1. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
呪われた不死身の海賊という設定は結構ありきたりかなと思いましたが、実際に見てみると面白いですね。海賊たちが海底から忍び込んでいく場面が一番好きです。ジョニー・デップも面白いキャラクターを演じきっていますが、どうも中盤がごちゃついていてよくないです。 6点(2004-07-30 01:18:50) |
2. バットマン リターンズ
今回はバットマンは影薄くなってますね。奇形に生まれ親に捨てられた不幸なペンギンと、何をやってもうまくいかないセリーナことキャットウーマン、この二人のほうが目立ってます。それでもやはり、心に傷を持つ3人の主役が複雑に絡み合っていて面白いです。ティム・バートンの独特の世界観も前作よりも色濃く出ているし、それに加えてはかないラブストーリーも。アメコミの実写版とはいえ、アクションオンリーではなく、「バットマン」のストーリーを軸に、深い物語を展開しています。むしろアクションを楽しみに観ると面白くないと思います。 8点(2004-07-21 15:39:50) |
3. バットマン(1989)
ヒーローなのに、実は復讐心を根強く持っているという設定が好きです。一般人を超越したような存在ではなく、等身大なヒーローというのが見ていて親しみをもてます。今ではちょっとダサく見えてしまいますが、そこを気にしなければそこそこ楽しめるとおもいます。 6点(2004-07-21 01:47:09) |
4. パルプ・フィクション
全てがかっこいい映画でした。長髪のトラヴォルタもよかったし、アフロに髭のサミュエルもとてもよかった。ユマ・サーマンははじめて見たけどセクシーで不思議な魅力があったし、ハーベイ・カイテルの落ち着き払った性格と車に乗った時のワイルドさのギャップがとてもよかった。特に誰が主役というのはないようだけど、どの俳優もうまく味が出ていて飽きることはなかった。ストーリーは名前の通り特に深い意味のない、あるギャングの間に起こった数日間の出来事を描いているだけだが、時間を巧妙に組み替えることで、三文小説の域を超越した映画になっている。映画の中で時間的にラストにあたる部分は、トラヴォルタが殺されてブルース・ウィリスが逃げるところだが、強盗のシーンをラストにもってくることによって、明るいエンディングになるし、トラヴォルタが死んだのは、あの奇蹟を神の力だと信じなかったからだということが説明されるシーンとなる。とはいっても、宗教をどうこういっているわけではなく、「あの時の奇蹟を信じないからだぜ!」くらいの、この映画特有の軽いノリで片付けられている。そのため中途半端な宗教感や善悪感が持ち込まれることがなく、素直にストーリーと出演者の魅力にはまることができる。音楽も軽快なものと、ロマンチックなものが織り交ぜられており、選曲のセンスも見事だった。なによりも、名作というものは、やはり映像が他の映画と違う、オーラのようなものを出しているなと感じさせられる映画だった。編集が特殊なので好き嫌いがはっきりと分かれそうですが、好みに関わらずその特殊な編集方法は見ておいて損はないと思います。 10点(2004-07-19 19:04:30)(良:1票) |
5. パール・ハーバー
映画館で見たのでかなりお金がもったいなかったですが、迫力のある戦闘シーンを大画面で、高品質の大音量で見られたのがせめてもの救いでした。でもストーリーはお話にならないくらいくだらないです。この映画の脚本だか原作を書いた人の恋愛感がおそろしいです。それともアメリカ人はあれくらい軽いノリなんでしょうか。いくらなんでもあんなに軽いとは思えませんが…。アメリカ人主観なのも癪に障るので、真珠湾奇襲のシーンが終わったら停止してしまいましょう。その先はくだらないラブストーリーしかないんで。(04/8/13追加)トラトラトラ!のようなどちらにも偏らない視点で描かれた、エンターテイメントではない映画を観るとさらに評価が下がるクソ映画ですね 0点(2004-07-12 20:17:53) |
6. ハード・トゥ・キル
復讐劇とはいえ、すでに抵抗できないような相手を殺す残虐なシーンばかりで全くすかっとしません。あれだけ殺してたら冤罪は晴れても殺人罪でしょ。アクションといってもこれはやりすぎてます。それに、あれだけ家族の事を思ってるように見せかけて、復讐の前に他の女と関係もっちゃうって…。さらにさらに、敵役があまりにもショボイ。しゃがんでたり隠れてる相手に全弾撃ち切って、戸惑ってる間に殺されてるんじゃ迫力も全く感じられません。まだまだこれ以上つまらない映画があるかもしれないので一応1点にしておきます。序盤にあった強盗かなんかをを倒すシーン以降は見ないほうがいいでしょう。ほんとにつまらなかった。 1点(2004-07-09 23:35:21)(良:1票) |
7. バック・トゥ・ザ・フューチャー
何度見ても面白いですね。エンターテイメントとしては最高峰ではないでしょうか。おそらく永遠に開発されないだろうタイムマシンを題材にしているので、街や画質などは古臭く見えても、ストーリーの根本が色あせることはない、不朽の名作です。 8点(2004-07-09 18:35:35) |
8. バリー・リンドン
キューブリック映画の特徴である皮肉や批判が全くと言っていいほどないように思える。テーマは人生は何が起こるか、どう転ぶかわからないといったところだろう。しかし最もキューブリックが表現したかったのはストーリなどではなくて、視覚面だとおもう。この映画のために開発されたカメラでの撮影。人間の表情がやんわりと、とてもきれいに見える。他にも風景やもや~っとした、はかなさのようなものを感じ取ることができた。ストーリーよりも映像に夢中になってしまう珍しい作品。 9点(2004-06-12 15:16:29) |
9. バタリアン
「Night Of The Living Dead」が実は真実だったという設定は面白い。続々と墓から這い出てくるバタリアンは賢く、しかも走って追いかけてくる。音楽も状況とマッチしていて結構楽しむことができた。しかしバタリアンに囲まれた状況をどう打開するか期待していたので、ミサイル一発で終わりだったのは残念だった。最後に雨が降って菌がまた広がるという事を想起させるのは良かったと思う。 6点(2004-06-06 22:22:29) |