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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ファミリー・ゲーム/双子の天使
父母のどっちに引き取られたとしても超~リッチという、正にアメリカ的お伽話。もう少しコンパクトにまとめても良かったとは思いますが、ディズニーらしく家族で安心して鑑賞できる仕上がりにはなってます。そして何と言っても本作で特筆すべきは、双子のシーンの違和感の無さ。子供向けの作品であっても最高度の品質を提供してくる、これぞハリウッドの底力。すっかりお騒がせセレブに成長してしまった当時11歳のリンジー・ローハンも、中々のリアクション演技を披露してます(名子役って感じじゃなかったですけど)。唯、曲がりなりにも結婚まで考える女性なんですから、父親の婚約者をもう少し魅力的に描いても良かったんじゃないかな。これじゃデニス・クエイド演じる父親は馬鹿なスケベ親父です。そんな訳で、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-18 00:02:01)(良:1票)
2.  普通じゃない
今更、誰も手を付けない様な余りにもクラシックなストーリーだったので、観てて呆れた…。それならそれで換骨奪胎するなり、パロディにするなり、オマージュ風に演出するなりすれば良いものを、話はクラシックなまま、エピソードとキャラクターをポップに飾り立てただけで終わってる。だから演出に反し、映画がちっとも弾けずに、血生臭さだけが鼻について笑えない。いっそ全編クレイ・アニメにしちゃえば良かったのに…。本作の唯一の見所は、文字通り粉骨砕身の活躍を見せるホリー・ハンター(もしかしてキャリア中、一番美人に写ってるかも)。従って、彼女にのみ3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2006-06-23 00:01:17)
3.  ファイナル・カット(1998年/ドミニク・アンシアーノ監督作)
俳優ジュード・ロウの死の真相を、モキュメンタリー風に構成したサスペンス・ミステリー。葬式に参列した友人達の目の前で、追悼という名目で上映される、彼が生前に撮り溜めていた盗撮映像。ドロドロとした人間関係、羽目を外して晒す醜態、囁かれる陰口の数々…。これはこれで緊張感を高める設定ではありますが、全編これで、しかも、ずっとギスギスした友人達の姿を見せられるだけで、話が中々核心へ迫らないので、こちらとしては徐々に弛緩してくる。それに【FSS】さんのご指摘通り、人間関係を壊すということと、犯人を捜すということに全く関連性が無いのが痛い。むしろ殺人という設定はいらなかった。性格の悪い色男が、死んでからも友人達に嫌がらせをするという単純なコンセプトで良かったと思う、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-05-08 00:01:29)
4.  フェアリーテイル(1997)
何とも中途半端に描かれた「コティングリー妖精事件」の顛末。ファンタジーにしたいんなら、もっともっとファンタジックに描くべきだし、実録風に描きたいんなら、もっともっとリアリティを重視して貰いたい。少女達の成長を描きたいんなら、兄の扱いはもっと小さくても良いし、家族の再生を描きたいにしては親の描写が弱すぎる。コナン・ドイルやハリー・フーディーニも、単なる優しいおじさんで終わってしまってる。そして、最初から妖精を飛ばし過ぎ。こういうのは、最後の最後に登場するから感動するんでしょうに…(ま、「大人のための残酷童話/妖精写真」みたいな怪しい幻覚よりはマシですけど…)。もっとも本作では、少女達のイマジネーションとして登場させた方が良かった。そんなことで、私も中途半端な点数、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-08 00:01:00)
5.  ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ
アメリカ消費社会の現状を、かなりシュールに描いたブラック・コメディ。そと面が普通な人々も、内面は全員が心身症か性倒錯者。家庭は既にメディアに侵略され、夫婦の会話もテレビCMのキャッチフレーズで代行する。金持ちでも偉人でもなく、「テレビに露出してる」ということだけがセレブの条件。一歩外に出れば、そこに溢れるのは自分達の生活の副産物・産業廃棄物。異常と正常の規範は無くなり、むやみやたらとカミングアウトして、ひたすら権利を主張することだけを是とする社会。God bless America! カート・ヴォネガットJr.の原作は未読ですし、確かに映画としての出来も余り良くないとは思いましたけど、この辛辣な内容だけで私は充分楽しめました。でもこの状況を、日本も笑って見てはいられませんね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-02 00:01:31)
6.  フェリシアの旅
望まない妊娠をしてしまった少女が自分探しをするタイトル通りの物語として始まりながら、見終わってみれば、実はサイコ・スリラーだったという作品。見慣れたサイコ・スリラーとは全く違って、主人公のフェリシアと、普通の社会人として暮らす殺人鬼の行動と心の情景を、淡々と美しく描いていく不思議な映画になってます。孤独を知り尽くした天涯孤独の中年男は、孤独な少女達の心へ巧みに入り込むことが出来る。男と少女の偽りの関係の終わる時が犯行の時。しかしこの殺人鬼は、フェリシアの心の中に真実を見る。この時、彼の長い旅は終わりを告げるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 00:03:09)
7.  フォロウィング
「メメント」は「あの」構成だからこそ作品として成立してましたけど、本作の場合は編集構成に必然性は見当たらなかった。バラバラの時間軸が一つのテーマを浮かび上がらせるのではなく、単純な物語をバラバラにしてあるだけ。だから、サスペンスやミステリーに惹きつけられる前に、単純な話が判り辛くなってるだけで楽しめない。むしろ時間の流れに沿ったままの方が良かったかも…。クリストファー・ノーランって、基本的に「いじる」のが好きな人だということは判りました。彼の作品の中では、考えてみれば「インソムニア」こそが異色作になるのかもしれませんね、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-02-21 00:02:41)
8.  ブラス! 《ネタバレ》 
サッチャー政権時代の「構造改革」で英国労働者階級が被った受難と、それでも失わない誇りを描いたヒューマン・ドラマ。全編、ひたすら淡々と進むのが良い。一応はブラスバンド大会での優勝やリーダーの病気等、それなりにドラマチックなエピソードが展開していきますが、決してスポ根映画的に感動を煽ったり、お涙頂戴に流れたりしない。現実に奇跡は起こらない。バンドが結束しようと大会で優勝しようと、彼らは失業し、先の見通しも全く立たず、多分リーダーの病気も治らない。しかし誇りを胸に、今でも彼らは威風堂々と暮らしていることでしょう、7点献上。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-21 00:01:36)(良:1票)
9.  プリンス&プリンセス
「キリクと魔女」のミッシェル・オスロが全編を「影絵」で表現した、六つのショート・ストーリーからなるオムニバス・アニメーション(元はTVアニメの総集編みたいなもんらしい)。ヴィジュアルの美しさや背景美術のセンスで目に楽しい作品にはなってますけど、各話のストーリー自体が非常にオーソドックスなお伽話ばかりということもあり、シンプルな影絵だけを1時間以上見続けてると流石に飽きてきます(BGMもほとんどありません)。登場人物のシルエットが目まぐるしく変化していく第六話「プリンス&プリンセス」は影絵ならではの表現が活きてましたけど、他はそれ程でもない。また私は、小さい子供に向いてるとも思えません。「アニメ映画鑑賞」と言うよりも、「絵画鑑賞」のつもりで観た方が良いかもしれませんね、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-24 00:02:29)
10.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト
この「プロジェクト」の優れてた点は、無から有を紡ぎだした編集と、新時代のメディア・ミックス・パブリシティを展開したマーケティングだけで、作品自体はとても映画と呼べる様な代物じゃない(宣伝用の解説テレビ番組の方がマジで面白いぞ)。実際「劇中」では何も起こらないし、当時の「イベント」をひっくるめて初めて一つの作品になるので、本作単体で云々しても全く意味は無い。正に徒花です。同じヤラセなら、しっかりそれらしいものを見せてくれた「川口浩探検隊」の方がなんぼか気が利いてますよ。ということで、最初で最後のフロンティア・スピリットに+1点して、3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2005-11-20 00:03:36)
11.  ファントム(1998)
超常現象ホラーからモンスター・アクションに姿を変えて、尻すぼみで劇終を迎えるという、全く以って最近(と言っても何年も前の作品ですけど…)のB級映画らしい標準的仕上がり。要するに標準的につまらない映画ってこと。ベン・アフレックの間抜け面に加えて、クライマックスのチープなCGも寒々しいばかり。それにしても、脚本をディーン・R・クーンツ自身が書いてるのには驚き。もうこれは、キャリアを捨てる覚悟ですね、3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2005-07-17 00:06:43)
12.  プランケット&マクレーン
何の気なしに観たので、製作総指揮ゲイリー・オールドマン、そしてリドリー・スコットの息子のデヴュー作だとは思いも寄りませんでしたが、雰囲気的にはイギリスの西部劇って感じですかね(「マカロニ・ウェスタン」風に言えば「フィッシュ&チップス・ウェスタン」?)。この手の時代設定だと貴族社会の中だけの話か、若しくは下々の暮らしを追うだけの話というのが多かったと思いますけど、この「紳士強盗」が両者を行ったり来たりするので、当時の風俗を縦断的に描く独特の作品という感じはしました。息子としては演出手法も独特なものを目指したのかもしれませんが、リアルで重厚に作りたいのか、ポップでファッショナブルにしたいのかが良く判らず、こちらは成功してるとは言い難いです。もう少し頑張りましょう、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-25 00:07:42)
13.  プリティ・ブライド
基本的にアメリカ人って、単に「ウェディング・ドレスで式場から逃げ出す花嫁」が好きなんだと思う。本作は、正にその為だけの映画。日本ではゲイリー・マーシャル作品に勝手に「プリティ」を付けまくってますけど、本作のジュリア・ロバーツは「可愛い花嫁」ではなく「嫌味な花嫁」です。ま、能天気なラヴ・コメディのストーリーに難癖を付けるのも野暮だとは思いますが、それにしたって、もう少し話に説得力を持たせる努力をして欲しい。「本当の自分が解らなかったから逃げ出した」って、アンタ、結婚式の当日まで、しかも三度(四度?)も気が付かないのかよ。やれやれ…、3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2005-04-10 02:15:05)
14.  フィオナが恋していた頃
エイダン・クインと彼の兄弟が、彼らの母親が故郷で聞いた話を基にして作ったというプライベート・ムービー。やけに評価が高いのが気になりますが、個人的には凡庸でノスタルジックで、かなり印象の薄い一本。“This is My Father”という原題からして、人に観て貰うのを既に諦めてる感じ。一番の敗因は、主人公の行動の動機付けが全然伝わってこないことだと思う。彼は、なぜアイルランドへ旅立ったのか? 母の為? 自分の為? 息子の為? で、父親の話を知って彼はどう変わったのか? 生徒達に何を伝えたいのか? そして私に何を伝えたかったのか? 4点献上。
4点(2005-03-08 00:18:12)
15.  梟の城
たぶん昔の人には現在の大作映画を撮るのは不可能なんだろうと思う。本作は完全に娯楽アクション時代劇の筈なのに、娯楽としても、アクション映画としても、時代劇としてもホントに冴えない仕上がり。では、時代に翻弄される人間達の哀愁が表現されているかと言えば、さにあらず。その上、2時間18分の冗長さ。ラストの石川五右衛門の釜茹でシーンに至っては、本気か冗談かも計りかねます…。そんなに「巨匠!」って感じの人でもありませんが、本作と「スパイ・ゾルゲ」で自らのキャリアに泥を塗ってから引退するのには、何か特別な意図でもあったんでしょうか? 4点献上。
4点(2005-02-26 00:09:11)
16.  フロム・ダスク・ティル・ドーン2
クライマックスの馬鹿馬鹿しい大殺戮シーンのお陰で、「3」よりはマシな印象ながら、もちろん「1」には遠く及ばない出来。正に「1」と「3」の間に位置するシリーズ第二弾(邦題にも、昔風に「テキサスの血塗られた現ナマ!」とか副題つければ、更に馬鹿っぽくて良かったのに…)。人間が吸血の館から抜け出すという設定の180度逆、ヴァンパイアが包囲網から抜け出すという設定は中々のアイディア。また、金に執着するヴァンパイアってのも新鮮と言えば新鮮(間抜けと言えば間抜け…)。でも、やっぱり本作にも馬鹿が足りない。馬鹿映画に馬鹿が足りなきゃ何がある? 4点献上。
4点(2004-11-18 00:04:24)(良:1票)
17.  フレンチドレッシング(1998)
久しぶりに全く肌の合わない映画を観てしまった。とにかくこの映画の無意味な長回しは、相米慎二の長回しよりイヤ。構図を固定して芝居を矮小化してるのがイヤ。原作がどういうマンガか知りませんが、普通に撮れば1/3の時間で収まりそうな中身を、ダラダラ引き延ばしてるのが許せない。壊れかけた高校教師、多分Mのいじめられっ子、そして今時の普通の女子高生が織り成す妖しげなストーリー自体は、非常に興味をそそる内容だとは思いますが、その表現が悉く興味を削いでいく(塩田明彦に撮らせたい)。という訳で本作唯一の収穫、唯野未歩子の華奢な肢体に2点献上。
2点(2004-10-29 00:35:16)
18.  葡萄酒色の人生/ロートレック
私は伝記映画は余り駄作にはならないと思ってますけど、極たまに「みすゞ」とか本作みたいな大変つまらない映画になることがあります。その一番の原因は製作者がテーマを絞っていない(絞れない)こと。偉人の生涯を描くこと自体にも意味があるとは思いますが、もっと大事なのは、人間としての偉人本人を掘り下げ、そこから普遍的テーマを表層に抽出することです。本作のロートレックは身障者として貴族(金持ち)の家に生まれた故、大変甘やかされた自堕落でつまらない小男というだけです。要するに唯の馬鹿。これはセットや映像以前の課題が疎かになってます、3点献上。
3点(2004-10-05 00:16:35)
19.  プロヴァンス物語/マルセルのお城
前作の原題は「父の栄光」で、幼い子供の持つ父への敬意を描いたユーモラスな物語だったのに対し、本作の原題は(「マルセルのお城」ではなく)「母の城」で、美しかった母への愛情とその思い出を綴る切ない映画となってます(ラストは少し「ニュー・シネマ・パラダイス」風)。また、前作はひと夏の物語だったのに対し、今作は比較的長期間の一家の生活とヴァカンスが描かれる上、エピソードも細切れで、確かに空気感的には前作と同じですけど、作品から受ける印象は大分違ったものになってました。この辺は好みの問題だとは思いますけど、話も散漫になってしまってるし、続編好きの私としても本作は余り戴けない。これならいっそ編集し直して、「夏」と「お城」を一本の映画にしてしまった方が良かったと思います、5点献上。
5点(2004-08-24 18:10:13)
20.  プロヴァンス物語/マルセルの夏
本当に何も起きない。20世紀初頭、フランスの比較的裕福な一家がプロヴァンスで一夏を過ごすだけの話。しかし、それが観てる方にも束の間の休暇を与えてくれる。映画は大人になったマルセルの思い出という形で作られているので(大人の本人は一切登場しませんが)、余計郷愁を誘う形になっている。自身にはこういった思い出は皆無(若しくは忘却の彼方)だし、両親への愛着もマルセルの様にはなかったので、小さな「父の栄光」を我が事の様に一喜一憂するマルセルを羨ましく感じました。また、教職の父も非常に人間臭く、こういうのを微笑ましいと言うのでしょう、6点献上。
6点(2004-07-29 11:15:08)(良:1票)
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