1. オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
《ネタバレ》 死者が見えるけど、喋ることは出来ないという設定を上手く使ったシナリオは良かった。 序盤はシンプルに犯人を教えてくれるだけだったけど、中盤以降は死んでるのか生きてるのか上手く誤魔化して話が展開してた。 ヒロインには見えてなかったり、指紋が残ってなかったり、真犯人が驚いてたり、死者だったことのヒントが散りばめられていた。 それなのに最終的な犯行の動機がカルトというのはミステリーとしては最低の構成。 そのカルト集団の価値観などの描写もなく、カルトなので人を殺しましたというだけだったのが残念。 カルトにはカルトなりの信念があるはずだし、もしかしたらカルトの方が正しいんじゃないかと思えるオチくらいは用意して欲しい。 単なる殺人カルト集団というだけでは面白味が無い。 あと、ヒロインの好感度もいまいちで、ラストはあんまり悲しくなかった。 [インターネット(吹替)] 4点(2023-10-26 16:29:30) |
2. おはよう!スパンク
《ネタバレ》 スパンクが愛らしくて、見ていて幸せな気分になる。 キャットに恋してるという設定が本作の面白味の1つだと思うけど、そこを無視するストーリーは意外だった。 しかも、同じ犬が相手で結婚までしてしまいそうになるというのは驚いた。 スパンクの結婚も愛ちゃんの恋物語も切ない結末だったけど、TVシリーズとの整合性という意味では丸く収まった感じでしょうか。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-24 17:29:24) |
3. 王さまの剣
《ネタバレ》 あの作品のあのキャラに似てるとか、あの作品のあのシーンに似てるとか思いながら見てました。 後の作品に多大な影響を与えてそうな作品ですね。 特にリスの女の子が切なくて、心が痛みました。 タイトルを見てアーサー王伝説だろうとは思ってたけど、まさか剣を抜いて終わりとは驚きました。 ここからが始まりなのにね。 [インターネット(吹替)] 6点(2022-10-09 13:21:55) |
4. オズ
《ネタバレ》 オズの魔法使いと思って見始めたら、まさかの続編。 でも、オズの魔法使いはいろいろな作品で見て知ってたので、特に不都合は無かった。 お馴染みの仲間たちが居なくて大丈夫かと心配したけど、新しい仲間たちも個性的で楽しかった。 モンビ姫の首として大勢の女優さんが出演してたのが笑えた。 エンドロールでモンビ2とモンビ3の女優さんの名前はあったけど、他にもたくさん居たのに気の毒。 セリフのない役者はエキストラ扱いなのかな。 最後のゲームは何かヒントがあるのかと思って必死に考えたけど、まさかの運任せ。 ティックトックも見捨てられたのかと思ったら、運良く引っ掛かってた。 人生を乗り切るには強運が必要ということを伝えたいのだろうか??? 子供向けの作品だと思うけど、斬新過ぎるキャラが怖くてトラウマになりそうな気がする。 [インターネット(吹替)] 6点(2022-10-09 12:05:19) |
5. オーガストウォーズ
《ネタバレ》 ロシア軍の全面協力による製作ということで、戦闘のリアリティが凄い。 軍の通信が妨害されて使えないのに携帯電話は使えるのが現在のウクライナの状況とそっくり。 兵力や装備で上回ってるはずのロシア軍が市街戦で苦戦を強いられるのもまるで予言のよう。 ジョージアを相手にこれだけ苦戦したのにウクライナに勝てると思ったプーチンはどうかしてるとしか思えない。 CGによるファンタジー演出とか、子供を助けに行く母親を主人公にしてる辺りが戦争映画らしくなくて斬新。 どうせロシア側の視点で描かれたプロパガンダでしょとか思ってたけど、ちょっと想像と違うとこもあって意外だった。 ジョージアの兵士がいい人だったり、戦争の犠牲になるのは民間人だということが描かれている良い作品でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-04-01 14:43:29) |
6. オートマタ
《ネタバレ》 ロボットが愛嬌のある顔をしていて興味を惹かれたけど、クリオは不気味で好きになれなかった。 改造してたのが人間じゃなくてロボット自らの進化だったというのが真相のようだけど、ほぼほぼ予想通りで驚きはなかった。 最後に作ってたロボットも気持ち悪かった。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-01-14 21:34:22) |
7. オリエント急行殺人事件(1974)
有名な作品なので見たつもりになってたけど、実際に見てみたら初見でした。 名探偵ポワロはドラマで見ていたので、ストーリーは知っていたけど、映画ならではの良さはあった。 超豪華なキャスティングなので、全員が怪しくて、事件の真相に説得力があったように思います。 ポワロのコミカルさも事件の深刻さを和らげていて良かったと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2021-06-04 17:20:28) |
8. オーシャンズ11
入念な計画だけど、拷問係がたまたま知り合いというのは納得できない。 そもそも自分たちでやればいいのにね。 金庫から簡単に戻って来られるのも都合が良過ぎる。 後で調べればいろいろとバレるだろうし、何人かは顔を知られてるので、殺されちゃいそう。 登場人物が多過ぎて、個々の活躍が薄まってしまってるのもモッタイナイ。 全体的にはそこそこ面白いだけにちょっと残念な作品でした。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-27 21:37:24) |
9. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 この設定ということを知った上で観賞したので、設定に関する驚きは無くて残念。 でも、ネタバレが無かったら、そもそもこの作品を見てなかっただろうから仕方ない。 この設定の作品をいくつか見て来たけど、設定の使い方としてはシンプル。 もっとトラップを仕込んだり、先回りして先手先手で戦うのかと思ったけど、経験値を積み重ねるという正攻法。 武器やバッテリーを事前に送り込んでおくような賢い設定の使い方は無かったものか。 何回目?みたいなやり取りはこの設定の面白味だと思うけど、何百回とか言われるとうんざりする。 もう少し1回1回を大切にするようなシナリオにした方が心に響いたような気がする。 映像がゲームやってるような感覚で、緊迫感が無かったのも勿体なかった。 現代や過去の戦争を舞台にした方がリアリティがあって良かったかも知れない。 設定がこれで、映像がゲーム感覚だと、ほんと恐怖感がゼロになってしまう。 終盤の設定解除もどうかと思う展開で、単なるアクション映画に成り下がってしまった。 いちばんハードルが高いはずのラスボス攻略が1プレイで攻略できてしまうなんて糞ゲーとしか言い様がない。 何回か失敗して、やっと成功するというゲームバランスの方が感動的だったのかも知れない。 ラストのオチもルール違反だと思うけど、ハッピーエンドにするにはこうするしかなかった感じかな。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-11 13:37:47)(笑:1票) |
10. オリエント急行殺人事件(2017)
俺の知ってるポワロじゃない。 見てるうちに違和感が解消されて慣れてくるのかと思ったけど、最後まで草刈正雄の印象しかなかった。 余計なアクションシーンとか過剰な演出はあったけど、ラストは切なくて感慨深かった。 ナイル殺人事件も見てみたいと思えたので、そんなに嫌いじゃないのかも知れない。 [地上波(吹替)] 6点(2020-12-02 21:11:17) |
11. 俺たちは天使じゃない(1989)
コメディという感じではなくて、真面目な作品のような印象でした。 脱獄囚ではあるけど、そんなに悪い人間とも思えなくて、カナダに行けるよう応援したくなりました。 ハッピーエンドなんだろうけど、ラストの別れは感慨深かったです。 [地上波(吹替)] 7点(2019-06-07 15:45:35) |
12. オープン・シーズン3 森の仲間とゆかいなサーカス<OV>
2は誰が主人公なのか曖昧な感じだったけど、本作は原点回帰でブーグがメインのお話。 サーカスを舞台にしたことで、賑やかで楽しい作品に仕上がってる。 ストーリーはありきたりだけど、そこそこ感動的な締め括りで良かった。 ウサギの扱いも相変わらず雑で面白い。 [インターネット(吹替)] 6点(2019-02-06 11:48:06) |
13. オープン・シーズン2 ペットVS野生のどうぶつたち<OV>
前作に引き続き話の内容は薄っぺらい。 ペットと野生動物の対比がテーマだけど、メッセージに深味はない。 ウサギの扱いだけは相変わらず面白かった。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-02-06 11:37:55) |
14. オデッセイ(2015)
事前情報がほとんどない状態で見始めたので、開始10分でそっちの話かよ!ってちょっと驚きました。 そこから先はほぼ想像通りの展開だったけど、火星ならではのサバイバル術が面白かったです。 [DVD(吹替)] 7点(2017-06-18 19:04:20) |
15. おんなのこきらい
《ネタバレ》 甘ったるいアイドル映画的なものを予想していたけど、意外とちゃんとした人間ドラマが展開されたので驚いた。 物語のベースは恋愛ではあるけど、ひとりの女性の成長を描いた作品だったと思う。 序盤はこの女のどこがいいのかさっぱりわからなかったけど、中盤以降はどんどん魅力的になっていって、最終的には好きになってしまってたので、完全に嵌った感じです。 それなのにこの展開ですからね。 人生って残酷だね。 これだけ可愛くて、魅力的に成長しても駄目な場合もあるんだね。 森川葵はとても頑張ってて、終盤に向けての成長力も素晴らしかったので、ハードルはかなり上がってたはずなんだけど、福原舞弓が登場した瞬間の敗北感は何なんでしょう? 成長した森川葵を軽々と飛び越えてしまった感じですね。 まだ可能性はあるはず、もしかしたらお姉ちゃんかも知れないとか祈りながら見てたけど、正直辛かったです。 負けが確定した後の諦めの悪さもリアルで痛々しかった。 そのままストーカー化してもおかしくなかったけど、ちゃんと吹っ切れたようで良かったね。 本作の纏め方としてはすっきりとしたラストシーンだったけど、本当の幸せを掴み取るまでの続編を見てみたいような気もする。 但し、突然歌い出す演出はいらない。 [DVD(邦画)] 8点(2016-12-17 16:18:52) |
16. オーシャンズ
動物ドキュメンタリー番組は大好きでよく見るんだけど、この作品はやや退屈だった。 生態に関する情報が欲しいのにナレーションはポエム状態。 ただ映像が垂れ流されてるだけと言っても過言ではない。 それでも、映像が圧倒的なので、眺めてるだけの暇潰しにちょうどいい。 [DVD(字幕)] 5点(2016-01-17 14:33:02) |
17. 小野寺の弟・小野寺の姉
姉弟のエピソードはどれも心温まるものばかりで良かったのだけど、それ以外の登場人物が総じて駄目。 もうちょっと魅力的な脇役を配置しておかないと話が膨らまないよね。 いっそ子供時代の話を2時間やれば、もっと面白くなったような気もする。 [DVD(吹替)] 5点(2016-01-06 17:23:19) |
18. 男はつらいよ 柴又慕情
寅さんは相変わらず面白いんだけど、今回は何と言っても吉永小百合でしょう。 とにかく可愛い。 ひたすら可愛い。 ラストで見せるてへぺろは必見ですよ。 惚れてまうやろー! [地上波(邦画)] 8点(2015-12-13 13:42:29) |
19. Oh!透明人間 インビジブルガール登場!?
これはB級の中でもレベルの低い部類に入る荒い作りの作品ではあるけど、 若い娘が透明人間になるという新境地を開拓しようとした意欲作ではある。 服は透明にならないという透明人間の常識を利用して、若い娘が全裸で街中をうろうろする必然性を実現してる。 ただ裸になるだけなら単なる露出狂だけど、透明人間という設定なら説得力がある。 そういう意味では、ヒロインの岸明日香にはがっかりした。 事務所の方針なのか、本人の女優根性が足りないのかはよくわからないけど、 中途半端に体を隠す演出になってるので、折角の設定が活かし切れずエロ度が低くなってる。 いっそ羽月希をヒロインに抜擢しておけば、いい作品になってたかも知れない。 [DVD(邦画)] 4点(2015-12-05 09:20:13) |
20. 思い出のマーニー
とりあえず主人公が辛気臭い。 ワクワク感とか皆無で、淡々と話が進むのでつまんなかった。 マーニーがやっと登場して、重苦しい空気を払拭してくれるのかと思ったら、マーニーも同じく辛気臭い。 もっと陽気で明るいキャラを想像してたので、かなり意表を突かれた。 その後登場したトンボみたいなキャラが多少陽気で救われたけど、全体を通して暗い雰囲気の作品でしたな。 主人公とマーニーが揃ってあんな性格だった理由には納得したけどね。 たぶん喘息なんかより治さなきゃいけないことがあるんだろうな。 あと、どうでもいいことだけど、アニメに登場するデブキャラって総じて性格が悪い設定なんだね。 そして、酷いあだ名を付けられる運命にある。 [地上波(邦画)] 4点(2015-10-10 09:42:50)(良:1票) |