1. 判決前夜/ビフォア・アンド・アフター
これは別に事件前と事件後で家族がどう変わったかよりも、「身内が殺人を犯してしまったとき、どうすべきか」を問うている映画だと思った。タイトルに引きずられない方がいいと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-30 10:34:41) |
2. ハスラー
男の哲学を描いたなかなか深い映画だと思う。ミネソタファッツのような寛容で物事に動じない男にも憧れるが、その時その時を全力で駆け抜けるエディみたいな刹那的な生き方にも憧れる。 [DVD(字幕)] 8点(2011-10-14 10:17:41) |
3. パーフェクト・ゲッタウェイ
《ネタバレ》 犯人カップルの二人きりの時の会話など、いろいろ腑に落ちない点がいくつかあったのでいろいろネットで調べたら、どうやらそうではないことが分かってきた。そこでもう一度犯人視点で見返してみたら、二人きりの時の会話がほとんどダブルミーニングで、犯人でない場合と、犯人である場合、両方に当てはまることが分かった。一度観ただけではよく分からない映画というのもどうかと思うが、これは最初から二回観ることを前提として作られていて、それがこの映画の楽しみ方なのだと思う(恐らく口コミ効果で二回劇場に足を運ばせることを目的としたのか?)。シドニーがあまり殺人に乗り気でないというところが肝心で、そのための消極的な発言が観ている者を混乱させる原因になっているのだが、スレスレのところで矛盾したことは言っていないことがわかる。 [DVD(吹替)] 9点(2011-10-08 22:25:18) |
4. パラノーマル・アクティビティ
ミカが「役立たず」とか言われて、ヘタレに描かれていますが、なんのなんの、最後までケイティを見放さないのは立派。 [DVD(吹替)] 8点(2010-12-04 01:15:50) |
5. バッド・エデュケーション(2004)
《ネタバレ》 性描写が露骨すぎて見てるこっちが恥ずかしくなってしまった。笑うしかないというか。最初の回想シーンが撮影中の映画だったというトリックはいいアイディアだと思うが、ラスト、神父がふらっと現れて告白するんじゃなくて、そこにもなにかサスペンス的な演出があれば良かったと思う。 [DVD(吹替)] 6点(2008-03-17 23:49:48) |
6. パッチギ!
あまり知られていない役者(個人的に塩谷とか高岡をよく知らなかった)を使っているのもいい。違和感なく入り込めた。ただ、大友康平とかに出てこられると冷める。 全体がとてもいいバランスでまとめられいて、特にラスト、康介の歌と、喧嘩と、出産が絡み合う演出は見事である。今時こんな無骨な邦画も珍しいんじゃないか。 ただ何を伝えようとしている映画なのか…ということを考えると、よく解らなくなってくる。ただの青春映画として位置づければそれなりに楽しめるが、背景にあるのが「戦争」なので、そう単純に捉えることも難しい。「戦争を終わらせるためには戦争しかない」という考え方も個人的には納得しがたい。結局学生らの喧嘩も報復に次ぐ報復で、果てることがない。取りあえず「私達はもっと歴史のことを知るべきだ」ということは感じた。 [地上波(邦画)] 8点(2007-10-24 00:59:11) |
7. ハーダー・ゼイ・カム
ジミークリフがとても情けないヤツに描かれています。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-17 00:56:09) |
8. 波止場(1954)
マーロン・ブランドのまぶたがやたら腫れぼったいのが気になった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-02 17:15:25) |
9. 半落ち
全体に漂う緊張感はあるが、映画としては弱い。 「尊厳死」や警察の「隠蔽工作」の問題を多くの人に考えてもらいたいということでの映画化には賛成だが、 動きが少なく、映像化には不向きな作品である。というか映像化するのであれば、もっと視覚的な演出を心掛けるべきだと思う。 「演技しない演技」にあまり過大な評価をするべきではない。 6点(2005-03-29 19:53:22)(良:1票) |
10. 蝿の王
ラスト、子供達の変わり様に戦慄。 7点(2004-12-30 15:53:12) |