21. “それ”がいる森
《ネタバレ》 それ、がいる森。何ともそそられるタイトル。そして予告編の感じからしてちょっと期待していました。 まあ過度な期待ではないですが。実際見ると、はじめの方でそれの正体を明示してしまうのと、後半に一気にデデーンと出てきてしまうのや、後半の展開になるにつれて一気に安っぽくなってしまうので残念ではあったのですが、前半の、何とか学校に溶け込もうとするくだりだったり、ヘッドライトに一瞬映るそれ、など、いいな、と思える要素もあったのも事実。 安っぽいCGだけどそれがぐわ~っと口を開けるのもなかなかきもくてよかったです。 ところどころ、ちょっとそれ無理ない?とか、結局大人と子供どっちが主役なん?とか思ってしまうのですが、個人的にそれほどひどい作品ではなかったと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2022-10-16 19:45:47) |
22. ゾンビ2001 ザ・バトルロワイヤル
《ネタバレ》 まず90年が製作年なのにゾンビ2001っていうタイトルにするあたり勝負を諦めてる感じです。 と言うのはこの作品に限ったことではないのですが、みんな大好き(?)ドイツの3大鬼畜監督の1人、アンドレアス・シュナースの初期ゾンビ映画。 もうストーリーや設定なんてヘロヘロで、演出とかカメラワークなんてどんなに控えめに言ってもそこらへんの学生さんの方がよっぽど良いもの撮るよな、と言う出来です。 ではこの作品の見どころは?と聞かれればそのゴア描写。 クオリティはまあ置いておくとしてとにかく全編にわたって吹き飛ぶ首と手と血飛沫と内臓のオンパレード。ストーリーや演出などを犠牲にしてゴア描写にステータス全振りしたようなこの潔さは好感が持てます。 アナログのビデオ撮り作品のため、チープさは目立ってしまいますが、個人的にホラー映画はこうしたチープな方が雰囲気でるし特殊効果の拙さもカバーできると思うので良いと思います。 まともに観るととても観られた代物ではないのですが、そもそもこの監督の作品をストーリーだ演出だなんて視点で観る人は皆無だと思うので、諸々込めて5点くらいが妥当かと思います。 もちろんゴア描写の量と情熱に関して言えばは10点満点です。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2021-07-20 02:46:01) |
23. ソルジャー(1998)
《ネタバレ》 カート・ラッセルとジェイソン・スコット・リーの無口マッチョメンはかなり良いのですが、冒頭で優れているところを見せ付けてた新ソルジャーが、後半まるで嘘のように次々と死んでいくのが「…」でした。もう少し粘ってくれよって。それに、最終的に残った二人の戦いもなんかあっけない。もう少し長回しに撮るか、文字通り、血で血を洗う戦いにして欲しかった。ストーリーもいたって普通だし、まさに可もなく不可もなくな作品って感じです。 5点(2004-05-24 00:06:49) |
24. ゾンゲリア
《ネタバレ》 まず一番気になるのが題名。“ゾンゲリア”って何?サンゲリアならまだ予想がつくよ。SANGはイタリア語で血の意味だし、それに折からブームだったサスペリアの題名を足して2で割って作ったとかそういう感じで。でもゾンゲリアって何さ!?と、題名だけで軽く1時間は討論の話題になるような気がしたが、この際どうでもいい。問題なのは中身。中身はいかにもな感じだが、実はそれほどひどい内容ではなく、特にラストは“シックス・センス”よりも衝撃的。何せそれまでに一切の伏線が無いからだ。従来のゾンビとはまた少し違うし、ストーリーもありきたりだが、終わり方もまた一味違うので一見の価値はある。 5点(2003-10-31 18:34:44) |
25. ソサエティー
ラストのパーティーはすごかったね。 5点(2003-02-11 21:41:07) |
26. 続・世界残酷物語
《ネタバレ》 聞くところによるとこれはヤコペッティ氏が入院中に共同制作者と助監督が勝手にでっち上げたものらしく、ヤコペッティ氏は殆どノータッチに近いそうです。まあ、やってることは大体前作と同じ、世界にはこ~んなヘンな(残酷な)ものがあるんですよ~と言うシーンを延々映してるものですが、さすがに、内容が被るのでどっちがどっちだかわからなくなります。ワニを食っていて不妊になったとか、人間打楽器とか、今回も色々ツッコミ所満載ですが、あえて一つだけ入れるとすれば、“アフリカのある河。上流にイギリスが工場を作ったためにそこは死の河となり、そこにいたフラミンゴが皆死んでしまった”、という場面。確かに、ヘドロの中に次々と息絶えていくフラミンゴ達の描写は生々しく、壮絶な“悲惨美”を描き出してますが、その後ろには元気に飛び立つフラミンゴの群れがバッチリ映ってるのですよ。あれは一体、なんだったんでしょうか?しかし、子どもに物乞いをさせるために虐待をした男たちが捕まった、という場面は本当に悲惨で、これがヤラセかどうかは別として前作同様、ただの際物として切り捨てるにはちょっと惜しいような気もします。まあ、作品としては前作と同じ感じですが、やっぱりヤコペッティ氏がかかわっていない、という点はマイナスですかね。 4点(2005-03-29 20:38:40) |
27. ゾンヴァイア/死霊大血戦
《ネタバレ》 あぁぁぁぁ…また意味不明な邦題つけて…“ゾンヴァイア”って一体…?“ゾンゲリア”とか“ゾンビドローム”よりも凄い題名だなぁ。まあ、“ゲロゾイド”よりはマシだけどさ…。さて題名はこれくらいにして…といっても肝心の中身が殆ど…ない。大体はフロム・ダスク・ティル・ドーンの二番煎じみたいなモンなんだけど、演出の下手さもあって何がなにやら全然わかんない。それに、指をぶった切ったり、車に轢かれたり、爆発したりと笑いを狙ってる事はわかるんだけどこれが全然笑えない…しかも夢オチなんて…まあでも、この監督については誰もマシなストーリーは期待してないので、残虐描写だけ見ればいいんだけど、今回はそれすらも全くオハナシニならない。バーニング・ムーンや、かの“ブレインデッド”を超えたとまで言われる新ゾンビ(未見)の勢いは何処に…?あぁこれでまた一人、職人さんが消え去ったわけか… 4点(2004-06-27 15:51:13) |
28. ゾンビ伝説
期待して見ると損をする。でもホラーとしてじゃなくドキュメントとして見れば納得いくんじゃない?実際にゾンビパウダーは存在するし(勿論死人なんて蘇らせられないけど) 4点(2003-02-11 22:04:07) |
29. 続・死霊のはらわた
前作同様、死霊のはらわたとは全然関係がない“似非続編第2弾”しかも前作以上に破局しまくっているという困った作品。刑務所を脱獄した凶悪犯グループが山間の宿に立てこもるが、実はそこはゾンビパウダーを研究するじいさんが住んでいて、1人また1人と餌食になっていく、というのが大まかなストーリー。1度でもこのビデオパッケージを見た人なら“ついにゾンビ・キングが目を覚ます”というフレーズが気になるところだと思うが、1時間たってもそんなモンは出てこない。約1体、それらしきものは出てくるが、すぐにどっか行っちまうし、わけ判らんシーンが大量に出てくる、展開がわけわからん等々非常に困った、且つ「またやっちまったぁ!つかまされたぁ~~!」と実感する映画である。 2点(2003-11-01 02:07:40) |
30. ソードフィッシュ
確かに冒頭のブレット・タイムはマトリックスを遥かに凌いでいるけど、この映画はそもそもマトリックスとは全く違うジャンルの映画であるから、あの「マトリックスを超えた」って宣伝は不適切だったと思う。現に俺はマトリックスのようなアクションが随所に挿入されているものだとばかり思っていたので、まさか“超えた”の意味が冒頭のアレだと知った時はかなり落胆した。それでもストーリーが面白ければまだ許せたけれども、今回は全く面白く感じなかった。 2点(2003-02-11 21:16:12) |
31. ゾンビ'99
凄いですねぇこの映画。何が凄いって、映画の製作年は80年なのに99年にビデオとDVDがリリースされたからって【ゾンビ99】というタイトルにしてしまうその安直さ。その根性はもはや凄いを通り越してスバラシイの域まで達してます。もっと凄いのが内容…といっても、内容となるものすらありません。ホラーにエロは付き物のようなものなので、それはいいんですが、これの場合、エロ部分がおまけではなく“ホラー部分がおまけ”な作品。冒頭からストーリーそっちのけで無意味なエロ描写を延々と見せられたんじゃ呆れるほかありません。なので、0点をつけようかとも思いましたが、終盤10分近くにやっとゾンビらしい活動をするゾンビとそのメイクに1点を献上します。 1点(2003-12-26 02:49:42) |
32. ゾンビ2001/リボーン・トゥ・キル
いや、ね。判ってるんですよ最初から。こういった作品の出来がどの程度のものかって事くらい。だけどどうしてもゾンビ~だとか死霊の~だとか悪魔の~とかっていう題名の映画を見つけると「うおぉぉぉ!!!これ見てェェェェェ!!!」っていう激しい衝動に駆られてしまうんですよ。それで何度、貴重な時間を無駄にした事か…フ…。そんなわけで、これもその“無駄にした時間の一部”な作品なんですが、正直言ってツマラナイとしか言いようがありません。ちょっとイカしたオープニング・クレジットには「お??今回はやってくれるか?」と思いましたけど、映画が始まって早速設定が【夜中に元いわくつきの刑務所跡に建てられた葬儀屋に友人の葬式に行く】【全員がオカルトマニア】ですもん、ストーリーなんて期待できないじゃないですか。じゃあ肝心のゾンビは?これがまたなかなか復活しない、復活してもなかなか人を殺さない。それじゃお目当ての殺人シーンは?激ショボなんて遥かに通り越してます。スプラッタが廃れてるのか単に特殊メイクにかけるお金“すら”無いのかどちらかは知りませんが、肝心なシーンになる前にすぐに次に進んじゃうんですよ。しかもいつ盛り上がるのかなぁなんて思ってたらそのまま映画終わっちゃうし…こういう作品に出会うたび、また時間を無駄にするのかと思いながら、それでも手にとって見てしまう…そんな毎日を送っている僕です。 1点(2003-12-21 03:08:48) |
33. ゾンビドローム(1994)
“ホラーの帝王、ゾンビ復活!!”この宣伝文句を読んで、作品を見る前の意見…「おぉ、久しぶりの正統派かぁ!」、見た後「ど、どこが復活だぁぁぁぁ!!!」つまり、見事につかまされた1本。ゾンビといっても“オゾン”という麻薬がもたらす禁断症状がなぜか死人をよみがえらせるというトンデモナイZ級の設定。“全編に渡り繰り返される頭部破裂シーン”というのも、最初に超絶にショボイ1発があるだけ…したがって、この映画に関する全ての宣伝は“ウソ”です!そして、コイツを作り上げたのは【新・死霊のはらわた】の監督を務めたJ・Rブックウォルターなる人物です。 1点(2003-10-31 18:59:26) |
34. ゾンビ・スクール1990
どなたかこの作品を知ってる人いませんかぁ…そして俺と同じように「いつゾンビが出てくるんだろう?ワクワク」と期待しながら最後に「つかまされたぁ!!」と激怒した人居ませんかぁ??そう、この作品、最後の最後までゾンビが出ない!しかもゾンビといってながらただ長生きしてるだけの爺婆!しかもラストは何の見せ場もなくあっけなく皆死んでしまうというウルトラZ級ゾンビ映画!!そうか、それで一度しか放映しなかったわけだ!って言うかこのビデオ見かけたことすらない…てなわけで、もしこれを見かけたら注意しましょう! 1点(2003-10-31 18:24:39) |