1. エスター
《ネタバレ》 悪魔の子なのか?と思わせておいて実はホルモン異常によるもので中身大人のサイコパスだった!というオチはなかなか。 観る前にネタは知っていたけど、エスターの言動や違和感のある振る舞い、真実に到達するまでの流れなどなかなかハラハラする展開で、ホラーにしては長い部類だけど最後まで緊張感のある作品だった。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-02-02 17:49:36) |
2. エイリアン3/完全版
《ネタバレ》 ほぼ別作品、という感じのする作品です。 劇場版の「そういえばアイツってどうしたん?」という状況や、「なんでリプリー襲われなかったん?」という疑問点がほぼ解消されているので、より納得のいく作りになっています。 が、個人的には劇場版はあれで好きなので正直「長くね?」と思ってしまいました。 あとまあ牛から生まれるエイリアンも設定上はあれで辻褄というか、そういうのが合うんですが、なにぶん何回も劇場版観てるとその改変すら「違和感」に感じられてしまうので、どうしてもスムーズに受け入れられなかった、というところがあります。それなので、劇場版から結構なマイナス点。 [DVD(字幕)] 7点(2021-05-31 22:01:02) |
3. エイリアン/ディレクターズ・カット
《ネタバレ》 もとの作品が面白いので大幅な点数が下がりようないんですが、実際、ディレクtっラーズカット、と謳われても、オリジナルとどこが違うの?感が一番強い作品だと思います。 もちろん、オリジナルとは違うんですけど、個人的に終盤「アレ」を発見するシーンは、ちょっと蛇足かなと感じてしまったので、元の点数から1点マイナスの8点ということで。 [DVD(字幕)] 8点(2021-05-31 21:49:27) |
4. エメラルド・カウボーイ
《ネタバレ》 カウボーイとはいっても馬に跨り牛を追いかけヒーハーじゃなくってヤーハーと叫ぶメリケン人ではなく、日本人。しかも舞台はコロンビア。 一見、どこら辺がカウボーイやねんと思いますが、それはそれ、観てみてくださいい。 製作に当たっては、ほぼ自主製作の域で、↓のコメントにもありますが、大味な部分や粗も多く、映画芸術的観点から観ればお話にもならないんでしょう。 しかし、そんな観念取っ払ってみれば、これぞ娯楽映画と云わんばかりのエネルギーを感じられます。 ともせば退屈になりがちな伝記という題材。もともと波乱万丈の人生ということもあるのでしょうが、それをうまく料理し、ちゃんとしたエンターテイメントとして仕上げています。 というより、やましんの巻さんも仰ってますが、正に西部劇の体裁で作られているのです。 不屈のフロンティア精神、ゲリラとのガンファイトやカーチェイス、酒場での乱闘、組合との対立等々…。カウボーイではないのに、れっきとしたカウボーイのように見えてしまうから不思議です。そしてそれを地で行っているのだから更にすごいです。 確かに究極の俺サマ映画ではあるのですが、そこにとどまらずに一歩出た、しっかりとした作りをしている作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-01 01:22:33)(良:1票) |
5. エリザベス:ゴールデン・エイジ
《ネタバレ》 渡英中の国際線の機内で鑑賞。 さて、前作の続き、とあるようにどうやらこやつには前の作品があるようなのですが、生憎と未見ですのでどのようなものだったかはわかりません。 で、本作単体での感想ですが、特に、前作を見ていなければ判らない、と云うわけでもなく、十分楽しめる作品ではないかと思います。 ケイト・ブランシェット演じるエリザベス1世の気高くそして威風堂々とした姿はまさに女王の中の女王と言えるものでさすがに歴史に名を遺すほどの人物といった感じです。 後半のアルマダ戦争の描写は、歴史大作としてはいささか短いとも思えますが、ストーリー重視、と考えればまあこのくらいでも良いかなと思いますし、なかなか見せてくれるものだったので良いと思います。 昔と変わり歴史劇も表現方法がだいぶ変わりましたが、まだまだ、今の作品も頑張っているなと思わせる作品でした。 [DVD(吹替)] 7点(2008-03-14 02:46:58) |
6. エミリー・ローズ
《ネタバレ》 実話を元にしているという点でも「エクソシスト」と同系統の話ですが、あちらが“悪魔祓い”に焦点を当ててホラー色を強めていたのに対し、本作は“悪魔祓いは正しかったのか?”ひいては“神と悪魔は実在するか”という点に絞って描かれています。 勿論、ドキュメンタリーではなく、あくまでノンフィクションということで、エンターテイメントな演出も随所に見られますが、悪魔を真っ向から肯定するのではなく、統合失調症等の精神疾患の疑いがあったのでは?という至極まっとうな見解を交えて裁判の模様が描写されていますので、なかなか見ごたえがあります。 また見せ場となる超常現象も、実際に起こった、というより、本人が体験した出来事の再現、及びこういうことが起こった、という回想などで描写されることによって、完全な主観的描写ではなく、またそれらもホラー畑出身な監督ならではの演出のため(特に悪魔祓いの儀式の場面など)はかなりの迫力があり、個人的には(映画の完成度、衝撃度と云う視点ではありませんが)「エクソシスト」よりも面白い作りであると思います。 まあ、実話と謳っている以上、主人公、及び神父様の体験する“いかにも”な超常現象や、反論側の丁寧な描写も合わせてじっくり描く必要もあるとは思いますが、映画としてのクオリティはなかなか高いのではないかと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-24 03:43:15)(良:1票) |
7. X-MEN:ファイナル ディシジョン
《ネタバレ》 シリーズ最後、と言ってる割には、個人的には何か微妙な感じを受けました。 確かによく闘っているし、見せ場もちゃんとあるんだけど、たとえばサイクロップスがそんなあっけなく死んじゃっていいの!?とか、プロフェッサーXまで死んじゃうのかい!?とか、あのウニみたいなやつって大した能力じゃないじゃん、とか…。 ストーリーも、掘り下げれば掘り下げられただろうし、アイスマンとパイロの闘いも、確かにあの炎vs氷の押し合いはドラゴンボール等に慣れ親しんだものとしてはうれしいけど、もう少し盛り上げることもできたのではないかと…。 でも、単純に見て楽しむ映画、ということであれば、合格点といったところですかね。 中盤あたりでマグニートーが移動監獄を襲撃する場面はやたら格好良かったですし。わざわざアルカトラズに襲撃かけるために橋を架けたりと、ド派手でいてよく考えるとバカなことだったり。 まあ、いろいろといいましたが、手堅くまとめられているのではないかと思います。 それから、キティ・プライドが可愛かったぞと…。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-02 02:56:32) |
8. エレクトラ(2005)
《ネタバレ》 善の戦士じゃなくて「製作者が“キマグレな道”に走って作った映画」というテロップが入っていたら思わず納得しそうな映画です…。 [DVD(字幕)] 3点(2006-08-09 21:08:38) |
9. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 脳内映画(?)という事で、なんだか後半はゲームのサイレント・ヒルを見てるような感じでした。 時間軸をいじくった構成、というような複雑なものは好きなんですが、“記憶を消す”というちょっと現実離れした設定のせいで一歩引いたところから見てしまい、ストーリーにそれほど引き込まれることなく終わってしまいました。 ただ、惹かれあう者同士は、たとえ記憶がなくとも結局また惹かれてしまうという意味は大きかったと思います。 コメディ界の大物として知られるジム・キャリーですが、たまにはこういう役も悪くはないですね。 [DVD(字幕)] 5点(2006-07-24 22:16:24) |
10. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 ビショップ歳くったなぁ~なんつーことをしみじみ思いながらの鑑賞。全体的な印象としては、つまらなくはないけど、ストーリーが早足で過ぎていってしまい、全然深みがないと言う事。両作品にオマージュを捧げたと思われる場面もいくつかあったけれど、なんかそれだけって言う感じで作品自体の味がよく伝わってこない。ただ、作品としては1作目が好きだけど設定としては2の方が好きなプレデターが2の設定で出てきたのはなかなか嬉しかった。特に後半部分で主人公と一緒に猛ダッシュする場面とかは、やけに微笑ましい場面だった。最終的に戦士と認められたのがプレデターでもなんでもなく、主人公(人間)ってのもなかなか良いと思うけど、随分と迷惑な成人式だな。それに実はプレデターもはるか昔に地球にやってきていたっていうことは、リプリーのあの頑張りは一体なんだったの?と一瞬思ってしまった。そしてエンドロールがやたら長すぎ…。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-23 00:39:55)(良:1票) |
11. エクソシスト ビギニング
《ネタバレ》 俺の記憶が正しければ、確か2で「かつてメリン神父はアフリカにて“少年”に取り憑いた悪霊を祓った」と説明されていた気がするのだが…?しかももっと言えば、“少年”に取り憑いた悪霊を祓っているシーンもちゃんとあった気がするのだが……??? [DVD(字幕)] 4点(2005-05-16 20:26:12) |
12. 80デイズ
《ネタバレ》 さてさて、原作は言わずと知れたジュール・ヴェルヌの名作文学、そして映画版のオリジナルはアカデミー賞受賞作品と、これまた随分と分の悪いことになってますが、正直言って、オリジナルに勝るとも劣らぬ出来であったと思います。オリジナル(映画)と比べ、上映時間が短いせいで、立寄る国が少し少なかったり、いきなり日にちが飛んで次の国に入ってたり(前の国を出ていたり)と旅の道中の描写が少ないという欠点もあるのですが、よく2時間少々で纏め上げたと思います。それに原作等では資産家であったフォッグ氏が今回発明家という事になってますが、個人的にはこっちの方がしっくりくると思うし、何よりも信念、希望、夢、それらを代弁する存在としては実に見事な設定だったと思います。本来フランス人のはずのパスパルトゥが今回は中国人のジャッキー・チェンになってますが、これもまたありだと思います。ライト兄弟が出てきたり、発明王エジソンの名前が出てきたり、完成前の自由の女神が出てきたりと歴史ネタも多いのですが、中でも一番良かったのが黄飛鴻(演じるはサモ・ハン!)率いる広東十虎が出てきてカンフーバトルを見せてくれたこと。このサービス精神にははっきり言って感動しました(笑)。ライト兄弟よりも早く飛行機を作ってしまったり、時代考証がデタラメという突っ込みはいくらでも出来ますが、それらを全て吹っ飛ばして、夢と希望と愛と友情の旅にどっぷりと浸かる事が出来ました。 8点(2004-11-15 04:03:07)(良:2票) |
13. X-MEN2
冒頭、ナイトクロウラーが瞬間移動しながら次々にシークレット・サービスを倒していくところは「お!!」と思ったが、それからが長い。全体は2時間ちょっととそれほど長い訳でもないんだがアクションとしてみるとこの長さは少し痛い。前回同様イアン・マッケランはカッコいいが全体としては微妙に消化不良が残る。 5点(2004-04-19 21:29:43) |
14. X-メン
なんかキャラが微妙に違うっすよー、と突っ込みたいんですけど、それは半ば仕方のないことなんであえてしないことにして、イアン・マッケラン扮するマグニートーがカッコいいっす。クレバーな悪役みたいで。でもそれ以外はどうも。見せ場がそれほどないというか少し物足りないというか。それにしても、ミュータント中最強の能力は天候を操るストームのような気がするんだが…? 5点(2004-04-19 21:24:10)(良:2票) |
15. エボリューション
この作品のTVスポットを見たときは、まさか【X-ファイル】で堅物のFBI捜査官を演じたドゥカヴニーがコメディに出るとは!と思ってしまいました。それから暫くは彼のイメージもあっていささか遠ざけてた、というより存在を忘れたんですけど、この前思い出してやっと見てみました。前半は「お!ちゃんとX-ファイルやってるね!」と思ってましたけど、後半になるにつれてどんどんコメディ色が強くなっていき、そんな感じは見事に吹っ飛んでいきました。いやぁでも面白い。4人の個性的なキャラクターはどれも魅力たっぷりでテンポも良く最後まで飽きさせない。確かにエイリアンは少々グロいけど、尺度も丁度良く、個人的にはアメリカ賛美映画だったインデペンデンス・デイよりも楽しめました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2004-04-04 21:50:28) |
16. えびボクサー
史上初、ってか、こんなバカみたいな話思いついても誰も映画にしようとは思わないって(苦笑)でも、いるんだねぇ(笑)えびボクサーという邦題といかにも「さっさときやがれッ!」な感じのジャケットはインパクト大ですが、肝心の中身が…えびが活躍しねぇ!モーテルの中で小えびその他諸々をベッドの上でジュルジュル啜ってる巨大えびはかなりグロテスク。いや、それはそれでいいんですけど、テンポが物凄く悪い。そしてさっきも言ったけどえびが活躍しねぇ!ボクサーじゃねえじゃん!チャンピオンに挑戦状すら叩き付けないじゃん!というのは、大体配給元がアルバトロスってところで大体予想は出来るんですけどね(笑)やるならやるでもう少し徹底的にコメディ路線で行って欲しいと思った作品でした。 3点(2004-04-03 16:20:42) |
17. es[エス](2001)
…ドイツですね…実際の出来事を元に製作されたという触れ込みってよくあるようなきがするんですけど、これはどの程度忠実に製作されたんでしょうか?どなたかが仰ってましたが、この実験は殺人までは起こってないみたいですね。確かに事実にしては少し脚色されてる部分もあると思いますけど、あながちこの中で語られてる事って大げさに脚色されてるわけではないと思います。しかし映画としてみた場合、そうですね、少し物足りないという印象を受けました。実録映画ならもっと印象が変わったと思いますが。 5点(2004-02-12 18:59:09) |
18. エリン・ブロコビッチ
これも実話だそうな。本当に事実は小説よりも奇なりといいますが、さすがアメリカ、といったところでしょうか。この映画、主人公がとても生き生きしているし、確かに口は悪いが自分を素直に表現してると思う。それに、学歴だけが人間を判断する基準じゃないということを物語ってます。冒頭、エリン・ブロコビッチ本人が出てきたのもいいです。ただ、「アメリカ史上最高額の和解金を勝ち取った女性」ということで自分は裁判主体の話かと思ってたんで、少し当てが外れた、といった感じです。 6点(2003-12-08 01:51:32) |
19. エド・ゲイン(2000)
エド・ゲインとはアメリカ・ウィスコンシン州に実在した殺人鬼で、サイコのノーマン・ベイツ、悪魔のいけにえのレザー・フェイス、羊たちの沈黙のバッファロウ・ビルのモデルになった人物です。彼がこれほどまでに影響を与えるきっかけとなったのはその異常性(ちなみに殺した人数は劇中と同じ2人だけ)で、劇中でも描かれている通り、警察が自宅に踏み込んだとき、納屋には逆さに吊られ首と内臓を抜かれた死体があり、その他、人皮のランプカバー、頭蓋骨の食器、人皮マスク、人皮ベスト(これを着けて夜中に墓場に行き、死体とネクロフィリアをしたという逸話があるらしい)などが大量に発見されたそうです。なので、その異常性に至っては、他のどの殺人鬼よりも勝っているわけですが、この作品、実話を忠実に再現しているせいか、終始同じテンポで話が進むのでだれます。ものすごくダレます。なので、これを見る時は半ばドキュメント感覚で見るのがいいでしょう。 3点(2003-10-16 00:48:40) |
20. 英雄の条件
監督、俳優ともども大物揃いの映画で、作品としてはまあまあ面白いものだけど、さすがにベン・キングズリーのあの扱いはどうかと…そして何よりも、アメリカ以外は悪、のような描き方はいかがなものかと…。結果として、サミュエルは自国、もっと言うと自分の部下を守るために市民を攻撃したという、その点についてはなんら文句は無いんですけど、証拠となるビデオを大統領補佐が処分した時点で、あぁ、またアメリカお得意の隠蔽工作か・・・と思ってしまった。 6点(2003-09-19 01:44:04) |