81. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
《ネタバレ》 前作と続けて観たので、増量してるのが良く分かりました。同じようなテーマで2作は持たないですね。マークみたいないい奴が本当にいるとも思えない。冒頭の「サウンド・オブ・ミュージック」と「私を愛したスパイ」は大変嬉しく、半分以上がBGMに対する点数かも…。うん? すると映画自体は1点以下? [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-12-30 02:17:53) |
82. フラガール
この映画にはタテ・ヨコ・ナナメと様々な人間関係が詰め込まれていて、しかもそれぞれのエピソードが味わい深い。ひとつのテーマを語るためにだらだらと時間を費やす映画もあるが、この映画には全く無駄がなく、多くのエピソードがエンディングの感動に向けて収束して行く。見事だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-12-25 14:09:34) |
83. プルメリアの伝説 天国のキッス
公開当時、バイト先で入場券をもらって講義をさぼって平日の昼間に観に行ったら劇場内には私一人だった。聖子独り占め! [映画館(邦画)] 1点(2008-12-18 06:05:22) |
84. フィッシャー・キング
中盤の遣り取りが長くて退屈でした。ラストの目覚めがご都合主義に思えるってことは、この監督の作風が自分には合わないということでしょう。焼きそばをずずずーっとすするお姉さんは目が離せなかったけど、助演女優賞は彼女じゃないんですね…。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-12-09 12:00:05) |
85. プレステージ(2006)
うーん、手間ひまかけて作りこんだ映画って感じはするんだけど、あんまり中身が無いような…。二人の競争の内容が、壊したり怪我をさせたりが中心で、まるでチンピラ同士の泥仕合。二人の顔つきに反して知的な感じがしない。出番は少ないけど、スカーレット・ヨハンソンはやっぱり色っぽいですな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-12-01 12:18:04) |
86. ブロークダウン・パレス
《ネタバレ》 タイという国が、国王を含めてワイロまみれに描かれている。自分は悪い印象を持っていないので残念。友人の罪状まで被るエンディングの判断は安直です。若い頃のケイト・ベッキンセールは新鮮でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-11-18 04:08:35) |
87. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
そうかぁ~「宇宙忍者ゴームズ」ね! 観てましたよ。ここのレビューを見るまで気付かなかった。同じ職場のとなりの課で働いている人が、実は幼稚園の時によく遊んでいたあの子だった、って感じでしょうか。ある意味感動です。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-12 05:57:52) |
88. ファイナルファンタジー
ゲームの中に挟まれるムービーパートだけで映画にしたらどんなものになるんだろう、という試みだったのでしょう。絵はきれいだったけど、CG表現に必然を感じない為に薄っぺらな印象が先行します。そもそも、魔法も召喚獣も出てこないのに「ファイナルファンタジー」なのか? [DVD(字幕)] 2点(2008-11-08 05:06:00) |
89. ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
映画単体の評価は決していい点を付けられたものじゃないんだけど、ゲームのFFⅦはかなりやり込んだので、その思い入れだけで楽しめた。というか、この映画はそういう人向けに作られたものだね。自分はティファのファンだったので、出演シーンが多くて嬉しかったっす。 [DVD(邦画)] 5点(2008-11-08 04:47:17) |
90. F.R.A.T./戦慄の武装警察
《ネタバレ》 序盤はジャーナリズムの精神性のお話かと少し期待を抱かせたんだけど、ただのドンパチで終わりました。社会性をテーマにしたいなら、アクションは控えめをオススメします。まぁ、邦題から想像は付いていたんだけど、がっかり。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-10-31 01:33:19) |
91. フリーダム・ライターズ
《ネタバレ》 日本の学生がグレてケンカしていることとは質が違う。学校内のいざこざは人種・民族の諍いの代理戦争で、人が死ぬ。簡単に死ぬ。たくさん死ぬ。友人の死を悼む気持ちには人種の隔たりはない。その悲しみを分かち合った時、反目していた生徒間に共感が生まれる。痛みが深い分だけ共感も深く、他者を理解しようとする姿勢も芽生える。理解する姿勢は「知る」ことに対する興味という根源的な欲求を揺さぶり、不良少年少女たちをケダモノから人間に変えてゆく。荒れた学園ものはいくつも観たけど、これはとびきりハード。終わらせ方もとびきり良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-23 02:06:18) |
92. 武士の一分
《ネタバレ》 「一分」とは何かを考えさせられました。意地? 見栄? 道徳? そんなものがないまぜになって都合よく使える言葉って気もするが、日本人には通じる観念なんだろう。キムタクの武士役ってどーなの、と思いながら観始めましたがすぐ慣れました。というか、頑張ってたと思います。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-09-18 20:25:42)(良:1票) |
93. ふしぎの海のナディア
TVシリーズを全て観て好きになったからこれも観てしまったんだけど…。監督欄にクレジットされている方がいらっしゃいますが、どんな気持ちで作業をされたのでしょうね? [DVD(邦画)] 0点(2008-09-01 00:17:11) |
94. フェイク
《ネタバレ》 なんだか緊迫感に欠ける潜入捜査ものだと思っていたら、テーマは全く別のところにあった。 アル・パチーノとジョニー・デップがおかれたそれぞれの状況をベースに、二人の間に芽生えた絆のようなものが味わい深く描かれている。アル・パチーノへ好意と捜査の本分との板ばさみに苦しむジョニー・デップの演技もよかったが、主役は6:4でアル・パチーノかな…。 大物ぶっているが周囲はあまり敬意を払わず、また大物になりきれない自分の才覚も悲しいかな自覚している壮年マフィア。その自尊心と諦観が入り混じった微妙なニュアンス。自宅でジャージ姿で寛いでいるシーンあたりからぐっと人間味が出てきて、ジョニー・デップがその家庭的な温かい視線や人柄に惹かれていくのが良く伝わってきた。アル・パチーノのラストシーンは悲しいものだったけれど、その態度はすがすがしさを感じさせ、物語を奥深い人間ドラマにしていた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-24 00:01:42)(良:1票) |
95. ブラッド・ダイヤモンド
ダイヤモンドの採掘や流通を巡ってこんな血なまぐさい現実があることを全く知らなかったことがちょっと恥ずかしかったが、反対にここまでメディアが発達した世の中で何故知らなかったのかも少し不思議だった。我々は対岸ということなのだろうか。 家族を想い続ける黒人親父の素朴な強さと、幼少からアフリカのダークな現実に浸ってきたディカプリオの歪んだ強さの対照が物語を重厚にしている。ディカプリオが最後に身を呈して親父と息子を逃がしたのは、自分の中にわずかに残っていた正義をカタチにしたかったからだと思う。ルークを守ったベイダーのように…。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-19 03:04:42) |