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1.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
たまたま好きになった人が狼男だっただけ。たまたま好きになった人がイラン人だったり、片脚がなかったり、妻子持ちだったり、といったことと同列に、彼女が好きになった人はたまたま狼男だった。そんな彼との間にできた子供は、半分狼、半分人間のおおかみこども。幼い姉弟が成長していく様は、世の母親だったら誰もが経験することだろうし、親離れ、子離れの瞬間の切なさは、母親にしか分からぬものだろう。だからこの映画は、普遍的な母子の物語であり、〈おおかみこども〉という特異な設定ながら、誰もが共感し得るテーマを内包している。厳しい自然の中で〈狼〉としての己の運命を受け入れる雨と、普通の〈人〉としての生活を望む雪。幼い頃とは正反対に育ってしまった二人の〈その後〉が気になるところだが、映画は二人が別々の道を歩むことになったところで終わる。そして、彼らの母親は変わらぬ笑顔でいつまでも子供たちに愛情を注いでゆくのだ。母親とは何と偉大なものだろう。
[映画館(邦画)] 7点(2013-02-28 22:40:10)(良:1票)
2.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 
(注:ネタバレあります)青島が殉職するかのような予告編はやっぱりフェイクだったのね…。それにしても、「犯人確保」の大事な瞬間にあんなギャグを放り込むとは、ちょっと拍子抜け。慎吾ちゃんはてっきり両津勘吉役でもやるのかと思いきや、最後の方でやっと顔出し。青島とすみれさんのその後がやっぱり気になるところですが、一応これで完結か~。オープニングタイトルでのシリーズ紹介が一番感動した。『3』は同窓会的なノリに終始しており内容は「?」だったが、今回は『踊る~』本来のテーマに立ち戻った感があり、青島と室井さんのコンビ復活は燃えました。でも最後の命令が「バナナ」って(笑)雪乃さんと新城、沖田の登場はファンには嬉しい限り。そして、中西課長役の小林すすむさんのご冥福を祈ります。
[映画館(邦画)] 6点(2012-09-08 16:08:30)
3.  狼は天使の匂い 《ネタバレ》 
飛行機事故でロマの子供たちを死なせてしまい、命を狙われるトニーは、逃亡先のカナダでチャーリー率いる犯罪グループに入り込む…この不思議なフレンチ・ノワールは、チェシャ猫の顔とルイス・キャロルの詩から始まるように、大人の御伽噺として語られる。冒頭、母親と新しい街に引っ越してきた少年は友達を作ろうとするが、最初のグループからは拒絶され(褐色の肌の子供たちはロマだろう)、次のグループでは、差し出したビー玉の網袋をナイフで切られ、ビー玉は全て階段に転がり落ちてしまう。しかし、ラストシーンでその少年とナイフの少年(グループのリーダー)は涙ながらに別れていく。最初はチャーリー一派に捕らえられ、皆から疎まれていたトニーも、ラストは「ビー玉のため」と言って瀕死のチャーリーの元に戻り、共に射撃に興じる。的はチェシャ猫の看板だ。大人になりきれない漢たちのロマンチシズムは、香港ネオ・ノワールのジョニー・トーへ受け継がれていく。死期を悟っていたというロバート・ライアンの貫禄ある老ギャング役が絶品。ペッパー役のティサ・ファロー(ミア・ファローの妹)は、『サンゲリア』でしか観たことなかったが、若い頃はこんな可憐な美少女だったとは!
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-10 09:01:31)
4.  オーバー・ザ・トップ 《ネタバレ》 
『リアル・スティール』を観ていたら、あまりにも内容が似ていたので久し振りに観たくなった。スタローンと言えば『ロッキー』や『ランボー』よりも、何故か本作に思い入れがある。アームレスリング大会なんて地味な内容ながら、結構熱くなれるし、父と子の絆の物語がストレートながらも泣けてしまう。最近の映画みたいにやたらと銃をぶっ放したり、殴り合いになったりしないのも良い(コンボイで屋敷に突っ込んだりはするが…)。対戦相手も人間だかゴリラだか分からないような筋肉バカばかりだが、別に汚い手を使うわけでもなく、意外とスポーツマンシップに則っているようだ。ところで久し振りに本作を観ていて思ったのが、ドラマ「北の国から」との共通点だ。都会で育ったもやしっ子を引き取り、北海道の大自然の中で生活する父と子の物語。よく見れば、スタローンの垂れ目と半開きの口なんて、どことなく田中邦衛に似てたりして…(笑)日本人は、『チャンプ』とか『クレイマー、クレイマー』とかにも弱いから、本作が好きって人は意外と多いんじゃないかと思う。あ、もちろん子供の頃、腕相撲をする時には帽子を後ろに回したり、指を組み替えたりしましたよ。
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-23 21:38:25)
5.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
最初は礼儀正しく温厚に振る舞っていたが、些細なことからメッキが剥がれるように本音がポロポロとこぼれていき、お酒が入ったことで更に事態は収拾がつかないほど混沌を極める…。子供の喧嘩に端を発した、和解を目的とした「おとなのけんか」。ハムスターや携帯電話など、本筋とあまり関係のないところから夫婦間の溝まで明らかになり、敵味方入り乱れての〈言葉のボクシング〉状態。〇〇しちゃうケイト・ウィンスレットに、血管がぶち切れそうなジョディ・フォスター。オスカー女優の熱演に大爆笑!ポランスキーの悪趣味振りが存分に発揮された傑作コメディ。
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-14 19:31:27)(良:1票)
6.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64 《ネタバレ》 
相変わらず想像した通りのことしか起こらない。前作のレビューで、「続編ができるとしたら、東京オリンピックの年で、六ちゃんの花嫁姿が観れるだろう」みたいなことを書いていた人がいたが、全くその通りになった。この予定調和が心地よいのであるが、第1作でやめておいても問題はなかったと思う。
[映画館(邦画)] 7点(2012-02-04 14:39:04)
7.  踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル<TVM> 《ネタバレ》 
劇場版第1作への橋渡し的なTVスペシャル。いささかストーリーが生真面目過ぎる上、やや強引な展開が目立つ(都合良く現れる強盗や、放火犯の女一人を捕まえるのに人員を総動員する警視庁など)。青島と室井の確執を描くことで、劇場版を活かそうという試みだろうが、本作だけを単独で観てもあまり面白みはない。偉くなるのもゆるくないね~、室井さん。
[地上波(邦画)] 5点(2012-01-26 07:53:45)
8.  踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル<TVM> 《ネタバレ》 
登録ありがとうございます!!改めて「踊る」シリーズを観たのでレビューしようと思ったら、「初夏の交通安全スペシャル」はあるのに、歳末SPと秋SPがないではないか!…というわけで本作ですが、TVシリーズの最終回で交番勤務に戻された青島君が、湾岸署刑事課にカムバックするまでのお話。考えてみたら、15年も前の作品なので、みんな若い。長さんも生きてる。さらには、無名時代の仲間由紀恵や売出し中の広末涼子がチョイ役で出ているではないか!そんな新たな発見もあり、TVシリーズそのままの軽~いノリに頬が緩みっぱなし。ちょっと甘めに7点献上。
[地上波(邦画)] 7点(2012-01-26 07:33:01)(良:2票)
9.  おくりびと 《ネタバレ》 
「死」を題材にしながらも、あくまで陽性の映画である、というのが本作の最大の強みだろう。笑って泣けるエンターテインメント、ということで、米国人の受けが良いのも分かる。ただ、クライマックスの展開は余りにもご都合主義すぎる。たまたま職にあぶれた主人公が故郷に戻り納棺師になったら、何十年も行方不明だった父親が死んで戻ってきた。しかも、子供の頃に渡した「石ぶみ」を固く握り締めながら…って、そんなことあるわけないだろ!おそらくは最後の泣きどころで思い切り突っ込んでしまった(笑)
[映画館(邦画)] 7点(2011-09-02 17:21:55)
10.  狼たちの絆 《ネタバレ》 
ジョン・ウー監督×チョウ・ユンファのコラボということで、これまでのハードなイメージを期待すると肩透かしを食うが、娯楽映画としては面白い。残酷!と思えるシーンもあるが、全体的にコミカルな作りなので、後味は悪くない。チョウ・ユンファの車椅子ダンスに(彼にしては珍しい)カンフーアクションまで堪能できる。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-19 18:09:01)
11.  オーケストラ! 《ネタバレ》 
映画の三分の二はドタバタコメディで、演奏シーンなんてほとんどないのだけれど、クライマックスの「オーケストラ!」には鳥肌が立った。ヒロイン(メラニー・ロランが綺麗)の生い立ちと舞台終了後のエンディングを一挙に見せる怒涛の展開に拍手。
[DVD(吹替)] 7点(2011-05-04 21:22:15)(良:1票)
12.  おにいちゃんのハナビ 《ネタバレ》 
難病ものは苦手だ。というか、日本の映画界は「難病」というテーマを軽々しく扱い過ぎる。「とりあえず泣かせりゃいいんだろ?」みたいな浅ましい風潮が非常に気に障る。そんな「難病」嫌いな自分だが、この映画にはまんまと泣かされてしまった。(ネタバレあります)難病による「死」をクライマックスに据えるのではなく、そこから更に一歩先に踏み込んだ脚本の巧さ。もちろん演者たちの熱演も素晴らしい。「難病」嫌いな人にこそ観てほしい映画。…でもやっぱり悲しいのでこの点数!
[DVD(邦画)] 6点(2011-04-05 21:39:33)(良:1票)
13.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
映画史的な観点からはアメリカン・ニューシネマの最重要作であるが、現在のレベルで観てしまうと色々と稚拙な印象は拭えない。とは言え、当時としては考えられないほど過激な暴力描写とセックスの隠喩に満ちており、カウンターカルチャー真っ只中の60年代の若者たちから熱狂的に支持されたというのも頷ける。特にラストの「死のバレエ」の衝撃は今観ても色褪せることなく、その着弾効果の凄まじさは、後の『ゴッドファーザー』や『タクシードライバー』にも多大な影響を与えている。実際のボニーとクライドはとんでもない殺人狂で、警官と見るや容赦なく撃ち殺し、クライドはゲイ、ボニーは色情狂だったと言われる。映画化に際し、その辺りは相当美化されて描かれており(クライドは性的不能者で、殺される直前にボニーとはじめて結ばれる)、観客が彼らに感情移入できるよう配慮されている。配役としてはジーン・ハックマンやジーン・ワイルダー(映画初出演)が脇を固めており、C.W.モス役のマイケル・J・ポラードはマイケル・J・フォックスの芸名の「元」になったことでも有名。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-09-06 06:59:59)(良:2票)
14.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 《ネタバレ》 
『踊る~』シリーズは、不発だったPART2とその後の安っぽいスピンオフで自然消滅してしまうのかと危惧していたが、3作目の完成ということで、大きな期待を抱いて鑑賞に臨んだ。はっきり言って、一本の映画としての完成度は決して高くはないし、もはや『踊る~』のファンのためだけの作品と化してしまっているが、これだけ息の長いシリーズだと、「北の国から」や「ハリー・ポッター」のように、登場人物の成長ぶりを観ているだけで楽しめるというものである。あの湾岸署で青島君が走り回っているというだけで、ニヤニヤしてしまう自分がいた。雪乃さんが出てこないのは寂しいが、篠原夏美の再登場は嬉しいし、新キャラに和久さんの甥を登場させるというのも粋な計らい。ただし、腑に落ちない点も多い。今更「日向真奈美」をフィーチャーする意味がよく分からないし、青島が逮捕した犯人ってあれだけ?(本編には描かれていない潜水艦事件とかもあるはずなのに…)また、「釈放した犯人を射殺」という馬鹿げた命令を室井さんが了承するはずがなく、しかも青島に犯人の説得を丸投げとは、あまりにも無責任すぎる。もはや、警察の縦割り社会云々という本シリーズのテーマすらもなくなっているではないか!さらには、すみれさんの最後の台詞「死ねばよかったのに」ってどういう意味よ!?…と、いろいろ文句はあるのだが、久し振りに頑張っている青島君の姿を見て、自分も少しだけ勇気を貰えた。強壮ドリンクのような映画。
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-04 00:52:20)
15.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
70年代を代表するオカルト映画の名作。『エクソシスト』と何かと比較される本作だが、方向性がちょっと違う。要所要所に残酷シーンを「見せ場」として取り入れ、恐怖よりも興奮を誘う。有名なカメラマンの首チョンパシーンは米国で劇場公開時、拍手喝采を浴び、SF作家ハーラン・エリソンに酷評されたというエピソードが残っている。『エクソシスト』では失神者や嘔吐者が続出したということだが、観客の反応の違いを見ても明らか。こちらはあくまでエンターテインメント映画として作られている。これはリチャード・ドナーの的確な演出力による賜物だろう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-04-15 18:36:10)
16.  狼の死刑宣告 《ネタバレ》 
殺られたら殺り返す、という考えは映画的には実に正しく、誠実でさえある。現実にそんなことをすれば街は無法地帯と化してしまうため、ほとんどの犯罪被害者は泣き寝入りするしかないのだ。映画の中くらい、弱者が牙を剥いて野獣退治をしたっていいじゃないか。このようなヴィジランテ(自警)映画は昔からあるが、本作はその決定版とも言える『狼よさらば』のブライアン・ガーフィールドが原作を書いている。後半、リミッター解除したケビン・ベーコンの剃髪姿には感動すら覚える。彼の鬼気迫る演技がこの作品の全て。着弾効果のエフェクトは、手足がド派手に吹き飛ぶスプラッター指数の高い仕上がり。このざらつき感は『タクシードライバー』をも思わせ、ワン監督の70年代リスペクトをひしひしと感じる。今どきこんな映画を作っちゃう製作陣の姿勢がイイ。
[DVD(吹替)] 8点(2010-03-21 18:46:33)(良:1票)
17.  狼よさらば 《ネタバレ》 
「マンダム」って男性用化粧品メーカーの名前なんですね。「男の領域」とかいう意味があるらしい。そんな(どんなだ?)「マンダム」ブロンソン氏の『デス・ウィッシュ』シリーズの記念すべき第一作。このシリーズ、実は結構続いているようなのだが、邦題が全部違うので、どれがどれだかよく分からない。以前はよくTV放映されていたのだが、最近はあまり見かけないな。たぶん第一作がいちばん面白いんだろう、と思われる。内容は結構シリアスでハードなのに、ブロンソン氏のしもぶくれの顔を見るとつい笑っちゃうので、思ったより不快な気持ちにならずに済みました。最初の殺人の後、「お~神よ!俺は何てことを!」なんて身悶えていたのに、数日後(?)にはあっさり暴漢を撃ち殺している(笑)DVDに懐かしの日本語吹き替え版が収録されているのも嬉しい配慮だ。
[DVD(吹替)] 6点(2010-02-13 19:03:58)
18.  おっぱいバレー 《ネタバレ》 
映画館でタイトルを言うのが恥ずかしくて、DVD化されるのを待っていました。綾瀬はるかのおっぱいが見れないことは事前情報で知っていたけど、やっぱり見たかったな~。その代わり(?)と言っては何だが、女子バレー部のブルマ姿が眩しかった。健全な男子なら、ぼんくらバレー部の連中に共感できるハズ。
[DVD(邦画)] 6点(2009-10-26 19:40:18)
19.  おろち
久し振りに見応えのある和製ホラーを観た。やはり日本の怪談は「オンナの情念」を描くところにある。タイトルロールの「おろち」は狂言回し的な役柄に過ぎず、業の深さから自滅していく人間の姿をただ見守っている。おろちを演じる谷村美月の謎めいた美少女ぶりも素晴らしい。勿論、木村佳乃と中越典子のバトルも見応えあり。ラストのオチはよく出来た怪談を思わせ、鳥肌が立った。シリーズ化希望。
[DVD(邦画)] 6点(2009-08-17 14:10:27)
20.  おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill-
画質がTVドラマ並みというのはアレだが、内容はとても面白い。ただ、タイトルから勝手に想像していたのは、奥菜恵が『シリアルママ』よろしく人を殺しまくる映画だと思っていたので、ウディ・アレンの『マンハッタン殺人ミステリー』風の奥様探偵ものだとは意外だった。とにかく主演3人のバカバカしいやり取りが楽しい。本格ミステリを期待する向きには肩透かしを食うだろうが、コメディとしては一流。肩の力を抜いて笑いましょう。
[DVD(邦画)] 7点(2009-08-11 22:05:27)
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