1. ヒトラーの贋札
アウシュビッツの惨状を、アウトローのダンディズムを随所に使用して描いた作品。特に新しい表現はなかったが、信念というものは後になって生きてくるものなのだな感じました。 [映画館(字幕)] 6点(2008-05-04 22:49:50) |
2. ヒストリー・オブ・バイオレンス
《ネタバレ》 特に深い話ではないのだけれど、刺激的な描写が多くて飽きませんよ。冒頭のじっくり長回しで穏やかな雰囲気を作っておいて、グチャッといく所なんてうまいですね。昔すごく悪かったんだよ、と自慢したくなる過去が欲しい男の心理。それを、うまくついてるなと思いました。カフェの主人が暴力のプロ達をぎったんぎったんに懲らしめててしまうんだもの。それはもう、強いのなんのって。 [映画館(字幕)] 6点(2006-05-23 20:10:56)(良:1票) |
3. ビッグ・フィッシュ
あの手この手の細かい作りで映像は楽しめるのですが、各エピソードは面白味に欠ける。想像力の力足りず。「ねェ面白い話があるんだけどさ~」で始まり「僕って面白いでしょう?」で締めるつまらない人の話を大事に聞いてしまった感じ。今までのティムバートンの作品を見た後味と変りありませんでした。今の日本の若手お笑い芸人の方がツボを心得ている。 6点(2004-06-15 09:29:15)(良:1票) |
4. ヒマラヤ杉に降る雪
ダークグレー基本の重いけど綺麗な幻想的映像は良いですね。しかしその幻想的な映像によってストーリーは軽く感じさせれている部分も多い。血や汗や涙などが伝わりにくく、差別に苦しんでいる様子や幼い恋の記憶ゆえの葛藤が弱い感じです。ストーリーに、ガシッとした根っこが感じられませんでした。過去と現在で工藤夕貴の顔があまり変っていないので、何回もある唐突な回想シーンに少し戸惑う場面も。 6点(2004-05-02 10:43:19) |
5. PiCNiC(1994)
いつもは暖かさを出す手持ち8mmカメラのような懐かしい映像が、今回は逆に冷たさ、淋しさ、虚しさを演出するのに効いていた。罪に怯える精神を病んだ男性を、同じく病んだ女性が命をもって救おうとする。無邪気なだけに悲しい。幻覚に現れる殺された小学校教師の表現は秀逸。大滝秀治似の声、下品な体、何本もの〇〇〇〇が不気味・・。 6点(2004-02-26 10:53:57) |
6. 昼下りの情事
《ネタバレ》 スマートな作品ですね。お上品過ぎて少々退屈してしまう時もあるのですが、カラーよりロマンチックなモノクロの映像やビリーワイルダー特有の洒落た会話、そしてオードリーとゲーリ―クーパーと魅惑のワルツで魅力はたくさんあります。あんな女ったらしと結婚してしまったら大変だろうと感じるのできれいに結婚でまとめて欲しくはなかった。 7点(2003-09-27 02:27:57) |
7. ビーン
TV版とスタッフが違うのではないかいな。力は入りすぎたのですかね。 4点(2003-09-23 13:37:19) |
8. ひまわり(1970)
マンシーにの音楽とひまわり畑とソフィアローレンの威圧的な顔。これらの看板によって、今観ると少し平凡なストーリーなのですが力が加えられます。オフコースのライブ「言葉にできない」にひまわり畑を使ったのが分かる。きれいだ。 6点(2003-08-08 10:44:14) |
9. ビヨンド・サイレンス
サイレンスであることに対してのあまりにも卑屈な画き方が好きになれませんでした。なにかといえば「ろうあだから」ですもの。各エピソードも面白くない。あまり情緒的、技術的にに豊かでない脚本という感じです。高得点続く中ですが正直にこれです。 4点(2003-03-15 10:45:00) |
10. ヒドゥン(1987)
見た当時は新しいエイリアン形・行動が面白かった。グニュッとして、ただただ下品の寄生エイリアン。風邪をひいてハナが止まらない時、あんなのが出てくる想像をします。 7点(2003-02-23 12:07:42) |
11. 羊たちの沈黙
見事に騙される快感。負傷の監視官、エレベーターの上、呼び鈴の押した先、全部見破れませんでした。推理サスペンスは年間沢山作られますがなかなかここまでやれない。10点つけたいのですが、飽食的に繰り返し見過ぎて刺激がなくなったので自分勝手の-1点。ストーリーが憶え易すぎるのか。 9点(2003-02-10 01:20:16) |
12. 光の雨
言いがかりとも言える総括の恐怖を感じました。ストレスがおこす疑心暗鬼はあそこまで暴走するのか。どうしてあのようなことに至ってしまうのか心理学の面から知りたい。現代の若者を描く事で人間らしさを保った映画でした。昔の場面だけでは大変辛すぎる。 7点(2002-12-24 01:27:53) |
13. ビューティフル・マインド
やはり演じきれていないというか、演出しきれていないという感じです。ラッセルクロウが頭の良い数学者には見えなかった。演技演技していますね。その演技も統一性がないし・・・。アカデミー作品賞だから厳しくなってしまったけど、題材的には好きな映画です。球の面積の求め方も忘れてしまった凡人の私。 6点(2002-10-16 01:42:16) |
14. ピンポン
期待してしまったせいか余り面白く感じられなかったです。ピンポンの対戦がいまいち躍動感がない。キャラ設定がありきたりで、主人公も練習すれば強くなってしまうというベタさ。全体的に演出が弱かったと思います。でも一番の原因は「少林サッカー」の後に、ハシゴして見にいってしまったことかもしれません。ホーマンファイの魔力がかかっていたのでしょう。 5点(2002-09-17 12:03:21) |