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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3885
性別 男性
年齢 53歳

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181.  バッドボーイズ(1995)
本日、長い長い続編を観て正直疲れてしまってる状態なので、コチラが何だか良心的な作品に思えてきてしまう。しかしその実態はと言うと。この映画、予告篇がわりとよく出来てたんですよね~何だかとんでもなく凄まじいアクションがオンパレードの映画かと思ってたんですが、観てみたら、結構フツーかも(最近そういうの多いけど)。ま、確かに「魅せるアクション」にはそれなりにこだわってるようですけどね。とりたててワクワクするものも無いけど別に面白くない訳でもない。ヒマ潰し用映画の有力候補に挙げられてしまいそうな映画ですな。
6点(2004-01-11 00:39:40)
182.  バッドボーイズ2バッド
この映画の見どころというと、まあ簡単に言ってしまうと例のごとく、1にキャラ、2にアクション、3にカメラ、ってとこでしょうか。しかし、このキャラ、そんなに魅力あるかなあ。軽いノリの裏に観客に何か感じさせるものがあるのならともかく、心底まで軽いので、本当に「毒」と言えるものが無い。これではただの、「ちょっと乱暴だけど愉快で気のいい2人組」。バッドボーイズの名が折れる。もしこの映画のタイトルが『グッドボーイズ2グッド』だったとしても私は驚きませんよ(ってか、むしろその方が毒が生まれると思うぞ)。しかしアクション、これはスゴイ!カーチェイスがホントにスゴイ!私も育ちの良い方ではないので、カーチェイスさえあれば何杯でも飯が食えるタチ、これはもう堪能いたしました。カーキャリアから転落したクルマがゴロゴロ~ゴロゴロ~って転がりまくり、しまいには何で転がってるのかよくわからん車までゴロゴロ~!特殊効果を交えようと何しようと、あくまで泥臭いカーアクションにこだわってくれたのは大感謝、この究極のカーアクションを目の当りにし、少し目頭が熱くなった事は否定しません。で、ここまではまだ良かった。この映画、ここからが長い長い長い!(このレビューの長さの比ではナイ)。あのカーチェイスがラストだったら随分映画の印象も違ったハズなんだけど。途中の捜査の描写がスゲーいい加減なのは、まあ観てる側も最初から期待してない訳で、とにかくキャラの魅力とカメラ頼みのアクションで映画を無理矢理つないで行くのですが、キャラの魅力に関しては上述の通り、コチラとしてもそうそう長時間は付き合いきれない程度のもの。カメラ(というかCG)についても、ふ~んどうやって撮影したのかなあ、という素朴な疑問が頭をよぎりはするものの、感心するよりは正直鼻につく。で・・・この映画いつまで続くんだろう、とちょっと不安になり始めたころ、ようやく訪れるクライマックス、だけどこれがもう支離滅裂、刑事アクションなのに戦争モノに挑戦ってか?こういうのは、実は一度やって欲しかったので大変よろしい(何だそりゃ?)。それに、ついにジャッキー映画も米映画にパクられるようになったか、と思うと何となく嬉しくない訳でもない。という訳で、CM込み2時間位にズバズバ編集した状態でTV放送された暁には、この映画の評価は急上昇するに違いない、そんな映画であります。
6点(2004-01-11 00:03:31)
183.  バルタザールどこへ行く
うーん。シューベルトの引用といい、どうも感傷的すぎるような・・・。この曲を聴くと何とも気が滅入ってくるのですが、どうやら、この映画がトラウマになってるらしい!でも真に強い感銘を呼び起こすには、もう少し何がしかのバランス感覚があっていいと思うのですが。光あっての陰、希望あっての絶望、ではないでしょうか。
6点(2003-06-07 01:07:52)
184.  ハリー、見知らぬ友人
動機はともかく、やってることはただのストーカーです。だから結局、ありがちな映画になってしまってます。「自分もこんな目にあうかも~」という恐怖感も、特にありません。はい。
6点(2003-05-17 03:45:39)
185.  バトルトラック
敵の装甲トレーラーにバイクで戦いを挑む主人公!ストーリーのスケールの小ささは、ニュージーランドの荒野をバイクで縦横無尽に横切る雄大なシーンで、充分カバーされ、お釣が来る程だ。ラストも予想どおり、いやいや、期待通りで、もう大満足。ウソ。中満足くらいかな。
6点(2003-05-17 03:39:28)
186.  破壊!
これはもはや一種のパロディみたいな映画でして(特に結末が・・・)。最近では「金はかかってるがあまりスジの面白く無い映画の監督」という印象のハイアムズですが(と思ってるのは僕だけ?)、昔はこういう、金は無くともヒネリのきいた映画を作ってたわけで、ハイアムズの違った面、というよりもしかしたら、本来の姿、が楽しめる映画です。
6点(2003-05-17 03:25:39)
187.  バイオレント・サタデー
うーん。なんかラドラムの原作とは似ても似つかない不気味な作品に仕上がっております。もちろん原作に忠実である必要などまったく無いわけですが、それにしてもこれではなんだか悪い夢でも見てるみたい。
6点(2003-05-17 03:09:06)
188.  パージ:エクスペリメント 《ネタバレ》 
どういう作品かよく知らずに見始めて、またこれまで同様にパージが描かれるシリーズの一本か、ぐらいに思ってたらそうではなくって、時代は遡ってパージ制度導入の頃が描かれてます。社会の分断が人々を自衛に走らせ、過度な自衛がまた社会を分断する、というこのシリーズ、未来のディストピアを描いたつもりが、予想以上に早く、現在の現実社会が映画に追いついてきてしまったので、映画の方から時間を巻き戻して現実社会への批判を正面衝突させよう、ってことなんでしょうか。 もはやパージでも何でもなく、ただの殺し合い。殺し合う人々と、それをモニタ越しに観察する人々との間の分断は、もはやひとつのシステムとなり、分断は結束に繋がることなく、新たな分断を呼び起こす。 しかしこの作品の前日譚たる設定、なんだか作品の枷となってしまってて、批判臭こそ漂えど、作品の限界を感じさせもします。いっそシリーズから独立した別作品にしちゃった方がよかったのでは。後のシリーズに繋がる内容、つまりパージ法がこの後導入されることは作品の縛りになってて、ラストでは絶対に「革命」なんか起きっこないことが、わかっちゃってるもんね。いや、実際にラストで「革命」が起きるかどうかではなく、起きるかも、と思わせるだけで充分。希望があればこそ絶望があり、絶望があるからこそ希望がある。 それはそれとして、無法状態の一夜、それがおしなべて暗い画面の中に、時に光を交えながら描かれます。雰囲気はいい、かもしれない。でも、この暗さの中で、アクションはいささかゴチャゴチャし過ぎ、ちと見にくい。終盤の階段での乱闘は、ちょっと良かったけど。 登場人物の配置なんかも魅力的な部分はあるのですが、やや消化不良かと。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-20 20:59:01)
189.  ハイキック・エンジェルス
というワケで、かつてアクション女優と言えば志穂美悦子さん、でしたが、彼女のいわば「妹たち」、とでも言いますか、いや「娘たち」かな。ま、まさか「孫娘たち」・・・ああ、何ということを。 まあともかく、彼女の後継者とも言うべき素敵なお嬢さんたちが、これでもかと格闘アクションを見せてくれます。なんか、癒やされますねえ。なんででしょうねえ。 ってのはいいんですが、さすがにこれだけ中身がスカスカなのも、ちとツラい。いやストーリーがスカスカなのはまだいいとしても(ダメだけど)、その無いも同然のストーリーを、ただ追いかけるだけ、というのはいささか工夫が無い。小道具なりセットなりに、何か印象に残るものを盛り込めなかったか。もうちょっとハッタリやコケオドシがあってもよくはなかったか。 一部、強すぎるほどの光が画面に採り入れられているのは、そういう表れなのかも知れないけれど、これは単に見苦しいだけ。 青野楓さんはクールな役柄ですが、正直、顔立ちと役柄がマッチしていない印象。と言って、このアクションがデキる女優さんを新たに探してくるのはいささか困難だと思われますので、脚本の方を彼女の雰囲気に合わせて手を加えるのもアリだったかも。それにしても驚異の足の長さ。子安さんとのシバキ合いは、見ごたえあります。 そういえば青野楓さんと宮原華音さんが一緒にジムをされてるとかで、動画をアップされてますねえ。というわけで対決の続きは、Webで。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-17 22:25:33)
190.  ハレンチ学園
このスピード感、テンポの良さ。決して侮れない作品・・・だとは思いつつも、あまりにくだらなく、行き当たりばったりで中身がない。できれば弁護したいのですが、私の手に余るのです。すみません。 そもそもコレ、実写化せずに済ませることは出来なかったんでしょうか。しかもこんなそうそうたる顔ぶれで。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-06 22:37:08)
191.  パラドクス 《ネタバレ》 
人生コレ、所詮は同じことの繰り返し、ってか? んなコトは今さら言われなくても、なあ。 不条理モノ、です。「無限に続く階段」など、登場人物がある空間に綴じ込められてしまう。というエピソードが連鎖して、どうもその小ループがさらに大きなループの一部をなしている、というカスケード構造。 この作品、そのアイデア一発勝負みたいなところがあって、これぞというような、惹きつけられるシーンが無い。ので、ちょっとツラい。 時系列を弄るのは、そりゃ作り手側は編集でどうにでもできるからいいけど、それを見てただ謎解きさせられるのは、たまったもんじゃない。やはり、「それでも惹きつけられる」ためには、見せ方の工夫があってこそ、だと思うんですけどねえ。 ループに閉じ込められた衝撃を、どう見せるか。どう感じさせるか。年月の経過を表現するのに、ゴミの山だの伸びたヒゲだの、それ以外に工夫はないのか、等。 いや、テーマは悪くないと思うんですけど。とにかく、それをどう見せるか。エピソードを減らしてでも、もう少し丁寧な「コワさ」が欲しかったかな、と。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-03-12 10:36:39)(良:1票)
192.  バスケット・ケース2
双子の兄が、顔に手が生えているだけ、みたいな異様な姿をしていて、バスケットケースの中に潜んでいる。という作品。 前作のラストで兄弟2人、いや1.5人くらいでしょうかね、は、悲劇の転落死を遂げたはずなのですが、この続編は前作のラストシーンから始まり、「いや、死んだなんて一言も言ってないもんねー」とばかり、1.5人とも実は怪我だけで済んでたことにして、さっさと物語を開始してしまう。なるほど確かに前作のラストは救急車のサイレンで終わってたもんなー。効果音も、入れてみるもんです。 でこの第2作。フリークスたちのコミュニティがあって、彼らもその仲間入りをすることに。と聞けば何だかイイ話のようですが、このコミュニティの面々が、何とも言えん特殊メイクで、ヘルレイザーっぽさ全開、なんですね。どうも妙な雰囲気で。 で、それを嗅ぎつけた記者が、秘密を暴こうとする、という展開。 前作よりナンボか「ちゃんと映画を作ってる」という感じはするものの(あくまで相対的に、ですが)、その分ちゃんと、面白くなくなっていて、結局、両要素を掛け算すると大体同じようなところに落ち着いてしまうのかなあ、と。 ラストはまるで、「第1作に続く」とでも言いたそうな。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-06-12 08:00:12)
193.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
いかにもといったモチーフをこれ見よがしに散りばめて社会批判、一丁上がり、最後はどうせ修羅場に持ち込んでお茶を濁すんじゃないの、という悪い予感はあったのだけど、実際にそういう展開になってしまうのを目にすると、つくづくウンザリしてしまう。一体、いつまでこんなコトやってんだか。これはもしかして、「オールド・ボーイ」病とでも言うべきものなのでしょうかね。 ただし、劇中では戯画化されているとは言え、ある種の真実がここに反映されていることは、確かでしょう。格差社会による貧富間の分断は、弱者が強者に寄生して他の弱者を蹴落とす「弱者間の分断」にまで至る。政治・経済の面では保守と革新が骨肉の争いを繰り広げて、李政権・朴政権が行った革新への徹底的な弾圧に対し、現在(2021年初頭)は文政権が保守に対し粛清と言ってもよいような弾圧を繰り広げている。末期を迎えたトランプ政権が引き起こした騒動は、世界を驚かせたけれど、これだって「韓国ではすでに何度も見られてきた」お馴染みの分断の一光景、と言えるのかもしれない。 「近代社会の崩壊」という観点では、おそらく、我々の隣国は世界最先端を走っている。そして他国もまた同じ流れを辿ろうとする以上、決して対岸の火事とは言い切れない訳で。そういう、時代の危機感とのリンクがあってこその、本作のパルム・ドールとオスカーW受賞なのでしょう。
[地上波(吹替)] 5点(2021-01-11 10:35:58)(良:2票)
194.  パラノーマル・アクティビティ
「こういうもんだと思って楽しむ」タイプの作品、ですね。我々の方もちゃんと「こういうもんだ」と思う準備はできてるんですから、何もそんなに一生懸命、「なぜ撮影をするのか」を言い訳がましく劇中で説明してくれなくってもいいんですけれども。 「手品師にしては、たかがスプーンを曲げるだけなのにヘタクソ過ぎる」から、これはマジックではなく本物の超能力なんだ、という理屈。ドキュメンタリを装ったこの作品も、ヘタクソであればあるほど本物らしくなる、という趣向でしょうか。まあ確かにユリ・ゲラーだって、もう少し技術があったなら、イスラエルで営業できなくなることもなかっただろうし、逆に、世界的に知られることもなかったんだろうけど。 とは言え、本作もホントにヘタクソでデタラメなのではなくって、ヘタクソを装っている部分があり、むしろ、会話のシーンなんかではオフの音声を利用したカット繋ぎ(疑似的に、音声の切り替えが映像の切り替えに先行するような効果)を感じさせる場面もあったりして。 固定されたカメラが、「何かが起こる」ことを待ち続ける。我々も、画面内のどこで・いつ・何が起きるかを、固唾をのんで見守ることになり、こういうのは、映画を見る上でのちょっと楽しい経験でもあるのですが。ただ、結局そればっかり、ではあるのよね。 はい、「こういうもん」ですから。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-13 12:32:00)(良:1票)
195.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
本作に至り、ヴォルデモート卿はすっかり、神秘性のカケラもない鼻が低いだけの単なるオッサンと化してしまいました。これならきっとハリー・ポッターでも勝てるだろ、と観てて思っちゃうのですが、ラストの一騎打ち、どちらが勝つかはネタバレになるので書きません。 ついにホグワーツに襲い掛かるヴォルデモート卿ご一行様との攻防戦が見どころ、のハズなんですけれど、まあこれが、盛り上がんないですねえ。襲ってくる連中がショボいってのは置いておくとしても、まず襲撃を待ち受ける内部の不安を描いて、緊張感を高めて、攻防戦があって、ついに侵略される・・・という段階を踏まない一本調子なもんで、ただのドタバタになっちゃってます。 燃えゆく競技場の描写なども、あんなもんでいいんですかねえ。なんか、哀しみみたいなもんは、無いんですかねえ。禁欲的と言えなくもないですが。 いよいよラストの対決。頑張れ、ヴォルデモート!
[DVD(吹替)] 5点(2019-05-11 12:29:34)
196.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 《ネタバレ》 
2部構成らしい、出し惜しみ感満載ですけれども、ハリーたち3人が脈絡なくあちこちに旅するオハナシ(ってか、ストーリーがあるのかどうかもよくわからんが)で、3人が脈絡なくあちこちの場所に現れるもんで、一本の映画でさまざまなシーンが楽しめるってのは、これはこれで悪くないもんです。 で、いよいよシリーズ終盤、主人公たちも成長し、「それにしてもハーマイオニーがこんな美人になるとは」とか「それにしてもロンがこんなブサイクになるとは」とか、皆さんいろんな意見があると思いますが、私も正直、どちらがロンでどちらがドビーなのか区別がつきませんでした。なんてね。 と、ロンのことをケチョンケチョンに書きたくなるくらい、このPART1では、ロンを徹底的におとしめて欲しい、ドン底に叩き込んでほしい、と思っちゃうんですが、ハリーはロンに甘すぎる。ケンカしてもすぐになあなあになってしまい、せっかくの緊張感も雲散霧消してしまう。ロンが長い長いトンネルをくぐってこそ、PART2でのハーマイオニーとのキスシーンに深い感慨が起ころうというものを、アレはまーったく意味のないキスシーンでしたね、プンプン。 すみません先走りしてしまいました。 さあ、この先どうなるんだろう。PART2が楽しみだなあ(汗)。
[DVD(吹替)] 5点(2019-05-11 12:10:36)
197.  はやぶさ 遥かなる帰還
無言で宇宙空間を飛び続ける「はやぶさ」を主人公にしてもお話が持たないので、地上でのドラマが中心となり、なんだか「タロとジロが殆ど登場しない南極物語」といった感じなんですけどね。あれやこれや、こまごました葛藤を挟み込んで、はやぶさが帰ってくるまでの物語を何とか繋いでいく、それはそれで結構なんですけど、あまり芯になるようなエピソードもないので、もうひとつ張り合いがない。「はやぶさ」という誰もが知る直近の題材なもんで、あんまり現実とかけ離れたコトもやりにくいのかも知れませんが、ちと縛られすぎなのでは。登場人物の誰もが平凡で、奇妙なことは何も起こらない。映画なんだから、ちょっとくらい「面白いウソ」を入れてもいいと思うんだけど、ここには「ホントっぽいウソ」しかない、それが残念。 ラストまで、皆が聞き知っている「はやぶさ」の最期、そのまんま。盛り上がりません。 神社で山崎努が渡辺謙に、座りませんか、と誘う場面があって。それなら桜の季節、今度は渡辺謙が夏川結衣に、座りませんか、と一声かけてベンチに座ってくれたら、ちょっと気が利いてたんじゃないの、とも思うのですが、そういうセリフもなくって。まあそのあたりは、好みの問題かも知れませんが。
[DVD(邦画)] 5点(2017-01-19 23:46:33)
198.  バッド・ガールズ(1994)
ジョナサン・カプランって聞き覚えあるんだけど、誰だっけ誰だっけ。あ、『告発の行方』。 こちらも女性を中心にした映画だけど、びっくりするぐらい「女性映画」になってない。娼婦がひょんなことから客を殺害してしまい、お尋ね者の身に。で、どこでガンさばきを身につけたか、女ガンマンとして活躍する、わりと能天気な西部劇。しかし女優4人並べて、これがちっとも娼婦らしく見えない。だって、彼女らの過去も、現在の境遇も、ろくすっぽ描かれないし、ハダカの描写もかなり抑えまくりの安心印だし。不遇が描かれなければ、そこから抜け出すことの喜びなり興奮なりも感じられません。 もしも、ムズカシイこと抜きで娯楽作品として楽しんでください、ってんだったら、もうちょっとカッコよく描いてくれればいいんだけど、スローモーションの使い方のあまりのダサさ。うう、つらい。 ゴールドスミス御大の音楽も、何だか勝手に盛り上がってる感じ。 女優さん4人は、結構がんばってるんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-26 20:43:54)
199.  バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生
「マジンガーZ対デビルマン」と思って観てたら、最後に突然キューティーハニーが現れて大活躍する、という趣向でしょうか。 冒頭こそ気合の入った破壊シーンを見せてくれますが、あとはグダグダ。とりあえずバットマンもスーパーマンもアタマ悪すぎ。いや、別にヒーローが賢くあって欲しいとは思わないけど、ただ本作の場合、映画がこうも無駄に長くなってしまった一因は、彼らのアタマの悪さにあると思います。 スーパーマンはどうやら、人々に嫌われているらしい。だけどその描写は、デモの光景に簡単に集約されてしまう。こんな説明シーンじゃなく、何か、スーパーマンに代わって我々の心に突き刺さるようなエピソードは無いもんなんでしょうか。 CG垂れ流しの中で、その後、緊張感をはらんだスペクタクルと言えるようなものといったら、撮り直しのきかないラストの「丸刈り」シーンくらいかも知れません。これもCGだったりして。
[DVD(吹替)] 5点(2016-08-13 08:22:39)
200.  ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど 《ネタバレ》 
かつて日曜洋画劇場に一番ハマってた中高生の頃に放送されてたのを懐かしく思い出しますが、あくまで個人的な思い出であって、映画そのものに特に惹かれた訳でもないんですけどね。どっちかというと変な映画、なもんで、印象には残ってます。本作のせいで「だからハリソン・フォードにラブロマンスは似合わないんだ」みたいなことを言われちゃうのですけれども、いえいえ、ハリソン・フォードは必ずしも悪くないと思います、武骨で不器用、それ故の一途さと哀感は、しっかり感じさせてくれました。それを言うならむしろ「ピーター・ハイアムズにラブロマンスを撮らせるな」でしょう。脚本もハイアムズで、この脚本がまず変。第2次大戦下、米軍のハロラン中尉がと街角で出会った女性と唐突に恋に落ちる、まーこれが本当に唐突過ぎ。我々はまったくついていけません。しかし彼女は人妻、禁断の恋。しかも映画後半で、ハロランは偶然にも彼女の夫(演じるはクリストファー・プラマー、確かにH・フォードとは対照的)の特殊任務をサポートする事になり、2人でドイツ軍内部へと潜入。この夫ってのが頭でっかち実務サッパリのダメ親父、ハロランの助け無しでは任務遂行などとても無理。当然、ハロランは彼を助けるか、あるいはこの機会に亡き者として妻を奪うか、苦悩することに……ならないんだ、これが(笑)。ここからはアッケラカンと普通にアクション映画になってしまう。彼が愛する女性の夫である事実をハロランが知るのも完全に後回し。クライマックスの橋のシーンは、一応、ハロランがその苦渋の決断を迫られる見せ場になっているのだけど、どうやら、クリプラ演じる夫が再三、意外に謙虚な発言をしていたので、すでに「こいつはいい奴だ」との結論に至っていたらしい。ふたりの間に芽生えた友情などこれっぽっちも描いていないのに? こういう安直さが、どうにもイタダケナイなあ、と。ついでに言うと、どうして橋の下にあるのは「川」じゃなくって「泥」なんだろうか、見映えしないなあ。とさらにダメ押しのケチをつけてしまうのでした。そうそう、あと、娘の役でパッツィ・ケンジットが出てたのが、今回観た意外な発見でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-14 12:23:05)
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