1. ダ・ヴィンチ・コード
展開の速さは小気味良かったが、もう少し丁寧なスピード感が欲しかった。原作にある情報が膨大すぎて、視覚化し切れないのはわかるけど、主題が薄れすぎた印象。 [DVD(字幕)] 5点(2007-05-06 17:16:12) |
2. 太陽の帝国(1987)
(故)坂本多加雄氏の著書『スクリーンの中の戦争』に紹介されていたのをきっかけに、ようやく手にした作品。坂本教授を敬愛する自分としては、教授の解説を多聞に受けているのですが…3年ぶりにつけた満点評価です。「そりゃないだろ」と思う方は、前掲書をお読みください。本作が如何に丁寧に作りこまれたものであるか、ご理解戴けると思います。当時の英国・中国・日本・米国の4国の描かれ方が、誠に見事!!このような書き方は、レビューとしてふさわしくないでしょうが、拙い感想を述べるよりは(自分として)納得のいく表現方法です。 [DVD(字幕)] 10点(2006-12-13 22:00:44) |
3. ただ、君を愛してる
《ネタバレ》 あおいちゃんの演技は今回もものすごくインパクトがあり、彼女がアップにされるだけで、心がキュルーんと締め付けられる思いがしました。玉木宏さんの演じる朴訥な誠人が最後に見せる涙の顔と、二人の回想シーンは、ありきたりな構成だとは思いつつも、涙が止まりませんでした。ファンタジックな純愛映画が、心に染みました。そしてあおいちゃん(静流)の『あのキスに少しは愛はあった?』という声は、しばらくの間、頭に残りそうです。 [映画館(邦画)] 8点(2006-11-01 21:48:37) |
4. タッチ(2005)
なんでこんなに地味なんでしょう。あの双子のせい?長澤まさみの横顔は最高にブサイクだし、スッキリしない終わり方だし・・・せめてテレビ鑑賞で済ませられて良かった、というしかないです。 [地上波(邦画)] 3点(2006-09-01 12:40:46) |
5. タクシードライバー(1976)
《ネタバレ》 初めて観た時にものすごく衝撃を受けた作品。虚ろな眼をしたロバート・デ・ニーロ,彼の佇まいには不思議と涙を誘われた。これを書いたほぼ3年後の今日、またもレンタルして観たところ…時代背景の意味を感じさせられ、さらにやるせない思いが込み上げてきた。1973年に栄誉除隊したということは、ベトナム戦争の海兵だったことだろう。孤独な若者の日常生活における、やり場の無い憤怒。最後にヒーローとなれた彼は、結局また、孤独で無味乾燥な日常生活の住人となる他ないとは。「やるせない」とは、まさにこのことだ!! [DVD(字幕)] 8点(2003-12-29 20:51:57) |
6. 太陽がいっぱい
リメイク版も好きですが、やはり本家はすばらしいと思います。アラン・ドロンのあの瞳!美しすぎますね。線の細さもたまりません。「太陽がいっぱいだね」とは、まさに名台詞です。うっとり。 [DVD(字幕)] 9点(2003-12-29 20:26:29) |
7. ターミネーター2
リンダ・ハミルトンカッコいい!ラストが最高♪ 8点(2003-12-24 13:59:47) |
8. ターミネーター
本作を勧めてくれた人が,「シュワちゃんではなくなった(機械だけのターミネーター)瞬間に動きがカクカクになってしまうのが笑える」と言っていた。20年前の技術では仕方ないんだろうけど,たしかにその点は面白かった。ずっと興味を持っていなかった作品だが,今はかなり気に入っている。 7点(2003-11-27 23:06:00) |
9. タイタニック(1997)
映画館で母と観て,中盤あたりからひとりですすり泣いてしまった。母は「若いのねぇ」とあっさり。ジャックとローズが手を取って踊り狂っているところ・煌びやかな船内にレオが立っているラストの回想風のシーンは,何度観ても良い。ただ,この点数はあくまでも「初見」の評価ということで。 10点(2003-11-14 13:54:09) |
10. TAXi2
『パールハーバー』には大いに怒ったが,これは◎っていうのは… ネタの次元が全然違うし,まぁしょうがないわ。単純に面白かった。サミー・ナセリ(主人公)のようにキレる頭と俊敏さが欲しい! 7点(2003-11-12 16:08:40) |
11. 太陽と月に背いて
レオ(ランボオ)の鋭い目つきと早足でぐんぐん歩く姿が,天才特有?の傍若無人さを表しているようで,ホント巧い!ロマーヌ・ボーランジェの裸体(とくに後姿)は芸術的でうっとり~。ランボオの『地獄の季節』“見切物”が好き。 9点(2003-11-05 13:55:05) |