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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官
9.11以降、不法移民・不法就労の取締りが厳しくなったというアメリカ。このテーマに取り組んだ作品としては「扉をたたく人」が記憶に新しい。  アメリカへの扉を開けようとする人の人間ドラマとしては登場人物を絞ってアメリカ人と不法移民の心の交流を描いた「扉をたたく人」の方が僕は好きです。一方本作はグリーンカード取得に絡む不正や、テロ対策の問題点、人権、宗教や犯罪の問題を絡め、心温まるエピソードの挿入は排しシリアスに多角的にこの問題に挑もうとしています。  主演ハリソンがアメリカへの扉を開けようとする人々の群像劇の中でうまく機能していなかったことが惜しいですが、この問題の根深さを伝えようとする作者の意思は十分に伝わってくる作品です。
[DVD(吹替)] 6点(2011-09-09 23:39:46)(良:1票)
22.  セブン・イヤーズ・イン・チベット
まだ少年のダライ・ラマの純粋にして高潔な人柄。そんなダライ・ラマとの心の通った交流や、平和を愛し牧歌的に暮らすチベットの人々の精神世界や文化との触れ合いを通じ、協調性に欠け一匹狼のような著名な登山家の心に変化が生じていく過程を描いた聖地ラサ滞在記としても十分に楽しめる作品。  ラサに辿り着くまでに描かれるチベットの厳しい自然とそこに暮らす人々の息遣いが伝わってくるかのような前半も、後半の当時のラサの人々の暮らしが垣間見える衣装や美術も素晴らしく一つ一つのシーンが実に見応えがありました。  現在も続くチベットの独立運動と中国政府との関係。チベットが独立を求める背景やダライ・ラマが亡命を余儀なくされている背景などに関しては何となく分かっているようで実際にはほとんど歴史的な知識はありませんでした。本作で描かれている事が全てでは無いだろうし、この部分をもう少し見せて欲しかった気もしますが、映画によってその一端に触れ、今までとは違った視点でニュースなどを見ることができたり、より深く知りたいと思うきっかけとなったりする。これも映画が持つ大きなチカラであると思います。
[DVD(吹替)] 8点(2011-06-29 22:11:38)
23.  センチメンタル・アドベンチャー 《ネタバレ》 
一人の人間の壮絶な生き様と死を見つめた作品ですが、旅の道中の程よいユーモアのある人物描写とエピソードに途中は心が和まされる場面も多い作品です。特に実の息子カイルとの共演は勿論の事、旅の道中で出入りするおじいさんと女の子の存在がいい。冒頭から病魔に侵されたイーストウッド演じるレッドの運命は想像がつく。その上で彼が死の間際まで己の夢にかける生き様を見せる。作中の台詞にもありましたが文字通りラストチャンスの己の夢を追いかけた男の生き様は一緒に旅を続けた甥の心に生涯残るはずだ。そういう意味ではイーストウッドの作品で、最後には壮絶な結末が待っている、少年を連れて旅に出る男のロードムービーとしては「パーフェクト・ワールド」という作品もありますが、僕は本作の方が断然いいと思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-25 22:33:41)
24.  セントアンナの奇跡 《ネタバレ》 
非常に長い作品ですが、鑑賞後は冒頭の殺人事件の謎の解明と感動のラストに至る為に全て必要だったのだと納得させられました。  冒頭で描かれる謎に戦争中のイタリア、トスカーナ地方。辛い描写も多いですが、イタリア人少年を助けた黒人のアメリカ兵、少年を逃がしたドイツ兵に、一人生き残ることになる黒人兵士の命を救ったドイツ軍将校。戦場で敵味方に分かれ殺し合う人間。その同じ人間の根底にある優しさが心に残る。  両国の兵士・パルチザン・戦禍に巻き込まれる人々それぞれの信仰、戦争や祖国に対する複雑な思いや心の葛藤などが見事に描かれ、そこにミステリーやファンタジー的要素と史実を織り交ぜながら、これら過去と今の人の思いが感動のラストの奇跡へとつながっていく構成が素晴らしく非常に見応えがある映画です。 戦争が終わってもそれを経験した人の心の中からその戦争が消え去ることは何十年経っても無い。そのラストシーンには心から感動しました。
[DVD(吹替)] 9点(2010-06-14 00:10:07)(良:1票)
25.  世界の始まりへの旅 《ネタバレ》 
イタリアの名優マストロヤンニの遺作。演じる役はポルトガルの老いた映画監督、マノエル。これはマノエル・デ・オリヴェイラ監督の分身というべき役。マノエルは3人の男女と車に乗り込み、記憶を辿り人が自らのルーツを辿っていく旅に出る。旅の先々で幼少の頃、若い頃を振り返っていくマストロヤンニの非常に静かな演技が味わい深い。訪れる思い出の場所は今では朽ち果てた廃墟となり走る車の前に広がってくる景色が映し出される事は無く、カメラはリアウィンドウから後方に遠ざかっていく景色を捉え続ける。遠くに過ぎ去った過去を振り返る旅であるとともにこの旅の目的地はマノエルの同行者のフランスで暮らす男が初めて訪れる彼の父の故郷。今の自分が存在する始まりの地。これはまさに自らの世界の始まりの地への旅。そしてオリヴェイラ監督の平和への祈りや、老いや死を意識させる台詞が随所に登場する。オリヴェイラ監督、この時89歳。しかしオリヴェイラ監督は2009年にも映画を撮っているようですし100歳を超えた今なお現役。まだまだ現役で映画を撮り続けて欲しい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-01 19:16:25)
26.  千年の祈り 《ネタバレ》 
楽しみにしていたウェイン・ワン監督の新作です。アメリカで暮らす娘に会いに北京からアメリカにやって来た父。母は既にこの世を去っており父と娘、離れて暮らすたった二人の家族の再生の物語。よくあるテーマですが非常に静かな映画で、その静かさが心に残る映画でした。昔から寡黙だが娘の幸せを心から願っている父、亡くなった母にも自分にも話をしてくれないそんな父が不満で、更にある事情から父に心を開かない娘、そんな父と娘であっても、言葉が通じあわず片言の英語で会話するアメリカに来たばかりの中国人とイラン人であっても、心を開いてじっくりと語り合えば必ず分かりあえる。最初は顔をつき合わせて話ができずに壁越しの会話であってもいい。本当の事を語り始めた父、そして娘。この父と娘の対話はまだ始まったばかりですが、そのラストには父と娘の今後に確実に希望を感じさせてくれる映画でした。非常に地味で静かで90分にも満たない小品。苦味はあるけれど、その苦味も深い味わいのある佳作。
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-19 17:50:09)
27.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 
アル・パチーノという俳優の凄さを改めて実感。かなりの長尺であるにも関わらず、パチーノの本当に素晴らしい名演技を堪能しているうちにあっという間に時間が過ぎていったという感じです。特にフェラーリのシーン、タンゴを踊るシーンのパチーノが強く印象に残ります。最後の全校生徒が集まる集会での演説もさすが演説王パチーノという所ですが、映画として肝心な所であるその後の展開が残念。最後に感動ドコロを持ってきたいという気持ちは分らんでもないのですが、ちょっとやりすぎてしまったように思います。映画って難しいなあと感じさせられます。そして忘れてはならないクリス・オドネルの爽やかな好演も観ていて気持ちが良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-11 23:02:26)
28.  ぜんぶ、フィデルのせい 《ネタバレ》 
裕福な家の娘アンナ。パパとママが共産主義活動にのめり込み、生活が一変。大きな家から狭いアパートに引っ越すことになる。しかもアパートには得体の知れないヒゲ面でタバコをプカプカふかす変なオジサンが大勢四六時中出入りしている。共産主義って?団結の精神って?核戦争って?パパもママもどうしちゃったの?という訳で世の中も自分の周りも分らないことだらけ、以前の生活に戻りたいアンナは不満だらけでいつもふくれっ面。でも時折パパから褒められたり、遊んでもらえた時に見せる子供らしい笑顔が印象に残る。周りの大人のやっていることが理解できない、でも、知りたくて仕方がない。子供の頃なら誰もが感じる事。そんな等身大の子供の気持ちを演じたアンナ役の少女の演技力に驚かされた。テーマは子供の成長なんですね。これもアンナには分らない、中絶って?子供はどうやって作るの?という性に初めて興味を示す女の子の素朴な気持ちや成長を70年代の時代背景や価値観、世相を絡めた盛りだくさんの内容ながらも全てがアンナの知りたい事であり、アンナの視線であるので散漫にならずに楽しめる作品に仕上がっています。時には程よくコメディタッチで描かれ、(特に分かったようでとんちんかんな事を言うアンナがかわいいです。)ちょうどいい尺によくまとめられた、可愛らしくていい映画です。ラストシーンは自分で転校を決断し、そのあまりにも環境の違う転校先でしっかりと自分の足で立ち、子供たちの輪に入っていくアンナの姿に感動しました。
[DVD(吹替)] 8点(2009-09-09 21:10:07)
29.  聖者の眠る街
非常に静かで淡々としていますが本当にいい映画です。ダニー・グローヴァーが”息子”に最後に語りかける姿とその時の「俺は精一杯生きていくとお前に約束する。俺の息子よ…。」という台詞を忘れる事はないと思う。そしてこの映画の中で精一杯生きているダニー・グローヴァー演じるジェリーとマット・ディロン演じるマシューの姿も忘れる事はないと思う。素晴らしい演技でした。結末は悲しいけれど、ジェリーが真夜中に明るく懸命に働く、厳しい状況の中にも最後の言葉通りこれからも精一杯生きていこうとする希望を感じさせるラストシーンの姿も忘れないと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2009-03-25 22:25:48)
30.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
みんな良い人ばっかりだったなあ・・・。悪い人間が1人も出てこない、ラストは観ている僕たちも含めてみんなが幸せになる。こんな映画が大好きです。バートじいさんを素敵に、魅力あふれる好人物に演じたアンソニー・ホプキンスが素晴らしかったです。彼の「脚が黒焦げだ」といいながらも充実感に満ちた表情が忘れられません。また、登場人物がみんな素朴な魅力にあふれ、鑑賞後は何ともいえない爽快感と共にとてもあたたかい気持ちに心地よく浸らせてもらいました。
[映画館(字幕)] 9点(2009-02-24 22:25:53)(良:1票)
31.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
公開当時劇場で観ました。主人公のシュピルマンが逃げ回る様子も、目をそらしたくなるシーンの数々も実話だけに全てが重い。鑑賞後の余韻は感動というのとはちょっと違う。衝撃と怒りに身も心も震えるようだった。もう一度観たいとは思わない。でも、見てよかったと思う。廃墟の街に立ち尽くすシュピルマンの姿が忘れられない。
[映画館(字幕)] 7点(2008-12-20 17:11:50)
32.  世界中がアイ・ラヴ・ユー 《ネタバレ》 
ウディ・アレンが歌って踊っている!?でも、アレンの芸域の広さを実感。買い物中の主婦から黒人の太ったオバサン、ショーウィンドーのマネキンまでが歌って踊りだすオープニングからゴキゲン!アレンの遊び心が全快で大いに楽しませてもらいました。ラストの夜の川岸でのワイヤーを使ったダンスのシーンは美しい夜景の中踊る二人がなかなか素敵でした。ミュージカルとしては微妙な出来なのかもしれませんが、みんな頑張っていました。鑑賞後の感想も「楽しかったなあ~!」の一言。ウディ・アレン版ミュージカル、これでいいのだ!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-14 14:26:34)
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