1. 否定と肯定
《ネタバレ》 こんなにも不毛な裁判を見終えて、「不毛だなあ」という感想しか残らなかった。裁判官の最後の余計な一言で少々映画的な盛り上がりが起きたが、判決は予想通りだった。 そんななか、アウシュビッツのロケは無限大の緊張感があった。ラストのワンカットも大変意味がある。真実はあそこの土にしみこんでいるわけで、その土をカメラが撮っているということは、ラストシーンは「真実」にほかならない。 英語力の無い僕は、原題DENIALを、Deny(~でないという)とREAL(リアル)を組み合わせた造語だと思った。 そして現代の日本でも、南京事件とか、竹島とか、尖閣とか、なんなら関東大震災での朝鮮人虐殺事件に対する小池知事の余計な一言とか、まったく他人事ではない。そして真実を裁判で暴くことの不毛さといったらない。土のみぞしる。 [映画館(字幕)] 7点(2017-12-29 23:06:16) |
2. ヒックとドラゴン
《ネタバレ》 基本的には普通の映画なんだけど、面白かった。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2011-02-27 23:26:28) |
3. ひぐらしのなく頃に
とりあえずあのヒロイン二人は脱ぐべきだ。 [DVD(邦画)] 3点(2009-04-20 22:32:07)(笑:1票) (良:1票) |
4. ピンク・フラミンゴ
作り手の情熱を感じました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-30 19:25:48) |
5. 人喰族
この映画を作る人もひどいんだろうし、それをレンタルするTSUTAYAもひどいんだろうけれど、好奇心で見てしまう俺が一番ひどい。 [DVD(字幕)] 1点(2008-05-31 00:17:05) |
6. ビッグ・フィッシュ
映画自体、作り物を撮影して入念に編集されているのだから、ある意味ホラ話。だが、この映画の中で爺さんはそのホラ話に包まれ死んでいく。映画って僕にとってワンランク上の世界、桃源郷。そこに旅立つことが出来た爺さんがとてもウレシそうだった。全てのロマンティストが望む最期であろう。 [DVD(字幕)] 9点(2005-09-30 22:56:33) |
7. PiCNiC(1994)
《ネタバレ》 僕が小学生だった頃、自宅の塀の上を歩いて一周する冒険をしたのを思い出した。自分の家と隣の人の家との間に塀がある。北側の塀は家と家のスキマだから日の光は当たらずじめっとしている。南側の塀には行く手を阻むかのように姫りんごの木が枝を伸ばしている。枝には沢山のケムシがいるので、僕は引き返す日もあった。 この映画を観て、岩井を含め、多くの人は塀の上を歩いていたのかもしれないと感じた。それは大人になると(体が大きくなって家と家のスキマを通ることができなくなると)やらなくなる行動である。精神病院にいる彼らは、子供の頭で、塀の上をピクニックすることを考える。今日の彼らには友達と女の子がいる。楽しい。いろんなものを見る。大いなる世界への憬れ。こうやって子供は大人になっていくのである。人間の成長を雑にグロテスクに捉えた作品である。だからこそラストの自殺は絶望的な余韻を残す。岩井のセンスをまじまじと感じる。 8点(2004-09-27 01:49:24) |
8. ビッグ・リボウスキ
いけてないおじさんを愛嬌豊かに魅せるにはボウリングが良く似合う。遺骨を海に撒くシーンはとても笑いました。うーん、ナイステイスト 8点(2004-04-25 22:47:37) |
9. ピーター・パン2/ネバーランドの秘密
《ネタバレ》 映画館で観れば船のCGはさほど許せる。オトナウェンディに対するピーターパンの「変わってないよ」のせりふはやや感動的。戦争とかでなくてさ、毎日の家事に追われ夫の面倒に疲れ果て、ストレスで太った中年女性ウェンディに対してピーターパンが「変わってないよ」といったらかなり感動的 6点(2004-02-18 16:03:43) |
10. 羊たちの沈黙
変更。 久しぶりに見たくなり、DVD廉価版購入。めちゃくちゃ面白い。すべてを見透かしているレクター、たぶん普通の人があの男に見られたらすくみあがるだろう。 [DVD(字幕)] 9点(2004-02-10 23:56:11) |
11. ビューティフル・マインド
《ネタバレ》 実在の先生らしいけど、本当に暗号解けるんでしょうかね?幻想との和解、その時の幻覚少女の寂しそうな涙。うーん胸を打たれます。 8点(2004-02-03 16:16:33) |
12. ビューティフル(2000)
ミスコン会場での、音遮断箱でのやりとり。外からは羨望のまなざし、中ではにこにこしながら自らを「?」とおもう人達。とても滑稽!ミニーがわが子を抱えて会場を去ろうとする姿に、誰よりも先にスタンディングオーベーションしたあのひとをみて涙涙。介護士になった女性がちびまる子ちゃんに出てくるタマちゃんにみえました。 9点(2004-01-23 15:03:29) |
13. ひまわり(1970)
僕の心の容量には有り余るほどの感動をもらいました。ソフィアローレンの惜別の演技は人類の為しえた奇跡です。そしてその直後のひまわりのドアップ!僕の中でひまわりは夏の花ではなくなりました。それでもひまわりはかすかに笑っています。風に揺れています。 10点(2004-01-20 18:23:09)(良:1票) |
14. ピアノ・レッスン
話している姿、観てみたいです。むりですがね 9点(2003-12-16 13:15:07) |