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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
「アルマゲドン」や「シックス・センス」が流行っていた高校の頃、もうブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」はやらないのかと友人と話していたことが今となっては懐かしいが、前作から12年後に公開されたシリーズ第4作。マクレーンが完全にスキンヘッドになっていたり、1作目で登場したマクレーンの娘ルーシーが成長して再登場(役者は変わってるけど。)したりと1作目から続けて見ていると登場人物の変化に時の流れを感じる。敵がサイバーテロ集団というのも現代的で、新聞の文字ならぬ歴代大統領の映像をつなぎ合わせた犯行声明などは強烈にブラックで印象に残るものの、アクション映画としてはかなり普通の印象で、マクレーンもトレーラーに乗って戦闘機を墜落させるなど別の映画なんじゃないかと思うほど無敵のヒーローぶりを見せていて1作目のたまたま巻き込まれただけの普通の刑事という設定はどこへという感じになっているのはちょっと残念に思う(1作目でハンスに「ランボーのつもりか」と問われて否定的な答えをしていた同一人物とは信じられない。)し、サイバーテロというハイテクなテーマも確かに面白いのだけど、ちょっとこのシリーズには似合わない感じがした。とはいえ、今回のマクレーンの相棒となるハッカー青年が良いキャラしてるし、ホリーと別れたことでマクレーンと疎遠になり、彼を嫌うようになったルーシー(このへんの話をちゃんと映画でやってほしかった気もするが、それだけで一本アクション映画ではない違う映画ができそう。)がしっかりマクレーンの血筋を引いているところはニヤリとさせられる。いろいろ書いたのだが、何も考えず見る分には退屈はしない映画だとは思う。でも、やっぱりシリーズとしては前作のほうが面白かったかな。
[DVD(吹替)] 6点(2023-01-21 23:45:33)
2.  大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 《ネタバレ》 
光の国を舞台に悪のウルトラマンであるベリアルとそれに立ち向かうウルトラ戦士たちを描いている。ハリウッド帰りの坂本浩一監督を起用し、画作りや特撮シーンにいつもよりも力を入れるなどいつものウルトラマン映画とは一味違う印象だが、最初から最後まで見せ場が満載で(特に主たる観客である子供を)飽きさせない作りで、このシリーズが未だに好きということもあるかもしれないが、自分が見てもそこそこ面白かった。なんと言っても冒頭から繰り広げられるベリアルの光の国への侵攻とその脅威がインパクトを持って描かれているのがいいし、このシーンはかなりの盛り上がりを見せている。ベリアルの猛攻に成すすべもないウルトラ戦士たちが逃げ惑う姿は衝撃的だ。(でも、冷静に考えると地球で怪獣から逃げ惑う群衆のセルフパロディのようでもある。)登場するウルトラヒーローたちは端役も含めてこれまで登場した戦士が全員集合といった感じで、中でも小学生くらいのころにビデオで見ていたグレートやパワードが懐かしい。光の国が舞台というと「ウルトラマン物語」を思い出すが、ハヤタ、ダン、ミライ、アスカという4人のウルトラ戦士の人間体のほか、ペンドラゴンの乗組員たちといった実写の俳優が演じる人物が登場するのが顔出しの俳優が一人も出演していなかった「ウルトラマン物語」との最大の違い。レオがゼロを鍛えるという設定は「ウルトラマンレオ」でレオ おおとりゲンの師匠がセブン モロボシ・ダンであるということにリンクしていて、とくにレオが昔好きだった身としてはなんだか嬉しい。テレビシリーズで一度も実現しなかったカプセル怪獣三匹の共演にも興奮してしまった。しかし、確かにゼロが戦いに参戦してからはゼロがいきなりセガールのような強さを見せてしまってこれまで苦労していた主要ヒーローが一気に引き立て役のようになってしまったのはちょっと残念だったかな。(セブンの息子という設定のゼロの存在は「史上最大の侵略 後編」を頭に入れてしまうと事実少し抵抗があるのだが、まあいいか。)タロウの声を石丸博也が今回も演じるなど主要声優陣は最近のシリーズ作品と同じになっているが、やっぱり、ウルトラの父と母の声だけは「ウルトラマン物語」の石田太郎と池田昌子の声がいちばんしっくりくると本作を見て改めて思った。
[DVD(邦画)] 6点(2017-06-15 00:55:23)
3.  大決戦!超ウルトラ8兄弟 《ネタバレ》 
平成ガメラシリーズのように怪獣が実在しないリアルな世界を舞台にしたウルトラマン映画だが、後半はいつもどおりのウルトラマンという感じになってしまっているのが少々勿体ないが、イベントムービーとしてはまあしょうがないか。しかし、「ウルトラマンメビウス」でも思ったが、この映画でもオールドファンを意識した脚本になっている。しかし、昭和のシリーズでの主人公とヒロインが夫婦の設定だったり、アキ(榊原るみ)が重傷を負うところまで再現していたり、当該のシリーズを思わせるようなセリフがあったりと多少やりすぎてしまったという印象は否めないし、1966年に小学生ぐらいだった子供が現代でもやたら若すぎるのは突っ込みどころ以外のなにものでもない。(ついでにいうと、ダイゴ、アスカ、我夢なんて名前の子供はあの時代にはいないだろう。)別の世界ではウルトラマンである登場人物たちにパラレルワールドでの記憶が宿り、変身するというのも強引に感じる。しかし、シリーズに少しでも思い入れがあればそこそこ楽しめるとは思うし、平成三部作(あまり見てないから思い入れはないに等しいのだが。)と昭和の4人が居並ぶ姿はやはり爽快。石坂浩二がナレーターを担当しているのもよくぞ引き受けてくれたという感じである。貶していたわりに最後にフォローを入れてしまったが、結局は自分がこのシリーズが未だに好きだってことだな。
[DVD(邦画)] 5点(2012-04-11 22:29:14)
4.  TAKESHIS’
北野武監督の「芸術家三部作」の一作目。方々で酷評されていたので死ぬほどつまらないのではないかと覚悟を持って見たのだが、案外楽しめた。ネタ的には押井守監督の「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」に近いものがあるのだが、あれと比べるとインパクトが薄いにもかかわらず、ふたりの「たけし」が出会うことによって起こるたけしの創造するイマジネーションの世界に見ているうちにだんだんと引き込まれた。お笑い芸人から大御所タレントとなり、映画監督としても巨匠と呼ばれる存在になったたけしだが、本当はコンビニのアルバイトをしながら売れない芸人のままでいたかったのではないかと思ってしまう。また、この映画を大ヒット作である前作「座頭市」の次回作として手がけたのも、「座頭市」で世間一般についた「売れる映画を撮る監督」というイメージを覆したかったのではないかと思う。大ヒット作を世に送り出してしまうとその次の作品は二番煎じを狙った映画であってもおかしくないのに、本人がその大ヒットや自分に対する周囲の評価に戸惑っているふうにも見え、「おいらはそんなたいそうな人間じゃないんだよ。」というそれらに対する返答(反論)をこの映画一本使ってしているように見え、たけしの人間性も少し垣間見えた気がして、ちょっと興味深かった。でも、世間的に駄作と言われている(それもたけしはそうなることを分かっていながらわざとやっているのかもしれないが。)理由もよく分かるので、今まで見たたけし映画の中ではもっとも他人(とくにたけし映画を一本も見たことがないような人)には薦められない映画だろうなあ。
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-29 15:15:00)(良:1票)
5.  単騎、千里を走る。
チャン・イーモウ監督が若い頃からファンだった高倉健を主演に迎えて手がけたロードムービー。イーモウ監督は「あの子を探して」でも演技未経験の素人を俳優として起用し、名作に仕上げていたが、この映画でも中国の部分に登場する俳優は健さん以外はオール素人で、やはり素人ならではの素朴な演技がいい味出しているし、健さんも実に自然に溶け込んでいて、きっと撮影以外でもこんな雰囲気だったんだろうなあと感じられ、映画自体もとても心温まるもので、イーモウ監督の持ち味がじゅうぶん発揮されている映画だと思う。中国に到着したばかりの健さんが言葉が通じない異国で孤独感に苛まれるシーンなどは思わず感情移入してしまった。しかし、そんな健さんが中国の田舎で携帯電話やデジカメを使っているのを見ると、なにかそこだけ浮いて見えるし、中国到着後も息子(中井貴一)の妻(寺島しのぶ)と携帯電話で話をするシーンが多く、画面に寺島しのぶが登場するととたんに違和感を感じてしまうのは残念。日本のシーンはイーモウ監督の希望で降旗康男監督以下日本人スタッフによるもので、外国映画特有の日本描写ではないので安心感があるが、中国に舞台が移ってからの日本のシーンも浮いて見え、物語に対する観客の集中力をそいでいるのではないか。とくに、ラスト近くで電話越しに手紙を読むくだりなどは感動を狙っているのだろうけど、やりすぎかな。はっきり言ってもっと日本のシーンは短くても良かったような気がする。最初に書いたようにとても心温まる映画ではある。けれど、やはり健さんが中国に行ってからはその後の日本のシーンが邪魔に思えて全体的に見ると正直そこまで入り込めなかったなあ。あと、通訳を介してのやりとりのシーンで、これから通訳が訳す中国人キャストのセリフに日本語字幕がつくシーンがいくつかあるが、少々くどい気がする。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-15 19:45:37)
6.  タッチ(2005) 《ネタバレ》 
原作読んだこともなければフジテレビで放送されてたアニメもちゃんと見たことがないが、有名な作品なので物語のだいたいのあらすじは知ってた。たぶんそうなんだろうなあと予想はしていたが、そのあらすじをダイジェストで見せられた感じで展開も早く、登場人物たちに感情移入する前に次のシーンにいってしまう。普通なら泣けるはずの和也の遺体を前にした達也と南のシーン(なつかしアニメ名場面集などの特番で本作のアニメを取り上げた際に必ずといっていいほど流れるシーン。)も、それまでの三人の関係が深く描かれてないために全く泣けなかった。それでもまあ特に何か期待してたわけではなく最初からプログラム・ピクチャーのアイドル映画と割り切って見ていたのであまり腹は立たないが、これではあまりにも説明不足なのでちょっと原作やアニメを見てみたくなった。
[ビデオ(邦画)] 4点(2006-07-08 03:20:38)
7.  タイムライン 《ネタバレ》 
「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」に「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を足したような内容なので新鮮味はほとんどないけど、思ったより面白かった。ただ不満なのはフランソワの扱い。みんなに「君が必要だ。」と説得されて同行し、あっけなく殺された挙句、その後は完全に忘れさられたような存在になってしまっている。あれだけ説得してたのは何でなんだ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-12 02:37:09)
8.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
山田洋次監督の「運が良けりゃ」以来の時代劇で、この後の「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」に続く藤沢周平原作三部作の一作目となる。以前にも何度か見ているが、久しぶりに改めて再見。冒頭からリアリズムを感じさせる映像で引き込まれるし、前半で描かれる主人公一家の慎ましい暮らしぶりも実際こうだったのではと感じさせるものがあり、ほぼ初めて手掛けた本格的な時代劇としては完成度も高く良く出来た映画だと思うし、清兵衛(真田広之)が朋江(宮沢りえ)に抱く秘めた想いや葛藤といったものもよく描かれているところは山田監督らしさも感じられるが、山田監督が慣れないジャンルに緊張したのか、余裕がない感じもして、純粋に山田監督の映画として見てしまうと違和感というか、異色作に感じてしまうのも事実。(初めて見た当時はテレビで連続放送していた「男はつらいよ」シリーズをずっと見ていた頃で、何か分からない違和感を感じていたが、それが何なのか今回ようやく分かったような気がする。)また、主演の真田広之と宮沢りえは好演していて素晴らしいと思うものの、山田監督の映画の主演が真田広之というのに何か違和感を感じてしまう。(この点は初めて見たときにそのひとつ前に見た山田作品が「男はつらいよ 幸福の青い鳥」で、マドンナ役だった志穂美悦子に少し似合わなさを感じていたので、山田監督の映画にJAC出身俳優は似合わないと自分が感じてるだけかもしれないが。ちなみに宮沢りえに関してはそういう違和感は全く感じなかった。)これが俳優デビューという田中泯の存在感は初めて見た時も印象に残ったが、今見ても少ない出番ながらやはりクライマックスの清兵衛との対峙シーンの異様な存在感が印象に残る。ただ、やはり、ラストの清兵衛が帰ってきてからあとのくだりは次女のナレーションに無理やりまとめた感があり、居心地の悪さを感じてしまった。(善右衛門を打ち取りに行く直前の清兵衛と朋江の会話の中で出てきた朋江が新しい縁談を受けたという話は何だったんだろう?)とくに年老いた次女(岸恵子)が姿を見せるエピローグ部分は語り過ぎで完全に不要だった気がする。エンドロールのバックに流れる主題歌が井上陽水というのも時代劇には不釣り合い。(曲自体は良いんだけど。)さっきも書いたが、このあたりにも山田監督の緊張と余裕の無さのようなものが感じられる。(このあたりは後の2本では改善されている。)さて、評価であるが、山田監督の映画としてはさっきも書いたように異色作に感じるものの、時代劇映画としては完成度が高く、ドラマとしても見ごたえのあるものになっているので悩ましい。でも、嫌いな映画というわけでもないので後者をとって8点。名作と言われている映画だが、ひょっとしたら山田監督の映画を見慣れていない人のほうが純粋に楽しめる映画かもしれない。(2021年8月14日更新)
[DVD(邦画)] 8点(2005-03-14 23:23:06)《更新》
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