1. ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父~<TVM>
《ネタバレ》 バーダックのかっこ良さに尽きる作品。バーダック専用BGM(ソリッドステート・スカウター)の響きと共にたった一人でフリーザ一味に最後の最期まで挑み続けたバーダックの生き様!死に様! 冒頭で仲間達と暴れまわっていたバーダック、子供であるカカロットにもそっけない態度を見せるけど、本当は倒された仲間達を見て静かに、激しく怒る漢だった。 クライマックス、たったひとりでフリーザ一味に特攻していく散り様は熱い・・・! 予知で息子が成長してやがてフリーザを倒す姿を見ながら、笑顔で死んでいく・・・。 [DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 20:02:35) |
2. トイ・ストーリー2
《ネタバレ》 冒頭のバズが敵のアジトに潜入するシーンの緊張、そこから一気に緩い空気になるから面白い。 その後で本当に“設定上”のボスと戦ったりするから楽しい。設定では熱線の打ち合い、現実はドッジボールも良いところ。 今回はウッディと同じようなカウボーイのキャラクターがわんさか登場。ウッディの嫁誕生。ジェシーの歌が心に響く。スターウォーズのパロディには笑った。 前作はバズが「自分は何者なのか」という事に葛藤して答えを見つけ、この作品はウッディが自分の存在意義を見出す事になる。 おもちゃというかコレクションアイテムとして綺麗にされるウッディ。 「1」よりも進化したアニメーションと質感がよりその凄さを味あわせてくれる。あのシーンは不思議と何度も見てしまうよ。 埃をはらい、ほつれた糸を縫い、脚に刻まれた“思い出”も尽く消されていく。ウッディにとっては“治療”じゃない。記憶の抹消、自分が何者だったのかという存在を消される行為に等しいのではないのだろうか。 おもちゃは主人を選ばない・・・いや、選べない。 だが彼ら心、魂を持ったおもちゃたちは主人を受け入れたり、選ぶ事もする。 そんなおもちゃに大人も子供も違う形で魅了され、夢中になってしまうのが怖い。 人は歳をとってもおもちゃを愛し続け、愛情を注がれれば注がれるほどおもちゃも永遠に生き続ける・・・そんな事も思ってしまう作品だった。 [DVD(吹替)] 9点(2014-12-26 22:02:17) |
3. トレマーズ
《ネタバレ》 これぞB級馬鹿映画の傑作。 町に嫌気がさして出て行こうと思った矢先に得たいの知れない巨大オナホールの地下生物と戦う事になってしまうという映画。 金が無いのでありとあらゆる箇所が計算尽くで作られた緻密性、あまりに上手すぎてシリアスな笑いが溢れる領域だ。 製作に「ターミネーター」や「エイリアン2」「ウォーキング・デッド」の製作を指揮したゲイル・アン・ハード女史!計算された演出は彼女の力もデカい。 襲い来る化物に「何て名前付けようかな」なんて言っている場合じゃない。 化物が床板をパタタタタとさせて迫るシーンの恐怖! 殺る気満々のバート&フェザー夫妻が頼もしすぎて爆笑。死亡フラグブレイカーすぎる。 「倒したぞ!」じゃねーよwww 象殺しの銃(ホーランド&ホーランド)がある時点でギャグです。 ケヴィン・ベーコンは最高に笑える&カッコイイ。 「飛べるもんなら飛んで見ろ化け物ー!」あれで空飛んでたらアカデミー賞あげてしまいたい。 「2」のシュリーカーは可愛い。 [DVD(字幕)] 9点(2014-12-20 20:12:22)(良:1票) |
4. トイ・ストーリー
《ネタバレ》 俺は本当こういう映画が好きになってしまう性なんだろうな・・・魂の宿るはずのないものに魂が、心が宿るファンタジー。 「からくりサーカス」のフランシーヌ人形の笑みとか、 「ワンピース」のメリー号とかも大好きだけど、やっぱり使い込んだ道具に心が宿るって話は良いね。 おもちゃが人間と同じように生きているわけよ。 「ピノキオ」みたいに。 ただ「ピノキオ」は人間になれたけど、この世界のおもちゃたちは一生おもちゃ。 おもちゃは道具として、道化として人間と一緒に生活する。 しかし心が宿ったおもちゃにはそれが辛い。 会話をしたくとも出来ない辛さ、訴えたくとも訴えられない辛さ・・・アイコンタクトすら難しい。 母親に踏まれたあの兵隊人形たちだって、潰されても訴えられる相手がいない。 オマケに飽きられればすぐポイという世界。 一時の人気者、光と影、子供だからこそ見せておきたいその世界。 ウッディとバズがその壁を超えた友情を結び、また戻って来る。 それが良いんですよ。 [DVD(吹替)] 9点(2014-12-18 17:40:51) |
5. トゥルー・ロマンス
《ネタバレ》 トニー・スコットとタランティーノが組んだ最狂のロードムービー「トゥルー・ロマンス」。 トニスコにとっても「クリムゾン・タイド」や「マイ・ボディーガード」に並ぶ最高傑作。 「地獄の逃避行」はモチロン「拳銃魔」だの「ボニー&クライド」だの「暗黒街の弾痕」だの色々なトチ「狂い咲きサンダーロード」(褒め言葉)がこの映画の源流だ。 今までの逃避行ロマンスは、みんな派手にくたばる道を爆走する事が魅力だった。 だが、この映画は違う道を走る事を選ぶ。 冒頭はただのバカップ(ry・・・が紡ぐ恋愛映画、しかし女の素性が判明するにつれて男の運命は狂いはじめる。 いや、男はそれと解ってあえて狂った道を突き進むのだ。何故ならその女に心底惚れてしまったから。 「ヒズ・ガール・フライデー」も顔負けなマシンガントークを、トニー・スコットが機関砲の如く飛ばしまくる。 売春ディスコ?での殺し合い、真っ白い“爆弾”を選び取る男、ビッチの痛快な逆襲、電話中にBOXセックスを聞かされる上に犯罪に巻き込まれる友人カワイソス、電話帳「F●ck you!」、傷口に油はキツい、クライマックスのファ●キングストーム! 警察、マフィア、クラレンスたちの三重奏。 それがセリフによって緊張感を異常なまでに上げる。 タランティーノのシナリオ、トニスコの手堅い演出。 しかしつくづく強運なバカップルだ。いや、最後まで諦めず粘った・・・その結果道を拓いたんだろうね。 売春宿における電灯で顔を照らしたりプラプラやるシーンが地味に好きだ。まるで警察が犯罪者を尋問するみたいに。 その警察が犯罪スレスレの捜査をやってのけるんだから怖いもんだ。 デニス・ホッパーのカッコ良さは異常。 「地獄の黙示録」や「スピード」の狂ったホッパーも好きだが、真面目な役を貫くのもカッコイイ。 ブラッド・ピットが後の「イングロリアス・バスターズ」で活躍するとはこの時誰もそう思わなかっただろうね。 サミュエル・L・ジャクソンが相変わらず良い仕事しかしません。 [DVD(字幕)] 9点(2014-11-01 02:16:19) |
6. どっちにする?
《ネタバレ》 様々な絵コンテ、レジにぎゅうぎゅうづめになった3人の店員、リンゴと電球、虫の意外な選択にコッチも破顔だ。 月の床屋と歯医者、髪をかきむしり虫歯を気にする子供、木の前で行ったり来たり、電球はどんどん割れる。 晴れたり曇ったり、つ「折り畳み傘」、音に恐怖して逃走、美味そうなパン、電球を首に巻く犬。 なんだか「パクシ」の絵が可愛いver.みたいだ。 脚立は倒れ、ヤカンは沸騰し、アルマジロはドアを突き破る。恐竜は街を歩いて石ですっ転ぶ。 髪をイメチェン、アテにならない天気、武装して襲撃、恐竜も虫歯、ドアは破損し、縄跳びは速度をあげる。 [DVD(邦画)] 8点(2016-08-29 21:30:16) |
7. ドラゴンボール 最強への道
《ネタバレ》 俺が最初見た「ドラゴンボール」は恐らくコレがはじめて。 BSで放送していたのを子供の頃見て、ドラゴンボールというものを知った。 今見ても、絵柄的に初期よりもサイヤ戦以降の方が好きなんだよねえ。ブルマの寝巻き姿エロく描きすぎだろスタッフ(笑) あとヤムチャもちゃんとイケメンに描かれていた。ヤムチャの終盤の扱いの酷さを思うと、何故か涙が・・・。 ストーリーはレッドリボン軍との戦いまでで物足りなさを感じるが、まとめるならおこまでが限界だろうか。「ドラゴンボール」を初代から劇場で見てきた人にとっては、原点回帰?とも言えるこの作品は凄い懐かしかっただろうね。 はっちゃんとのエピソード、ブルマのエロさ、「DANDAN心魅かれてく」を聞く分にはDBファン必見の内容。 [地上波(邦画)] 8点(2014-12-28 21:05:14) |
8. トータル・リコール(1990)
《ネタバレ》 シュワちゃんが何処の誰だろと知ったこっちゃないSFアクション映画。 現代にも通じる記憶改ざんといった衝撃的な内容も、火星のB級チックなセットとシュワちゃんの暴れぶりで「どうでもよくなりそう」だ。 フィリップ・K・ディックが偉大すぎた。 ラストの二人の顔が壮絶すぎて泣いた。 [DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 08:06:51) |