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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1411
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ハウス・シャーク 《ネタバレ》 
ひさびさにサメのトンデモ映画を観て大笑いしたかったのですが、大いに選択ミスをしてしまいました。ひさびさに「オレの時間を返せ!」的な怒りの気持ちと「貴重な人生のひとときを何でこれに費やしてしまったのか?!」的な後悔の念に苛まれてしまいました。  それでも冒頭のサービスカットに期待感が湧き、下ネタの連発に下品ながら大笑いの予感。登場するサメの上半身とヒレと下半身が別パーツ感のチープさにホッコリし…決して悪い雰囲気ではなかったのですが、兎に角流れがダルい。尺が長い。下ネタが微妙にズレてる。登場人物のキャラがキモい。サメ退治の作戦がウケない。ほぼ全面的にダメでした。図らずもチョットだけ笑ってしまうカットがあったので最低点ではなく2点献上します。  マジで「2」を作りたい感マル出しのエンディングとエンドロール後のオマケカットですが、仮に「2」が出来ても観ないだろうなぁ。否、欲望に負けて観ちゃうのかなぁ…。
[インターネット(字幕)] 2点(2024-05-08 20:45:06)
2.  パラレル 多次元世界 《ネタバレ》 
パラレルワールドと標榜しつつもタイムパラドクスものとの区別がつきにくい構成の作品。基本部分の説明はほぼすっかり割愛されているので、本作をもってして「SF」と言って良いのかどうか、微妙です。  そもそもこの姿見(鏡)はどういう仕組みでパラレルワールドと繋がっているのか?角度を変えると何故繋がらなくなってしまうのか?何故パラレルワールドでは基本の世界の180倍の速度で時間が進行しているのか?(本来は先行他作等で見られるように逆では?)全てのパラレルワールドが180倍速なのか?だとしたら何故基本の世界だけが異なるのか?等々、数え上げればキリがないというくらいに謎だらけの設定です。  そんなことはどうでもいい。肝心なのは結果だ、ということであれば説明不要という理屈も無きにしも非ずですが、それにしては都合よくパラレルワールドを利用し過ぎています。他の世界の人間とのスリ替えだとか技術や表現の持ち出しだとか。時空を跨いで併用すれば時間や空間に必ずや不整合が生じるはず。重量バランスが破綻してしまうとか時間に歪みが生じてしまうとか。その辺はほぼ無視して物語は進行して行きます。だいたいからして生身の肉体がどうして耐えられるのか?  理論的とか科学的とか、この手の作品の下支えをしてくれるべき基本的構造が欠如または崩壊していることが本作の最大の弱みかなと。いっそファンタジーやコメディ、場合によってはヒューマンドラマに特化してしまえば気にならなかったかも知れませんが、あくまでもSFサスペンスとして鑑賞しようとしたために面白味を感じられなかったというのが結論です。  ただし、パラレルワールドを時間軸に重きを置いて表現した、と言う部分にオリジナリティを感じたので若干甘めの6点献上です。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-02-22 15:08:10)
3.  パペット・キラー 《ネタバレ》 
幼い頃から日々ホラーばかり見せられてれば(それもスプラッター系)、そりゃ心の発達に影響が出ますよ。ジェイミーが挙動・言動不審な高校生になっていても何ら不思議はありません。彼女(唯一の理解者?)がいるというのが奇跡かも。  そして、たった一人?の親友がパペットのサイモンで、幼少時のジェイミーなりの願いから我が血によって命を与えたくなってしまったというのも理解出来ます。  それ故、嫌いだった継母が行方不明になったのは、自分が命を与えた親友のサイモンが殺してしまったから、と今に至るまでずっと信じているというのも頷けます。  更に、思い出の?別荘に恋人や友だち(本当の友だちなのかは判りませんが)と連れ立って夏休みを謳歌したいという気持ちも解ります。僕にはこんなに仲良しがいるんだ。どうだい、サイモン?みたいに。  つまりは、決して目新しいものではないにせよ物語の筋としては真向批判したくなるような作品ではないのです。  何が問題かって一番の問題はキャスティングじゃないでしょうか?主人公も彼女も友人たちも、どう見ても高校生じゃありません。保護者会とまではいかないまでも大学生にだって見えないです。見始めて何よりもこのキャスティングに唖然としてしまい、その後は作品世界に入れず、出演者の演技やら各シーンの演出やらストーリーの展開やら、何かにつけて???だらけ。  サイモンを某有名狂暴呪いの人形の真逆をいくようなオトボケハンドパペットにすることでひと味違うコミカルなホラーに出来そうなのに、はたまたセクシーなダイナマイトバディのお姉さん方が活躍してエロティックなホラーにも出来そうなのに、すべて空振りといった感となってしまうのは、個人的にはひとえにキャスティング故です。  結果、どこに寄せて作り上げたらいいものか方針決定しないままに製作してしまったような不完全燃焼感溢れる作品に思えました。なので辛めの評価です。  ちなみに、ジェレミーのお父さんは何でラストに登場したのでしょう?何しに来たの?ほぼ存在感なし。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-05-01 13:14:59)
4.  バッド・マイロ! 《ネタバレ》 
これ好きです。ハマりました。クリーチャーもののホラーだけれど下ネタ満載で少々グロネタも飛び出すコメディ。そのくせヒューマンドラマでもあると言う盛り沢山の作品。適度な尺で中だるみすることもなく一気に楽しめますね。  怪物の名前はマイロ。マイロと言うと「マスク」の名脇役犬を想起してしまいますが、こちらのマイロは宿主(いや別に寄生している訳ではありませんが)の怒りやストレスの権化。ダンカンの怒りが頂点に達すると肛門から体外に飛び出し、彼のストレスの元を食い散らかすのですね。なんとも便利?な存在です。  激しい感情が具現化して本人の意に反して暴走するという物語は、過去にもあったような既視感はありますが、こちらのマイロさんは超常現象的な存在ではなく、実体化して体内に潜んでいるというアイディア。しかも、これも何だか既視感があるレトロタッチの風貌で、冷静時には妙に可愛らしくもあり、怒り狂うと身の毛もよだつ恐ろしい形相に変貌するという極端な二面性モデルの怪物デザインも良いです。  キャスティングもピッタリ。ケン・マリーノさんが良い味出してますし、ジリアン・ジェイコブスさんが茶目っ気のある美しい奥さんを良い感じで演じてます。セラピストもダンカンのお母さんもその若い夫もなどなど、主な登場人物がそれぞれに魅力的。  中盤からダンカンいい加減に着替えてよみたいにストレスが溜りましたが、私にはマイロは居ないようで安心して楽しめました。ま、良い子と一緒に家族で鑑賞はNGですけれど。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-03-20 12:57:27)
5.  パラドクス 《ネタバレ》 
難解ですね。作り手が予め抱いていたひとつながりのイメージに肉付けしていった感じ。  ラスト近くで一気に種明かしをするわけですけれど、一種の運命論なのか?それとも変種のパラレルワールド論なのか?正直今もって見出せません。  非常階段の9フロア行ったり来たりや田舎道行ったり来たりという小さなループが、35年間というもう少し大きなループに包含され、更には一人の、と言うより人間誰しものと言った方が良いのかも知れませんが、若い頃の幸福が年とともに不幸へと遷移していく流れへと繋がっていく?この監督さんの脳内イメージには置いてけぼりにされてしまいそうです。  正気と狂気の境界を行ったり来たりの難解なループ。この監督さんの次なる作品「ダークレイン」も併せて観ることをお勧めします。イカレタ世界観にハマるかどうかはアナタ次第。私は今のところ片足ハマって藻掻いてます。なので今のところ6点献上に止まります。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-03-05 23:52:09)
6.  ハッピー・デス・デイ 2U 《ネタバレ》 
見事な続編。前作はコメディタッチのホラーで尚且つヒューマンドラマでしたが、今作は何となくホラーテイストは残しつつSFベースのコメディ&ヒューマンドラマに衣替え。ひとつの話の流れの中で、ジャンルの異なる2作の整合性を保てるなんてただただ脱帽です。  そして、前作で明かされていなかったタイムループの謎の種明かしをしつつ(一応量子力学を持ち込んでいますが少々雑なのは良しとしましょう)、今作では時間軸のズレを用意してツリーがパラレルワールドに入り込んでしまったという新たな設定に。  この世界では亡くなった筈の母親が生きている。仮令別人格となろうとも母親と生きるべきか、それともカーターと愛し合える元の世界に戻るべきか。ツリーの深く悩む姿は最早感涙もの。この辺りの「愛」の捉え方を観ていると、どことなく「インターステラー」の世界観を思い出してしまいます。(個人的に観たばかりだからかも)  ツリーが只管自死し続けるところや幾つかの結構不適切な台詞や演出には、目くじら立てて苦言を呈する人もいるに違いありませんが、そんなことを忘れさせて感動を与えてくれるハートウォーミングなドラマに仕上がっています。  今回も登場するお洒落なエンドロール。そしてそこに登場する後日談。お馬鹿なだけで別段恨む必要もなさげなダニエルを、被験者としてループ地獄に送り込んだツリーには少々呆れましたが、最後の最後まで楽しませていただきました。  第3作の構想が無きにしも非ずということですが、普通なら流石に3作目はコケそうなところ。でも、この製作陣はきっと予測不能に驚かしてくれるんだろうな。
[インターネット(字幕)] 9点(2023-02-16 23:57:16)(良:1票)
7.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 
ホラー作品と思って観始めたら冒頭は少しばかりスロースタート。B級青春ドラマと見間違える雰囲気。矢鱈とヒロインのお馬鹿っぷりが披露されて行きます。そしてマスクマン登場。あっさりヒロイン撃沈。ん?グロさ皆無。これってホラー?  そしてタイムループ開始。当然戸惑うヒロイン。でも混乱しているようで何も変わらない。寧ろビッチ度増強。ところがループを繰り返すうちに事の真相に気付き始める。  そこからの展開はスピードアップ。ビッチ、ビッチャー、ビッチェスト(bitchは名詞だっけか?)とばかりにエスカレートしたかと思えば、悟りを開いたかの如く超好感度善良女子大生化したり、死に様も様々ならば反撃も創意工夫したりと実に面白い。  ループ脱却には犯人を殺してしまえばいいという彼女なりの結論を得てからの展開も良いですね。そう簡単には目的を果たせないし、果たせたかと思ったらどんでん返し。そうきたか!といった感じ。いやいやお見事。脚本の妙ですね。  思えば、そもそも何で誕生日にタイムループし始めたの?とか、犯人候補と真犯人それぞれの死亡の件でヒロインは逮捕勾留されてもおかしくない立場と状況だとか、そんな野暮は言いっこなしですね。ハッピーエンドに相応しいエンドロールも素敵でした。  きっちりヒューマンストーリーとしても完結している贅沢なB級?ホラー&コメディ、迷わず8点献上です。  ちなみに、この監督さん、「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの頃はイマイチと思ってましたが、監督としての前作「ゾンビワールドへようこそ」以来注目してます。なので、同監督作品で未見の続編は当然観ます!
[インターネット(吹替)] 8点(2023-02-14 12:03:39)(良:2票)
8.  パラノーマル・アクティビティ5 《ネタバレ》 
まず始めに、今更POV風に撮る必要があるのでしょうか?切迫した状況下でカメラを回し続けるなんてこの夫妻には到底無理。と言うか不自然に過ぎます。定点カメラの映像についてはこのシリーズの「らしさ」でもあるので良いとして、POVの方は不要としか思えません。  内容的には、決して面白くないとは言いませんがあまり新しさは感じられませんでした。何より、全編を通じて恐くない。相当不気味なシチュエーションにも関わらず、ほぼほぼ恐くない。ホラー作品でありながら大人しく纏め過ぎたのかも知れません。  この内容で5作目(6作目の予定もあるようですね)、しかもスピンオフ作品まで複数あるということに無理があるのでしょう。早々に「FINAL」とした方が良いのではと思ってしまいました。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-11-22 09:55:35)
9.  ハリケーンアワー 《ネタバレ》 
大規模自然災害で孤立。最愛の妻は出産中に急死。人工呼吸器が必要な早産で生まれた赤ちゃん。停電、食料と薬剤の枯渇、発電機の操作のために休憩はおろか一睡もできない。救助隊が来ないどころか殺気立った暴徒が乱入…。  我が子と二人、そんな八方塞がりの状況に放り込まれてしまったら、誰だって父親の自覚どころじゃない。混乱あるのみ。さりとて娘の命は何としても守り抜かねばならない。頭を巡らせ極限まで身体を酷使し、只管発電機のハンドルを回し続ける。保育器の中の娘に語り掛け、思い出の中の妻に語り掛け、人間らしさを失うことなく、それどころか命に代えても娘を守り抜く父親の姿へと一歩ずつ歩んで行く。  老朽化した機器の充電能力の低さ故の時間的制限による繰り返しで、展開が次第に単調になってしまうのかと思いきや、迷い込んで来た救助犬との交流でホッと一息つくことが出来たり、救助隊ならぬ暴徒の襲来を躊躇うことなく撃破する主人公の逞しさに胸をなでおろしたり、短めの尺の中にも変化に富んだ展開で一気に物語は進みます。  そして、身も心もボロボロとなりながらも出生後48時間が過ぎ人工呼吸器が不要となった我が子の姿に安心し、力尽きた主人公が崩れ落ちた時、救助隊の到着によって娘ともどもストレッチャーで運ばれて行く時の父娘の眩しいばかりの姿。(しかも、件の救助犬の働きによって救助隊が呼び寄せられるなんて泣かせる。実はシャーロックの生死を心配してました)  感動的でした。一言で言えばソリッドシチュエーションパニックサスペンス(一言でもないか)なのでしょうけれど、それはあくまでも手段というか設定であって、若き父親の成長を描くストレートなヒューマンドラマとして受け取りました。  ポール・ウォーカーさんの遺作となってしまった本作。アクション中心の作品ばかりではなく、様々なジャンルの作品にもっと出演して欲しかったと思わずにはいられない佳作でした。  追記:DVDのジャケットは勘弁してください。劇中グロック持ってるのは暴漢だけですから。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-11-20 00:30:36)(良:1票)
10.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
高評価された作品だけあって見るべきものは確かにあると思います。ただ、あくまでも個人的な嗜好の問題として、嫌いです。観終わった後、ただ疲労感、いや徒労感だけが残ってしまいました。  その理由を考えてみると、ひとつには単純に尺なのかもしれません。長い。この物語にこの尺は長い。  もう一つは韓流のブラックユーモア。否、ブラックでもないですね。普通のユーモア。韓流のラブコメとかは好きなのに、この重苦しい作品の中に織り込まれたユーモアはダメでした。  そして一番の受け入れ難い部分は、貧しい階層、それも一家族にのみ肩入れし過ぎて(作品的には当たり前ですけど)富める階層から実質的には目を背けていること。見方を変えれば自虐に過ぎるとも言えるかも知れません。  そう、作品全体が歪んでいるから疲れてしまうのです。  当初6点献上しましたが、やはり受け入れ難く4点献上に留めます。  (追記) モノクロ版で再度鑑賞しました。個人的には、独特の色彩が失われたことで尖った感じが弱まり、作品のテーマが見えやすくなっているように思えました。↑に書いたレビューも、我ながら少々ピントがずれているように思えてしまいます。 以前観た時は貧富の差がもたらした悲劇のように受け止めていたのですが、人間が内側に秘めているもの、それは善意であったり悪意であったり、時として狂気であったり、それを描いた作品というように改めて感じた次第です。コメディ的演出なしにそれをストレートに描き切られてしまっていたら、おそらく受け止めきれないだろうなと。そんなこともあって、前言一部撤回して7点献上に修正します。
[インターネット(吹替)] 7点(2022-11-12 17:56:20)
11.  バスドライバー 史上最強の運転手 《ネタバレ》 
正直なところ一言で言えばヒーローに「華がない」です。  元エリート軍人が訳あって軍籍を離れ、地味な仕事に就いて細々と生きている。ところが目前に危機が迫り、身に着けた能力を駆使して敵を駆逐する。ありがちですね。既視感満々。  でも、それはそれとしてヨロシクないとは言いません。ありがちな物語も脚本や演出、或いはキャスティングによって大化けすることはあると思うのです。ところがこの作品は大化けする要素に欠けているのですね。  一番の原因は冒頭に書いたヒーローに華がないこと。兎に角地味。そして、最初のワンシーンだけ無敵ですが、直後にはヘタレてしまう。何で?アンタもっと強いでしょ?急に弱くなり過ぎじゃありません?そんな感じを受けました。  引率教員のキャラも馴染めませんでした。滑りっぱなしのギャグ?で作品がコメディなのかサスペンスなのか分らなくなりそうです。 生徒たちも問題児って言われるほど問題を起こさないし。敵キャラも強いんだか頭悪いんだか良く分かりません。  登場人物が全てそんな感じですから、作品がどうにも締まりません。  ラストに出て来る将軍?も、某有名作のラストシーンを思い出させるだけで付け足し感があります。  短い尺なのでラストまで鑑賞出来ましたが、これが長尺だったら辛いでしょうね。もし、万が一、続編を製作するようなことがあるのなら、もう少しヒーローに華を持たせていただきたいものです。
[インターネット(字幕)] 2点(2022-09-27 16:20:16)
12.  ハウンター 《ネタバレ》 
タイムループものは過去数多く製作されていますが、死後に繰り返すという内容はあまり記憶にありません。ヒロインが自らの死に気付くまでは夢オチとか妄想オチかと思ってました。死して後にその場から離れられない、ということは所謂地縛霊。地縛霊目線の作品はひさびさのような気がします。  そしてこの一家は、一般的にはホラー作品における恐怖の対象となるべき所謂幽霊。ところがここでは、少なくともリサは今まさに生命の危機にある生きた人間を救う存在。既視感が無いこともありませんが、単に伝えようとするだけではなく対象とシンクロして救おうとするあたりは目新しく感じました。  ただ、展開上あまり詳細を描く必要が無いのかも知れませんが、エドガーの存在が今一つ解りにくいですね。生きていた時はサイコキラー。死して後は自らが殺した相手の霊を封じ込めている悪霊的存在。途中までは例によって洋画特有の悪魔系の作品かと思っていました。  エドガーはどうやら悪魔ではないらしいけれど、悪魔並みに強い魔力をもって被害者の霊を屋敷に封じ込めている。いったいどんな存在なのかは謎のままでした。意外とあっさりやっつけられちゃいましたし。  比較的解りやすいストーリーでスピーディーな展開、ホラーあるある的なヒロインの無謀な行動等々、しっかりとツボを押さえた適度な尺の佳作かと思います。  それにしても、我が国にはあんな屋敷は少なくて良かった。自分の住まいに謎の地下室とか通気口とかあったらイヤです。おちおち寝てもいられない。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-27 15:07:19)
13.  パーフェクト・トラップ 《ネタバレ》 
ひとことで言えば「面白くないことはない」作品です。前作未見ですが、この作品単体でも十分にストーリーは成立していると思います。  ただし、観る者を選びますね。何でもいいから只管にグロいのを観たい、ということであれば満足出来そうです。冒頭のパリピ大虐殺シーンは強烈。クラブのフロアを耕し、生き残った者は潰す。何だか野菜や果物が恨みを晴らしているかのようです。これだけ沢山一気に惨殺するシーンは、ホラー作品では個人的には一つしか思い出せません。  それにしても荒唐無稽。昆虫学者がたった一人でクラブに大仕掛けな殺戮マシーンを設置したり、たった一人で廃ホテルを大改装してコレクションを並べたりワナを仕掛けたりなんてのは、とてもじゃないけど年単位での準備が必要。あまりに非現実的過ぎます。  先行してヒットしたソリッドシチュエーションホラー作品たちは、そんな野暮な心配を吹き飛ばすようなアイディアに満ち溢れていました。対して、この作品は例の大虐殺以外は意外性のあるワナや展開が見当たらないのです。  全体的にそんなこんなの理不尽で非現実的なシーンばっかり。でも、文句タラタラ言いつつも、結局はスピーディな展開を楽しめたので甘めの6点献上です。  ちなみに邦題。全然パーフェクトじゃないし。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-08-21 01:00:29)
14.  BAD CGI SHARKS/電脳鮫 《ネタバレ》 
超自虐的に自ら○ソ鮫映画と認める作品。ここまで開き直ると何でもありの世界ですね。進行役として登場する自称映画監督のウザさ加減(最後まで続きます)には辟易とさせられ、冒頭にて視聴断念しかけましたが、気合で最後まで鑑賞。(途中でやめるのは性に合わないので)  基本的にコメディなので作品全体にギャグが散りばめられているのですが、ことごとく面白くない。笑えない。コテコテのドタバタ系洋画コメディには、日本人的感覚(あくまでも個人的感覚ですが)だと全然可笑しくないシーンがちょくちょく登場しますが、この作品は概ね全てがそういうギャグです。  登場するCG鮫は極端にクオリティが低いとは思えません。(三匹の子分はアニメっぽいけど出自が出自なので良しとします)けれども、街中空中遊泳シーンであえて作成時の軸線を残したり、PCと同期するシーンでは安っぽく電飾したりします。  すべて、「敢えてそう作っているのだ!」ということなのでしょうね。  あくまでも低予算だからなのか、それとも本気で○ソ鮫映画と評価されたくてなのか、答えは不明ですが多分その両方によるのではないかと。  観る者を選び過ぎる作品。作者のサメ映画愛を信じての1点献上です。
[インターネット(字幕)] 1点(2022-06-28 11:44:22)
15.  ハードコア(2015) 《ネタバレ》 
全編POVで撮影という大胆な手法で製作されたアクション作品。一人称視点で殆ど休むことなく撃ちまくる、戦いまくるので、FPSと言った方が分かりやすいでしょうね。  物語の設定は如何にもゲーム的。ことの発端が十分に説明されることなく只管戦いまくる訳で、観ている方は感情移入も何も出来ないままいきなり作品世界に投げ込まれ、あとはゲームと違って自らのコントロールが及ばないままに作品世界を引き釣り回される感じです。  ですから、このシーンどうやって撮影したの?とか出演者はどこまで演技したの?といった疑問点解決の間もなく、ただただ画面を追い続けさせられることになります。劇場で観なくて良かった。テレビ画面でも十分に眼精疲労に襲われました。  ある意味画期的で優れた映像技術とアイディアで彩られた作品ですが、何にせよ一発芸的でこの手は二度と使えないといった作品。好むと好まないがはっきり分かれる作品でしょう。  ちなみに、ゲームをやらない私としては途中でおなかいっぱい。少しは3人称画面を入れてもらってストーリーを楽しみたいといった気持ちを禁じ得ませんでした。  そして、この時期に米露合作の激しい殺し合いの作品を観てしまい、複雑な心境にもなりました。創作の域を出ないで欲しいものです。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-14 11:37:59)
16.  ハミングバード 《ネタバレ》 
ジェイソン・ステイサムのファンに向けられた1本というのが正直な感想。今回も初めは違う髪形で登場し、まもなくいつものヘアスタイルに。髪形が変わると別人のように強くなるのが、なんだか変身モノのような味わいだったりして。ずっとホームレスで鍛えてなかったのに、いきなり強くなり過ぎだけど、やっぱそこは娯楽映画ってことで御勘弁を。 ストーリーは少し雑かな。尺に収めるためにかなり端折った感じは否めません。とは言え、そこら辺の予定調和があってこそのジェイソン作品。私は個人的に大好きなので高めの評価を惜しみませんけれど、このままの路線で行くと誰かさんのように「オヤジアクション」の代名詞にされそうで不安だったりします。 新境地というのは、それはそれでハイリスクですけれど、もう少しアレンジしてくれるとより魅力的なアクション・スターになると思うのですが…。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-22 11:29:19)
17.  バッド・アス(2012) 《ネタバレ》 
勧善懲悪痛快バイオレンスアクション!と褒めちぎりたいところだけれど、主人公の人生の悲哀を描くところから入るストーリーは物悲しい。なので、彼がぶち切れて悪人をむごたらしく痛めつけたり、街を滅茶苦茶に破壊したりするシーンでは、心の闇を感じさせられてしまいます。それが制作者の意図的なものなのかどうかは今ひとつ計りきれないのですが、時としてコミカルに描かれてさえいる彼の生き様は、救いを求めているように思えてなりません。 とは言え、作品全体はスピード感もあってアクション作品として十分に楽しめるのでは?尺に合ったシンプルなストーリーも良いです。  ちなみにダニーおじさん、逞しいけど妙に小柄に見えますね。てか、他の作品では実際以上に大柄に見えてたのかな? 恐い顔して、この作品でのお父さんファッション(ウェストバッグがポイント?)、結構似合ってます。
[DVD(字幕)] 7点(2014-03-09 22:39:16)
18.  PARKER/パーカー 《ネタバレ》 
ジェイソン君の主演作はハズレませんね~。中身があるとか、心に残るとかじゃないけれど、とにかく観ている間の爽快感は素晴らしい。監督やスタッフが違っても変わらないところは只管彼の魅力の賜物でしょう。 と、ちょっと誉め過ぎかもしれませんけど、本作も多聞にもれず爽快な一作です。最初の生き残りはいささかラッキー過ぎるかもしれないけれど、そこはそれ無敵の主人公ですから御勘弁を。ジェニファーとのラブシーンも濃くなりすぎず、ただただハードボイルドな男の世界を描き切ったこの作品。尺の長さも丁度良い。素直に8点献上です。 ちなみに、最初のズラ、違和感あるけど似合ってます。でも、やっぱりいつもの髪型がいいな。
[DVD(字幕)] 8点(2013-09-23 10:36:16)(良:1票)
19.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
6点献上の意味は「何も考えないで見てる分にはそこそこ面白い」です。この作品、既に皆さんが書きまくってるように、考えたらもうお終い。理屈を付けようなんて思ったらアウト。ただ、地味にキュートな少女が一生懸命に戦ってる。そこだけを楽しむのがこの作品の観方です。てか、なんだかんだ言っても退屈せずにこの長尺観ちゃいましたもんで…。 で、ちょっと調べてみると「バトルロワイヤル」の初版が1999年。「ハンガーゲーム」の初版は2008年。やっぱりアイディア戴きなのかなぁ…?背景とか設定とか全然違うんですけどね。ついつい考えてしまいます。
[DVD(字幕)] 6点(2013-09-08 00:57:38)(良:1票)
20.  パラノーマル・アクティビティ4 《ネタバレ》 
シリーズは続ければ良いってもんじゃないと言う典型。怖くないとか怖いとかより、そもそも何で作ったのかが意味不明。第1弾の鮮烈なデビューからすれば随分と色褪せた感は否めません。第1弾が何故評価されたのか。何故低予算ながら大ヒット出来たのか。今一度降り返って欲しいもんです。 で、最後、結局悪魔崇拝のとこに落ち着いちゃったって感じですけど、それで良かったのかなぁ…別のオチがあっても良いんじゃないかな?てか、そこを落としどころにして欲しくなかった。
[DVD(字幕)] 3点(2013-08-19 00:39:40)
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