1. 大いなる西部
《ネタバレ》 子供の頃。世話好きな爺さんは近所のもめ事に首を突っ込んではああでも無いこうでも無いと色々な事を僕に言っては聞かせていた。お祖母さんはそんな事をしたがる祖父にいつかやけどをするわよ、やめなさい。と慎重派であった。 「まああれだな。双方に原因がある場合は下手に割り込まないことが大事だな。良いか」孫よ。と、得意げだったのを思い出す。 昼下がり、麦茶をたっぷり入れた水差しと、ドラえもんの偽物が堂々と印刷されたお菓子をこれでもかとお盆に載せ、お茶の間に持ってきた彼は私にグラスをさあさどうぞど差し出しながら、始まろうとしている西部劇について滔々と語り始めた。ふんふんと良い聞き手に徹する孫は、肝心なところで粗筋を漏れなく先に言ってしまう祖父をたしなめながらマンガと自由研究と大いなる西部の何とも言えない乾いた大地を行ったり来たりしている。 縦横無尽に世話を焼くグレゴリーペックを二人眺めながら、 「男前ですな」 「西部の男はこうでなくてはいかん。見本にするように」 などとカットされて猛烈な勢いで進んでいく、暑い昼下がりであった。 ぽすんと膝にスナックの袋をたたきつけて、夢中でスナックを食べ続ける爺さんに、それは食べ過ぎですよと台所の方から声が聞こえる。 「もう十本くらい買っとくべきであった、百円だし」と孫の同意を求めながらペースアップする祖父に胸焼けを隠せない孫であったが、物語はクライマックスである。主人公の努力は何だったのだろうかという勢いでいがみ合う両家は決着を拳銃でつけることになる。 「この男の男前さはこれで台無しである」 と、全滅する両家を見ながら何故か鼻息が荒い爺さんに孫はこう言った。 「あのさ、止めようがなかったらこうやって死んじゃうんだよ。暴力はだめだし、そもそも諍いに首突っ込んでこの人死んでもおかしくなかったんじゃ無いの?」 まあそうなんだけどさ、とたじろぐ爺さんは、家事を終えて隣に座る彼の妻に、田代さんと藤原さんが境界のフェンスで揉めているんだ、そうそうそう言えばと即座に話題を変えて孫をひらりと躱す。 世話を焼くのは一種の娯楽であろうか。正義感の大小と行動力とユーモアの差異がグレゴリー・ペックと爺さんの境界線なのかもしれない。外見は置いておくとして。 それと、決着をつけるって腹痛が痛いみたいな言い回しだなと思ったとか思わなかったとか。 [地上波(吹替)] 7点(2013-05-07 20:24:48) |
2. お葬式
《ネタバレ》 あーあるある。 と言うとネタバレになる。もの凄い仕掛けだと思う。 [地上波(邦画)] 6点(2013-04-30 04:09:25) |
3. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 「このゴキブリの卵を煮崩したみたいなビジュアルは何とかならないのかな」 と、彼女は言う。「いや、豆なんだし」と返すが険しい顔は変わらない。漉し餡なら良いのか?と考えるが、やりとりが面倒なので言わないでおく。 お汁粉である。上品なお椀に餅が浮くデザートであるが、これが気にくわないという。かといって嫌いで有りながら、餅だけは食べ続ける。ノンストップである。 彼女に言わせると、お汁粉の汁の部分は「タレだタレ」との事で汁を全然飲まない。餅だけは延々とおかわりをし、正月のために用意した切り餅は大晦日に無くなってしまう勢いだった。 着いたり切れたりをのんびりと繰り返すガスヒーターを眺めながら、いよいよ年末にやる事が無くなったね、のどかだね。なんて言いながら、飲み物ですかと聞きたくなるほど餅を食べ続ける様はドリフのようでもある。 「俺達に明日はないってあるじゃん」 「あるね」 あれによく似てる。と説明を始めると彼女は何言ってんの?という目で餅を食い続けてこちらを見つめるが、説明するとまぁそんなもんですよね。と納得したようだ。 それというのは、餡こも善哉も好きでは無いのだが、むしろ嫌いな属性だがそれに餅が入っている状態は好きなんだという。もちろんあんころ餅ではダメで、汁粉になった状態だけが非常に美味しいのだという。汁は飲まない。 一方で件の映画は、犯罪者を取り上げたり賛美したような映画は好きでは無いが、と言うよりむしろ大嫌いだが、それが刹那的な賑やかさを振り掛けられられると、非常に面白かったりする。もちろん単なる犯罪者の腫れた惚れたではダメで、的確にデフォルメされた状態だけが見ても大丈夫な手合いである。演出は褒めない。 この映画の、的確にデフォルメされた犯罪者二人の如く、汁粉に浸かった餅は非常に旨いと言う事で話はまとまり、大晦日の夜は更けていく。そばを食う余地はもう無いだろうなんて考えながらテレビを眺めている。 そう言えば、この映画以外で取り上げられる二人にはもの凄い嫌悪感が湧く。全く許せる余地が無い。やはりよく似ている。そう彼女に説明すると、面倒くさそうに「もうお腹いっぱいだから汁飲んで」と、汁粉の部分だけが目の前にやってくる。 後三、四日は炬燵から動かないだろうななどと考えると、吹き出物が止まらないであろう正月が待ち遠しくなったりした。 [地上波(字幕)] 6点(2013-02-03 17:30:51) |
4. おくりびと
《ネタバレ》 寒いさなかに、一人で山道を走る。軽自動車の上げるエンジンの音は悲鳴のようだった。だけど、捉えようのない気持ちを三つのピストンがたたきつぶしてくれる。喪失感は車が坂道を上っていくにしたがって別の何かに置き換えられ、心を埋めていく。ようやくたどり着いた高台に車を止めて街を見下ろすと、何となく止まっていた時間が動き出すのを感じた。 バッグの中から小さな魔法瓶を取り出して、コーヒーを紙コップに注いだ。コーヒーの苦さで色々な辛さが澱のように重なり、段々と、もう死んでしまったあの人の声がよみがえった。 その日偶然見たおくりびとの作中、大悟は大切な物を失ってしまった。その大切さに気付く頃、もう手に入らない様々なものをどうして良いのか咀嚼できないままに納棺師になる彼を見ていると、胸の痛みは耐えられないほど大きくなっていった。 彼はわだかまりの大きさと、生きていく方法の少なさを受け入れることが出来た。それを暖かく溶かして再び柔らかく作り直す事が出来た彼を見て僕は、どうやっても涙を止める事が出来なかった。想いが込められた石は大悟の個性を形作るためにずっと側に居たという事実を彼は知る事が出来、僕も安堵を覚えた。 その夜、何となく見下ろした街の灯の中にも、僕の居場所があるのかとため息を吐き出しながらじっと座り続けた。何時間にも感じられた時間は本当は長くも短くもなかったけど、永遠に繰り返し続ける堂々巡りの中にも答えの気配を感じる手がかりのような物を感じた。 記憶に残された様々な言葉は傷つける対象を求めて蜷局を撒いている。いつだって変わる事はないかもしれない。それでも少し割り切れる事もあるのだろうかと気持ちが固まると、僕は何となくサイドブレーキを下ろして、街の光に混ざり込む事にした。 [地上波(邦画)] 9点(2013-01-05 03:48:44) |
5. 俺たちフィギュアスケーター
《ネタバレ》 クスクスできる。フィギュア好きの人とみたらかなり楽しめる。Dreamworksの技術は伊達では無いのである。 [DVD(吹替)] 7点(2012-11-29 13:09:03) |
6. オール・アバウト・マイ・マザー
《ネタバレ》 なんだろう。凄く不快感がある。唐突にゲイっていうのが許容できなかったのだが、なんだこれ、この監督ゲイ芸の有名人とかなのか? ゲイである必然性を感じなかったけど、この監督的にはマストだったんだろうな。EU圏の映画では結構面白さを秘めているような気がするのだが、なんだろうこの許せなさは。やっぱこれを見て思ったのは、自分は許容できない側なのかなってことか。結構寛容じゃないのかオレはって思っていたが、その実映画を見ただけで不愉快だったのを考えると現実のゲイの人に拒否感を持っていたことに何となくそうかもな、って感じたりする。 色んな問題提起を含んでいるのに、結局これしか印象に残ってない。ものすごい飛び道具だよな。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-19 11:32:56) |
7. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 良い邦画。 とにかくCGの使い方が巧妙。なんかギトギトしていてゲームのムービーみたいなんだが、それがアニメのような効果を生んでいる。たぶん意図していないんだろうけど結果オーライ的な良さ。 それが不思議な架空の昭和時代に誘ってくれる。寅さんとか石原裕次郎や黒澤映画に漂う、じっとりした空気感ではなく、清潔で現代から文明が飛び出した部分を切り落としただけのような不思議な街。お年寄りに言わせるとこれが良いらしい。本当の当時っていうのは暑くて寒くて汚くて不便なだけだったとか身も蓋もない事を言ってしまいつつ、「でも生活の中にいろんな事があった」とこの映画の美しい昭和に自分の思い出を合体させて懐かしむ。 このもくろみは大成功だったといえるんだろう。どの年代が見ても楽しめて、思い思いの昭和をかみしめる的な。 この世界の中で普遍的な感動劇を様々なキャラが演じるとなれば、もう泣くしかないでしょ?いい話だった。見終わった後、全編通じて学生時代だった90年代を振り返った。昭和を生きた人たちと自分の年代、不便の度合いは違うけど自分の子供時代を同じように振り返るんだろう、きっと。この後の年代の人もずっと延々とそうだろう。 特別な時代だけど普遍的。そういうテーマって優しくて良いものだ。 [地上波(邦画)] 8点(2012-05-17 17:07:00)(良:1票) |
8. 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
《ネタバレ》 寅さんをほとんど見ていないのだけど、子供の頃この竹下景子が出て来る本作を見て、あのラストシーンのあの切なさと言ったら。見ていて寅さんがどちらに転ぶのか、何となくわかっているのにどこかでそれを否定してしまう。 でも、あのまま寅さんがくっつく姿もまるで想像できないんだよなあ。邦画の良さが大爆発している。 [地上波(邦画)] 9点(2012-05-01 03:08:35) |
9. オーバー・ザ・トップ
《ネタバレ》 もう何年も前、学生の頃にボーッと眺めていたテレビで流れていたこの映画に、思わずめちゃくちゃ感動しているのだった。 自分にはもう何もない、そういう気持ちで生き続けていた。家族の元にいられなくなった彼の中にあるのは、妻と子供だった。取り返しのつかない過去にもがいて、生きるか死ぬかを決める最後の賭に出る彼の心境はどのようなものだっただろう。 画面の中で、自分の惨めさにつぶされそうになるホークを見ていると胸がつぶされそうになった。ハッピーエンドに心が洗われ、彼の人生をやり直せるだけの大きな何かを手にした彼の手には、お金ではないもっとしっかりした物が握られていた。 この後、彼らの人生がすさんだりしないだろうかと本当に心配している自分にちょっと気恥ずかしさを感じたりしたが、誰にも言わないでそれをそっと心の中にしまって記憶のなかに置いてある。直球で語られる良い映画だったが、それを真っ昼間に放送する12チャンの懐の深さも相当なものだ、と思う。 [地上波(吹替)] 8点(2012-04-29 07:59:22) |
10. おもひでぽろぽろ
《ネタバレ》 高畑勲の最高傑作である。高畑勲のなかで最高傑作である。高畑勲の最強の一手である。 とにかく高畑勲の作品の中では最高レベルのアニメで、見所が盛りだくさんだ。ノスタルジックな昭和40年代という世界に、公開当時の若年層にはメルヘンチックに感じられる触ったことがないのに懐かしく感じられる小道具をちりばめ、トレンディドラマといわれたドラマの俳優を声優として起用して物語にプラスアルファの質を与えている。 さらに、アニメには見られないしわや陰影を付け、視覚的リアリティをますという手法には実験的な意欲とその労を惜しまない姿勢に裏付けられた実在感がある。 ちびまる子市場の裾野の広さに獰猛に食らいついたジブリのマーケティングの技術力と、バブル期の金の力が気持ち悪い絵を気持ち悪くないんだと洗脳電波をゆんゆん飛ばしてくる非常に不気味な作品だ。 それだけに拝金的側面というか、人を取り込もうとする猥雑な側面というか、ジブリの獰猛さというか、そういう暗黒面全開なのである。実は何にも考えていないし作り出しても居ないのに、技術だけでそういう風に見せるという究極の姿だ。見るべき物がたくさんある。 このどん欲な勝つためなら何でもするファイトスタイルこそが高畑勲のすごさなのだと思う。 [地上波(邦画)] 4点(2010-09-23 01:23:56) |
11. オールド・ルーキー
《ネタバレ》 良い。アメリカの野球映画はタマラン。ホントに球速そうだし。 もしかしたらまだまだやれるんじゃないか。もうやれないと思う、がやらないとそれを確かめることが出来ない。やりたいんだからしょうがない。これ以上引き延ばすのは自分の過去と未来に申し訳が立たない。 そんな強い意志が実在感を持って迫ってくる。実際の周りの反応はもっと冷たいものであったと思うが、こうやって物語になってみるとものすごく良いではないか。決して一番になったとか、最大の成功を手にしたとかそういう人生ではないが、その場所とのつながりを捨てず、その場所に行き、その場所で生きた。 大人のディズニー映画という暖かい雰囲気が、良い余韻を感じさせる。私はインターネットで彼のその後を上手に見つけることはできなかったが、講演者として活躍しているのは本当らしい。詳しいことは知らない。しかし、彼の発する言葉は必ず聞く人を鼓舞することだろう。 [DVD(吹替)] 7点(2010-05-05 18:29:30) |
12. オーメン(1976)
《ネタバレ》 なかなか面白い。 前世紀ではこうしたオカルトな雰囲気というのは、いまよりも強烈に恐怖感を喚起した。簡単に、馴れ合いを通じた大量の情報交換というものが出来ない時代には、こうした題材をあつかった映画を見たあとはジワジワといつまでも恐怖感が心の中に残る。そうやって出来以上に楽しむことが出来た。 今、オーメンを初見でどれだけ楽しめるのか。と、ふと考えると、きっとまず特殊効果に突っ込んでしまったり、もっと早く始末してしまえよと展開を待ちの姿勢でみてしまうのかもしれない。見終わったあとには作品評や666の意味を調べたり映画の裏舞台を調べているうちに、情報収集の方がメインになってしまうだろう。 これだけ受け手が変わってしまうと、そのままの状態では何かとちぐはぐな感じが抜けない。それでもしっかりした画作りと、スプラッターではなくオカルトで怖がらせようという話作りには見所も多い。 閉鎖的な世界観を肯定して、オカルトに愚問を持たず、素直に怖がれればこの映画を楽しめると思う。この映画を見たのはVHSしかレンタルビデオ屋に無かった時代。この時代にオーメンを見た人が、今もう一度見直したならいろいろな発見があると思う。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-23 19:50:18) |
13. On Your Mark CHAGE & ASKA
当時のジブリの技術カタログ的なものとして、結構見応えがあると思う。 SF作家宮崎駿丸出しな世界観とか意匠はがっつり興味を掴んで来た。際だって新しさのある展開とは思えないシーンで構成されているけれど、表現的に当時のアニメでルーチン的にこなせる範囲でどの程度迫力や謎感を出せるかという実験の一部(というか残骸か?)を少しだけ見学できたような気になれた。 そういえば、95年以降の宮崎駿の映画で、この作品のような(もしくはこういう風にやりそうな)プロットやデザインを前面に押し出した、宮崎駿SF的な世界観の映画は無く、現実的な世界に異世界を浸食させたスタイルの作品が多い。 よくよく考えてみると、95年以前のようにネットの一般的でない世界では、SFといえば現実をスリルのある異世界に置き換える常套手段だったように感じるが、95年以降は現実世界や現実にあった世界をちょっといじくると簡単に異世界を作り出せるようになった。知らない現実を簡単に調べられるようになったからではないかと思うが、世界観の作り込みで、受け手の想像できる範囲を気にしながらやらなくてすむようになったからかもしれない。 そういう意味で、作者がやりたいように作っても理解され始めていることがわかってしまったとしたなら、当時としても新しいようでいてすでに古かったのだと思う。 [地上波(邦画)] 7点(2009-09-11 01:23:05) |
14. OK牧場の決斗
《ネタバレ》 私の中ではそこそこ面白いんだけど、そんなに面白いか?っていう感じなのに思わず見てしまう代表的な西部劇。という位置づけ。 というより、ワイアットアープとドクの話って、なんかよくわかんないいざこざで話が大きくなって、なんか決闘する。という大まかな流れしか追わずにボーっと見てしまう。でもなんかいいんですよね、もう、史実だしいっかみたいな感じでぜんぜんドキドキしないんですけど、決闘だけはなんか知らないけど応援しちゃうみたいな感じです。 それにしても荒野の決闘と違って、モッサリしてますよね(笑)伝統芸能なのか?っていうほどのあの様式とあの風景。たまらんなぁ。決闘までがもうどうでもよくてすんごいイライラするんですけど、OK牧場に行くあのシーンからは黙ってみとけな状態です。 これって何回見たかわからないし、これからもテレビでやってたらボーっと眺めてしまうであろう映画なんですけど、一番よく見たのが幼稚園から小学校低学年くらいなんですよ。だから細かい筋なんかはよくわかってないし、当時はこれを映画であるという認識すらしていない。 だけど、見るたびにあのアープとホリデーの変な関係がかっこよくて憧れちゃうんですよね。やっぱいいなぁ西部劇は。別に面白くなくたって、どれだって放送してくれているとうれしい。 [地上波(吹替)] 6点(2009-08-14 20:21:13) |
15. 狼よさらば
《ネタバレ》 殺しすぎ。 でも何となくわからないでもない。こういうことに巻き込まれたら自分が死んでもいいから殺してやろうと思う人もいるのかもしれない。 そういうもしかしたらあるかも、って思わせることができたところがヒットの要因なのかも。 imdbでも最近のレビューでもウケているようだけど、わかる気がする。 だってこんなめちゃくちゃなものどんな国の誰がいつの時代にみたって衝撃的でしょう。 70年代の淡々とした絵が妙に生々しいし、実際の作りよりもよくできて見える。 でもまぁ、こういう品質になっちゃったというのは何となく偶然なんでしょう。いろんな要素が折り重なっておもしろくなっちゃったみたいな。そういう味わいは貴重だ。 これはテレビで何度となく見てるけど、吹き替えのあの雰囲気もなんか異様でいい。 続編の暴れぶりもすごいと思う。ダーティハリーもそうだったけど、映画会社の都合でどんどん妙な味わいが追加されていくのもこういう映画の魅力だと思う。 [地上波(吹替)] 6点(2009-07-07 00:44:23) |
16. オープン・ウォーター
ただひたすら怖いだけ。 得るものが何もなかった。こういう映画の生活での使い方が分からない。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-24 13:01:16) |