21. 折り梅
《ネタバレ》 前半の段階ですでに、説明台詞とそのまんま台詞の連打連打に唖然。これでは問題設定がうまくいかない以上後の解決部分も光らないし、もちろん原田美枝子や吉行和子の演技力も空振りに終わってしまいます。後半は後半で、何かの拍子に芋づる式に全部が解決するという描写にしかなっていないので、ドラマとしての説得力がありません。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-12-15 01:28:23) |
22. 奥さまは魔女(2005)
普通に面白おかしいサマンサの日常を映画化したらいいと思うのに、何でこんな二重構造なんてことをするのかな。監督が自分の思いつきで自分の足を引っ張ってしまったような感じです。トーキング・ヘッズの"And She Was"というかっこいい選曲センスに2点。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-01-19 17:21:59) |
23. オーシャン・オブ・ファイヤー
あっちこっちで主題がぶれていて、何を表現したい作品なのか最後までよく分かりませんでした。レース開始までの出来事と本体のレースとがどう関わるのかも分かりません。主人公がこのレースに何でそこまで執念を燃やすのかも不明確です。馬と砂漠の風景によりかかってしまって、その他の描写がなおざりになってしまったという感じです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-07-19 13:53:21)(良:1票) |
24. オーシャンズ12
《ネタバレ》 前作は「これはお祭りなんだから」ということで自分を納得させましたが、これはさすがに駄目でしょう。作品としての体をなしていなくて、崩壊しかかっています。ヴァンサン・カッセルの自己陶酔ダンスに4点。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-05-06 01:59:46) |
25. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 前半は何となくモタモタ気味、後半は一本筋が通って迫力がありますが、結局はサスペンスとその解決によりかかっただけという気がしなくもない。つまり、主題が微妙にずれちゃってるのです。タイムトラベルものはどうやっても時の差が埋まらない切なさこそが命と考える私にとっては、何事もなかったかのように平穏無事に締めてしまうラストも拍子抜け。 [DVD(字幕)] 6点(2009-01-21 03:45:19) |
26. オン・エッジ 19歳のカルテ
ひたすら前向きな意欲のない地味ーな描写が続いて、見ているだけで気が滅入ってくるのですが、現実の雰囲気はこれに近いのでしょう。一触即発性を感じさせるデリケートな人間関係の描写はなかなかでした。邦題の後半は余計だと思います。 [地上波(字幕)] 5点(2008-09-07 02:14:16) |
27. オーバー・ザ・レインボー
《ネタバレ》 ほどよく切なさが漂う良い話です。イ・ジョンジェの悩める青年役もなかなかはまっています。で、本来ならもっと感動できたはずなのですが、そうならないのはなぜかというと、最大の理由は、過去と現在の仕切り方が雑然としすぎという点。結果、ヒロイン以外の女性キャラはほとんど存在が死んでしまい、オチが最初から見えすぎることになってしまいました。主人公の職業がお天気キャスターというのも、工夫なしですね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-22 02:37:54) |
28. 終わりで始まりの4日間
主人公が何をそんなに悩んでいるのかもさっぱり分からないし、サムとの出会いがどのような変化をもたらしたのかは尚更分からない。心理描写を通り過ぎて、雰囲気とそれっぽい台詞だけで進んでいくドラマは虚しいです。ナタリーに免じて5点。しかし、彼女もレオンの後はいい主役の作品に恵まれないね。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-30 02:35:44)(良:1票) |
29. オータム・イン・ニューヨーク
こんな純愛ストーリーに海千山千同士のギアとウィノナなんて、その時点で制作のセンスを疑います。なんですが、雪のNYの美しい映像と気品溢れるガブリエル・ヤーレ御大の音楽のおかげでそこそこの作品としてまとまっており、簡単に切り捨てられない困った作品。公開当時デートに使ったので+1点。 [映画館(字幕)] 6点(2006-12-30 05:04:13) |
30. オー・ブラザー!
単なるつぎはぎのストーリーで、必然性も表現内容も存在しない。どこが面白いのかさっぱり分からない。 3点(2004-07-11 23:03:58)(良:1票) |