1. 東京オリンピック
宮川一夫の垂直なカメラワークは美しく着高い。ほとんど無音なのも素晴らしい。にも関わらず強い作家性を持つ描写。この歪なバランスが映画に狂気性を及ぼしているのはおもしろい。 [映画館(邦画)] 7点(2014-04-20 19:50:55) |
2. 12モンキーズ
《ネタバレ》 テリー・ギリアムらしいスチームパンクっぷりはさすが。細かい美術設定は見ていて飽きないもののストーリーは単調に感じる。犯人役も意外性が無く「どんでん返し感」はない。この気だるさがギリアムの特性か。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-11 18:23:26) |
3. トラフィック(1971)
《ネタバレ》 車の描き方が独特でかわいらしい。最後にユロおじさんがモテたのがうれしい。 [DVD(字幕)] 7点(2012-09-01 14:57:04) |
4. 独立愚連隊
《ネタバレ》 佐藤充の演技は見ていて清々しい。雪村いづみも可愛い!三船敏郎もキモかわいい。細々としたシーンも楽しいく小気味よかった。楽しかった。正直サスペンスはよくわからなかった。あの意見書だけで殺す理由ってのは説得力に欠ける。やや残念。 [DVD(邦画)] 6点(2012-07-09 00:41:11) |
5. ドアーズ/まぼろしの世界
《ネタバレ》 ジョニー・デップの必要性がいまいちわからない。 途中で車に惹かれ倒れたキツネ(イタチ?)にタオルをかけるトコは笑った。 トドメを刺す!とかなら理解できるんだけどー。ジムってそういう人だったーのか? ドキュメンタリーとしてはドアーズファンなら楽しめる。 当時のフィルムやジムの内面の紹介などおもしろい。ファッションも小気味よく楽しめた。まだ『ロック』としての産業が確立されてない時代だからこそ混乱と共に輝きがあったんだなぁと、警備が警察官というのもすごい。 ジムの飲み過ぎの老けた顔と精錬でセクシーな時のギャップには驚く。笑える。 ただ寂しいのは同時代のミュージシャンのインタビューは一切ない。 ジムがどう絡んだかもない。(例えばニコとの関係とか。) 意図しているのかもしれないが、生存しているメンバーすら一切出ないのは疑問がある。ジョニー・デップが訪問するーとかあってもいいんじゃないか? [DVD(字幕)] 6点(2012-07-04 10:30:32) |
6. トイレット
《ネタバレ》 退屈ではあるけど、B級アメリカ青春映画として見れば普通で嫌いでもない。 [DVD(字幕)] 5点(2012-06-26 23:05:24) |
7. ドライヴ(2011)
《ネタバレ》 ライアン・ゴズリングが醸す演技と、映画の緊張感が非常に合う。音楽の使い方も効果的だった。がーエンディングはやっぱよくわかんない。でもイヤではなかった。何度か見たいです。 [映画館(字幕)] 7点(2012-04-12 22:45:01) |
8. 東京日和
竹中直人とアラーキー、どちらもなんかなんとなく苦手なとこあり。鑑賞してみるとーなんかやっぱ居心地悪く感じました。ユルくて大人の絵本感もあって美術も破綻がないし、ちゃんと個性だってある。でもなんか軽く感じちゃう。何故だろう。不思議。竹中直人演じるアラーキーが現人神のように感じて眉唾しちゃうのかな。本人監督だしアリだと頭では理解できるのだがー。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-08-03 11:01:05) |
9. 鈍獣
浅野忠信と北村一輝の演技が楽しいから見れるといった感じ。映画自体は意味不明でダサく、センスも感じない。ダサすぎてイイ感じでもない。狙った「B級」感が腐ったような、そんな一番ダメなパターン。でも見れる。浅野忠信ってすごい俳優なんだなーと思った。思いました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-04-26 14:27:27)(良:1票) |