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六本木ソルジャーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 823
性別 男性

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1.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
3D吹替え版を鑑賞。 ディズニーらしく夢のある作品に仕上がっており、大人でも子供でも誰でも楽しめることができるだろう。 アドベンチャー、ラブストーリー、親子愛などの要素を盛り込み、“自由”や“夢”や“成長”などのテーマを3Dを活かした圧倒的な美しさや迫力で描き込んである。 鑑賞する前には想像していなかったが、ミュージカル要素が多数含まれており、いい裏切りが嬉しいところ。 ミュージカルをアメリカ版でも聞いてみたいとも思ったが、逆に吹替え版だからこそ楽しく聞くこともできたとも思える。 歌のパートは別の人だったようだが、中川翔子が彼女のカラーを全く感じさせない、良い仕事をしたようだ。 目的もなく、ぼんやりとしていたユージンが最後に良い仕事をすることもいい裏切りとなっている。 “自由”を求めるラプンツェルの“夢”、“自由”を謳歌するラプンツェルの楽しそうな“姿”を見て、彼自身も変わっていったのだろう。 自分自身を犠牲にして、彼女自身の大切な宝ともいえる“呪縛”から開放させることには、男としての強い勇気を感じさせた。 仲間ではないはずの荒くれ者たちやライバルのマキシマスの手助けなどの、いい裏切りが嬉しい作品。 盗賊であれ、動物であれ、赤の他人であれ、どのような関係であっても仲間ハズレにせずに、手を取り合うようなシーンには心を打たれる。 ディズニーらしく大人でも子供でも楽しめる、甘いスイーツのような作品であり、自分には少々甘すぎたところもあったが、それが目的のような作品であり、もちろんその点が本作において問題になることはないだろう。 甘いケーキを食べに行って、甘すぎると非難するのはナンセンスと分かっている。
[映画館(吹替)] 7点(2011-05-03 12:53:28)(良:1票)
2.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
オリジナルは最近鑑賞したが、本作の方がやや好みだった。ストーリーは基本的にオリジナルと同じようなものとなっている。コグバーンとラビーフの対立がやや強めとなっており、少女のわがまま度がやや抑えられており、ラストの展開がやや異なる程度となっている。どちらもそれなりに面白いものの、どちらも感情に訴えてくるものが少ないような気がする。本作から“トゥルー・グリット”があまり感じられなかった。もちろん三者に気骨や勇気があることは疑いようがないが、特別な何かを感じさせるものが足りないのではないか。 オリジナルに忠実に描きたかったのかもしれないが、もうちょっと大胆に改良してもよかったのではないか。もっと壮絶な追跡劇にしてもよかっただろう。もっと悲惨なものにしてもよかっただろう。1969年に描けたものを今更40年経過した後に同じように描いても仕方がない。映画は止まっているのではなくて進歩しているのではないのか。 少女の成長ストーリーとしてもやや不満。自分一人の力があれば、大人も簡単に動かせることもでき、復讐も簡単にできるという傲慢でわがままで自分勝手な考えを持っていた少女が、この旅を通して協調性や自分が思うままに物事は進まない現実を学んで欲しいところだ。法律や経済や理想を振りかざす少女に対して、それらを超越した世界を体験させてもよかった。本当の勇気とは何なのか、何も考えずに進むことが勇気なのか、将来を考えて後退することが勇気なのか、ということを我々に問うてもよかっただろう。オリジナルとは異なる追加されたストーリーでは、彼女は片腕を失い、独身のままで生涯を過し、性格もあまり変わっていないようだった。コグバーンに対するリスペクトの感情を変わらずに抱いていたようだったが、果たしてそれだけで良かったのだろうか。彼女の人生は果たして幸せだったのか。 オリジナルとは異なり、『復讐には意味がない』ということを現代のテーマとして伝えても意味があるのではないかと思う。コーエン兄弟は、ラストにあえて付け足をすることで、復讐しても意味がないということを伝えたかったかもしれないが、やや分かりにくいだろう。もっと分かりやすい悲劇的なラストでもよかったかもしれないが、製作総指揮のスピルバーグが許さなかったか。普通の西部劇ならば、コーエン兄弟がわざわざ監督をする必要があったのかは疑問なところ。
[映画館(字幕)] 6点(2011-04-12 23:28:17)(良:2票)
3.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
体調面の影響かもしれないが、何故かあまり映画にノレれなかった。 きちんとオリジナルを鑑賞してから観たので、「ここはオリジナルをリスペクトしているな」「オリジナルのアレがここまで描けるようになったのか」といったように、他の人よりも楽しめたはずなのだが…。 オリジナルを観てから本作を観ると、確かにこの28年間の映像技術に関する革新について感慨深いものを得られる。 ゲーム部分を中心として、映像は確かに凄い。 誰も観たことのない仮想空間をよくぞここまでクリエイトすることができたとも興奮することができる。 しかし、ストーリー面に関しては、オリジナル同様に「なにがやりたいの?」という感想しか出てこない。 数日前に見たにも関わらず、ストーリーに関してはほとんど思い出せない。 意味不明のトロン、何のために裏切ったのか分からないズース、アイソーの生き残りとはいったい何だったのか分からないクオラ、コマンドを実行しただけのクルー、瞑想している父親、常にはしゃいでいるだけの息子、ゲーセンでたたずむアラン、それぞれの役割があまり生きていない。 『映像は素晴らしいけど、ストーリーがダメだね』という批判を恐れたためか、必死に“親子愛”というテーマを振りかざしているが、それがかえって空回りしているようにしか思えなかった。 子どものことなど何も考えていない自己中心的のフリをしていた親が最後に子どもにきちんとした愛情を見せるといった“確執”と“融和”のような落差が必要ではないか。 何故か、この世界においては、愛も勇気も強さも弱さも安堵感も、痛みさえも何も感じることが出来なかった。 心に訴えるものがなければ、感動することなど出来るはずがない。  また、映像は確かに素晴らしいが、コンピューター内の仮想空間にしてはどことなく“常識的”過ぎるような気もする。 この世界とは関係のない世界ではなくて、この世界の延長線にあるような世界とも捉えることができる。 創造力については褒めることもできるが、あの程度のものがクルーが目指した完璧な世界といえるのか。 オリジナルとの整合性を重視したのかもしれないが、これでは「スター・ウォーズ」レベルではないか。 オリジナル同様に、映像だけが凄くて、中身が伴わなかったところや、「トロン」というタイトルの割には、オリジナル同様にトロンが目立たないところだけを継承しなくても良かったのに。
[映画館(字幕)] 5点(2011-01-04 22:59:11)(良:4票)
4.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 《ネタバレ》 
オリジナルについては放送されていたのは知っていたが、あまりに子ども過ぎていて記憶がない。 オリジナルとの比較はできないが、単品で見ると結構面白いと感じられた。 スタートからエンディングまでクライマックスのノリが続いていき、ハリウッドアクション大作をお腹いっぱいに堪能できる。 大胆かつ緻密な計画は見ていても飽きることがなく、頭脳的にも視覚的にも十分満足できるデキとなっている。 ストーリー的には、彼らがなぜ濡れ衣を着せられたなどは深く考えない方がよいだろう。 訳の分からない理由でハメられて、とにかく汚名を晴らす、そんな展開でもこの仕上りならば、全く気にならない。 各人の個性はバラバラではあるが、チームワークについてはある部分でしっかりとまとまっているという面白さもある。 バラバラの4人の個性や長所も十分発揮されていたと思われる。 『人を殺せなくなった』という訳の分からないモヒカンの告白があったが、ああいう展開もチームを結束されるには必要なネタと思われる。 あのエピソードが上手く機能したとは思えないが、チームの誰かが悩みを抱えて、それをリーダーの言葉などで吹っ切って、復活するという流れは、ストーリーを盛り上げるためには必要不可欠だろう。 このような訳の分からない展開も全体的な仕上りの良さがあるからこそ許されるものであり、プロデューサーのスコット兄弟や監督のジョー・カーナハンの手腕の高さが窺われる。 難をいえば、CIAのリンチを上手くハメたようには感じられないところか。 『奴の本性を明かす』といっていた割には、なんとなく奴が捕まってしまい、完全にスッキリしたようには感じられなかった。 CIAにはリンチのような奴がゴロゴロしているオチは面白いが、もうちょっとラストの作戦が上手くハマれば評価もアップしたかもしれない。 ラストの作戦はハンニバルではなくて、フェイスの作戦だから仕方がないともいえる。 いずれにしても、細かいことには気にしないで楽しんだ方が良い映画でもある。
[映画館(字幕)] 7点(2010-10-09 23:37:38)
5.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
2D吹替え版を鑑賞。夢のある素晴らしい作品であり、強いメッセージも心に深く刻まれて、ラストは涙を抑えることができなかった。おもちゃ達のアンディに対する愛情と、アンディのおもちゃ達に対する愛情を深く感じることができる。アンディの母親が愛情を込めてアンディを大学へ送り出したように、アンディはおもちゃ達のために別れて、そしておもちゃ達もアンディのために別れていく。屋根裏部屋に押し込んで長年放っておかれて遊んでもらうことのないおもちゃ達を、愛情を込めて遊んでくれる子どもへとアンディは引き継ぎ、そしてアンディが子どもから大人へと変わっていくためにおもちゃ達もアンディに別れを告げる。寂しい別れでもあるが、深い愛情が込められた別れでもある。愛する人を想った別れの美しさに心を揺さぶらされて、感動させられた。長年変わることのない関係ということも必要かもしれないが、それぞれがそれぞれのことを考えたときには、必要な別れというものがあると教えられた。私事において、最近どうしようか悩んでいたことがあったが、本作を見てこういう別れもあるのだと改めて感じ取り、自分も前に進んでみようという気持ちになった。 アドベンチャー作品としても素晴らしい出来栄えである。保育園から抜け出して、さらにゴミ処理施設から抜け出すという取るに足らないようなものなのだけれども、危険な宇宙を旅して、敵の本拠地から脱出するような、とてつもなく広がりを持った“冒険”を堪能できた。シリーズを楽しんだ人にはさらに面白くなるような仕掛けも満載であり、本シリーズ及び各キャラクターに対するピクサー製作陣の愛情を感じられる。 最近のピクサーは失敗できないというプレッシャーからか、普通のアニメ映画とそれほど変わらないようになってしまい、少々残念な気持ちを持っていたが、ピクサーはきちんと期待に応えてくれるだけではなくて、期待以上のものを見せてくれる素晴らしいスタジオだという思いを強くした。 本作を鑑賞した日に、たまたま公共交通機関の中で、小さな女の子2人が本作と同じように人形を振りかざして遊んでいたのを見かけた。普段ならば、気にも留めない光景かもしれないが、人形と遊ぶ彼女たちを見る目が変わったような気がした。これも本作の持つ大きなチカラによるものだろう。おもちゃやおもちゃと遊ぶ子ども達に対する見方を変えるほどのパワーを持つ作品は偉大といえる。
[映画館(吹替)] 9点(2010-08-31 22:40:15)(良:1票)
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