1. TITANE/チタン
《ネタバレ》 幼い頃の事故で頭部にチタンが埋め込まれたアレクシア。それ以来、車に対して異常な執着心を抱き危険な衝動にかられるようになる。 予告編の雰囲気は良さげだったし、スイッチが入ってヤラかした辺りまでは良かったんですけど、消防士のオッサンが出てきてからメチャクチャになった感じ。なんにでも芸術性やメッセージを無駄に深読みさせたがるフランス映画らしい作りで、雰囲気だけのツッコミどころだらけのキワモノ映画でしたね。日本劇場未公開作品特集で夜中にWOWOWで放送される系だったな。 [映画館(字幕)] 3点(2022-04-01 22:44:37) |
2. チャイルド・プレイ(2019)
《ネタバレ》 チャッキーを時代に即した設定に変更し悪意を持った技術者が仕組んだハイテクAI人形の暴走にしてたけど、面白味が無いというか魅力や神秘性が失われたなというか。これなら『チャイルド・プレイ』でやる必要ないな、と。 まあ母親にくっついてる家庭持ちのダメ男や猫に不平不満をぶちまけたり『悪魔のいけにえ2』を観て喜ぶ姿に感化され、アンディへの友情や愛情(というプログラム)から張り切りだすが全部悪事というのは面白くはあったけどね。ただ、そのダメ男の剥ぎ取られた顔の皮を見てもギャグ調にしてたりアンディ含めた子供の対応は引っ掛かったし、とても人気商品になれそうもない不細工な人形の顔つきを含め無駄にグロいトコもあったりでバランスが悪いなと思いました。 家電からなにからネットに繋がり管理できる時代になってますが、ネットワークに侵入しセキュリティや車までも自在に操る超高性能万能型AI人形っておいくらなんでしょうね。あそこまで出来ちゃうんだからリスクヘッジでどこかにデータを逃がしてそう。次回はアンディを狙うのかロボット軍団でも率いて人類に宣戦布告するのか分かりませんが、この路線ならもう観なくていいかな。ブードゥー教の秘術で殺人鬼の魂が乗り移った人形というオカルトでアナログ的な方が好みです。 [映画館(字幕)] 4点(2019-07-20 20:48:56) |
3. ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―
米林宏昌監督のカニの兄弟(兄妹だとばかり思ってましたw)の物語「カニーニとカニーノ」、百瀬義之監督の食物アレルギーのある現代っ子の物語「サムライエッグ」、山下明彦監督の存在感のない男の孤独を描いた「透明人間」の3本からなるスタジオポノックの新しいプロジェクト「ポノック短編劇場」。ファンタジー、社会問題、最後は現代社会に疲れた人へのエールとバランスも悪く無かったですね。それぞれが勇気を出して踏み出していて「ちいさな英雄」というタイトルにぴったりな3本でした。特に誰にも見向きもされていない軽い存在の男の「透明人間」が良かったかな。木村カエラの歌はなかなか中毒性があるのでシリーズ化してずっと使い続けて欲しいですね。 [映画館(邦画)] 6点(2018-09-03 22:11:34)(良:1票) |
4. チャッピー
《ネタバレ》 人工知能を搭載したロボットが自らの存在意義に苦悩したり悲哀がこれでもか!と描かれているのかと思いきや、割とエンタメに振っているので小さな子にもウケそうですね。それを狙ったと思われる配給会社の残酷シーンのカットが問題視されてましたが、特に気になる程でもなかったかなと思います。 育ての親となるギャングの影響を受け、悪い父親と優しい母親にのはざ間で揺れ動く純粋無垢ゆえの暴走や、チャッピーの成長につれギャングに芽生える親心など流れも悪くない。ロボやメカの造形、各シーンなど色々とオマージュ(と好意的に見ておきますが)もあり、ギャング一味もキャラが立ってて飽きなかったです。ただ、チャッピーの終盤の思考と最終的な選択を見るとあまりにもベタだなと思いました。ニール・ブロムカンプは日本のアニメも好きそうですね。 [映画館(字幕)] 6点(2015-05-29 00:31:32) |
5. チョコレート・ファイター
《ネタバレ》 主役の子は魅力もあるし、その場に応じたトリッキーなアクションはなかなかですが、ストーリーや脇役たちのグダグダ感とバトル・シーンの打込み系の安っぽい音楽が盛り下げていて台無しだった。 ハンデを持って生まれた女の子。そのハンデのおかげで超人的な能力を持ったという理由づけなんだろうけど、もっと王道的なストーリーで良かったのにな。主役の子がもったいないと思った。 [映画館(字幕)] 5点(2009-06-30 21:13:27) |
6. チェンジリング(2008)
《ネタバレ》 あの時代だと男尊女卑もあり、なおかつシングルマザーでは社会的に立場も弱かったでしょうね(仕事は出来るようでしたが)。腐敗しきった権力を持つ組織の対応は酷いモンですが、今の時代も体質的には変わってないな。 映画を観てから実際の事件の内容を調べたりしましたが、案の定、陰惨で凄惨な事件でしたね。ウォルターの殺害に関しても供述を二転三転させ真相は闇の中のようですが、あの状況ではねぇ…。母親は生涯息子を探していたそうですが、それを「希望」と取るか「逃避」と取るか。 抑えた表現ながらすっかり演出の魔術師的なキレを見せるイーストウッド、地味ながらも実力のある俳優たち、優れた美術やカメラワークにより、すっかり見入ってしまいました。 [映画館(字幕)] 8点(2009-02-27 01:13:04)(良:1票) |
7. 地球が静止する日
《ネタバレ》 オリジナルはテレビで見た記憶がありますが覚えてません。寄生虫(人間)のせいで死にかけている地球を人類を滅亡させるコトにより救う、という宇宙からの使者。距離のあった母子が分かり合う姿を見て人類がまだ変る事が出来る可能性を持っている、という考えが浮かび計画を中断するワケですが、心変りも母子との交流など描写が少なく全体的にも尺が短めで説得力が無かったな。 人類のパニック描写もほぼなくCGによる建造物などの消失が多少あるくらいでビジュアルは弱い。製作費もこの手の作品にしては安めで案の定中途半端でしたね。ポンポンと軽々しくどうみても無理のある実写化をしたりリメイクをしてますが、よーく練って制作しようという気は無いのかなハリウッドの人は? 人類のせいで地球環境が悪化ってのは分かるけど、宇宙人がわざわざ他の星の生物(人類)を滅亡させてまで救いに来るのはなんでなんですかね?アレだけズバ抜けたテクノロジーを有しているなら寄生虫(人類)を上手く活かす方法もあるだろうに。まぁ地球が死ぬ前に人類が滅亡しそうな気もしますけどね。 [映画館(字幕)] 3点(2008-12-19 21:19:42)(良:2票) |
8. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 原作未読。硫黄島の戦闘に関しては多少知ってる程度。 時間軸をずらし、帰国後と戦闘中がフラッシュバックにより入り交じる手法はわかりやすく巧かった。硫黄島に迫る大艦隊は物凄く、さらに一斉砲撃。あんなモン生で見たら普通愕然として動けなくなりますよ。昔の日本人の精神力の強さは半端じゃないなと(ここら辺は連作である【硫黄島からの手紙】が楽しみでもあり怖くもありますが)。 プロパガンダに利用され英雄に仕立て上げられた兵士。その後の人生はなんとも言えない遣る瀬無さ、哀しさがあったな。政治の汚さ、差別問題もあり考えさせられる作品。アメリカ国民はどう見たんだろうか? [映画館(字幕)] 9点(2006-11-02 23:13:47) |
9. チャーリーとチョコレート工場
原作未読。オリジナル未見。シュールな展開の中織り交ぜた、バートン得意のブラックな味付けは面白かったが人を選びそう。無表情な顔付きで、あの歌と踊りを繰り広げたウンパルンパには一本取られましたw [映画館(字幕)] 7点(2005-09-17 22:15:41) |
10. チーム★アメリカ ワールドポリス
これは観る人を選びますね。ガチガチの人や主だった出演者(?)の日頃の言動を知らない人には向いてないでしょう。さらに人形劇なのにエログロが強烈です。あの曲をつい口ずさんでしまうなぁw [映画館(字幕)] 7点(2005-08-03 19:12:07) |
11. 血と骨
欲望のままに、本能のままに荒々しく行動する破天荒な「怪物」をたけしが鬼気迫る熱演。田畑、中村、濱田も強く印象に残り、株を大いに上げたな。昭和の戦時中から戦後、経済成長の様子も上手く描いていた。韓流ブームとやらに乗せられている人達に見せてやりたい。 8点(2004-11-24 01:37:00) |
12. チャイルド・プレイ2
やっぱり作られてしまった2作目。でもそんなに悪くない。 5点(2003-10-23 16:28:26) |
13. チャンピオン鷹
今ならCGでいくらでもできるけど、当時は何回も撮り直ししたでしょうね。 5点(2003-10-19 15:10:34) |
14. チャイルド・プレイ(1988)
単純っぽいけど、奇抜なアイデアと言える。面白い。 8点(2003-10-18 19:15:08) |
15. 沈黙の戦艦
これのせいでダイハード3の脚本を作り直したとか聞きましたが、船の中でのマクレーン、観たかったなぁ。セガールのアクションはワンパターンというか、小手先でしかないのでイマイチ。 5点(2003-10-18 16:49:00) |
16. 沈黙の要塞
友人に無理やり連れて行かれた作品。エスキモーが中途半端というか、ワケわかんなかった。余計なメッセージを入れようとしたり、セガールは監督には無理があるな。 1点(2003-10-16 01:50:19) |
17. チャーリーズ・エンジェル(2000)
設定は良いのに勿体無いなぁという印象。 2点(2003-10-13 01:00:09) |
18. チャンプ(1979)
リッキー・シュローダーの名演に号泣 9点(2003-09-30 03:18:34) |
19. 血のバレンタイン
スプラッター映画が流行った頃の作品。続編ありそうだったけど無かったね。 6点(2003-09-30 02:41:42) |
20. チ・ン・ピ・ラ(1984)
タイトルどおり、本物になれないチンピラな二人。面白かった。 7点(2003-09-19 02:06:19) |