1. ハウルの動く城
やっぱみんなキムタクの声の話ばっか先行しちゃうんですね、どうしても。それだけで映画としては損してるなぁと思う。それはさておき、見た感想としては、構造として千と千尋の神隠しのまんまかな、と。女の子が不思議な場所へ行って、怪物に変身する美少年に出会って、魔女に困らされて、最後はハッピーエンド、と。これが前作の場合は、「千尋の成長」という流れで物語がくくられてたわけだけど、今回は「ハウルの謎の解明と恋愛」で一応くくってある。だけれども、そのわりには軸がぶれまくってるので、見た後、物語的なカタルシスがあるかといえば、ないわけで。いろいろ詰め込んだせいで、メインテーマが描ききれてなかったように思いました。でも。でもまあそんなこと最近の宮崎アニメにはもうどうでもいいことかもしれない。もう、物語の主軸を通すとかどうでもいいのかも。キャラクター、音楽、小道具、相変わらずすべて一級品です。見てる間、普通に楽しめる。それを素直に受け取って、余計な感動を期待しないのが、いい観方なのかもしれない。やっぱり、次の作品が見たいなぁ、と思わされたもんなぁ。ほんとにたくさんの、最高の素材を使っている映画でした。それゆえにこの作品は、ラストよりも、序盤の「おい、これどうやって収拾するんだよ」と思わされてる時が一番面白かったです。 8点(2004-11-20 23:30:43) |
2. はつ恋(2000)
とてもきれいな物語。真田の選択がいい。 8点(2003-12-05 00:45:54) |
3. 花とアリス〈web〉
淡々としてていいなぁと思った。 終わり方が潔くてすごくいい。スケッチ的な撮り方で、スケッチに適していて、それがWEB映画にすごく合っていた。このやり方、いいんじゃないでしょうか。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-21 01:08:08) |
4. 花とアリス〈劇場版〉
岩井作品の映像は見ただけでそれとわかる映像のぼかしのようなものがありますね。なんかやってるんだよな絶対。何やってるのかわからないけど。それが実に雰囲気ある絵作りになっている。それで撮られてる女の子は、やっぱりすごくきれいに見える。でもやっぱりスケッチかな。ところどころすごくいいシーンがあるけれども、まとまりには欠ける。スケッチに徹するならWEB版くらいの淡々さのほうがよかった。やや長い。正直アリスのスカウト関連の話なんかは蛇足だったような気がしないでもない。なんでこんなに蒼井優が推されてるのか。たぶん、映画とるときに蒼井優があんまり良かったからエピソードガンガン増やしちゃったんだと思う。もちろん成功してる部分はあるけれど、そのせいで蒼井優のプロモーションビデオ感が否めなかった。結論として、個人的にはWEB版のほうがよかったです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-21 01:05:35) |
5. ハッピーフライト(2008)
もう少し面白くなれた気がする。わりと中途半端なところで落ち着いてしまった印象です。キャストはいいし、監督もよかった。ただ脚本だけがもうひとつだった。やりたいことと映画のトーンが揃ってない気がしました。家族とかで見に行ったり、暇つぶしに見るにはいい良作です。でもこれを観ておかないと後悔する映画ではないと思います。 [映画館(邦画)] 6点(2008-11-25 22:46:14)(良:1票) |
6. パッチギ!
青春群像劇として、終始一貫したスタイルで、当時の日本を切り取っている映画だった。それはとてもよかった。若い精神が、監督おっさんなのにちゃんと描けていてすごい。ただ、ちょっと見てて痛かった。若者ゆえのバイオレンス性がこの映画の魅力なのもわかる。でも、ビー球のシーンとか、見てて「痛てててて」ってなった。そりゃビー球入れて殴ってたら、いがみ合うよなぁ、と思った。全体的に殴りすぎ。蹴り過ぎと感じてしまいました。そうやって暴力一杯のわりには最後の乱闘のシーンは引き分けで終わった、とか言って消化不良だし。仲間の弔い合戦なのに途中で抜けて産婦人科行ってる場合か?こればっかりは好みの問題だからしょうがないと思うけれども、ちょっとケルナグール要素が強すぎて抵抗を感じてしまったのが正直なところ。 [映画館(字幕)] 6点(2005-06-29 03:21:17) |
7. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
別になんの文句もない映画だったが、この映画本当につくる必要があったのかな、とも思った。 [地上波(邦画)] 5点(2010-11-09 01:50:17) |
8. ハンコック
ものすごくふつうの映画だった。この映画を見るくらいなら「Mr.インクレディブル」を見たほうが、同じテーマをもっと良質に味わうことができると思う。 [映画館(字幕)] 5点(2010-03-21 03:32:47) |
9. ハルフウェイ
北乃きいが、パーカーの上に制服きて、ポケットに手を入れながらむくれた顔で河原を歩いている一枚絵には、ずいぶん力があるなぁと思った。たぶん彼女自身が本当にこういう人だからだと思う。すごくリアルに見えた。映像もきれい。音楽もいい。あとは、これが30分の短編映画だったらどんなによかったことか・・マジでそうすべきだったのでは。 [映画館(邦画)] 5点(2009-11-23 02:21:25) |
10. ハリー・ポッターと秘密の部屋
原作を読んだほうがいい。やっぱり映画化はきつい。 5点(2003-12-04 22:13:06) |
11. ハリー・ポッターと賢者の石
家族みんなで「たまには映画でも見に行くか」みたいな展開になった時に安心して楽しめる映画は、やっぱり上映しているべきだと思う。そういう点で価値がある。上映が終わったらもういいや。 5点(2003-12-03 23:21:23) |
12. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
前作を見てからだいぶたっているので、完全にストーリーを忘れており、どちら様でしたっけという人続出で今ひとつのめりこめなかった。 まぁ、それを咎めるのはかわいそうだと思うけど。ただ、個人的にハリーポッターシリーズには、「大人から子供までみんながそれなりに楽しめる」という要素を期待していただけに、完全に置いてきぼりにされているのが少し悲しかった。たぶん小説を読んで楽しむべき作品なんだと思う。 それにしても子供たちがあんまりかわいくなくなってる。そろそろ限界か。あとハリーはキスした彼女をほったらかしにしすぎだと思う。もっと青いハリーが見たかった。 [DVD(字幕)] 4点(2007-12-17 11:07:32) |
13. バイオハザード(2001)
ミラ最強伝説。ゲームから離れたストーリー展開にしたという選択はよかったと思うが、だからといってそれが面白かったということにはならない。映画としてはバイオ自体が割りと陳腐な設定なのかもしれない。 4点(2004-09-23 13:29:42) |
14. ハンニバル(2001)
前作にあった静かな怖さがなくなっていた。 4点(2003-12-04 21:59:50) |
15. バトル・ロワイアル
原作のようにエンターテインメントで処理しない限り、膨大な量の突っ込みを入れながら見ることになってしまう。でも笑えたけど。 2点(2003-12-03 23:49:05) |