Menu
 > レビュワー
 > ころりさん さんの口コミ一覧。2ページ目
ころりさんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 636
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  ダーウィンの悪夢 《ネタバレ》 
上映時の評判から結構期待していたのだけど、少し期待しすぎたかなあ。タンザニアのビクトリア湖で増殖し、生態系を破壊するナイルパーチと、生きるためにはそれに頼らざるを得ない現地の人々。バーチは日々飛来する飛行機によって先進諸国へと運ばれ、その食生活を支える。グローバリゼーションを語る図式としては、中心が周辺を搾取するという古典的な枠組ではあるものの、ナイルパーチの天干し、食べ物を奪い合うストリート・チルドレン、インタビューした娼婦が後に殺されてしまうなど、ショッキングなシーンや展開がそれに一定の説得力をもたせる。ただ、いくつかの秀逸なドキュメンタリーと本作を隔てているのは、その現場にいるはずの撮影者・製作者の姿が全く見えず、このフィルムがあたかも「客観的な事実」であるかのように差し出されていることにあると思う。現場の状況に直面してうろたえ、葛藤する(ナイルパーチを消費する側にいるであろう)製作者の姿があってこそ、私たちは、この作品で描かれている出来事に対して「共感」することができたのではないかと思うのだが・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-22 08:05:44)
22.  太陽の帝国(1987)
敵とか味方といった大人の事情ではなく、美しいもの、強いものの惹かれる少年の柔らかさとしたたかさと脆さが、きちんと描かれていたように思う。ベイシーや医師など周りのキャラクターもいいし、美しく印象的なシーンも多い。だから、いい映画だったなあといいたいところなのに、映画のそのものはなぜか退屈だった。脚本も演出にも、なにか心をぐっとつかむような力強さに欠けるんだよなあ。
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-24 10:02:37)
23.  ダブル・ジョパディー
フツーのサスペンス映画でしたね。時間つぶすにはいいかもしれないけど、貴重な時間を削って見ると腹がたつかも。アシュレイ・ジャッドの地味さ加減は、こういう作品向きだなあ。
5点(2004-03-29 22:41:31)
24.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
ラストはよかったと思います。ただ、それにしたって、T-Xが弱すぎた・・。最後、あんなにあっさりやられちゃうなんて・・。「ターミネーター」シリーズは、死んでも死なずにどこまでも追っかけてくる怖さが売りの、B級アクション映画の血統を大事にしてほしかった。
5点(2004-03-12 01:23:28)
25.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 
大傑作ドラマ『True Detective』(シーズン1)の監督を務めたキャリー・ジョージ・フクナガ監督が007映画を!というのは、期待半分・不安半分でした。あのドラマで展開された乾いたスタイリッシュな映像、計算されたアクション、複雑な人間ドラマは、サム・メンデス版を引き継ぐにはベストに近い人選とは思いますが、メンデス版に感じていた違和感(あの、楽しい007がいつの間にかシリアスで湿っぽい映画になってしまった・・・)をいっそう加速させるような気がしたからです。そして、満を持しての鑑賞・・・でしたが、やっぱりその予感はあたっていたようです。それもどちらかといえば悪い方に・・・。  よかった点。バキバキした映像の美しさ、冒頭のちょいホラーっぽい演出や長回しなど新鮮なアクション演出、007のバカバカしい世界観(とくに『007は二度死ぬ』的なオリエンタル趣味)を真面目に描いている点、女性も男性もキャラ1人1人がみんなとにかく格好いい。とくにレア・セドゥは素晴らしかった。  残念な点。長い。ラミ・マレク登場あたりからドラマが一変してしまう。中盤の謎かけのような会話が続くのはフクナガ作品っぽさではあるが007では冗長。娘の登場からは完全に別映画になってしまう。これだったらボンド映画である必要はないような・・・とずっと違和感を持ち続けた先のラストシーンで完全に冷めきってしまった。「こんなのはボンドじゃない」以前に、私はもう自己犠牲ラストが本当に好きではないのです。タイタニックからダークナイトからアベンジャーズまで、とにかく主人公が命をかけて守る・・でまとめてしまうのは(それで「感動のラスト」とかいうのも)もっとも安易だと思う。とにかく、最後まで生きようともがいてほしい。そういうのとは無縁だと思っていた007が、その手の「闇落ち」してしまったショックはめちゃめちゃ大きい。  もちろん、永遠のマンネリを終わらせることは勇気のあることで、フクナガ監督はその蛮勇を買って出るだけの力量があるのは間違いない。その難行をきわめて高いクオリティでまとめたこともよくわかる。けれど、ぼくはやっぱりこの映画は「嫌い」です。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-07-09 08:28:36)
26.  タイトル、拒絶 《ネタバレ》 
主人公のカノウは、いったんは風俗嬢になったものの、その仕事がどうしても受け入れられず、いまは使い走りのアルバイトをしている。だからカノウは「自分にはできなかった仕事」を淡々とこなす他の風俗嬢たちに対して、軽蔑だけでなく尊敬に近いような、複雑な感情を持っている。つまり、カノウの視線は、男性目線のファンタジーでも、性産業への蔑視でもない、独特の風景を見せてくれる可能性があった。そこに伊藤沙莉を持ってきたキャスティング、女性監督による風俗映画として期待大でした。しかし、残念ながら本作はそのカノウ=伊藤の絶妙な配置をほとんど活かせないまま。「いつも(目以外は)笑顔のナンバー1」「ヒステリーな元ナンバー1」「根暗な文系女」「尽くす系の重い女」「バカな新人」「暴力・暴言まみれの店長」「ありがちな秘密を抱えるイケメン店員」などなど、店員も風俗嬢たちもステレオタイプだらけの登場人物なので、それぞれの群像劇はどれも魅力を感じない。唯一、描き込まれるマヒルも演技面ではがんばってはいるが、役者さんの力不足感は否めず。前半はそれぞれのステレオタイプを一つずつ消費する展開だったので、後半はそこから意外な展開や描写が見られるのかと思ったけど、暴力店長は店員を殴り、ヒステリー女は人を刺し、マヒルは自暴自棄になる、という結局は最初の予想どおりの流れでした。見終わって感じたのは、これ結局、監督や脚本が「風俗業」そのものには関心がないというか、むしろ明らかに見下しているように思えること。冒頭以外には仕事のシーンはあえて入れなかったのだと思うが、そのため「お仕事モノ」としての魅力も皆無で、ひたすら「底辺」「底辺」と連呼される。期待しすぎたのかもしれないが、結局はありがちで面白みのないエピソードを積み重ねたフツーのB級ドラマでした。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-05-08 14:28:54)
27.  ダンボ(2019) 《ネタバレ》 
イースターの連休に子連れで映画館にて鑑賞。観客の入りは子連れ中心でまあまあ。序盤のサーカス描写やキャスティングを除けば、全体としてはティム・バートンのカラーは薄め。そのへんはディズニー・クラシックだからなあと思っていたら、後半には明らかにウォルト・ディズニーとディズニーランドへの風刺を込めた展開に。ではそれが痛快なのかというとそういうわけでもなく、なんだか微妙に腰が引けているというか、やりきってない感じ。ラストで動物をサーカスから解放しましたという場面の直後に馬に乗って現れる主人公・・・が象徴的。一方で、風刺を盛り込んだせいか、物語のエンタメ的なテンポや盛り上がりにも欠け、全体として夜が主体の暗い場面も多いので、誰に見てほしい映画なのかがよくわからない、ちぐはぐな一作となっていました。なによりもダンボの「飛翔」が目玉のはずなんだけど、「飛ぶ」といってもテントのなかをぐるぐるするだけなので、明らかに爽快感に欠けたのは残念でした。
[映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2019-05-07 01:23:16)
28.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
3つの時間軸、3つの現場から描くダンケルク撤退戦。戦況に関する解説も最低限なので、限定されたシチュエーションのなかで展開する脱出劇として見るべきなのかな。個人的には、『ゼロ・グラビティ』系の映画と期待しての鑑賞。でも、それにしては、物語のなかのぐっとくるポイントが背景知識に頼ってる部分が大きい。脱出できる兵士の数、チャーチルの演説、民間船長の愛国心、帰還兵への市民の対応など、その感動は物語に内在したものというよりはイギリスの第二次世界大戦史の知識があってこそ増幅するもののようにも思えるし、その内容は人間性の根源に迫るというよりは、愛国心やらそっち系に振れていて、あまり深みを感じない。台詞や背景説明を極力廃して、シーンの描写だけで描いてきた物語の感動ポイントが、結局は背景知識がないと盛り上がれない、というのは単に戦略として失敗しているのではないか。その点、同様に台詞や背景知識ではなく、ほぼ映像描写だけで感動まで持っていった『ゼロ・グラビティ』は凄かったと再確認できる。あと、サスペンス自体の単調さもマイナス。敵軍に襲われて水没しそうになって壁やドアをドンドンする展開の繰り返しは、実際の戦闘がそうであったとしても、この凝ったシチュエーション映画としては、もうひと工夫できたのではないかと思える。異なった時間軸の交錯は面白い試みではあったと思うけど、時間軸が気になると映画への没入感を損なってしまう側面もあり、この映画ではあまり成功しているとは言えない。戦争なのに妙にキレイな映像も含め、映画のテーマ・素材とノーラン監督の得意分野が合っていなかったように思えます。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2018-01-12 11:42:25)(良:1票)
29.  ダーリンは外国人 《ネタバレ》 
原作シリーズは妻が好きなので既読。映画にする以上、仕方がないのだとは思うが、日本語ネタよりもラブストーリーのほうをメインにしてしまったので中途半端な作品になってしまった。前半は、トニーの変人ぶりを描くかわりにどうやって2人が「つきあう」ようになったのかは省略されてしまっている。で、語学ネタ、トニーネタ中心で行くのかなと思っていたら、一転して後半は、ただの安いラブコメになってしまい、そこに無理矢理に埋め込んだ語学ネタも空振り気味。夫婦の日常を描いた原作を、結婚前のカップルによるラブコメに改変したのは、おそらく主演女優が「若い」からなのだと思うが、そういう外部的な要素をうまく1本の映画に昇華させるだけの力量も熱意も、本作のスタッフに欠けていたのだと思う。
[DVD(邦画)] 4点(2010-09-05 06:57:44)(良:1票)
010.16%
120.31%
260.94%
3345.35%
4467.23%
511217.61%
612519.65%
716225.47%
89014.15%
9426.60%
10162.52%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS