1. ヒッチコックの ファミリー・プロット
《ネタバレ》 ヒッチコックの遺作です。 これまでの作品の集大成とまでは言えませんが、この分野では巨匠・・・いや大巨匠ですから個人的には、そうそう貶せません。 というかコメディとシリアスの塩梅がよくウィットに富んでいて普通に面白いです。 お気に入りのシーンは、故障した車で暴走した際の彼女(バーバラ・ハリス)のウザさにイライラさせられつつも、憎めないキャラをよく演じていたと思います(忙しいのに纏わりついてくる幼い頃の愛娘を思い出してみたりしたではないか・・・)。 ラストのウィンクもキュートで、ちょっとキュンときた(単純なオレ)。 おっと忘れちゃならぬが、もう一方のカップルのカレン・ブラック嬢もセクシーでしたよん。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-27 15:13:37) |
2. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 この映画によって物凄く快活なイメージだった“ひまわり”が、物悲しげに感じるようになりました。 メロドラマ(メロドラマと軽くいってしまうのも何だが・・・)の王道とも言える映画ですね。 男の背中に哀愁を感じるのは数あれど、女優であるソフィア・ローレンに哀愁を感じてしまいました。 ヘンリー・マンシーニの曲が、更にその思いを増しています。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-10-18 14:08:40) |
3. ヒストリー・オブ・バイオレンス
《ネタバレ》 あっという間にラストまで見入ってしまった。 この釘付け感は凄い。 平穏であれば本性を出さず、いざ平和を乱すモノが現れば家族(国)を守る為、 保身という大義名分で暴力(戦争)で解決しようとする・・・終わってみれば、主人公はアメリカという国そのもの。 セリフのないラストシーンが秀逸でした。 追伸:コスプレの営みも良いけど、ちょっと乱暴な位の方が燃えちゃうんだよね~。(ひとり言) [インターネット(字幕)] 8点(2013-06-15 16:51:28) |
4. ピンク・フラミンゴ
《ネタバレ》 何で最後まで観てしまったのだろう・・・ 嫌なら途中で止める選択肢もあるのに・・・ 自分の律義さが仇になることが解りました・・・ そして鑑賞後、軽い食欲不振に陥ったので・・・ ダイエットには良いかも・・・よ? [インターネット(字幕)] 1点(2013-05-19 08:21:54) |
5. ピーナッツ
《ネタバレ》 全体的にウッチャンのお人柄というか温かみを感じられる作品。 よくある話って言ってしまえば、それまでなんですけどね~・・・ それでも心揺さぶられるのは、劇中の主人公等の中年のお年頃ってのは(私も含めて)、日々の生活に追われ、なかなか自分のやりたいことが出来なかったりする訳で・・・ たまにゃ、立ち止まって休憩するのもいいんでない? 息抜きしようよ、久しく会ってない仲間に連絡してみたりしてさ・・・ なんてことを思わせてくれたホンワカ映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-03-12 14:22:07) |
6. ピクニックatハンギング・ロック
《ネタバレ》 美少女が嫌いな訳じゃなく寧ろ好きなんですが(ミランダは本当に美しい・・・個人的には熟したフランス語教師も捨て難い)、この映画はダメダメでした。 私の感性が鈍っているのは承知です。 ですから、この映画に高得点付けられる人が羨ましい(皮肉ではなく)。 私にとっては、道中の景色が綺麗だろうが、団子屋の娘がえらいベッピンだろうが、 水戸黄門が印籠を出さずに素通りして行ったような映画でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-12-30 17:00:55)(笑:1票) |
7. 病院へ行こう
《ネタバレ》 先ずは序盤にサラッと通り過ぎてしまったけど、病院に行くきっかけになった 真田広之氏の階段落ちは何気に凄いシーンです。 髪型がバブリーな感じで懐かしい研修医役の薬師丸ひろ子の『大丈夫ですよぉ~~』が全然、大丈夫じゃなさげでツボでした。 大地康雄のキャラも良かったし、他の入院患者もなかなかの個性派揃いで・・・ そう思いきり笑えはしないが、クスクス出来る映画だと思いますので、未見の方は是非とも鑑賞してみては?『お・ね・が・い・・・』 終盤、麻痺している手で鶴を折るシーンはグッときました。 [DVD(邦画)] 7点(2012-07-07 18:14:09) |
8. ピラニア(1978)
《ネタバレ》 初見の頃は、本家スピルバーグの『ジョーズ』と同様にインパクトあり、水辺恐怖症になりかけた作品です。 何せ無数のピラニアにチョロチョロ噛まれる感じが嫌で、いっそサメみたいに一気に止めを刺しておくれよって感じ。 未だにガキの頃から印象に残っているシーンは、お爺さんが足だけ川面に入れ釣りをしていて、足だけ突かれて白骨化したシーンが・・・トラウマ。 まぁ~今観ると、ツッコミどころ満載なのは確かですけどね~。 それより、初見の時は気付かなかったんだけど、序盤のミニチュア恐竜は何だったんですかね~・・・?? [DVD(字幕)] 7点(2012-07-03 15:50:54)(良:1票) |
9. 秘密(1999)
《ネタバレ》 物凄く困った設定で切ない・・・ へいちゃん(小林薫)の嫉妬心、ジレンマもよく理解出来るし、妻側だって一見若い身体になって良さげだけど、愛しているのに抱かれないのは相当のストレスだろうし・・・ ラストは更に切なかった・・・ 納得出来ないとこもあるけど、それがベストな選択だったのかなぁ~? まさに“秘密”でもありました。 しかし、広末涼子が意外に上手いのにビックリ、新たな発見でした。 さて、ここから妄想・・・ 逆のパターンで、もし私が息子の身体に乗り移ったら・・・ 迷わず思いっきりキャンパスライフを満喫します!! だって今でも割と真剣に、今の感性のまま中高生からやり直したいって考えている私ですから・・・うふ。 [DVD(邦画)] 6点(2012-05-26 16:12:15) |
10. 人のセックスを笑うな
《ネタバレ》 こういう映画を好きって思う人の気持ちも分かる気がしないでもないですが、私はダメでした(何しろ長くて無駄なシーンが多い) ただイチャイチャしているのをダラダラ見せつけられてもねぇ~・・・ タイトルも『人のセックスを笑うな』→『人の恋愛を笑うな』→『人の恋愛を気持ち悪がるな』にした方がいいのでは・・・ 私は笑いはしないが、ちょっと気持ちわるぅ~な気分でした。 何かね、見たくもないのに街中でチュッチュしているカップルを見せつけられているのに近い感じ。 じゃあ何で観たのよ・・・と言われたら『人のセックスを笑うな』というタイトルに惹かれ興味本位で鑑賞した私を笑うな・・・と。 で、そんな中でも良い所を見つけようと観ていたら有りました。 信玄餅を上手に食べる豆知識を発見!! そんな豆知識をさり気なく伝授する優しい旦那様が居るのに、若い男と不倫する女って・・・ 恋愛には色んな形があるとはいえ、最後は『人のセックスに怒るな』って感じになりました。 [インターネット(字幕)] 3点(2011-05-04 13:01:48)(笑:1票) |
11. ヒッチャー(1985)
《ネタバレ》 教訓:ヒッチハイカーは乗せるべからず。 [DVD(字幕)] 7点(2011-04-27 16:35:50) |
12. ビバリーヒルズ・コップ
《ネタバレ》 エディ・マーフィの魅力満載ですね。 何も考えずに楽しめるし(銃撃戦なんかマンガっぽいけど・・・) 何気に、エディ・マーフィ演じるアクセルと二人の刑事(ビリー&タガート)の掛け合いが面白く人情劇なんだな、これが。 あと画廊のゲイっぽい従業員とエディのやりとりがツボでした。 この映画でのエディ・マーフィが、一番“らしさ”が出ていて輝いていたように思います。 [DVD(吹替)] 8点(2011-04-20 10:24:45) |
13. 羊たちの沈黙
《ネタバレ》 初めて観た時は衝撃でした。 今観ると細かい突っ込みどころもありますが、アンソニー・ホプキンス演じる『ハンニバル・レクター博士』は映画史に残るキャラでは・・・? ジョディ・フォスターも良かったです。 [DVD(吹替)] 8点(2011-03-09 05:16:30) |
14. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 蒼井優の魅力だけで成立している映画ですね。 もし彼女以外が演じていたらと思うと・・・?? それだけに物語的に勿体ない気がしました。 つまらなくはないけど、のっぺりした感じで・・・ 意外にもピエール瀧はインパクトがあって良かったです。 森山未來とのエピソードは、ん?って感じだったけど、ベタな結末にならないだけ良かったかも。 [DVD(邦画)] 4点(2011-02-16 15:56:44) |