1. 転校生(1982)
《ネタバレ》 なかなかの良作。 こんな経験しようがない男と女の友情物語ったらないと思う。 そして、これだけチンポコだの淫語を言ってるのに爽やかな映画もなかなかない。 兎にも角にも主演2人の演技が素晴らしい。特に小林聡美の体当たり演技は称賛されて然るべきだ。 『さよなら、ワタシ・・・』『さよなら、オレ・・・』、なんて素敵なセリフなんだろう・・・彼等と同じ思春期に戻ったようにキュンとしちゃいました。 そして、この映画を観て個人的に思ったのは、女の裸を見るのはメチャ好きな筈なのに、自分の身体が女になるのは嫌だな・・・と。 んだから変な話、性同一性障害の人の心と身体の違いの違和感って、本当に深刻な悩みなんだろうなと改めて思った。 [インターネット(字幕)] 9点(2013-11-14 14:31:11) |
2. Dear フランキー
《ネタバレ》 観る人の状況によって琴線に触れる度合いの違いもあると思う。 私も幼少の頃から母子家庭という環境だったので(おぼろげに父とのふれあいは記憶しているが)、DV夫から逃げる母親と劇中では祖母でしたが、これが祖父だったりしたら 結構私の境遇と似ていたりするものだから、それぞれの立ち位置の気持ちが解りグッとくるものがありました。 そして大人になった今、何の因果か今度は私自身が事情あって子供に会えない状況なので、フランキーが本当の父親の存在を知っていたというオチならば、どんなDVな夫だったとしても余命少ない本当の父に最期は会わせてあげたかったな・・・という気もしてしまう。 でも、それを頑なにしなかったとこが母親であり女なのかな・・・と。 何はともあれ子供にとってはどんな父親でも、その存在は大きい訳で、例えば父親参観日に父が不在なんてのは本当に寂しい。 (仮装)父親に会った時、ちょっと間をおいて抱きついたフランキーの健気さが一番身に沁みました。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-07-14 01:32:56)(良:1票) |
3. 天使の入江
《ネタバレ》 ジャンヌ・モロー演じる女ギャンブラーが仰る『賭けの魅力は贅沢と貧困の両方を味わえること』とは正にそう。 この女性に惚れるのも十分な賭けな訳だが・・・というか、そもそも男と女が一緒になる事自体、ある意味ギャンブルですね。 ラストは意外にも?卓を離れて彼の後を追って寄り添った・・・ さぁ、この先どうなるの? この結末は、大当たりなの?スッカラカンなの? ルーレットも廻るが、人生もクルクルと・・・ね。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-06-25 17:44:41) |
4. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 笑えて感動する極上のコメディ映画。 この映画は正にウーピーじゃなきゃ成り立たないって位、はまり役の映画でしょう。 もう尼さんの顔だけ出ているウーピーの姿だけで、私にはツボです。 単純明快だけど決して悪い気分にさせられない、こんな作品大好きです。 [DVD(吹替)] 7点(2012-05-13 09:22:50) |
5. ディアボロス/悪魔の扉
《ネタバレ》 若干、尺が長い気もしますが最後まで飽きずに観れました。 それにしても、アル・パチーノの独壇場でしたね。 ラストの演説中、曲に合わせて踊り出したところなんか笑っちゃいました(お茶目な悪魔やのう・・・と) キアヌ・リーヴスはアル・パチーノ、いやシャーリーズ・セロンにも食われていましたね。 弁護士という職業に限らず、人としてどう生きるのが真っ当かを問いかけられた 映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-02-19 13:31:10) |
6. 転々
《ネタバレ》 お散歩中や暖かい疑似家族体験のなか、放置されている奥さんが不憫でなりませんでした。 終始、それが気になって気になって小ネタの面白さも半減・・・ そんな中、つむじが崖の匂いはツボでした。 ただ、エンドロール後の三人のやりとりは不要に思えましたが、どうなんでしょう・・・? [DVD(邦画)] 5点(2011-10-31 14:53:28) |
7. てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~
《ネタバレ》 サンゴの養殖に一途な想いは伝わってきましたが、映画的には盛り上がりに欠ける印象でした(サンゴの産卵は一見の価値があるにしても)。 それよりも沖縄の人の訛りって、あんな感じなのでしょうか? 終始、気になって仕方ありませんでした。 [DVD(邦画)] 5点(2011-03-06 13:37:35) |
8. 天国と地獄
《ネタバレ》 よく練られた脚本のサスペンスだと思いますが、若干 尺が長いような気がしました(もうちょっとコンパクトに出来るような・・・) ただ、画面全体から醸し出される役者の演技や映像の迫力は流石だなぁ~と思います。 世界のクロサワと称される理由が何となくですが理解出来ました。 意外と黒澤作品、まだ鑑賞していないのが多々あるので、これを機に鑑賞してみようかなと思いました。 [DVD(邦画)] 6点(2011-02-10 14:18:19) |
9. 手紙(2006)
《ネタバレ》 犯罪加害者側を扱うテーマは良いのに、描き方が安直な部分があり勿体ない気がしました。 まず、主人公の行動がチグハグにおもえました(人前に出ずヒッソリと暮らすと言いつつ漫才師を志したり、資産家の娘と付き合い始めたり・・・) ただ、後に一緒になる女性の『逃げたらアカン』と言うシーン、勤務先の会長が社会との繋がりを説いて聞かせるシーン・・・ そして、被害者家族を訪問したシーンはジーンときました。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-26 02:19:59) |
10. ディア・ドクター
《ネタバレ》 自分にはテンポが合わず、ダラダラとラストまで来てしまったという感じ。 ただ、笑福亭鶴瓶氏は怪演だと思います。 [DVD(邦画)] 5点(2011-01-17 13:47:30) |
11. 電車男
《ネタバレ》 何度観ても、いい映画だなぁ~と思います。 素直に主人公を一緒に応援する感じで鑑賞しました。 匿名掲示板(2ちゃんねる)の向こう側の人達は、好き勝手にアドバイスを送り応援し、それによって変わっていく主人公・・・ 逆に応援してる側も主人公の頑張る姿に励まされ少しずつ成長していく過程が良かったです。 何か躊躇って一歩踏み込めずにいる時なんかに元気を貰える映画。 個人的には、オタク3人組がツボでした(笑) [DVD(邦画)] 8点(2011-01-06 14:41:31)(良:1票) |