1. ダウンサイズ
《ネタバレ》 ○途中まではダウンサイズした世界での暮らしに想像をめぐらせたが、中盤以降話がどこへ向かうのかある意味先が読めない展開に。○終盤には無理矢理話を大きくしているが、もはや話が迷子状態。序盤にダウンサイズした意味はどこへやら。○ポールがオードリーに裏切られるシーンがこの映画のハイライト。○ホン・チャウも存在感あり、ポールとのやり取りも少しはニヤリとさせてくれた。 [映画館(字幕)] 3点(2018-03-05 00:41:14) |
2. ターミネーター:新起動/ジェニシス
《ネタバレ》 ○シリーズ1や2の出来事は新たに送られたターミネーターによって変わってしまい、1や2へのオマージュへとうまく変えているのは感心したが、それをやりだしたらもう何でもありになってしまう。○CG等に関しても、特段目新しさを感じず。結局敵の弱点、落としどころが2と変わっていないので、同じような終わり方になってしまうんだと。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-07-18 18:22:47) |
3. 007/スペクター
《ネタバレ》 ○前作「スカイフォール」よりも007らしく、ちゃんとしたボンドガールの配置、昔の007を惹起させる原点回帰、ダニエルクレイグボンドの集大成的作品ではないかと感じた。○前作はQの引退、ひいてはジュディ・デンチへの功労の意が出すぎていた。○今回はボンドガールと行動を共にすることが多く、窮地をボンドガールに救われるという昔ながらのお約束もある。○敵役は登場シーンと、アジトのロケーション・雰囲気こそ良かったが、終盤尻すぼみだった。時計爆弾後普通に生きてるのと、ギネスに載った爆破シーンの地味さにはがっかり。○あとカーアクションがいまいちだった。夜の街をほぼ2台で走り回るだけではな。派手なシーンは昼間のシーンが映えると思うんだが。○ダニエルクレイグの続投は不明らしいが、過去3作の悪役の元締めをやっつけたわけだから、集大成として見られても仕方ないかな。ちょっと甘めの7点献上。 [映画館(字幕)] 7点(2015-12-02 20:34:50) |
4. 大脱出(2013)
《ネタバレ》 ○頭のキレるスタローンに違和感を感じつつも、まあまあ楽しめた。○60代になっても、スタローン、シュワルツェネッガー共演となると心が躍る。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-14 16:28:38) |
5. 探偵はBARにいる
《ネタバレ》 ○単なるコメディかと思いきやハードボイルドな一面もあり驚かされた。大泉洋で客を集めようって言う映画ではないんだな。○松田龍平とのコンビは割と良かった。○依頼主が小雪であることが序盤でわかる割にはなかなか話が進まず、主人公の動機付けのための遠回りが多く感じた。○あれだけ寒そうな薄野で軽装の大泉洋に驚かされる。一度は行ってみたいと思った。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-04-30 20:39:16) |
6. ダラス・バイヤーズクラブ
《ネタバレ》 ○重たい映画かと思ったが、実はコメディ要素もある。○主人公のマシュー・マコノヒーのメインストーリーも印象的だが、その彼に惚れるジャレッド・レトーのサイドストーリーが切ない。オスカー獲得には納得。 [映画館(字幕)] 8点(2014-03-21 21:25:33) |
7. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 ○序盤は、前作から時間が経過しており、説明的シーンが多かったが、最後にはしっかりと盛り上げるあたりはさすが。○今作単体で観れば、ウェインがゴッサムへ戻る動機づけが少し弱い。○悪役は前作ほどではないが印象を残す。ただ、ミランダの存在が残念。犯罪への動機が弱すぎる。一方で、ブレイク刑事は良い存在感を示した。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-06 21:50:34) |
8. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 ○そんなに期待して観に行かなかったが、それでも残念な出来だった。○ダイ・ハードシリーズである必要性を感じない設定を息子を登場させるだけで繋いでいるのがまず良くない。○アクションシーンはドンパチの連続。良くも悪くも80年代アクションへのオマージュなのか。○最後に親子の絆って言われても、それを感じさせるドラマもないただのアクション映画。正直に言って、この出来なら過去の作品を観ているようがよかったと思ったほど。 [映画館(字幕)] 3点(2013-03-03 21:33:31) |
9. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 ○約4年ぶりの新作。ダニエル・クレイグボンド作をしっかり復習し、期待したがその期待を大きく下回る出来だった。○まず冒頭のアクションシーンだが、過去2作で一番地味だった。使い回しみたいなシーンが多く感じた。○それからというものはとにかく長い。前々作とほぼ同じ長さなのだが意味合いが全く違う。○サム・メンデス監督だが、やはり庭が違うのか、どうもドラマ仕立ての作風がしっくりこない。随所にらしい絵作りこそ感じるが。○前2作登場のなかったQも登場するが、メカおじさんのイメージがありしっくりこなかった。○一方で、ちゃんとしたボンドガールが登場しないのは残念だった。○終盤のアクションも含め、アクションは総じて地味だし、少ない。○ラストのマネーペニーのくだりにはニヤリとさせられた。JAMES BOND WILL RETURNと最後に出たが、新Mのもと、次回作に期待したい。○スパイは時代遅れとブロスナンボンド時代から言われていたが、その答えをMの引退にしか見いだせないとはそういう時代なのか。○総じて、このシリーズに求められるのは大掛かりなアクションと美女とのロマンスだとつくづく感じた。その柱となる大きな2つが欠けてしまってはダメだな。○最後に、長きにわたってこのシリーズを支えたジュディ・デンチに拍手を送りたい。 [映画館(字幕)] 4点(2012-12-01 17:15:58)(良:2票) |