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さかQさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 559

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1.  タイムリセット 運命からの逃走
輪廻転生&タイムスリップを融合させたSF(?)サスペンス。前世が一家虐殺をした犯罪者であった女性が不慮の事故に遭い、その彼女の命を救う為5人の人間の未来を変えるべき奔走する婚約者。輪廻転生という事がタイというお国柄ならではのオリジナリティですが、内容は色んな作品の寄せ集めっぽいです。物語の要である伏線の数々がいかにも白々しいので良い意味では分かり易く、悪い意味では面白みが無い。ただ恋人の命を救う為だけに奔走する主人公の人柄の良さ、病床の彼女が主人公の世直しをしっかりと見ていた(頭の中で)というラストは好感です。後BGMが少し古臭さを感じます。
6点(2003-04-09 05:18:57)
2.  ダイナー(1982)
たまたま深夜放送でやってたのを観ました。いや~、これは掘り出しモンですよ。ダイナーに集まる青年たちの友情に懐かしい思いを感じます。マニアックな話題で熱く議論しあったり、女の事、仕事のこと、家族のこと等々…こういうのって家族や恋人では無いんですよね、やっぱり男友達と話すから楽しいし、分かり合える。キャラクタが数人印象薄でしたが、婚約相手への結婚条件としてアメフトの試験を出したり、友達のために疎遠の家族へ金を借りたり、いろんなエピソードが盛り込まれていて、それぞれが印象的でした。ラストでは結婚式のスピーチで「僕は彼とは結婚する気は無いですが、彼と結婚できる人は幸せです!」と語る友人の言葉に彼らの信頼関係がよく現われていて感動しました。悲しい物語は無いんですがどこか切ない感じがしたんですが、全体的にこういった物語にありがちなクサ過ぎる演出も無く、淡々としていてそれが返ってよかったですね。若かりし頃のミッキー・ロークやケビン・ベーコンもいい味でした。青春万歳!ってとこでしょうかね。
8点(2002-09-30 06:08:28)(良:1票)
3.  タイムマシン(2002)
そもそも何のためにタイムマシンを造ったのか?恋人を救うためではなかったのか?それをいとも簡単に過去を振り払い未来で自分の居場所を見付けて勝手に納得している。個人的な理由から始まり、個人的な理由で終わる。主人公の身勝手さに納得がいきませんでした。ただ未来へタイムスリップするシーンは丁寧に作られており壮大なBGMとともに感動しました。しかしモーロックのデカヅラがスクリーンに所狭しとアップになるのはマジ怖かった。土の中からの登場にもびっくり。ラストで80万年先の未来がかえって悪化していたという現実を目の当たりにして自分で未来を切り開こうとする展開はカッコ良かったですが、どうもダイジェスト版の様でもう少し密度の濃いドラマにして欲しかったですね。月が崩壊してたり、図書館のシステムが変わってたりアイデアは面白かったですね。エマ役の女優さん、結構美人さんでした。
6点(2002-08-06 23:59:21)
4.  探偵[スルース](1972)
登場人物はこの二人。舞台劇の映画化とあって、やたらとハイテンションなお二人さん。コメディとサスペンスが交互に入れ替わるので正直このノリにひいてしまう。マイケル・ケインが着替えるシーンで、ローレンス・オリビエが「そうだ!脱げ、脱げ!ヒヒヒ。」とおおはしゃぎ。「えっ、なんで?」それにしてもマイケル・ケインの変装は恐れ入った!絶対気づきませんよ。この変装もそうですが予測は不可能な展開。この作品の重要なところはお互いがプライドを傷つけられ、余裕がなくなり憎悪だけが残ってしまった時、果たしてゲームの勝敗はどちらになるのかと言う点。そうです、そこにはゲームという駆け引きなど存在すず、破滅的な結末が残ってしまうのです。所々で笑い人形の表情を挿入しているのですが、どことなく冷ややかな表情がこの二人の愚かさを現していました。
6点(2002-06-25 04:19:14)
5.  ただいま
誤って姉を殺してしまい17年の求刑を与えられたラン。仮出所で久しぶりに帰宅する彼女とそれに困惑する両親の真意。バスに乗れない、実家が無い、道路を渡れないといった17年というあまりに長い刑期が彼女を不安にさせ、そのあたりの心理描写はよく表現されていました。あれ程不仲でケンカの耐えなかった両親が今では年老いて気力が無くなっているのを見ると居たたまれない気持ちになります。久々の娘の帰還にもどう接していいのか分からず、シャワーの使い方とか事務的なことしか話せない。この作品の中でどうも一人だけ間が悪い人がいるんです。それは刑務所の主任役の女優。可愛いのですが、制服は似合ってないし貫禄も無く幼い。しかも主任としては致命的と言える程口が軽くて、道を尋ねた駐在にランの事を聞かれると「殺人罪よ」とあっさりと彼女の前で答えてしまう。又家族と再会して気まずい中、死んだ姉の話題をヘーキで持ち出す。なんで??!!彼女のあまりに不自然な演技とキャラクタ設定の甘さに疑問。疑問と言えばラスト、家族との和解のシーンで殺人の動機である5元を盗んだ理由が死んだ姉にあるのにわざわざそれをかばって「私が盗んだんですぅ!!」とすすり泣く。そうじゃないんですよ!かばうことは悪くは無いんですが、このシーンでは何の効果もないのに何故このセリフを言わせるのか?そのせいで「たった5元のためにぃぃぃ~」というセリフも空しい不発に終わり、ラストで「この作品ちょっとズレてる?」と思わせてくれたので興醒めで、気持ちの悪いまま終わってしまいました。
5点(2002-04-18 00:39:53)
6.  ターン/TURN
安田成美の如くオーバーな演技の牧瀬里穂。華はあるんですけどねぇ。物語は交通事故にあった主人公が事故の一日前に戻され、再び事故にあった時間が来ると引き戻される。しかもその世界は彼女以外誰もいない世界。(この誰もいない世界のシーンはスゴイですね。よくロケできたモンです。)「明日が来ない」事がどれほど苦しく、空しいことか実感しました。主人公が繰り返される毎日の中で精一杯「明日」を生きていこうとする強さを身に付けていく過程が良かったです。この現実を認めたくないが為に誰もいない店でお金を払ったり、信号を守ったり、律儀に生活をしているシーンは可笑しかったです。実際の生活では彼女は昏睡状態で、別の世界では正々堂々と生活しているという設定が面白いですね。ただ彼女がラストで発する言葉「ただいま」のセリフはいかにもありきたりでした。劇中の「お風呂上りはインド人?」とか「トマト大丈夫?」とか彼女の生活に密着したセリフの方がしっかりとした結末を迎えれた感じがしましたね。
6点(2002-04-14 19:59:44)
7.  太陽を盗んだ男
こんな面白い映画があったなんて!多少強引なところはありましたが、テンポはいいし意外性もあってくぎ付けでした。原爆を作ったがそれをどう利用すればいいのかわからないという、可笑しくもあり悲しくもある主人公に共感しました。放射能の脅威から逃れることの出来ないながらもZEROこと麗子に「生きて...」と託されてしまう。皮肉な運命ですよね。沢田研二の演技は完璧とはいえませんが、その気迫は十分伝わりました。それに終盤で中々死なない菅原文太!あまりに濃すぎるやられ方でしたが、ま、それは彼のキャラクタとして良しとしましょう。
7点(2002-02-10 18:02:22)
8.  タンデム
いやいや、泣けましたよ。号泣って訳じゃないんですがしみじみと泣けるロードムービーです。ジャン・ロシュフォールが頑固で怒りっぽくて見栄っ張り、それでいて寂しがり屋で哀愁漂う役柄を演じきってくれました。旅先で恋人に電話してるのが実は嘘だったり、ラストで落ちぶれた二人が意気投合するシーンなどもう、かっこ悪くて空しいんですがそれを正直に見せて行くのがこの監督の良さですよね。路上のピクニックには笑えました。
8点(2002-01-10 21:08:31)
9.  タンポポ
サブキャラクターの役所広司が笑えます。黒田福美との生卵の口移しのシーンは何とも不条理でエロティックでサイコーです。他にもこの作品には本編にはあまり必要がないながらも印象的なシーン満載でなんですが、本編が面白くないというわけではありません。可愛くておかしくて情熱的で山崎努に宮本信子をはじめ愛すべきキャラクタいっぱいで楽しませてくれます。電車で突然シュウマイ売りがくるなんて(しかもそれを食べる人は歯周病)伊丹監督のセンスにはお手上げです。
8点(2002-01-05 03:46:42)
10.  Wの悲劇
この作品、薬師丸ひろ子名言集ですね。「あぁぁぁ~、私、おじい様を刺し殺してしまった!」「顔はぶたないで!女優なんだからっ!」
7点(2002-01-05 03:26:49)
11.  ダイヤルM
ふーん。黙っとりゃいいものをグィネス嬢がしゃしゃり出てくるもんだから...この作品だけじゃないけどリメイクの監督のその後って音沙汰ないよねぇ。
5点(2002-01-05 03:19:58)
12.  第七の予言
ラストの出産シーン、デミが気張る度に大地震が起きるんですが号泣しちゃいました。サスペンスなんですが、こんなところに泣き所があったのにビックリ。
6点(2002-01-05 03:13:34)
13.  ダンシング・ヒーロー
いやぁ~、キャラクタが濃いっすねぇ~。その割にはダンスが最後まで中々上達しなかったウスウスの相手役の女優さんにはちょっとガッカリでした。彼女の家でダンスのレッスンをするシーンは少し「ベスト・キッド」入ってたしね。ま、それはさて置き、「パソドブレ」の演技には10点!10点!10点!です。「タイム・アフター・タイム」のテーマソングはベストキッド!じゃなくてベストマッチでした。
6点(2001-12-08 21:28:04)
14.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
「キングダム」が好きでその監督の作品と聞いて観たんですが、レディースデイにあたってしまいおば様たちに囲まれてみた作品(涙;;)ビョークのなんとも貧相なオーラは役にはまってましたが、母親役には見えないところが今ひとつ泣けなかった原因です。ただラストで息子のメガネを握り締めるシーンは号泣しました。ただ泣こうとして観るとその前にグラグラ揺れまくる映像に酔ってしまって絶対泣けませんので、ご注意あれ。ミュージカルってわかりやすい楽曲に直接的な歌詞がいいと思うんですが、その作品は曲も歌詞も意外と理解不能...でも嫌いじゃないんですけどんね。
7点(2001-11-27 14:57:43)
15.  TATARI タタリ
ほんま、派手やねぇ~...。せっかく人体実験を行っていた精神病院という面白い?!題材があるのに驚くほどB級に仕上がった作品。なんでこういうオカルティックな題材を使うとハデハデホラーに仕上がっちゃうんでしょ?でもファムケ・ヤンセンは好きよん。ピーター・ギャラガーは嫌いですけど...大勢で観るとしらけるので、カップルで観てはどうでしょうか?
3点(2001-11-27 14:40:02)
16.  ダブル・ジョパディー
全体的にはそこそこ面白かったと思いますが...ん~、二時間ものの土曜ワイド劇場、はたまたS・シェルダンの小説にありがちな復讐モノって感じで見終わった後には何も残らないんですよね。関係ないですが、この作品に良く似たビデオパッケージたくさん見ましたよ。(邦題「デーィープ・ジョパディー」とか)
5点(2001-09-27 01:45:02)
17.  太陽は、ぼくの瞳
この作品には感動させるというよりは考えさせられるという方が正しいのでしょう。再婚する父親のエゴを浮き彫りにしており、父親であると同時に人間であり男であるという心情が受け取れました。ラストのモハマドがおぼれてしまい、この期に及んで助けるべきか悩んでしまう父親。このシーンで父親が息子をどう思っているのか確実なものになるんですよね。また、モハマド少年が自分がろうあである事を表面的には受け入れてはいるものの内心何故僕だけが..と受け入れられない葛藤も伝わってきました。少年が祖母にあげた髪飾りをブローチだと思ってつけているシーンがあってちょっと笑えたんですが、このシーンには鳥肌が立ちました。この監督ってほんとに心が綺麗なんでよね。これは家族で見ていただきたい作品です。当初7点でしたがコメントを記入しているうちにこの作品の良さを実感しましたので、9点献上です!
9点(2001-09-27 01:34:22)
010.18%
140.72%
2152.68%
3274.83%
46611.81%
59216.46%
610719.14%
712021.47%
87613.60%
9417.33%
10101.79%

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