1. 伝説巨神イデオン 発動篇
《ネタバレ》 愛着のあるキャラクターが次から次へと死んでいくのは心が痛い。 大人も子供も容赦なく残酷な死に方をするけど、そのほとんどが苦しまず即死だったのがせめてもの救いでしょうか。 この結末に点数を付けるのは難しいけど、長く続いた逃亡の旅路に決着を付けてくれたことには感謝したい。 それがどんな形であれ、終わりが無いよりはマシだったように思う。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-09-19 20:43:46) |
2. 伝説巨神イデオン 接触篇
手軽にイデオンの雰囲気を知るには良いかも知れないけど、どっちにしても本作は前半のみで、後半はTVシリーズを見るしかない。 それなら最初からTVシリーズを通して見た方がいいと思う。 発動篇が後半の総集編と勘違いして見てしまうと酷い目に遭うので、続きが気になる方はTVシリーズを見てください。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-09-19 18:08:46) |
3. TENET テネット
《ネタバレ》 序盤は普通に面白かったのに稚拙な設定のせいで途中からはややこしくなる。 時間を逆行してる人間の動きが逆再生のように見えるのは理解できる。 後ろ歩きしてるように見えたり、落とした物が戻ってくるように見えるということなんだろう。 でも、順行してる人間の動きまで一緒に逆再生になるのがよくわからない。 すれ違ったりぶつかったり噛み合わなくなると思うんだが、その辺りの原理がどうなってるのか説明して欲しい。 逆行中は酸素マスクが必要という設定も胡散臭い。 外気が肺を通らなくなるんじゃなくて、二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出すようになるだけのような気がする。 そうしないと逆行中の細胞は死んでしまうと思える。 作中に無かった描写だけど、逆行してる人間はお尻からうんこを入れて、口から料理を出すはず。 食事が喉を通らなくなるので、点滴で栄養を取るなんて設定だとおかしいよね。 逆行世界では空気抵抗や摩擦も逆になるので車の運転が難しいという設定もあったけど、これも矛盾してる。 車に逆の空気抵抗や摩擦が生じるなら、エンジンの燃焼は冷却されて凍ってしまうはず。 エンジン内部は熱く燃焼するのに車体に着火した炎は冷たくなるなんて都合が良過ぎる。 あと、順行部隊と逆行部隊が同時進行するシーンで一方の部隊は後ろ向きに走る演技をしているけど、めっちゃ遅い。 映像を逆再生してるシーンだと素早く逆に動くのでギャップが激しい。 後ろ向きに走るなんて難しいのはわかるけど、前向きに走ってる設定なんだから、頑張って後ろ走りして欲しかった。 カーチェイスのシーンでは頑張ってバックで走ってたのに後ろ走りのシーンが手抜きというのは残念。 そもそもTENETは秘密組織のはずなのに作戦が大袈裟すぎる。 証拠を残さず任務を遂行しないと組織のことが世間にバレてしまうと思うのだが、後始末をどうしてるのか謎。 ラストのオチでTENETの創設者が主人公本人だったことが判明するわけだが、何故誰も教えようとしなかったのか? 創設者本人であることを教えてはダメというTENETの規則があったとするなら、ラストで教えたことに矛盾が生じる。 最初から知ってれば歯を抜かれて痛い思いもしなくて済んだかも知れないのにね。 未来の自分だったというだけでも面白かったはずなのに余計な設定を盛り込んで矛盾だらけになってしまってる。 [インターネット(吹替)] 5点(2023-08-22 21:53:05)(良:1票) |
4. 天使と悪魔
《ネタバレ》 爆発の7分前に辿り着くという御都合主義。 それより早いとバッテリー交換されて作戦失敗、遅いと爆発してヴァチカン消滅。 余りにもアホ過ぎる計画に呆れ返る。 真相を知られても都合良く射殺されるし、そのやり取りが監視カメラに映ってたという酷いオチ。 あと、寒いとバッテリーの性能が低下するのは理解できるけど、それが2分ってよくわかったね。 そもそも手遅れなんだから一か八かバッテリー交換してみたら良かったのにね。 ヘリが用意してあるので大丈夫って知ってたんだろうか??? [インターネット(吹替)] 3点(2022-02-21 15:33:57) |
5. ディヴァイド
《ネタバレ》 何の説明もなく閉鎖空間でサバイバルすることになる展開は面白い。 何が起こってるのかわからないという恐怖感があった。 防護服の連中の目的が謎なのも良かった。 秩序が失われて仲間割れするのもリアル。 唯一信じてたヒロインが裏切って1人だけ脱出するのも意外性があった。 そして、最後には何も残らない虚しさがあった。 それがこの作品のメッセージなのかも知れないけど、見て良かったとは思えない絶望的な作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-02-04 23:16:22) |
6. テッド2
やりたいことは前作でやり尽したような気もしてたけど、法廷闘争に持ち込んだのは巧かった。 こんな糞みたいな作品なのに人間とは何かを考えさせられた。 あと、ゴラムの目は笑った。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-09 15:38:54) |
7. 天使のたまご(1985)
ストーリーらしきものが皆無なので、面白いか面白くないかで評価すると0点。 とは言うものの、映像的には斬新で興味を惹かれたので、多少は加点しておこうと思う。 自分なりにストーリーやメッセージを想像して鑑賞する感じの実験的な作品ですね。 想像力の豊かな人なら高評価になる可能性もあるけど、僕の想像力では限界がありました。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-06-12 16:36:52) |
8. ティンカー・ベルと輝く羽の秘密
《ネタバレ》 シリーズ4作目となる冬の物語。 悪人は登場しないし、なんだか平和な雰囲気で退屈だなぁって思ってたら、突然の大惨事。 危なくピクシー・ホロウが滅ぶところだったけど、意外と簡単に救われたので、いまいち盛り上がりに欠ける感じでした。 相変わらず動物は可愛いし、映像は綺麗なので、癒される作品ではあります。 [インターネット(吹替)] 6点(2019-10-30 20:48:51)(良:1票) |
9. DESTINY 鎌倉ものがたり
前半の鎌倉が既に異世界なので、後半の黄泉の国での驚きとか、ワクワク感はない。 コメディなので気楽に見られるけど、妖怪や魔物の造形がリアルで好きになれない。 天頭鬼にも手を振る亜紀子の無邪気さは愛らしくて良かった。 ファンタジー要素を排除して、夫婦愛を描いた現代劇にしてくれた方が好みかも知れない。 [地上波(邦画)] 5点(2019-05-24 17:14:16) |
10. でーれーガールズ
女子高生がキャピキャピしてる映画を想像してたけど、意外と重い話だった。 終盤の展開は切なくて心が痛くなりました。 最初は現代パートの必要性が全く理解できなかったけど、再会して和解してたお陰で泣かずに済みました。 80年代だけで話が終わってたら寂し過ぎる。 あと、山口百恵のさよならの向う側は名曲だと思うけど、その後の優希美青の歌が酷過ぎる。 切ない物語の余韻に浸りたい気分だったのに台無しです。 [インターネット(邦画)] 7点(2019-02-07 17:29:48)(良:1票) |
11. デューン/砂の惑星(1984)
こりゃホドロフスキーも元気になるわな。 いろいろと詰め込み過ぎてストーリーが駆け足で薄っぺらい。 心の声だらけで人間関係も薄っぺらい。 映像もチープで汚らしい。 これなら村上ショージのDUNEの方が面白い。 [インターネット(字幕)] 3点(2019-01-26 18:19:07) |
12. 帝一の國
菅田将暉の芸が細かくて、見てて飽きない。 ここまで突き抜けてると清々しいね。 こんなバカ映画なのにちょっと感動しましたよ。 あと、永野芽郁のハイキックがカッコ良かった。 [地上波(邦画)] 7点(2018-07-19 17:34:02) |
13. ディープ・ブルー(2003)
映像の迫力は凄いけど、見せ方の工夫が足りないので飽きてくる。 他のドキュメンタリー番組とかで見たことあるような既視感もあり。 真剣に見るというより、のんびり眺める感じかな。 [DVD(吹替)] 4点(2018-01-07 19:03:12) |
14. 天の茶助
余りにもつまんないシナリオが延々と続くもんだから、ちょっとした小ネタが妙に笑える。 普通はこれだけつまんないと見るのが苦痛なんだけど、大野いとの魅力で辛うじて見てられる。 斬新なだけでつまんない映画より、普通でいいからまともな映画が見たいです。 少なくともこのキャストなら普通に撮ればいい作品になりそうな気がする。 [DVD(邦画)] 4点(2017-03-04 16:38:47) |
15. デッドボール
演出が雑、そして、下品。 かなり稚拙なバカ映画で、まともな役者もほとんど居ない。 星野真里がよく頑張ってたけど、作品のクオリティを引き上げるほどではなかった。 ちょっと面白い部分もあったので、少し甘めの点数にしておきます。 [DVD(邦画)] 4点(2016-12-15 15:42:07) |
16. 天国からのエール
《ネタバレ》 予告編で散々ネタバレされてたので死ぬのは知ってたけど、まんまと泣かされました。 序盤からの丁寧なドラマの積み重ねと阿部寛の力技に屈しました。 それにしても、旦那が相談も無しに借金してスタジオ作り始めたら、普通の嫁なら激怒するでしょ。 まあ、ミムラ姉さんも多少は怒ってたけど、意外と簡単に受け入れてしまう辺りが天使過ぎます。 しかも、その動機が可愛い女子高生の夢を叶えたいからとか、男のロマンに溢れています。 その肝心の可愛い女子高生役に桜庭ななみをキャスティングしたのは正解だったのか、不正解だったのか悩ましい。 歌声も演技も薄っぺらくてどうしようもないんだけど、バンド始めたばかりの女子高生としてはリアリティがあったのかも。 桜庭ななみのルックスで歌が上手かったら、こんなおっさんの手助けなんて無くても簡単にメジャーデビュー出来ちゃいそうだしね。 そんな薄っぺらい歌を散々聞かされた後だったので、エンディングで流れてきた曲がなんだかとてもいい曲のように聞こえるという錯覚に陥りました。 あと、台風の多い沖縄であんな雨漏りするような欠陥スタジオじゃ困るでしょ。 三菱地所に頼んで建て直して貰った方がいいと思うよ。 [DVD(邦画)] 7点(2016-08-26 16:46:39) |
17. ティンカーベルと流れ星の伝説
坂本真綾クラスの大御所がなんで脇役なんてやらされてたのか? それはティンカー・ベルシリーズの七不思議の1つである。 もしその理由が今作の為だったとしたら、日本語吹き替えスタッフの先見性に感服するしかない。 というわけで、今回は動物の妖精フォーンが主人公です。 シリーズ通して動物が異常に可愛かったので、動物がメインの話らしくて期待が高まる。 そんな僕の予想通りに冒頭から可愛い動物がいっぱい登場して癒されました。 それなのに満を持して登場したネバービーストがいまいち可愛くない。 これは駄作かと危惧したけど、フォーンとの交流を通じて徐々に愛着が湧いてくる不思議。 見た目じゃなくて、中身で勝負するディズニーの心意気には感心させられます。 最終的には感動的な物語に昇華してたんじゃないでしょうか。 [DVD(吹替)] 7点(2015-12-16 15:05:07)(良:1票) |
18. ティンカー・ベルと妖精の家
《ネタバレ》 ひと夏の思い出というのはよくあるパターンだけど、本作はちょっと捻った構成になっていて面白かったです。 特に妖精の粉の使い方が上手くて、映像的にもストーリー的にも斬新でした。 僕はてっきり女の子だけの思い出に留まると思ってたので、この展開には驚かされました。 これじゃ思い出じゃなくて、本格的な家族付き合いですね。 普通はもう会えなくなる別れの儀式がラストに待ち受けてるものだけど、幸せ感の溢れるほのぼのとしたお茶会オチというのも悪くないですね。 それから、女の子の書いた妖精の研究ノートが素敵で、もし出版されてるなら1冊欲しいと思ったけど、残念ながらamazonでは取り扱ってないようです。 あと、どうでもいいことだけど、邦題はティンカー・ベルと妖精ホイホイにするべき。 [DVD(吹替)] 7点(2015-02-16 15:39:45)(良:1票) |
19. テルマエ・ロマエⅡ
前作は設定の斬新さでかなり笑えたけど、同じことの繰り返しでは進歩が無いね。 あと、やっぱりローマメインになる後半がつまんない。 それでも、古代ローマと現代日本を行ったり来たりする前半の小ネタはそれなりに楽しめました。 特にウォータースライダーを豪快にすべり降りる子役には感心しました。 [DVD(字幕)] 5点(2015-02-13 15:30:46) |
20. ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船
《ネタバレ》 これで5作目になる超大作シリーズ。 今までは名作の域に達するにはちょっと足りない惜しい作品ばかりだったけど、5作目にして一気にブレイク! これを待ってたんです。 なんで最初からこれをやらなかったのか摩訶不思議。 ピーター・パンの物語が好きなら絶対に見るべき作品に仕上がってます。 ここから先はほぼ100%ネタバレになるので、見てない人はこんなレビュー読むより先に本編を見ることをオススメします。 まず序盤は友情物語なのかなぁって感じで始まって、スター・ウォーズ並のダークサイドに堕ちるという衝撃の展開。 しかも、ちょっと小保方さんも入ってて、ピンクの妖精の粉はありまぁす♪とか言い出しそうな時事ネタも織り交ぜてくる周到さ。 そして、登場する人間の若者。 ちょっとイケメンで、紳士的で、第一印象は悪くない。 実はいい人なの?とか、妖精と人間のラブストーリーなの?とか思ってたら、大どんでん返し来ました。 この若者がフック船長だったんですね。 まだ義手じゃないけど、ちゃんとフックも持ってます。 あと、チクタクワニも愛らしい赤ちゃんで登場して、時計を飲み込んだ経緯も明かされちゃう。 ワクワクドキドキして海賊船が飛んだ瞬間には思わず感動しちゃいましたよ。 まあ、ストーリー的には感動シーンではなかったけど、これはもうディズニーランドの新アトラクション決定ですね。 ほんとこういう前日譚をずっと待ち望んでたんです。 あと、スミーもちょっと登場するけど、フック船長とスミーの出会いの物語もあるのかなぁって想像すると、次回作が楽しみ過ぎる。 それから、シリーズ1作目からティンカー・ベルの性格に違和感があったけど、今作で考えが変わった。 妖精は歳を取らず見た目はそのままなんだろうけど、ピーター・パンの物語はまだ何十年も先の話なんですよね。 フック船長との因縁もずっと続くだろうし、性格も少しずつ変化して行くのかも。 それに仲間たちのキャラが立ってたので、それを取り纏めるティンカー・ベルは素直な良い子キャラがぴったり嵌ってた。 因みに原題のThe Pirate Fairyは直訳しちゃうと海賊妖精となっちゃって味気ない。 邦題の方が100倍ワクワクしますね。 [DVD(吹替)] 9点(2014-12-17 15:20:40) |