1. ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ)
これ,いいです。ジェニファー・アニストン,私気に入りました!!!。冒頭,いきなり濡れ場で「おっ」となってからもう釘付け。最後に,悪人面のケビン・ベーコンと結ばれなかったのも良し。「ブリジッド・ジョーンズの日記」にしても,サンドラ・ブロックの「あなたが寝てる間に」にしても,NHKの「アリーMy Love」シリーズにしても,20-30代独身女性を主役に据えた作品には,どうもしっくり来なかったけれども,これは納得できました。それにしても,あんな格好で町歩いていたら,男だったら誰もが注視しちゃうんじゃないかな・・。俺だけかな・・? 8点(2002-08-11 17:05:40)(良:1票) |
2. 羊たちの沈黙
この手のジャンルは個人的に全く興味はないが,敢えて見たのは,とにかくアンソニー・ホプキンスが出ていたからだ。「日の名残」にしても「マスク・オブ・ゾロ」にしても,圧倒的な存在感を誇る"サー"だけに,どんなもんだろ?と半信半疑で見たが,只々納得としか言いようがない。主役二人の演技,ストーリーの構成と,尋常ならざる緊張感と恐怖の持続,一瞬たりともダルな瞬間が無く,有無を言わさず視聴者の感覚を引きつけて離さない,という圧倒的な求心力を持つ希有な作品と言うべきだろう。それにしても(私も,これ癖です),ここでも"サー"の圧倒的な存在感は顕在だ。ヒーロー,執事,只の爺様から猟奇犯までこなすその実力に只々脱帽の思い。真の名優とは,こういうものなのだろう。あと,ジョディ・フォスターの知的な実習生も良かったけれども,ちょっと老けてるかな・・って,気がした。尤も,じゃ誰が?と聞かれても返事に窮してしまうが・・。続編の「ハンニバル」に起用されなかったのは,10年たって一層老けてしまったからなのか・・。(確かに「アンナと王様」じゃ母親役が堂に入っていたから・・。でも「ハンニバル」って評判悪いんだよな・・。私も期待しないで見よう・・・。) 10点(2002-08-09 17:51:33) |
3. 秘密の花園(1993)
コッポラが総監督としてこうした絵を撮る,ということで見に行きました。個人的にこの原作,子どもの頃読んで以来好きなんですよね。大きな声で言えないでいたのが少々辛いけど・・。古い屋敷を取り囲む,花々が咲き乱れるローズガーデン。幾何学的なフランス式の庭園と対照的に,英国風庭園て手つかずの自然のままってのがいいですね。イギリスの風物が好きな私としては,楽しめました。原作のイメージを妙に歪曲させず,淡々と且つ詩情を込めて歌い上げた感じで,好感が持てます。これだけの名作ですから,きっと他にも映像化されていることでしょう。もし見つけたらそちらも見てみたいものです。 7点(2002-06-28 00:38:09) |
4. ビーン
ずらりと並んだビデオソフトの中から,私が選んだのがこの「劇場版ビーン」でした。そうか,皆さんおっしゃるようにテレビ版のしゃべらないビーンを見れば良かったのか。でも,そんなひどい映画でもなかったと思うけどな・・・。割と笑えたし・・・。今度テレビシリーズを見てみることにしましょう。 6点(2001-12-29 20:50:30) |
5. ピアノ・レッスン
あの時代の風俗と妖しく生々しい映像,何度か見るのを止めようかと思ったが,結局見てしまった。怖かった。そして後味が悪いことこの上なかった。一瞬,名匠デビッド・リーン監督の「ライアンの娘」とかぶったが,あれ程の映像美や重厚な存在感は到底求められない。ま,もう見ること無いだろうな・・・。 5点(2001-11-10 18:49:16) |