1. 20世紀少年 -第2章- 最後の希望
主人公のケンヂがほとんど出てこないということおもあるが、なんとも中だるみ感は否めない。この第二章は原作でもどんどん話がわからなくなってくる部分にあたり、映画もそれを引きずってしまってつまらない展開になっている。 [インターネット(邦画)] 3点(2024-07-07 15:54:51) |
2. 20世紀少年
原作既読。漫画だから成立している世界を実写化するとどうしてもちゃちに見えてしまう。役者陣は頑張っていると思うけど。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-07-07 15:51:20) |
3. 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
原作既読。原作ではどんどん話がつまらなくなっていくが、映画の方は上手くまとめてオチもきちんとついている。虐めと不寛容の行きつく先が人類滅亡を図る強烈な悪意であることがテーマとしてしっかり伝わってきた。しかし、いかんせん実写化してしまうとあらゆることがちゃちに見えてしまう、世界がウイルスに冒されていくところも人々が死んでいくところも失笑を禁じ得ない。残念。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-07-07 15:43:23) |
4. 人間失格 太宰治と3人の女たち
極彩色の世界に太宰を解き放つごとく、彩度が強い映像で語っている。美知子、静子、冨栄の3人の女は好演だが太宰がチャラすぎる。不健康なチャラ男にしか見えず、日本文学史に残る作品を書いた男にはどうにも見えない。身を削って文学と心中してゆく太宰治の凄みが全く表現できていない。小栗旬の限界だろう。脚本にラストに向かって突き進んでいく勢いが無く、太宰が女を抱いては血を吐くことを2時間繰り返している話にしか見えないが、3人の女が魅力的だったので飽きることなく最後まで見ることが出来た。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-09-25 01:37:38) |
5. 人魚の眠る家
期待しないで観たら、けっこう感動しました。西島秀俊はまさにはまり役、はまり役過ぎていつローストビーフを作り出すかとドキドキもんでした。子役はすごく上手いし、脚本もそれなりにうまく話をまとめていました。ただ、音楽が流れだすとダレてしまって、音楽どうにかならない?と思ってしまいました。観音開きの冷蔵庫にプラス1点。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-16 15:58:25) |
6. 日本沈没(1973)
壮大な話を何とか映画にしたが、やはりアラが目立ってしまいドラマに入れなかった。いっそのことCG使いまくりの方がまだマシなのかもしれない。とくに模型の陸地が津波を被るシーンは東日本大震災を目撃した今となっては、模型にしか見えません。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-01-25 16:05:02)(笑:1票) |
7. 二百三高地
《ネタバレ》 平和な何気ない日常の尊さを訴えている映画。その1点から脚本のピントがボケていないのが良い。無名の兵士のセリフ程力強くなっている。元ヤクザの佐藤充の演技も良い。映像も美しい。ただ、旅順の地形と陣地配置が分かりづらいので中盤のジリジリした展開がダレてしまっていると思う。 それにしても、夏目雅子の歩くしゃがむといった体の演技は絶品。この映画を観るのは3回目だが、エンドロールの松尾佐知が妊娠していることに初めて気が付いた。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-06-23 12:00:47) |