21. 半落ち
ストーリーの説得力がなく、整合性に欠ける部分が多く、リアリティ無視。こんなものを映画で作る必要があるのだろうか。レンタル料金を返して欲しい。 [DVD(邦画)] 3点(2006-01-04 08:09:56) |
22. 8人の女たち
映像がきれいだし、出演者が楽しんでやっているのが伝わってくる。7点以上に評価するのは難しいけれど、佳作です。 [DVD(字幕)] 6点(2005-12-30 13:16:13) |
23. 二十日鼠と人間(1992)
落ちが読めなかったら、8点にはしたと思う。落ちがある映画って、こういう点が辛い。 [DVD(字幕)] 6点(2005-12-27 23:47:21) |
24. 初恋のきた道
したたかな女は、こうして「初恋」をものにするのか…という話。 5点(2004-11-01 20:53:30)(笑:1票) |
25. ハリーの災難
これを面白いと思うには無理がある。 4点(2004-11-01 02:22:14) |
26. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
困ったなあ、これが好きじゃないとキューブリックファンには入れてくれないんだよなあ。 5点(2004-10-25 14:22:40)(笑:2票) |
27. バーバー
どうしてもB級っぽく創ろうとするところがキュートだと思う。最初にDVDのカラー版で見たのは、返す返すも情けない。 [DVD(字幕)] 8点(2004-10-24 17:26:16) |
28. バートン・フィンク
劇場で見て、「最高!」と人に勧めまくり、「全然面白くない」と言われまくった覚えがある。そして、今は、当時の面白ささえも覚えていない。 7点(2004-10-24 17:25:12) |
29. 花
身内が出ている宴会の出し物だと思って、ひいき目に見てやれば、結構感動できるかもしれない。しかし、リアリティに欠ける、不自然な設定が多い、俳優女優が誰一人として自分が演じている人物を分かろうとしないで演技しているなど、典型的な日本映画。◆大沢たかおの演技は観客の目線で演技しているように見えるが、それは余りにも観客を馬鹿にしている。 3点(2004-10-24 10:20:24) |
30. ハンニバル(2001)
美しい。イタリアって形而上的な映像になるよなあ。 [DVD(字幕)] 7点(2004-10-24 00:14:07) |
31. 母の眠り
演技派の三人が、ツボにはまった演技をするのだが、メレル・ストリープが頭抜けている。そのせいで、レニー・ゼルフィガーがレニー・ゼルフィガーを演じているようにしか見えないし、ウイリアム・ハートがウイリアム・ハートを演じているようにしか見えない。 [DVD(字幕)] 5点(2004-10-08 20:44:14) |
32. 背徳のメス
田村高広がこんな役やってたんですねえ。だけど、うまいですよ。32歳でオールドミス呼ばわりされ、部長に蹂躙される婦長さん…今じゃ考えられない設定だよな。脚色がうまいなあとは思いますが、多分、原作の方が良さそうな感じがする映画です(原作が絶版なので読んでないのですが)。 [ビデオ(邦画)] 4点(2004-05-31 13:27:11) |
33. ハート
イギリス映画っぽい。母親と息子の近親相姦的な感情をもう少し表に出すと、もっとおもしろかったかな。マリア(サスキア・リーヴス)はうまいと思うけど、今ひとつ内面が描けていない気もする。◆ゲーリーの主治医がなぜ、マリアを知ることになったのかが分からなくて、?になった。 6点(2004-05-04 18:14:06) |
34. 背徳の仮面
これ、まじめに作られた隠れた名作だと思います。看護婦のクリスティーンをやっているアマンダ・ドノホーが、うまくはまっています。せりふにない演技をやっているので、一番鍵となる彼女の行動のコンテキストがすんなり入ってくるし。救急部門が閑散としている(イギリスでは実際そうなのかもしれないけど)のが、かえってサスペンス色を出していて良いです。フラッターズの名曲グレート・プリテンダーもうまくマッチしてます。レンタルビデオで見たのですが、映画館で見たら7~8点になったかも。邦題で存してるよなあ。エロ映画だと思ってたよ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2004-04-20 08:43:27) |
35. バリー・リンドン
「キューブリックで何が一番良い?」と聞かれると、「バリーリンドン!」と答える私だが、10点ではない気がする。「フルメタルジャケット」は10点なのだが。 [DVD(字幕)] 9点(2004-04-17 02:12:40)(笑:1票) (良:1票) |
36. パンチライン
スティーブンがライラに惹かれるところがもう少し描かれないので、唐突感あり。「コンペティション」と筋が酷似している部分があり、脚本の力量を疑う。しかし、この脚本・監督のヘボぶりをトム・ハンクスの演技でカバーしていると思います。 あと、アメリカ人でないと分からないんだろうなというギャグ満載のため、ついて行けない残念さが残る。 5点(2004-01-05 14:00:10) |
37. パッチ・アダムス
あれだけ周りを巻き込んだ大胆な「クリニック」をやりながら、その結果の悲劇を受け止めきれず、一切を等閑に付そうとする態度にはがっかりした。作品の出来以前に、アダムスの態度に無責任さと偽善を感じ、感情移入はできなかった。映画にしたための誇張や脚色が、そう感じさせたのだと信じたい。それなのに、この映画に感情移入できる人が多いということに、違和感を持った。◆医療の出発点は心と体を区別しない・できない「癒し」にあったのだろうと思う。しかし、高度に進歩した医療の下では、医者は第一に一流の技術者であることが「主」であって、患者の人間性を受け止める能力は「従」になることはやむを得ない。もちろん、権威主義的で、患者の心を無視するような医者は論外だ。医者には、治療のアウトカムと患者の気持ち比較考量する能力は必要だ。しかし、現代の医療は、クールヘッドをつきつめていくと、ウォームハートが置き去りにされるということが起こりうる。医師に限らず、現代社会の職業性やプロフェッショナリズムは、須くこの課題をつきつけられているが、人間の生死を扱う医師は、やはり特別重いだろう。◆本物のアダムスは、おそらく、そういったことを悩んだのだろうと思う。彼の成績が優秀であったということは、彼が一方で真剣に医学を修得しようとしたということだろうから。しかし、映画の脚色では、その当たりの悩みは皆無だ。医学生がクリニックを開くという暴挙は、アダムスの悩める試行錯誤の賜であったろうが、やはり、きちんと否定されるべきである。そこで起きた悲劇は、その未熟さ故に起こったことである。そこで患者が死んだらどうする?という問いに、なぜ死を恐れるのかと答える傲慢ぶりには愕然とした。アダムスが朗々と語る理想は、映画の脚色とはいえ実に陳腐にうつる。できそこないの新興宗教の教祖となんら変わらない。志が高ければ行為が全て許されるというのは、プロとはいえないし、帝国陸軍と一緒ではないか!◆DVDの字幕は、私でも分かる不適切訳が散見されて、大切なところをかなり意味が違ってくる感じがした。立花隆か誰かが、訂正してあげて下さい。◆ ロビン・ウィリアムスは、イムソムニアとストーカーがベストパフォーマンスである。 3点(2003-12-09 02:29:59) |