1. 小さな村の小さなダンサー
《ネタバレ》 面白いですね。かなり丁寧な作り方をしていて、特に中国での撮影に関して言えば、物凄く細かい感じがあります。バレエに関してはあたしは全くの素人なんであまり大層な事は言えませんが、ちゃんと作られてますよね。ラストのバレエの一幕なんて、あれ、全編を流すじゃないですか。ロングショットという訳ではないかもしれないけど、あの部分は編集の上手さもあって、盛り上がりとしては非常に良かったと思います。 惜しむらくは、アメリカ部分の撮影。 街中のクラブでダンスを見せるシーンが2箇所あるのだけど、ひとつ目が、ディスコブームの頃の音楽で、これが80年代前半、2度目がMC.ハマーの曲を流しているのだけど、これが確か88年なんだけど、主人公のリーがの研修期間は3ヶ月の筈ですよね。勿論年代に関係なくこうしたダンスミュージックは掛かっているのかもしれないけど、映画を観ている人はそうした事情なんてわからないだろうから、あたしみたいに変に聞き込んでいる人間には非常に違和感がある訳です。こうした時間の流れが全く伝わらないので、リズとの離婚や、両親との再会、ラストでリーが村に戻ってくるまでの期間に時間の流れが全く見えてこないのが非常に残念です。 [映画館(字幕)] 7点(2010-12-06 19:18:24) |
2. ちょんまげぷりん
《ネタバレ》 面白いと思います。 日本のファンタジー要素を持った映画は正直、あまり上手いものが少ないのだけど、コレに関して言えばかなり上手かったと思います。侍の行動とのギャップを見せる手段として、現代社会のシングルマザーを使うというのは意外と面白かったですね。良い話でもあって、侍が菓子職人という取り合わせも上手い使い方だったと思います。 但し、難点はいくつもあります。例えば細かい部分の処理があまり上手く無いという事。 侍の髷の襟足の処理が杜撰であったり、車を追う時の走り方であるとか、侍の姿や振る舞いを見せる部分で気を遣っていないから折角のファンタジーなのに物語と関係ない所で現実に引き戻される部分があり、勿体ないんですよね。演出も折角コメディ要素としてキンコメの紺野を使っているのにギャグをハッキリさせていなかったり(あれだけ繰り返すならもっと後の処理を考えるべき)、喧嘩するのに安易にパレットナイフを手渡したり、そもそもチンピラがどもが銃刀法違反を訴える前に、オマエらの持っているナイフも十分違反じゃん、とかね。観ている側に説得が感じられないんです。こうした所をもっと丁寧に作っていれば、もっと良かったんじゃないかな? [映画館(邦画)] 6点(2010-11-14 12:52:23) |
3. チャンプ(1931)
リメイクと比べると随分シンプルだな、というのが印象かな。リメイクよりもオリジナルの方が物語の理由付けがわかり易くなっている。でも、リメイクの方が盛り上げ方が上手い感じがするんだよね。これは個人の感じ方になってしまうので、どっちが良い?という話になると、この作品についてはあたしはリメイクって事になる。どちらも素晴らしい作品であるのには間違い無い。 [DVD(吹替)] 8点(2006-11-03 18:58:26) |
4. チャップリンの殺人狂時代
あたしは実はこの映画がチャップリンでは一番嫌いなの。出来は非常に良いのだけど、それまでのチャップリンの風刺的なところが滑稽だっただけに批判が露骨になっているのが嫌でね。 8点(2002-07-12 23:08:03)(良:1票) |
5. チェーン・リアクション(1996)
ネタ的には面白いと思う。でも、初めて見たあたしが先の展開が読めるくらい変なキャラクターがいるんだ。もう少し何とかならんもんかなぁってのが感想です。モーガン・フリーマンの役も中途半端だったよね。演技はうまいけどさ。 6点(2002-01-14 15:22:22) |
6. 沈黙の要塞
相変わらずセガールのオッサンはやってくれます。ラストで話を環境問題にまで発展させたのはどうかと思うけど、それ以外では無難な線をいってたんじゃないでしょうか。 7点(2001-09-27 19:29:01) |
7. 沈黙の戦艦
いやーセガールのおっさん、好きやわー、元々が空手の先生やから格闘の型が空手の型なのはわかるんだけど、でもあのナイフの構え方はなぁ・・・普通というか特殊部隊ならなおの事しないがなぁ。戦艦ミズーリが退役前に協力したことで戦艦の内部構造が色々と見られるなぁ、と期待してたのだけど実際はホントに重要じゃ無いところだけだったみたいだね。 6点(2001-09-03 18:29:38) |
8. チャップリンの移民
あたし、これ好きです。チャップリンのこうした皮肉たっぷりのコメディが後の「モダンタイムス」「チャップリンの独裁者」等に通じる部分だよね。 9点(2001-08-18 00:31:15) |
9. チャンプ(1979)
ラスト泣きました、あたしゃ駄目なんですよ、こういう映画。スポーツには爽やかな感動を呼ぶものが多い中にこれでしょ。なんか最後に時分が子供の頃とフィードバックさせちゃって、ほら、思い出しただけで涙が・・・(笑) 8点(2001-08-10 18:39:41) |
10. 超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
やっぱりTVが良すぎたから、映画はね・・・まったくの別物と考えればそれほど悪くは無いのだけど、短い時間の中で輝とミンメイと美佐の3角関係が希薄になってしまってはじめて見た時は困惑しました。板野サーカスはさすがなんだけど、落ち着いて見ると、かえってそれがストーリーをつぶしてしまったのかなぁ。 4点(2001-07-18 19:40:46) |
11. チャップリンの独裁者
純粋な人だったから出来た映画じゃないかと思います。トーキーであることを忘れさせるほど無口な床屋の滑稽な演技と観客を圧倒してしまうラストの演説。最後にハンナに宛てるメッセージは実は母親へのメッセージであると言うのは有名な話ですけど、そこにこそ彼が言いたかった何かがあるんじゃないかと思います。彼のトーキー映画としては秀逸であると思います。 10点(2000-12-28 18:01:02) |
12. 小さな恋のメロディ
トレーシー・ハイド、カワイイッス。 8点(2000-08-12 00:41:35) |