル・バックがまずカッコ良い。そしてレギュラー・メンバーの再集結に嬉しさが込み上げる(これは幼い頃、毎週楽しみにしていた「仮面ライダー」等のTVシリーズを見ていた時のノリだ!)。神谷と鉄平の活躍等、続編映画のお約束を守っているのも嬉しい。若干製作規模が大きくなったような気がするのも嬉しい。森山ゆうこが相変わらず可愛いのも嬉しい。ランド・マークの選択等も心憎いばかり。これはかなり偏向した評価だと自らも理解していますが、正直な評価でまたまた7点献上。
7点(2004-06-03 15:06:31)
4.  戦場のピアニスト
本作は戦争と人種迫害を俯瞰で描かこうとせず、一人の普通の人間の目の届く範囲だけから描いていく。しかし、その一人の人間の目線から戦争の全体像から細部までが明瞭に炙り出されていく(手抜かり無いディティールが見事)。日々のごく普通の営みが、ある日を境に死と隣り合わせの日常へと変化し、死が当たり前となった数年間はシュピルマンにとって生きることが全て。そこに余計な怒りや悲しみ、ましてや名誉や諦念など存在しない。地獄の中でのサバイバルは全てが余りにも幸運な、文字通りの奇跡でしかなかった。あと、ロマン・ポランスキーがここまで堂々とした演出をしていたことにも驚きました。劇的効果を極力抑えてありながら劇的な作品となって結実しています。これも一つの奇跡でしょうか、7点献上。
7点(2004-06-03 15:04:18)
5.  ゼイラム
「ヒドゥン」「エイリアン」「プレデター」「ターミネーター」「遊星からの物体X」等々からイメージを拝借し、美少女、コスプレ、秋葉原等々のおたくアイテムを堂々と使用して、こってこてに仕上げられた、東映変身ヒーロー物の匂いを強烈に発散させるファン感涙のSFアクション映画。本作の面白さはイリアの活躍やゼイラムの不死身ぶりや特殊メイクにあらず、ゾーンに迷い込んでしまった二人の電気工事技師にあり。ヒーロー物には絶対に一般人の活躍が必要だし、そこに一般人である我々観客の共感があるのです。それに、スモークや照明の使い方が巧いなぁと思わせる邦画もそうはありません。確かにチープな自主映画的ではありますが、「CASSHERN」を観た後なだけに余計に面白く感じてしまったのかもしれません、7点献上。
7点(2004-05-14 22:38:21)
6.  千と千尋の神隠し
一番の疑問は、多分に甘やかされて育った10歳のガキはこの映画が理解できたのか、ということ。高度経済成長期の中程までは、どの家庭でも子供が労働力として役立ってました。しかし子供が労働から切り離され、空いた時間ですることと言えば、弱者を殺してみたり、家の中で暴れたり、薬をやったり、引き籠もったり…。生きるというのは働くことです。これは何も油屋だけの掟じゃない。これを観たガキ共が、それを理解してくれることを切に祈ります。本編は音楽がやたらうるさいのが玉に瑕だけど、ベルリン映画祭金熊賞も納得の7点献上。
7点(2002-07-27 17:21:16)
7.  セルラー
コンパクトにまとめられたノンストップ・サスペンス・ムービーの佳作。開始3分でいきなり事件の発生する潔さが良い。「そろそろ賊が侵入してくる頃じゃないか」等と、こちらが身構える前に映画へ引き込む中々の出だしです。そこからは頼りない携帯の電波と最新携帯の機能が物語を作り上げ、正に「今」だからこそのタイムリーな作品に仕上がってます(余り予算もいらなそうだし、携帯先進国の我が国でこそこういう作品を作って欲しい)。プロット的には「あと一歩という所で犯人サイドが先行する」パターンが何度か続きますけど、勢いがあるので余り気になりません。主人公がジェイソン・ステイサムに全く歯が立たないというのもリアルで面白い(あいつには勝てん)。遊び心満点のエンド・タイトルも楽しかったです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-19 01:02:36)
8.  ゼブラーマン
とにかくビザールなゼブラナースの登場シーンに尽きる。若い娘がセーラームーンのコスプレしてもどーってことないのに、35歳の第一線女優がゼブラナースに扮するだけで、何故これだけ淫靡な雰囲気が生まれるんだろ? お陰でゼブラーマンのラスト・バトルも、ゼブラナース登場のインパクトには敵いませんでした。流石は三池崇史。しかしここから判るのは、彼はクドカン共々、ヒーローに全く興味が無いってこと。サム・ライミとまではいかなくても、少しはゼブラーマンにシンパシーを感じて作って貰いたかったです。それにしても、ゼブラーマンよりゼブラナースの印象の方が強いんだから、いっそ「ゼブラナース」で続編を作ってみたら良いかもしれない。鈴木京香の代表作になるかもしれません(って、ならねーよ!)、6点献上。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-21 00:01:54)(笑:1票)
9.  セイヴィア
テロで妻子を殺されたからといって、何の証拠も無いのにイスラム過激派の犯行と決めつけた上、何の関係も無いムスリム達に無差別報復する巻頭の主人公の姿が、現在の世界情勢を見事に予言してる(ま、こんなことは散々繰り返されてきたことだから、製作サイドは「予言」ではなく「教訓」のつもりだったとは思いますが…)。主人公の行動は報復ですらなく、単なる腹いせ。それでも収まらない主人公は身を隠す為もあり、ボスニア紛争で「わざわざ」セルビア側に付いてイスラム勢力と戦う。ここまで来ると、主人公の行動は怒りや復讐心からではなく、自分に自分の正当性をゴリ押ししてるだけ。これは正にどこかの国の現在の姿。やがて主人公は、正義の存在しない戦場で唯一の正義、「命」を発見するのです。映画としてはラストが少し陳腐でしたけど、セルビア側からボスニア紛争を描いた作品としても珍しく、それなりに見応えのある作品だと思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 00:03:30)
10.  洗濯機は俺にまかせろ
リサイクル電器店で中古家電を修理・再生する男が、出戻りの中古女の心も修理・再生しちゃうという話(か?)。淡々とした日常をホンワカと描いた、篠原哲雄らしい癒し系のラヴ・コメディになってます(彼の作品の中では出来の良い方だと思う)。方向性の定まってない優柔不断で優しいだけの男を、抜群の雰囲気で筒井道隆が好演。同時に、富田靖子の大袈裟な演技を中和する役目も果たしてたと思います。私は80年代のラヴコメという印象は持ちませんでしたけど、少なくともダラダラした相米慎二の「翔んだカップル」よりは遥かに面白いと思いますよ。そんな訳で、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-12-28 00:01:45)
11.  戦争と人間 第三部 完結篇
ソ連の所蔵する資料映像(?)の力も借りて、最終作に相応しい邦画屈指の大規模戦場シーンとなったノモンハン事件がクライマックスの完結篇。日中・日露での勝利を引きずり、裏付けの無い自信だけで戦争に突き進む無能な「皇軍」が良く描けてました。しかししかし、本作の決定的なマイナス要因は、「完結篇」と銘打っておきながら全然完結していないこと。あれだけいた登場人物達を全員おっぽり出したまま終わりかよー! この後の展開が凄く気になる。原作との兼ね合いがあったのかもしれませんが、この辺はオリジナル脚色でちゃんとまとめて欲しかったです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:05:52)
12.  西洋鏡/映画の夜明け
この「映画の夜明け」という副題は不要どころか、全く的を射ていない。「1905年に中国初の映画が撮影された」という史実を基に本作が描くのは映画の夜明けではなく、近代中国の夜明け。まだ日の出には時間があるものの、既に闇は白み始め、確実に夜明けの近づいていることが肌で感じられる時期の物語。京劇と活動写真の対比という、何の捻りも無い表現で時代の移り変わりを描きつつも、この映画が明確に主張するのは、時代の変化は技術革新や風景の変容によってもたらされるのではなく、人心によってもたらされるということ。封建思想で考えれば、主人公は映画の為に全てを失ってしまう。しかし新時代の思想で考えれば、彼は自由を得たのです。そして自由を得た人間は、もう元には戻れないのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-28 00:08:52)
13.  全身小説家
私は井上光晴という作家を全く知らないし、もちろん著作も読んだことがなく、世評すら聞いたことがありません。この映画で描かれる井上氏は、常に取り巻きに囲まれ、知人には呆れられ、そして自らの経歴を嘘で固めてる器の小さな男。「全身小説家」というタイトルも、全身全霊をかけて小説を執筆するという意味もあるんでしょうが、それ以上に、自らをフィクションで粉飾していることからきている。普通なら癌を宣告された作家の闘病記的な作品になりそうなものを、本作はまるで彼の嘘を暴いていくミステリー映画の様。ドキュメンタリーなのに唐突に挿入される作られた再現映像は、井上氏の嘘をフィクションで表現した原一男の意趣返し。「死者に鞭打つ作品」という評もありますが、だからこそこの映画は面白い、6点献上。
6点(2005-03-12 00:07:26)
14.  星願 あなたにもういちど
香港産浅田次郎型泣かせ映画の決定版、とゆーことですけど、私は目が潤む程度で、涙がこぼれ落ちるまでには至らなかった。それは多分、映画の安っぽさとありふれた設定が気になった所為だと思う(香港映画らしいと言えば香港映画らしいんですけど…)。物語も出演者も悪くないし、ユーモアと涙のバランスも絶妙だとは思いますが、貧乏臭い映画が嫌いな私としては今一つ乗り切れませんでした(それに男の名前が「オニオン」って、どうよ?)。同じセシリア・チャンで、涙だけで言えば、浅田次郎原作の韓国映画「パイラン」の方がもう少し泣けました。という訳で、6点献上。
6点(2005-02-10 00:51:28)
15.  戦争のはじめかた
アメリカの対テロ戦争の煽りを受けて全米公開が何度も延期になったという、冷戦終結直前のドイツ駐留米軍を舞台としたブラック・コメディ(やっぱり配給はミラマックスだったそうです)。平和な時代に於いては、軍隊は何処にも採用されない様な輩の吹溜りと化し、また平和故に、暇を持て余したそういう連中のやることはロクなことじゃない。これは現在戦時下にあるイラクに於いてさえも、何ら変わることがないのは報道の通り。本作も「M★A★S★H」等と同じ軍隊風刺コメディなんですが、こちらは少し生真面目な印象。物語には毒が含まれてるのでそれなりに面白くは観れましたが、笑いも弱めで演出も平板に感じました。終盤の落下シーンは「太陽を盗んだ男」を意識したんでしょうか? ということで、私的には惜しくも6点献上。
6点(2004-12-15 00:19:20)
16.  0061/北京より愛を込めて!?
「ジュラシック・パーク」が流行ってたという理由だけで登場する恐竜の化石。音程の外れた「007」のテーマ曲に乗って繰り広げられるスパイ合戦。グルメ・ブームを受けた「食神」へと繋がっていく主人公の包丁捌き。ジェットジャガーみたいな被り物。モロに「マジンガーZ」をパクッたロケット・パンチにオッパイ・ファイアー。全てが底の見えそうな安易なパロディながら、やっぱりくだらなくってつい笑ってしまいました。それにしても、妖艶な女スパイ役のポーリン・チャンという人、一昨年自殺されてたんですね。心よりご冥福をお祈り致します。ところで、邦題の「0061」って何? 6点献上。
6点(2004-10-22 00:04:20)
17.  セレンディピティ
こーゆーラヴ・コメディの結末は、二人がくっつくか否かのどちらかしか無い訳ですから、全てはそこに至る過程をどう見せるかに懸かっています。その点本作は、二人が如何にして「偶然にすれ違う」かを徹底して観客を楽しませてくれます。ま、全く新味の無い話ではありますが、手垢のついた題材を新鮮にまとめ上げる、ハリウッドのいつもながらの脚本の巧みさには感心します。フラれる方を物語にほとんど絡めず、後半に至ってはいないも同然の扱いなのが逆に良いです(我々の幸せは、他人の不幸の上に成り立っているのです)。日本ではこの程度の映画もまともに作れないんですよ。それにしても、実際のブルーミングデールズって三越本店みたいに古臭くて、とても恋の芽生えそうな場所じゃないんですけど…、6点献上。
6点(2004-10-17 20:40:57)
18.  青春の殺人者
本作の父親殺しについては衝撃的でも何でもない。が、父親を殺してからが凄かった。これはもうありえない展開。伊達に市原悦子をキャスティングしてない。しかし、ここが本作最大の山場になってしまってるので、以降は今で言うバカップルのダラダラした話に見えてしまう(ひたすら繰り返される原田美枝子の「じゅぅんちゃ~ん」という間の抜けた台詞回しが、後の水谷豊の「あ~にき~」というのと同じくらい耳につきました)。長谷川監督はこの無目的さに全共闘「後」の青春を表したかったのでしょうか? それにしても、冒頭に「長谷川和彦第一回監督作品」と誇らしげに映し出されますけど、まさか30年近く経った現在に於いても「第三回監督作品」さえ作られていないとは、当時は誰も予想しなかったことでしょう。6点献上。
6点(2004-08-16 13:32:50)
19.  セクレタリー
自虐趣味の女性が秘書として勤め始めた事務所で加虐趣味の弁護士と出会い、自虐を被虐と愛情へと昇華させて幸せを掴むという純愛ストーリー。女性が虐められる事でどんどん美しくなり強くなり、また、自らの性的嗜好を積極的に受け入れていくのに対し、男の方は自らの性的嗜好が後ろめたいのか、ここでも今一つ煮え切らない(怒り=加虐欲求=性的欲求が頂点に達した時のジェームズ・スペイダーの演技が爆笑もの)。見方によっては、男の方が女によって解放される物語とも取れます。美人秘書が卑猥な調教をされてしまうのではないかという勝手な期待は少し裏切られましたが、好きです、こーゆー話。で、6点献上。
6点(2003-12-29 21:58:21)(良:3票)
20.  セッション9
(完全ネタバレ) ↓いやいや、これは単純に最近仕事の苦労が絶えなかった男が、子供をもうけて生活が変化したこともあって統合失調症になってしまった、という所でしょう。工事契約の日の帰宅後、病気の衝動から妻子を殺してしまい、その罪悪感と殺人隠匿のストレス、そして病院の雰囲気が症状を進行させ、完全な殺人鬼になってしまったのです。廃病院や診察の録音テープ等はあくまでも小道具。写真は他の病室を真似て自分で貼ったものです。しかし、最近は完全なホラー(怪奇・心霊)映画って作らないんでしょうか。本作もホラーではなくサイコ・サスペンス。つまらなくはありませんし雰囲気も充分怖いんですけど、人力では抗えない恐怖を久しぶりに体験したいもんです、6点献上。
6点(2003-01-12 19:00:08)(良:1票)
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