1. 引っ越し大名!
何度も引っ越しをさせられた大名と言うのは実話だそうで、これだけの規模で引っ越しさせられたらさぞ大変であったであろうと。その責任者になってしまった藩士が主役とこれまでになかった題材でそういう意味では面白く見ることが出来た。ただ、全体的にノリが軽くて、見やすい娯楽作品とも言えるが、内容が薄すぎると感じる部分もあった。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-18 09:47:17) |
2. ピクセル(2015)
笑える部分もあったし、映画でゲームをこういう形で使ったと言うアイデアは良かったと思う。全体的にはそこそこ面白く見ることが出来た。でも、正直なところ、ストーリーは雑だし、終盤での盛り上がり度合いももう一歩足りないというところ。それと、出てくるゲームにより詳しい方がもう少し面白く見ることが出来たのかな?とも思った。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-02-11 11:36:33) |
3. 必死剣 鳥刺し
《ネタバレ》 ラストの斬り合いと言うのがどんなものかと期待して見に行った。吉川との対決はまずまずで、その後はまさにロッキー状態の斬られても斬られても立ち上がり斬り返すと言うもので、少々微妙だった。どんだけダメージに強いねんと、そして、そんな負傷しまくりの一人の男相手に複数でかかっておきながらどんだけ手こずってんねんと言う感じだった。ただ、いつ“鳥刺し”が出るのかと思いながら真剣に見入ってはいたが。登場人物で言えば、吉川晃司の殺気を帯びた存在感が良かった。彼の登場と、殺陣をもう少し見たかった気がした。内容的には見せ方が良かったので飽きることなく見ることができた。豊川と池脇の恋愛模様にはいまいちだったと感じた。豊川×戸田は良いが、豊川×池脇には違和感を感じてしまった。あと、この作品では細かい丁寧な所作を登場人物達が行っていて、一つの見所でもあったように感じた。 [映画館(邦画)] 6点(2010-07-14 20:41:29)(良:1票) |
4. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 蒼井優のPVのような映画であり、その蒼井優はやはり良かった。何度も見せる戸惑うような表情が特に良かった。それと、主人公の性格には自分と似ているところが多くって、彼女の気持ちに共感しながら見ることが出来た。後半の強くなった弟の手紙にはホロリとさせられた。弟の話を絡ませたのは正解だったと思う。山村での村民の扱いが少し酷過ぎるように思えた。ここまで極端に酷い人々がいるだろうかと疑問に思った。田舎に住んでいる者としては、作り手に田舎への偏見があるのではと感じた。後、最後の終わり方が結末的にはあれでいいとは思うが、カット割がいまいちに感じた。 [DVD(邦画)] 5点(2010-05-07 22:50:43)(良:1票) |
5. HERO(2007)
《ネタバレ》 この作品らしいTVドラマからの安定した面白さはあったけれど、映画だからと言って特別な面白さがあったわけではないし、内容も特別どうと言うものではなかった。法廷モノとしては作りが甘いと思うけれど、久利生のキャラは良いと思うし、主要キャストが作り出すこの作品ならではのリズムは好きなので、全体としてはそれなりに面白く見れたと思う。ただ、少し無駄に思えるシーンかあった。韓国のところは必要ないと思ったし、TVドラマのSPとリンクする中井貴一らのシーンも入れない方が良かったように思う。SPは見たと思うけれど、内容を覚えていないので、話の内容がわからずにモヤモヤしてしまった。映画で作るのならわざわざリンクさせずに単体の物語でやってほしかった。結局今回の事件とは直接関係なかったので完全に蛇足に思えた。それと、最後のキスシーンも何か唐突に思えたし、それに、無かった方がこの作品らしかったんではないかなと思った。あと、タモリの議員役には違和感を感じたし、もっといかにもな雰囲気を持った人物が演じた方がよかったと思った。 [地上波(邦画)] 6点(2009-01-04 00:27:18) |
6. 秒速5センチメートル(2007)
《ネタバレ》 とにかく映像が美しかったし、とても細かいところまで描いていて素晴らしいと思った。特に朝焼けや夕焼けといった空がとても美しかった。また、小物から風景の一部に至るまで細かく描いているのにはなかなか凝ってるなと思った。物語としては一見切ないようにも感じたけれど、どうも遠野がヘタレなだけに見えてしまって、第3話を見ている時にはいったいこれまで何をしてたんだと思った。2話から3話の間には携帯電話やネットの発達によってコミュニケーションの距離は近くになったはずなのにと思う。まぁ、遠距離恋愛の現実というのはこういうものなのかもしれないけれど。また、互いにどの程度の恋愛感情があったのかと疑問にも思えた。遠野に関してはすでに2話の段階で迷いが生じていると思ったし、それを3話でもあやふやな状態で引きずり続けていたように思えた。なので、あれ以上踏み出していくことが出来なかったのかも知れないと思った。 [DVD(邦画)] 5点(2008-04-10 23:27:26) |
7. ヒーローインタビュー
《ネタバレ》 全然悪くないし、むしろけっこう良かったと思った。いかにも90年代前半的な演出ではあるけど、その辺が良いなと思った。よくある感じの内容だけど、こういう映画は安心感を持って見られるし、なんといっても後味が良い。いろんな人がちょいちょい出てるなと思った。真田広之のあの役柄の演技が良かったと思うし、あと、安達祐実もさすがな子役ぶりだったと感じた。この映画、もろにスワローズを使っているので、スワローズファンは必見かな。最後にひとつ、どんな男でも、出発ギリギリとかで振られるのを見るとちょっと可哀相になる。なんならもっと早めに言ってほしかったと思ってるだろうに。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-08-04 16:20:06) |
8. ピーナッツ
悪くなかったし、そこそこ面白かったと思った。話的には変わったものではなかったけれど、そこそこ良い感じに出来ていたと思った。クスッと笑える部分もあったのがこのメンバーらしいし、それに映画自体をコメディにしなかったのが良かったと思った。時々出てきた有田と竹中がちょいと面白かった。 [DVD(邦画)] 6点(2007-02-18 21:02:35) |
9. 陽だまりのグラウンド
終盤に感動して結構泣けたし、他のこの手の映画より少し違うものに思えた。見る前、少年野球のサクセスストーリーな映画かと思っていたが、実際は野球映画というより人間ドラマであり、社会派な感じがした。アメリカのスラムは危険な事は知っていたが、あれ程とは思わなかったので正直驚いたし、確かに子供が夜一人では相当怖いだろうと思った。ああいう生活の中で唯一の楽しみが野球であったり信頼できるのがそのコーチであったりとそいう事がわかると映画が途中から違う感じで見れた。アメリカに比べると日本なんて平和で治安がよくて暮らし安くてものすごく恵まれていると思った。でも、野球場はちゃんと芝生があって電動の表示板があったりとそのへんはアメリカだと思った。メジャーを見に連れて行ってもらった時の少年達の喜びようが良かった。自分もプロ野球を見に行くといつも楽しい気分になるのでその感動が良くわかった。ひとつ気になった事はなぜ強くなったかという事。描かれていないので気になった。それとキアヌはああいう役が似合っていると思った。 [DVD(字幕)] 9点(2006-09-05 18:48:42) |
10. ビッグ・リボウスキ
けっこう面白かったし、笑えて良かった。カメラワークが特徴的だったし、音楽もカントリー風で映画自体の設定が90年代初頭なのにレトロな感じがしてそれがまた良かった。ちょっとストーリーがややこしかった気がしたがそれほど気にさせなかった。ジョン・グッドマンが笑えたし、良かった。思いついたことを突発的にやるけどそれが失敗してばっかりなのに、どーてことないってかんじだったり、すぐにベトナム戦争の話を持ち出したり。ジェフ・ブリッジスとジョン・グッドマンがいいコンビに見えてコントをやっているみたいだった。この映画、駄目なオヤジたちの物語でグダグダな感じなのに、ボウリングがアクセントになっていて面白いと思った(多分、ボウリングをやっている時はまともで真面目で意外に上手いと思うと笑える)。 [地上波(字幕)] 7点(2006-05-19 19:35:45) |
11. ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ)
ストーリーはどこにでもある感じで映画自体も良くも悪くもなくといった感じだと思った。カメラマンのニックはなかなか忍耐強くて、感心したし、ケイト(ジェニファー)への一途な想いをあまり前面に出さなかったのがよっかった(彼女のことをまじめに想っていて配慮している感じがしていい男だと思った)。ラストはよかった、よかった、と思った。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-19 19:14:11)(良:1票) |