1. ウルフ・オブ・ウォールストリート
序盤は品はないけれど、シーンの切り替わりがスピーディーで、テンポよくストーリーが展開。 ただ、中盤あたりから「なんでこのシーンにこんなに尺を使うのか?」と思うところがチラホラ。 さすがに3時間は長かったけれど、 随所のディカプリオの演説シーンは、カリスマ性が感じられてすごくよかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-12 10:59:01) |
2. 運命じゃない人
《ネタバレ》 時系列を往復する群像劇の形で、次第に物語の核に近づいていく造りは かなり好きな部類。 登場人物の行動にあまり違和感やストレスを感じることなく進行していったのは良かった。 フェイントのエンドロールが入った後、 ”お金を返しに来たヒロイン”と”冒頭に出てきた同僚”が遭遇するラストは、 とても後味が良かった。 ただ、やや全体的にもうひとパンチ欲しかった感はある。 もうひと、ふた盛り上がり、あるいは、もう少し大きめのどんでん返しがあれば、 個人的評価は跳ね上がったのだけれど・・・惜しかった。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-08-19 20:21:24) |
3. ウンギョ 青い蜜
《ネタバレ》 序盤のねっとりカメラワークで、「あっち系」の映画化と思ったけど、 観終わってみると、案外そうでもなかった印象。 静かな展開が続くので、観るのも体力がいるけど、 映像・映像の美しさには強い「こだわり」を感じる。 それだけに、終盤のやたら力の入った事故のシーンは 浮いていたように思う。 あと、ウンギョさんは「魔性の女」感全開だった。 [DVD(字幕)] 5点(2023-04-29 09:34:03) |
4. 宇宙人王(ワン)さんとの遭遇
《ネタバレ》 タイトルから中国映画を想像していたが、イタリア映画だった。 あえて主人公と一緒に視聴者を王さんに感情移入させるのが目的なのだろうが、 前半の尋問・拷問パートがあまりにも不快だった。 逆に、最後「お前、馬鹿だな。」という王さん。 これは主人公だけでなく視聴者も言われているのだと思うが、不思議と不快感はなかった。 他の点では、なぜ、イタリア軍部は王さんが侵略者だという確信を持てていたのか。 最後まで分からなかった。 中国語を話せる人間がいないからって、民間人を巻き込まないといけないほど、イタリア軍部は人材不足なのか。 挙句の果てに逃走の手助けをされてるし、警備もザルだし・・・突っ込みどころ満載。 主人公の方は熱演でしたし、題材は面白いのに、もったいない、という印象が強かったです。 [DVD(字幕)] 5点(2021-11-21 09:18:16) |
5. ウォーターワールド
《ネタバレ》 メインBGMを聴くとUSJが自ずと想起される。 1995年の作品ということで、今ならCGが多用されそうなシーンが、 しっかりお金を使ってド派手に演出されていて、その点は目を見張るものがあった。 しかし、内容に関しては、世界観や設定に無理を感じるところが多く、 消化不良感が否めない。 (皆が血眼になって探していた陸地に、地図の読み方が分かっただけで、 いとも簡単に到着してしまったこととか。この世界の人々の資源の扱いとか。) [ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-10-09 11:03:53) |
6. ウォールフラワー
《ネタバレ》 主人公の優しさ・脆さ・危うさと、あらゆる社会問題をギュギュっと凝縮したような周囲の環境。 これらが相まって、終始ヒヤヒヤ・ハラハラさせられた。 主人公には共感できるところが多くあったが、 メアリーとのあの別れ方は、いくら何でもヒドかった(鑑賞中に思わず声を上げてしまったほど)。 しかし、冷静にサムと比べてしまうと・・・まあしょうがないか、と納得。 仲直り後、別の男をサバサバと紹介するメアリーの切り替えの早さが、やたら「リアル」だった。 最後、主人公が救われて良かったとは思うが、 サムは美しいし遠距離恋愛は難しいのではないか、と一抹の不安は残る。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-17 10:16:37) |