1. オペレッタ狸御殿
面白いけど、ね・・・。チグハグでバラバラで相当なマニア向けかと思う。と、つぶやきながらチャンチーの足の美しさに見惚れてしまった自分がいる。 [地上波(邦画)] 4点(2008-01-14 22:29:01) |
2. オールド・ボーイ(2003)
漫画チックなキャラクターは原作に近づけたかったんだろうか。エロい、グロい、エグい。人類で初めて憎しみを映像化することに成功している。いや、そこまでじゃないな…。すっきりしないオチだけど、ある種の混乱した雰囲気を楽しむためのものと思えば納得。にやり。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-14 22:18:58) |
3. オクトパス
チープでも面白い映画はある。これはそんな映画の一つになれなかったようだ。パニック映画なのにパニックの演出はカメラを揺らすだけ。終始そんな感じだからだんだん笑うことさえ出来なくなる。大の大人が馬鹿なことをやってる「感」がすごく強い。 [地上波(字幕)] 3点(2007-07-25 00:37:57) |
4. 大奥(2006)
《ネタバレ》 西島秀俊が船の上に立つ姿があまりにも格好良かった。なるほど確かにおなごを狂わせるのかもしれないと納得させられる説得力があった。井川遥と杉田かおるは逆のほうがいいんじゃないだろうか。その他の出演者だが、あまりに著名な人物が多すぎではないだろうか。巨人打線と同じでメリハリなく感じた。脇役には脇役向きの人がいると思う。笑いもすべり気味。 [映画館(邦画)] 5点(2007-01-06 08:02:03) |
5. おいしい生活
《ネタバレ》 店の名前からこの邦題まで、皮肉たっぷり。笑ってるのになぜか少し腹が立ったり悲しくなったりした。クッキー屋が繁盛する下りが楽しくて幸せなだけに、成金になってからの物悲しさ、空しさがより一層深まる。よく練られた脚本だと思う。 [地上波(字幕)] 7点(2006-11-27 02:01:16) |
6. OL忠臣蔵
OLのちょっと舐めた姿勢を笑いつつ、力強いエネルギーに持って行かれる。しかし、かなり大雑把なおめでた話に後半は冷める。いわば子供向けのストーリーな感じ。 [地上波(邦画)] 5点(2006-11-02 00:48:46) |
7. ALWAYS 三丁目の夕日
ストーリーは原作と違っているけど映画のほうが良いと思う。吉岡秀隆の芝居じみた演技はこの映画に合ってない気がするけどその他は良い。堀北真希や三浦友和が特によかった。この頃はこれからきっといい時代が来ると皆が信じていたんだろう。「夢を持て」と子どもの頃によく言われたが、その意味がようやく分かった気がする。 [映画館(字幕)] 5点(2006-01-01 16:17:39) |
8. オール・アバウト・マイ・マザー
この監督は女装が趣味なんだろうか。オカマの撮り方には一目置くべきものがある。年齢やみてくれに関係なく、人生にまっすぐ向かう女(?)の強さと美しさを教えてもらった。 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-08 01:13:24) |
9. 弟切草
この映画を高評価してみたい気持ちがないでもないが、どんなに一生懸命あがいても無理だろうな。低予算なら低予算で、もっと工夫がないと今の時代の映画としてはやっていけないと思う。と、勝手なことを書いているけど、実は奥菜見たさに借りただけなので憤りなどありません。出来ることならもう少しお色気が欲しかったかなという程度です。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-05-05 19:00:03) |
10. オペラ座の怪人(2004)
《ネタバレ》 本作品の舞台版を見たことがあり、曲もすべて耳に馴染んでいたので、最初は怪人の歌い方が気になった。怪人の声はもっと張りがあるべきなんじゃないかと。しかしラストを観て納得。泣かせるじゃないか。クリスティーヌも怪人も皆、素晴らしい。悲劇ではあるけれど、鑑賞後は晴れやかな気分になれた。舞台版を忠実にリメイクしたものだが四季に通い慣れた人もきっと納得できる出来。特にエミーロッサムの歌は必聴。 8点(2005-03-29 13:51:45) |
11. オペラ座の怪人(1998)
オペラ座の怪人を独自の解釈で映画化したダリオアルジェント。その解釈はあまりにも独自過ぎじゃないだろうか。ていうか捻じ曲がっている。結局、怪人がせっせと罠を張るだけの話になってしまってる。こんなB級ホラーが今後も発展していくことを望む。カルロッタをデブと解釈したところは唯一共感できた。 6点(2005-03-29 13:29:06) |
12. 大人は判ってくれない
蛋白な終り方のおかげでより内容を濃く感じさせられる。大人は判ってくれないのではなく子供は判っていないわけで、大事なことはその判るべきものは何であるかと認識することではなかろうか。つまり結局は大人もあまり判っていない。この映画で判るひとつのことは、信頼のおける友人は大事だということ。あの友人が社会人としていいわけはないが、バルザックの盗写疑惑での一連の行動は男らしかった。 5点(2004-11-01 11:59:11) |
13. 鬼火(1963)
《ネタバレ》 「欲するものがない」だとか「アホどもが下劣な仕事に精を出している」だとか「怖い、怖い、怖い」だとか。そういう甘えとも取れる悲しい言葉の波。社会に馴染めない、適応できない孤独感、あるいはその中で生きていく苦しみをクールに表現していると思う。でもアランは、街を歩けばいたるところに知り合いがいる。もう少しがんばって欲しかった。やっぱりそれしか答えがないのか?と、気が滅入ってしまった。 6点(2004-05-18 13:58:09) |
14. 踊る大捜査線 THE MOVIE
エンターテイメントをしっかり意識している点が好印象。ノリも良く観やすい。休日に友達と見たりして楽しめるんじゃないだろうか。ドラマの延長線上だけにドラマを知っているほうが色々分かりやすいんだろうな。 5点(2004-05-09 22:36:27) |
15. 桜桃の味
車の外の景色、そして音。街の建物、荒地の砂埃、子供の笑い声、鳥の鳴き声、ヘリコプターの騒音。すべてが生々しく、活き活きしている。美しい世界を謳っているが、確かにそうだなと思わず頷いてしまった。こういう絵を撮れるのはすごい洞察力だと思う。これが本当の臨場感なのかもしれない。この街をトボトボと旅している気分になれる。難しく考えないでコメディとして見ればいいんじゃないだろうか。 7点(2004-05-04 14:57:10) |
16. オーメン(1976)
《ネタバレ》 音楽も含めてキリスト教的な世界観がいい。好きな人はどっぷりはまれるかも。悪魔ってもっと派手なのをイメージしてしまうけど、こういう内在的な悪魔も面白い。何気に最初に気が狂って首吊った乳母さんが一番きもい死に方のような気がする。 5点(2004-03-18 13:26:54) |
17. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 ただただ雰囲気を味わって終わり。ストーリーはだらだらしている。見所はラストだけ。ただ本当に素晴らしく印象に残るラストだ。当時の若者がデートで見るようなファッション的価値のあった作品かもしれない。フェイダナウェイを見た後じゃ、自分の彼女がブサイクだったことだろう。 5点(2003-12-18 07:47:10) |
18. オペラハット
主人公の、気に入らないものは殴り倒して行くキャラクターは面白い。しかし金の描き方があまりにも汚いのにうんざりした。作り物感が前面に押し出されているのが、悪い方に出た印象。金を得た瞬間に色々な不幸が訪れるなんて、夢があるようで夢の無い話だ。 5点(2003-12-18 07:35:47) |
19. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 設定は面白いと思った。しかし、過去がどんどん変わるということはすなわち話の整合性が全く無くなるわけでもある。都合の良い様に話を作ってしまえるのだからずるい。それでも緊張感や感動など、ストレートな映画の楽しみを与えられると機嫌が良くなる自分がいる。良作。 6点(2003-12-18 07:19:01) |
20. オープン・ユア・アイズ
バニラスカイを先に鑑賞。雰囲気がエキゾチックで素晴らしいのでむしろこっちのほうが出来がいいとは思うが、トムクルーズの存在感無しでは物足りなさを感じてしまった。ただオリジナルはこっちなので、バニラスカイに贈った賛辞の大半はこの映画に贈ったものになるんだけど。 6点(2003-12-18 07:08:39) |