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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2260
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 お世話になっております。
只今『真・女神転生VV』攻略中のため新規投稿お休みしております。

2024.6.28


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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21.  ダーク・ウォーター 《ネタバレ》 
『ザ・リング』や『JUON』等の丸パクリメイクに比べて、本作は日本版を消化した上で再構築しています。リメイクとして、正しい姿勢だと思います。これは好印象。日本版の不可解とも取れる“母(黒木瞳)の決断”を、きちんと整理したところが最大の変更点。今まさに娘の命が奪われようとしている。だから娘を助ける代わりに、自分(母)の命を差し出す。交換条件が明確です。また、母のトラウマを強調した部分も上手い。“妄想”の可能性を残したことで、物語に幅が出ました。テーマはより鮮明に、ストーリーはより納得できるものに仕上がっています。ただ、“余白”をそぎ落としたために、味わいが薄れてしまったように感じました。本作の母の決断には、あの選択肢しかなかった。考える暇もありません。“急かされて契約書にサインをした”ように見えてしまう。日本版には他の選択肢も、考える時間もありました。その僅かな“間”から汲み取れるのが“母の強さ”であり、“大きな母性”でした。管理人に責任を取らせたのも、霊と母が去っていくシーンを入れたのも、スッキリはしますが几帳面すぎたかと。早々にネタバレしてしまう日本版と比べると、つくりは本作のほうが遥かに上質です。本作には感動がある。でも自分は日本版の情緒を好みます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-11 18:52:47)(良:1票)
22.  大停電の夜に 《ネタバレ》 
数多の人生が交差する大都会。クリスマスイヴに起こった大停電。それはサンタから“特別な夜”のプレゼントだった。設定はロマンティックですし、凝った構成は嫌いじゃありません。でも味付けが自分の嗜好に合いませんでした。とにかく脚本がクサイ。言葉は悪いですがコントを観ているような感覚。だのに雰囲気は精一杯オシャレ。観ていて気恥ずかしいです。ベタなのは構いません。というか大好物。でもこれだけベタを重ねると流石にバランスが悪い。表面的な演出が安っぽさを助長します。それはキャストにも言えること。顔ぶれは豪華。しかし満足感がありません。(それでも寺島しのぶは一人“職人”でした。)ストーリーはよく練られていたと思いますが、ツメが甘い。なぜ核となるトヨエツのBARに、香椎ペアのみ登場させないのでしょう。奇跡的偶然を重ねているだけに、逆に不自然です。クライマックスで得られるはずの爽快感が損なわれています。(主軸に絡まないジョーカー的ポジションならあっていいと思います。ただし2人は適任ではありません。)素材は良いのに、調理方法と味付けが好みではありませんでした。味に深み旨みがなく、甘さだけが際立っていたように感じます。ただ自分は甘党なので、点数も甘めです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-21 18:19:14)
23.  堕天使のパスポート
80年代アイドルの歌謡のような邦題です。しかし内容はディープな社会派ドラマでした。不法滞在者。それは存在を許されない弱き者。弱者が生きるには、何かを捨てなければならない。しかしそこに“希望”があれば捨てられるのが人間です。不法滞在者にとっての希望はパスポート。パスポート=生きる資格。生きる資格を得るために死ぬという不条理。弱者がいれば、それを食い物にする強者がいるという現実。弱肉強食の世界です。人間も野生動物と何ら変わりがない、これも自然の摂理と言われてしまえばお終いですが…切なすぎます。印象に残ったのは、自国を「この美しい国」と表現した強者の言葉。愛国心と排他主義が入り混じった重いが嫌悪を感じる言葉です。深刻な内容のわりには、見せ方が上手く、純粋にドラマとして楽しめます。何より良いのが主役の黒人男性。魅力的な、いい表情を見せる役者さんです。娼婦役の黒人女性も素敵です(美人じゃないけど可愛いなあ)。オドレイ・トトゥは大黒摩季のようでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-16 18:36:22)
24.  ダ・ヴィンチ・コード
カンヌのプレスから失笑が漏れたとか、一般観客からはスタンディングオベーションが起きたとかのニュースを見ていたことから、実際はどんなものかと思って観にいきました。鑑賞後の感想は「いたって普通」。失笑が漏れるほど出来が悪いとも思えず、かといって絶賛するほど面白いとも思いませんでした。それよりも、この作品に対して、抗議が起きていることの方が驚きです。宗教的にはフラットな(無宗教な)ごく一般的な日本人の感覚からすると、そう怒るほどの内容かな?という印象です。ドキュメンタリー的な雰囲気は一切無かったので。(宗教を扱う映画の難しさを感じます。ファンシイダンスで抗議が出ない日本はいいですな。)ダ・ヴィンチの絵画の謎解きを期待すると、肩透かしをくらうかもしれませんが、逃亡劇としてみれば楽しめると思います。
[映画館(字幕)] 6点(2006-05-21 19:06:01)(良:2票)
25.  ターミナル
何より設定が面白い。空港から一歩も出られないというシチュエーション。架空の国と言語のためコミュニケーションもままならない。しかし主人公は持ち前の人間性を生かし空港でのサバイバル生活を始める…いかにも面白そうです。スピルバーグ監督ですし、芸達者のトムハンクスが主演とのこと。まず外れは無いということで映画館まで足を運びました。…うん、面白かったです。決して外れではないです。でも何かが足りない気がします。あまりに全体的に安定しすぎていて、「驚き」が無かったことかもしれません。あと大変な苦労をしてまでアメリカに入国したかった「動機」にイマイチ感情移入できなかったことでしょうか。個人的には、面白くなる要素満載だっただけにちょっと惜しいなという作品です。
[映画館(字幕)] 6点(2006-04-16 18:42:32)
26.  ダイアナの選択 《ネタバレ》 
ワンアイデアで90分持たせたのは立派だと思いますが、見終えてしばらく経つと驚きも消えるというか。同類亜種の構成の映画は山ほどあるので、そのどれか一つにでも既に触れていると、評価はイマイチ上がらないかもしれません。もっとも本作の場合、オチが全てってワケでもないので、人生の岐路についてしみじみ考えてみるのもいいのでは。
[DVD(字幕)] 5点(2014-12-12 17:51:25)
27.  TAXi4
自分が『TAXI』シリーズに付けた点数はすべて7点。「大アタリではないけれど十分満足しました」レベル。コンスタントに楽しめる作品を提供してくれるシリーズは意外と貴重です。個人的に大変信頼し、また評価もしているシリーズでした。濃いキャラ、ひたすらおバカなストーリー、ギミック満載のカーアクション。どの作品も内容なんか覚えていません。でもそれがいい。何度でも楽しめるし、気軽に観られるって大事なこと。本作も間違いなくそういう作品なのですが、どうも満足できません。理由は2つ。ひとつはカーアクション不足です。ハチャメチャやって楽しませてやろうというサービス精神がこれまでの作品にはあった。その方向性が正しかったかどうかは微妙ですが(笑)、心意気が嬉しいじゃないですか。なくちゃ、やっぱり物足りない。もう一つは人間関係の問題。主要キャラがみんな仲良しでツマラナイです。2人なんか立派にパパ業をやっている。毒気というか刺激が欲しい。たいへん大人しい印象の4作目でした。次回はもっとハジけちゃってください。
[DVD(字幕)] 5点(2008-08-21 23:03:20)(良:1票)
28.  大帝の剣
映画監督「堤幸彦」に対する自分の評価は、決して高いものではありません。『トリック』や『ケイゾク』等テレビドラマは抜群に面白いのに、映画だとサッパリという印象です。何故か。堤作品の真骨頂はキャラクターの面白さだと思います。山田奈緒子&上田教授や柴田・真山刑事ペア等、まず愛すべきキャラクターありきの作品。十数話かけて人物を育てられる連ドラならともかく、短い尺で勝負しなければならない映画向きの監督では無いと思います。本作はどうか。大味なストーリーに整合性は求められていません。監督の得意分野、キャラで勝負できる作品でした。でも残念ながら不発。主要キャラはイマイチ。特に姫様。サブキャラにしても遠藤憲一や力也など、面白い役者が揃っているのに特殊メイクで魅力を殺されています。これが堤幸彦クオリティと言ってしまえばそれまでですが、どうも腑に落ちない。テレビドラマはホントに面白いので、映画でも頑張って欲しいです。ホントにお願いします。『20世紀少年』大好きなんですから。
[DVD(邦画)] 5点(2008-08-05 19:00:15)
29.  TAKESHIS’
本作は監督にとっての“遺作”だと思いました。あるいはファンに向けての“プレゼント”と言ってもいい。もちろん、北野監督は終わったという意味ではありません。これからも多くの作品を世に残すでしょう。しかし何作残せるかは分からない。“遺作”は結果的にそうなるもので、最初から“遺作”と分かって作るものではありません。でもいつか必ずその時がくる。そこで監督は、“遺作”にふさわしい作品、自身の集大成となるべき作品を、今のうちに撮ったのではないかと思うのです。金銭的にも、肉体的にも好きなことがやれる今のうちに。ファンに長く楽しんでもらうことを念頭において。本作は難解です。イメージの連鎖であり集合体。しかも題材は北野監督自身。正解があるのか無いのかも分からない。だから観客は答えを探す気になれば、いつでも、いつまでも北野ワールドをさまようことが出来ます。それは一部のファンのみに許された特権であると思いました。いつか自分がその域には達したならば、きっと本作は満点に変わるでしょう。今後いくら北野作品が世に出ようとも、本作が監督にとって最後の作品であるような気がしてなりません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-12-22 18:25:18)(良:2票)
30.  タッチ(2005)
『タッチ』の主軸は青春ラブストーリー。だから野球はあくまで“おまけ”と言われれば、返す言葉がありません。でも最近はその“おまけ”が結構重要視されています。雑誌、DVD、映画の前売り券等々。食玩の世界ではおまけが主役に成り代わっています。ですから本作でも、もうちょっと野球部分に力を注いでもらいたかったと思いました。少なくともクライマックスは野球シーンですから。だからといって、ポップコーン正一と正二に上杉兄弟をやらせろという意味ではありませんよ。
[地上波(邦画)] 4点(2006-08-31 18:07:33)(良:1票)
31.  ダブル・デセプション 共犯者 《ネタバレ》 
誘拐団が間違って社長令嬢の替え玉を誘拐してしまう導入部。その替え玉を助け出すために、ボディーガードや本物の令嬢が奮闘する流れは受け入れられる。でも、誘拐団と替え玉が繋がっていたという「意外な真相」には無理があります。ニセモノと知っていてわざわざ誘拐する道理がありません。これがボディーガードと令嬢のロマンスを成就させる為の伏線ならばいいのですが、その処理は中途半端。令嬢は最期何の為に戦ったのか分かり難いです。愛情?同情?良心の呵責?脚本、菊川の演技力、英語の台詞等等、残念ながら質が高いとは言えません。人が死に過ぎるのも気にかかります。
[DVD(字幕)] 3点(2009-04-30 18:53:36)
32.  ダウン 《ネタバレ》 
知名度や華やかさこそ無いものの、確実にワーストランキング入りできる実力を備えた作品。まず日本版劇場予告編のキャッチフレーズがイカス。「あなたはもうエレベーターに乗れない」。なんて控えめな煽り文句でしょう。メタボ対策に良さそうです。そもそもエレベーターを恐怖の対象に据える発想がズバ抜けている。アクションは扉の開閉と箱が昇ったり下ったりだけ。この条件で怖いシチュエーションを作り出そうというチャレンジ精神は買うものの、結果トンチンカンな方向へ突っ走っているような。エレベーターを掃除機に見立てるなんて(しかもサイクロン式か?!)斬新過ぎてついていけない。さらにオチが強烈。無難にオカルト路線かと思いきや、マッドサイエンティスト登場。歴史を塗り替える大発明をこんなチンケなものに使うとは。キャットに小判、ブタにパール以上の衝撃。博士はこの実験でどんな終着点を夢見ていたのでしょうか。ファンタスティッ~ク。おまけに本作はリメイクだと知り二度ビックリ。ただし、嫌味がないのは良かったです。バカ映画好きとエレベーターマニアの方はどうぞ。
[DVD(字幕)] 3点(2009-02-16 20:53:25)(良:1票)
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