1. ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島
なんだろう。とてつもなく内容が薄っぺらに見えるのは。 あ、きっと時間が足りないんだね。 でもあのまま時間を延ばしたところでケツが痛くなるような気もするけど。 ファンタジー物はやり方次第って所があるのかもしれないけど、いま少し映画館で見せるのであれば、色々な感情が表に出るような演出をしないといけないような気がします。この辺が「指輪物語」の様なハイ・ファンタジーになるか、「ピーターパン」の様なおとぎ話になるかの違いという気がしますね。物語は一応ファンタジーなんだけど、映画は完全におとぎ話でしたね。 [映画館(字幕)] 5点(2011-03-07 18:12:06)(良:1票) |
2. 七瀬ふたたび
《ネタバレ》 これは、本当は2つの映画として評価したほうが良いのかな? まぁいいや。冒頭はしょこたんの監督した映画が流れるのだけど、物凄く漫画的どという印象以外は何も残りません。まぁ本編の導入であるというだけの意味づけと考えればこれで十分かな?プロの手助けもされてはいるけど、アマチュアの域にしか無い感じがたっぷりです。本編は結構面白いです。筒井康隆の70年代の小説が原作で、小説のテイストをそのまま残しているので、ネタ的には当然ながらちょっと古い感じがあります。しかしながら、映画はそうした古臭さを越えて、進行のテンポの良さとか演出の上手さがあって、緊張感を最後まで持続させるので、飽きることなく楽しめました。特殊効果に関しては残念ながら雑な感じはありますけど、多分、あまり予算をかけていないのでしょうね。もうちょっと丁寧さがあれば、もっと面白くなったのではないかと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2010-12-05 09:52:50)(良:1票) |
3. ナイト・トーキョー・デイ
えーと、どこまで日本を誤解したまま映画にしているんだろう?って感じの映画ですね。内容的にはどこかで見た様な女殺し屋もの映画そのまんまで、物語自体は悪く無いけどあまり代わり映えしないかなという感じです。だから、内容的には悪く無くとも、どこかしら日本らしく見せようとする物が中途半端に日本っぽいというぐらいだと、やっぱり日本人には違和感を感じると思います。あたしにはそうした悪い所ばかりが目に入りました。 この映画の一番の魅力は菊地凛子の演技と絡みのシーンだろうね。それを除くと殆ど映画の魅力は残らないと言っても良いかもしれないかな。 [映画館(字幕)] 5点(2010-10-31 00:35:36) |
4. ナイト&デイ
《ネタバレ》 典型的なアメリカン娯楽映画ですね。巻き込まれ型の、ちょっとお馬鹿な女性(しかも金髪)が出てきて、そこにミステリアスな男性が出てきて、世界をまたに駆けた大騒動になるというだけで、この映画の観方は決まったも同然。ドラマ性や迫真の演技なんて追及する事は愚の骨頂。男にやるなと言われたことを尽くやって被害を大きくする様なんて、熱湯風呂を前に「押すなよ!」と言っているダチョウ倶楽部そのものな訳で、こうした映画はポップコーンでも頬張りながら、英語が苦手なあたしでも分かるような、ベタなアメリカンジョークをガハガハ笑いながら見てればそれでOKです。 しかし、この映画のトムのギャラは全部サイエントロジーに寄付なんだろうねぇ。 [映画館(字幕)] 6点(2010-10-23 15:48:24) |
5. 南極料理人
あたし、これ好きだわぁ。極限の閉鎖空間というシチュエーションコメディとしてこれほど良く出来ている映画は久々に見た気がします。大笑いする様な物では決して無いのだけど、ひたすらクスクスと笑わせてくれる。過去にも似た様な映画あったなぁと考えてみたら「タンポポ」ですよね。アプローチの仕方は全く違うのだけど、目標としてる所が非常に近い所にあると思います。 [DVD(邦画)] 9点(2010-06-03 01:49:11)(良:1票) |
6. 茄子 アンダルシアの夏
《ネタバレ》 面白いと思います。スポーツ映画好きとしては合格点、自転車レース好きにはちょっと物足りないかもしれないけど、自転車レース自体を見た事のない人は多いと思うから、このぐらいの方が良いのでしょうね。ちゃんと要所は抑えてあるし、レースの駆け引きの面白さ、ゴール前の迫力(やっぱりあれは線を崩すのは正解だと思う)はスポーツ映画の醍醐味だと思う。アニメとしてはどうなのかなぁ?子供向けでは無いのは間違いの無いところですね。但し、実写でも十分に通用するフレームワークというのはやっぱり日本のアニメは海外アニメよりも優れているような気がします。CGの使い方は結構上手かったと思うけど、本当に好きな人が見ると幻滅するんだろうなぁ。日本のアニメって無国籍感が海外でもうける理由のひとつかもしれないけど、この映画はその点では無国籍感たっぷりなのにしっかりスパニッシュの雰囲気とかを醸し出してるように見えるのはあたしの贔屓目でしょうか(笑)惜しむらくは上映時間が47分という短さ。元々の原作がショートストーリーだし、ブエルタという大きいレースのある1日の物語、これ以上膨らませるのは絶対に難しいので仕方ない所でしょうね。それ故に内容があまり判らずに見終わる人が多いと言うのも事実なんでしょう。個人的にはマッドハウスというジブリ以外の日本のアニメスタジオが脚光を浴びてくれるのは嬉しいのですが、やっぱり宮崎のネームバリューの大きさばかりが目立ってしまうのはちょいと悲しいですね。あれはマスコミが悪いよなぁ。 8点(2003-08-05 21:18:44) |
7. ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合
コメディの好きなあたしが避けたほどの映画です。(笑)このくらいで堪忍して!! 5点(2002-07-12 22:38:16) |
8. ナイン(1983)
あたしも【イマジン】さんと同様にあきれたクチですね。ただ、TVが原作を踏襲しとるんで、あだち野球漫画の長人気作の映画化よりはよかったかな。 5点(2002-07-12 22:37:01) |
9. 南極物語(1983)
動物者に弱いのは子供と子供を持つ家族とイギリス人とよく言われるが、あたしはどれにも該当しない(笑)。良い映画ですよ。越冬隊の役者はみんな実力派ばかりだし、高倉健っていう人の役者としての凄さをまざまざ見せ付けられました。 8点(2002-07-11 18:18:29) |
10. ナバロンの要塞
原作をかなり意識して映画にしているという点で多少無理があったかもしれない。でも内容的にはしっかりしたシナリオと役者の演技の上手さで戦争スペクタクルものとしていい映画になっていたと思う。 8点(2001-07-29 17:36:26) |
11. ナバロンの嵐
小説版を読んでしまってからこれを見ると、凄く違和感がありますのでご注意を。映画単体で見る分にはとてもよく出来た映画です。仕方が無いのだけど、ドイツ軍の戦車がソビエトの戦車をまんま使っているのが残念。カール・ウェザースをこの映画で起用したのは正解だったと思います。 7点(2001-07-24 01:17:30) |