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1.  台風騒動記 《ネタバレ》 
このタイトルと設定から、まさか山本監督がこんなドタバタコメディを?と思いながら見始めたのですが、とんでもない。ふんわりしたコメディの中に、バリバリの市民闘争を盛り込んでいます。町長や議員連中の描写は、ほとんどおちょくっている領域ですし、人の良さそうな駐在さんも、当たり前のように思想信条調査を行ってきます。そんな中でも、何か奇跡が起こったり、突出した方法を思いついたりして物事が解決するのではなく、分岐点はたった1つ、公の場で口を開いてものを言う勇気を持てるかどうかである、というメッセージも最後にきちんと具現化されています。また、市民と為政者の対立構造という単純な構成と見せかけていながら、意外に多種多様な人物が手際よく整理されています。その中でも、野添ひとみの女先生も魅力的ですが、芸者役の桂木洋子がさらにいいアクセントを与えています。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-19 02:44:48)
2.  タイタニックの最期 《ネタバレ》 
タイタニックの作品と思っていたら、随分とのんびりした描写が続く。場所が船室内というだけの別の話と錯覚しそうです。全体が100分のはずなのに、1時間を超えても沈没の気配が見えません。そして残り30分であっという間に結論に至るわけですが、これはこれで、それまであった個々の生活が遮断される容赦なさを表現しているといえなくもありません。主人公夫婦の描写については妙にメロドラマチックなのですが、これも時代でしょうか。一方で、逃げまどうエキストラ、一つ一つ降ろされる救命ボート、沈没を悟る船長の描写、やっぱり出てくる卑怯な脱出客など、頑張った映像表現も見られます。タイタニック号の史実については、この5年後に「SOSタイタニック」という傑作が世に放たれ、さらに約40年後にキャメロン版に継承されるわけですが、その基礎を固めた作品としては、今に至る歴史的意義を有しています。
[DVD(字幕)] 6点(2022-07-05 03:11:01)
3.  大砂塵 《ネタバレ》 
導入部で、街の面々が酒場になだれ込んでくる。ヒロインはあくまで2階の室内バルコニーから応答し、なかなか降りてこない。キッド一味が闖入してからもそれはそのまんま。この「引っ張り感」がたまらないのです。このシークエンスとその次の一幕という一夜の出来事だけで、30分以上使ってます。●中盤以降も、随所に心理戦の要素を盛り込んでいて(キッドの部下の行動分岐に顕著)、飽きさせません。難点は、エマがとにかく鬱陶しいことと、ラストの対決がいかにも中途半端なこと。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-18 02:04:53)
4.  太陽のない街
労働争議を正面から取り扱ったという点ではとても貴重な作品。ただし、内容自体は、全体がそんなに切迫感や緊張感が溢れているというものではなく、むしろそれら組合構成員の日々の出来事を淡々と積み重ねているような感じ。もう少し神経を研ぎ澄ませるような使用者とのやりとりがいろいろあるのかと思っていました。しかし、表現テーマの価値は半世紀以上経った今日でも十分普遍的価値を有していると思うので、この点数。
[DVD(邦画)] 6点(2009-01-22 02:32:26)
5.  第五福竜丸 《ネタバレ》 
広島・長崎と同様、日本人として語り継いでいかなければならない事件。この事件を明確に映像化して、記録化したということに作品としての価値がある。前半はごく日常的な漁の描写が淡々と積み重ねられるのだが、それだけに、あの光と音の一瞬が強烈である。また、そこでいきなりパニックになるのではなく、むしろ何事もなかったように笑顔で帰還しているのが(症状が判明するのはもっと後)、かえって現実の生々しさを誘発している。全体的に、人物描写そのものは平坦であり、起こったことをそのまま再現しているだけという気がしなくもないが、この作品が訴えるところは、現在の人々に対しても普遍性を有している。
[DVD(邦画)] 6点(2008-12-13 13:11:37)
6.  抱かれた花嫁 《ネタバレ》 
まったくどうということのないホームドラマなのだが、台詞の1つ1つがまさに「肝っ玉母ちゃん」そのものである望月優子の存在感が、作品に1つの筋を通している。日光での女性2人のバトル(?)も、きゃんきゃんしてる割には可愛らしくて面白いね。ところで、このタイトルは何を意味しているのでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-13 00:17:46)
7.  たくましき男たち 《ネタバレ》 
強盗をしようとしたはずの主人公が、なぜか被害者に言いくるめられて、一緒に牛の集団を運ぶことになってしまう。なかなかコメディチックでつかみOKな出だし。さあこれから、牛の集団の大行進スペクタクル!と期待していたら、なぜか全然別の方に話が進んでしまう。単身で戻ってヒロインを救うところまではいいとして、そこから焦点の定まらないぐだぐだしたやりとりが続く。その余波で、合流後も何か引き締まりませんし、ヒロインの取り合いっぽい部分も盛り上がりません。最後のスタークのオフィスのところは、旅が終わった後の締めの儀式みたいな雰囲気を感じさせてまあまあ良かったのですが、そこだけでしたね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-06-03 00:23:58)
8.  大忠臣蔵 《ネタバレ》 
導入部からいきなり松の廊下のシーン。その後の開城か殉死かの議論のあれこれもあっという間。これこの後どうするの?と思っていたら、ほとんど本筋に関係ないような男女間のああだこうだとか、誰かがどうにかなった愁嘆場とかが延々と続きます。これには逆の意味でびっくりでした。その辺だけで全体の半分以上あったのではないでしょうか。ようやくやっとのことで討ち入りになるわけですが、これもそれほど迫力がありません。そもそも、浪士の役者がみんな同じような芝居をしているので、個々の人生が集積するドラマとしての場面の位置付けも弱くなっているのではないでしょうか。●そんなわけで、見どころは、当時15歳!の松本幸四郎(九代目)の驚くような初々しさ。そして、当時25歳!の有馬稲子の突き抜けるような麗しさ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2023-01-06 01:11:42)(良:1票)
9.  黄昏(1952) 《ネタバレ》 
登場人物がなーんにも考えてない人たちばかりである上に、やたらそれぞれが機嫌悪く怒っているシーンが多いので、どうも恋愛ドラマになりそうでなっていない。あと、導入部の重要なポジションであるチャールズが、芝居の出来も含めてあまり機能していないと思う。●それでも、ラストのインパクトは強力なのですが、それなら何でああいう優れたシーンが序盤中盤にもなかったのかと思わずにはいられない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-12-20 02:04:29)
10.  太陽の季節
導入部から、まさに若き日の長門裕之兄貴の強力な躍動!と期待が高まるのだが、その後が意外なほど失速していく。いろんなやりとりがチマチマしていて青春ならではの暴走感や突き抜け感がないのですが、つまりは主人公が口先だけでしか行動していないことに集約されるのでしょう。したがって、突然ラストにああいうシーンがあっても、あまり説得力がないのです。ただし、そんな中でも、南田洋子さんの凜として落ち着いた気品は実に貴重。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-11-15 04:06:42)
11.  太陽は光り輝く 《ネタバレ》 
いろいろごった煮にしているのはいいんだけど、そのごった煮をそのままで最後まで行ってしまうという、悪い意味で困った作品。その中でも、延々と無言を通す葬列のシーンのように、局所的に緊張感が走る部分もあるのだが、それが前後につながっていないため、価値も半減してしまう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-05-09 00:36:44)
12.  第七の封印 《ネタバレ》 
終わってみれば、「俺はまだ死にたくない!」という1人の男の心の叫びを延々具現化した作品、ということになるのでしょうか。その試みは面白いとしても、観念的描写があまりにも多く、ついて行けませんでした。映像は綺麗だったと思いますが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-02-14 23:32:34)
13.  第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 
緊迫感がありそうでなさそうな中途半端な雰囲気が、何とも居心地悪い。なので、話の結論が出た後も、カタルシスが希薄になっている。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-16 23:04:43)
14.  暖流(1957) 《ネタバレ》 
やたらとみんなが文字数多く喋りまくっているのが、この時期の邦画では珍しいと思ったのですが、元は舞台劇か何かでしょうか?病院内調査は比較的あっさりとすませ、むしろ人間関係のどろどろを中心に置いたのはよいと思いますが、個々の人格造型の突っ込みは今ひとつで、残念でした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-01-15 02:40:52)
15.  ダイヤルMを廻せ!
大事なところが全部台詞の中で説明されているだけなので、映画としては全然面白くありません。倒叙系のミステリーとしても、これよりもレベルの高い話はたくさんあります。 
[CS・衛星(字幕)] 4点(2003-12-14 18:04:28)
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